
「クリスマス大行動」実行委員会では、イラクへの自衛隊派遣のことも話題になってきました。そもそもPeace
Birdに参加し、この実行委員会に参加している人は、9.11テロや、アメリカの「報復戦争」・対イラク戦争をみて、平和な世界をつくるにはどうしたらいいか考えて、それぞれ行動していた人たちばかりだったので、話題にのぼるのは当然のことでした。
Peace
Birdや12.22クリスマス大行動は、訴訟支援や核兵器廃絶のとりくみです。しかし平和を望む思いから、「特別アピール」として、この自衛隊派遣に反対の声をあげました。
クリスマス大行動実行委員会特別アピール
12月9日、自衛隊イラク派兵についての「基本計画」が閣議決定されました。これは、平和を望む国際社会に反してアメリカが起こした戦争に加担する行為であり、憲法九条に象徴される日本国民の思いを踏みにじるものです。イラクでは、いまだに全ての地域が戦闘状態です。さらに、放射性物質をまき散らし、放射線被害を広げている「劣化ウラン弾」という兵器が使われています。この兵器が「安全だ」とされている根拠、その放射線被害の基準は、原爆症と認められず、今なお被爆の後遺症に苦しんでいる被爆者に対して用いられている原爆症認定の基準と同じデータをもとにしているのです。
Peace Birdは「平和な未来をつくりたい」という思いでいろいろな取り組みをしてきた私たち自身が、原爆症認定集団訴訟という問題と出会って、平和への思いをひとつの形にしようとしてつくりました。私たちは、被爆の実態から戦争の悲惨さを学び、被爆者の声を伝え、「平和な未来(日本・世界の未来)をつくる」ために、そして「ふたたび被爆者も戦争による被害者もつくらない」ために、各地で活動しています。
広島の平和記念公園の石碑には
「安らかに眠ってください 過ちは 繰返しませぬから」と書かれています。
過ちとは、戦争そのものではないでしょうか。
だからこそ、私たちはそうした被爆者の思いも国民の思いも無視し、青年を再び戦地に送り出して過去の過ちを繰り返そうとするイラクへの自衛隊派遣に反対します。
2003.12.22
12.22青年のクリスマス大行動参加者一同