浜松市長様
                         2001年3月13日
                                       NO!AWACSの会
                      申し入れ書

浜松基地へのF2配備に抗議し、グアムでの日米共同訓練
     にAWACSを参加させないための要請


 2000年10月28日、空自浜松基地にF2が一機配備されました。F2は米F16を
モデルに1988年から日米で共同開発されてきた軍用機で今年3月までに三沢基
地に約20機の配備が計画されています。

 浜松への配備は三沢への1機めの配備につづくものであり、実習用配備といいま
す。F2は「支援戦闘機」とされていますが、その役割はF16の動きからわかるよう
に対地攻撃・空爆を主任務とするものです。

 米F16はイラクやユーゴスラビアへの空爆を担っている主要機です。空爆訓練
のために、日本国内で低空飛行をおこない、騒音被害や墜落事故をおこしてい
ます。米政府は今年2月16日のF16によるバクダッド空爆を「自衛措置」といい
ましたが、これは侵略行為にほかなりません。このF16のイラクやユーゴスラビア
への攻撃は米AWACSの管制指揮と空中給油機の支援によっておこなわれて
います。

 F16は侵略と環境破壊を象徴する軍用機であると私たちは考えています。この
F16と同様の機能をもつものがF2です。すでに浜松広報館ではF2の模型が展
示され、基地内にはF2教育講堂が建設されています。私たちは今回の浜松への
F2配備に強い抗議の意思を示し、F2の撤去を求めるものです。

 また今年度の防衛庁の計画では、グァムでおこなわれる日米共同訓練に日本
がF15・10機とAWACS・1機を参加させることになっています。昨年はE2C(三
沢の警戒機)とF15が参加していますが、今回は浜松基地のAWACSが参加す
る予定です。訓練ではAWACSの情報を米軍に伝えたり、F15・F16などを共同
で指揮することになるでしょう。私たちは、今回の海外での日米共同訓練へのA
WACSの参加計画に抗議し、その撤回を強く求めます。

 浜松へのF2配備とAWACSの海外派兵計画は浜松がふたたび派兵拠点・侵
略基地となっていくことを示しています。浜松へはさらに空中給油機の導入配備
も計画され、市議会では2000年9月に慎重をもとめる意見書を採択したところ
です。

 私たちは地域住民として、このような軍拡と浜松の派兵拠点化・侵略基地化に
反対の意思を示すものです。軍備拡大は戦争につながり、平和にむかうもので
はありません。現在の動きは憲法違反であり、剣を鋤にかえていこうとする平和
へのねがいをふみにじるものです。

 私たちは浜松が平和都市となるために以下をもとめます。

一、浜松市長は市議会の意見書をふまえ、空中給油機の導入配備に反対
 の意思を示すこと

一、浜松市長はAWACSのグァムでの日米共同訓練に反対し、計画の中
 止を防衛庁・基地に求めること

一、浜松市長は浜松へのF2配備に抗議し、防衛庁に撤去を要求すること