今日の巻頭言(0507)
今日は中田市長を誉めまくりX2♪♪+文句を一つ
 まず第一にこのリンクをご覧下さい。
「横浜会議を越えて:子どもの商業的性的搾取との戦い」への市長の出席
ユニセフ国連子ども特別総会

 この会議は前回は’90年に行われ、日本からは海部首相が出席しました。子どもの商業的性的搾取との戦いをテーマとした会議「第2回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議」が横浜で行われたのは記憶に新しいところです。
 前回は「大国」の首相が出席したことにより日本の評判は非常に高まりました。今回はお隣韓国の金大中大統領も出席する予定でいます。
 今回中田市長は「第2回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議」の開催都市の市長として出席とスピーチを要請されたため出席するとのことです。

 今回、小泉首相を始め、日本の主要政治家はこの会議には出席しません。少女買春どころか、少年
買春とか学齢期の子どもが兵士として徴兵されている悲惨な世界をどうにかしよう、との重大な会議です。子どもがこんな境遇にあるのを放置してODAを先行したって実が上がるはずがない。
 
首相を差し置いて出席する中田市長は小泉首相よりエライ!
 と主張するとちょっと贔屓かな?1市長が出席したところで世界に実のある貢献がどれだけできるのか?疑問はあります。しかし、行動しなければ0。行動すれば0より遙かに大きな成果を上げられるのは間違いありません。

 次いで、ちょっと生臭いのが「有事法制」へのコメントです。
 市長記者会見質疑要旨 平成14年4月22日
の中で「ルールそのものはきちっと作れる時に作っておくべきで,今やるべきだということには賛成である。」と述べているのは賛成。成立を前提として議論する、点では私と意見を異にしますが、まず議論ありきという発想は強く支持できます。現在、国会では与野党の力比べとなっている姿は見苦しくさえある。
 「武力攻撃事態」なんて先制攻撃を規定する法律は慎重の上にも慎重な議論が必要なはずです。憲法論議や法理論の問題でなくて「殴られなくても先に殴る」規定は絶対に乱用されない厳格なものでなければならない。それなのに現在の政府答弁は抽象論だけでケーススタディーが全くなし。
議論を避けるのは政治家ではありません!議論を求める中田市長は政治家です。
 ・・・・・・・ちょっと誉めすぎてるかな?

 ところが、同じ件で横浜市職員がトンでもないことをやらかしています。ある有事法制に反対する団体の方が横浜市を訪ねたところ、、、、
> この中で、とびっきりひどいのが横浜市です。
> 総務局の渉外部の次部長の鈴木基久という人は朝日新聞に出た中田市長
> の「(有事法制は)今やるべきだと思う。こうした法整備ができないこと自体が
> 我が国の問題だ。ルールは作れるときに作っておくべきだ。」というのが基本的に
> 市としてのスタンスだ、と言い切りました。新市長に気に入られるための
> 擦り寄りなのか、自分自身有事法制があるほうがいいという目の前3メーターし
> か見えてない人なのか、其の両方なのか…
>
> この人は「有事だから、ということなら自分の家を壊されてもいい」と自ら
> おっしゃいました。市長も市長に近い職員もこんな考えであるならば、
> 横浜市民の基本的人権は一体守られる可能性がどれほどあるでしょうか?

 と、言われたとの事です。
 オイ待て!中田市長は政治家ですから国の施策に関し「政治家としての」コメントは許されます。また、この横浜市職員も肩書き無しに個人で発言するなら何を言おうと自由です。しかし、市の方針とは誰が決めるのか?!市のスタンスとは誰が決めるのか?
 審議中の法律に関し、発言する資格があるのは市民の代表だけです。市長は投票で選ばれているから当然許される。市議も選挙で選ばれているので同じです。
 そして、「市の方針」とは市長一人が決めるものではなく、市会において提案され、採決されて初めて決まるものです。
一人の官僚が市の方針を勝手に決めるのは重大な越権行為です。
市長の権限も市会の役割も踏みにじる行為に他なりません!

 大変残念ながらこの人物は5月1日の人事で渉外部長に昇進しました。このような暴走に対して中田市長には監督責任があります。また、高秀市長時代に人事が決まっていたとは言え、このような人物が渉外部長というのは非常に疑問があります。
 市長に許されること、市職員がとるべき行動について十分な分別がついているとは思えません。
 今後、中田市長の対応が注目されます。