
| 浜岡原発3号機運転マッタ! |
●2002年2月5日
| 株式会社中部電力
2002年2月5日 社長 川口 文夫様 浜岡原発を考える静岡ネットワーク 代表:長野栄一 3号機運転再開に関する申し入れ書 この度、中部電力は浜岡原発3号機の定期検査を終えて、近日営業運転を再開する と聞いております。しかし、昨年11月の1号機事故より貴社に対して4・5回に渡り、申し 入れ書および質問状、事故説明会の開催などを要請してまいりましたが、貴社はそれら の声にいっさい耳を傾けず、私どもの願いを全く無視し、質問に答えるどころか、事故原 因をうやむやにしたまま3号機の運転を再開しようとしております。 今回の事故の再発防止に向けて、社長は周辺5町および県に対して事故原因の徹底 的 究明と今後の対策について固い約束をして帰られました。しかし、3号機営業運転再 開は、その約束すら守らず営利を第一優先とした姿勢そのものであります。 1号機配管破断の原因が水素爆発だとするならば、水素発生のメカニズム、年間の水 素発生量・蓄積量などを明らかにするとともに、着火原因を究明することこそ再発防止を 図る真摯な態度ではないでしょうか。新たな仕切り弁を設けることによって、とりあえずの 応急処置を図ったようですが、これによって水素がどこにも滞留しないなどという科学的 根拠は何一つありません。さらに、この仕切り弁が余熱除去系を使用する段に、新たな 事故を誘発する原因となる可能性が高いのです。水漏れ対策として、新たな測定点を設 置したようですが、過去1号機中性子インコアモニタハウジング水漏れ事故の際にも観察 点を強化したではありませんか。それなのになぜ再び水漏れ事故がおこったのでしょうか。 事故が起きて初めて対策を講じる態度を改めない限り、原発事故は絶対になくなるもの ではありません。原発事故による大惨事を防止するためにも、3号機は今回の事故の徹 底的究明が終わり、多くの住民がその対策を充分納得するまで、運転を停止しておくよう 再度お願い申し上げます。さらに、地震に対して原子炉の安全性が確立されていない現 状では、来るべき東海大地震が過ぎ去るまでは、運転を止めておく事が最善の策である 事も再度申し添えておきます。3号機の運転再開を強行しなくても電力は余っているので す。中部電力の賢明なる判断をお願いする次第です 以 上 |