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代表的企業−新日本製鐵・東京製鐵・オークマ・アマダ・豊和工業など


鉄鋼・機械関連・・・ここ数年構造不況業種として非常に苦しい業界である。ただ最近は統合 などによる合理化および価格交渉力の強化などで徐々に収益力を回復し、さらに好調なアジアの 需要にも支えられて、転換期を迎えつつあるのは確かな様である。
鉄鋼業界では新日鉄・JFE の2強体制のもと、好調な自動車用鋼板の受注合戦が繰り広げられている。ただ、製鐵業はアジア 新興国でも強力なライバルが次々と出現しているので、量の戦いはじきに技術力の戦いになるであ ろう。 機械産業においても、低調な設備投資に加え、過剰な設備の償却負担などが相まって苦しい状況が続 いてきたが、ここ数年の合理化でようやく損益の改善するところもでてきた。機械のハイテク化も 進み、さらに激しい技術力の競争が続いていくであろう。
鉄鋼においては、「産業の米」といわれる鉄を製造していわれるだけであり、国内の景気情勢に対する 連動性が高い。具体的には鉱工業生産指数や日銀短観などのマクロ経済に対して反応が強くなっている。 注意すべきとして、鉄鋼株は一般に値動きは重く、一日でも数円単位の動きになる銘柄も多い。辛抱 強く待つことが大事であるが、元々安い値段であるので下値不安も小さい。我慢強く待っていればいつ かは報われる株ではあるが、庶民に触れることのない製品である分、分かりにくい業界であることは 確か。とにかく辛抱第一!

機械については、こちらも鉱工業生産指数など、主に設備投資に関わる指標に反応する傾向が強い。 筆者は機械産業は未だ投資したことなく、実は苦手な領域なのであるが、業種として専門性が高い 分やはり近寄りがたさを感じる。10年チャートでみても、確たる底打ち感が見られない。安心して もてるとはいいきれない業種ではある。