

| 留学生に謝罪を!学長へ申入書を提出! |
| 廣部雅昭学長殿 2001年2月21日 県立大のレッドカード事件を考える会 ![]() 貴学の県内における重大な教育的役割に県民として、 多大の期待をしているところです。 さて、教育界をとりまく情勢を見ますと、18歳人口の 減少(いわゆる少子化)から、多くの私立大学で定員 割れ現象が起こっており、大学施設の有効活用のた めに外国人留学生を招来する大学が増えていると聞 いています。 いわゆる教育の国際化です。 この新たな教育界の国際化は、あらためて日本が今までの繁栄を維持し、平和国 家としてアジアの国々とどのような外交や交流をしていくのか、大学としての原点が 問われる時代となっています。 (1996年度、2000年度、2001年度の静岡市外国人登録者。就学生、留学生数が確 実に増加しています。) ところで一昨年5月以来、貴学国際関係学部大磯正美教授によって引き起こされ た事態は、こうした観点から見て、県民として看過できない、多くの問題を含んでい ます。 このままでは、留学生を静岡にひきつけることはできないと思います。事実経過等 には再度ふれませんが、貴学が問題解決のためになされたご努力に敬意を示すと 同時に、他大学で発生した類似事件におけるそれぞれの大学の処理をみた場合、 必ずしも十分な処理がなされたと言えないと考えます。 統計にもあるとおり、日本が1945年(昭和20年)の敗戦に至るまで軍事的占領を したことのある近隣アジアの国々から、特に多くの外国人が静岡市内に在住してお り、当然その人たちは、それぞれの母国で教育を受けた上で来静しているわけで す。 今回、大磯教授がとった、そうした人たちのアイデンティティをまず否定するような 教育の方法は、仮に学問の自由があるからだと説明されても当事者国民には簡単 に承服されない方法であるとともに、人間的礼儀の上でもとても最高学府の教育者 が採る方法とは思われません。 聞くところによれば、貴学が本人のことを配慮して、懲戒処分を避けて行った「訓告 処分」に対しても同教授は十分な誠意を持って応えていないとのことです。 こうしたことが続けば、折角静岡県立大学が他の大学に先駆けて時代の要請に応 えて、国際関係学部を発足させ、育ててきた成果を傷つけることになり、県民として も残念でなりません。 こうしたことから、昨年11月末、私たちは県内の有志の者により「静岡県立大のレ ッドカード事件を考える会」を発足させ、このたびの問題がより納得できる形で解決で きるよう、貴学の対応に注目し続けることにしました。さしあたって下記の諸点を貴学 が履行することを要請したいと考えます。 (1) 訓告処分に対する大磯教授の対応が大学の意図した成果を上げたかどうか、 検証してください。 (2) 特に留学生に対して、いわゆるカンニング問題で同教授がとった行為について、 謝罪をさせてください。 (3) 引き続き未解決状態が続くようであるなら、あらたな措置を検討してください。 |