| “全方位外交”スタート | ||||
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| ◆選挙選の恩讐超え中田市長 横浜市の中田宏市長は十三日、自民党市議の会合に初出席した。その後は民主党横浜みらい市議団との討論会に参加。そこには民主党市議団所属議員もパネリストに加わった。来年度の本格予算編成など「秋の陣」にどう対処するかが市長、市会の共通課題。市長選の恩讐を超えた全方位外交が猛暑の中で始まった。 中田市長を自民党市議としては初めて後援会の集会に招いたのは嶋村勝夫元議長。新横浜駅前のホテルには同党の鈴木恒夫代議士(7区)、小林昭三郎議長ら約千人が集まった。 嶋村元議長は後援者を前に「私は高秀秀信前市長を応援し、みなさんにもお願いした立場。『なぜ中田市長がここに』と感じる人もあるだろう」と前置き。「行政を市民の視点でチェックするのが議会の役割。そこに与党も野党もない。選挙結果を真摯(しんし)に受け止めつつ、みなさんに新しい行政の長を知ってもらう場を設けていくことも私の務めだ」と説明した。 奇しくもこの日の会場は中田市長が十年前に結婚披露宴を行った場所。中田市長はその偶然を明かすとともに「まったく同じ場所で妻ばかりでなく嶋村さんとも結ばれるとは思いませんでした。出会いに感謝します」とあいさつした。 緑区で開かれた討論会には、先の選挙戦で中田市長を支持した民主党みらい市議団(五人)全員と同党の石川輝久県議、自由党の樋高剛代議士(比例南関東)のほか、選挙では「敵方」となった民主党市議団の今野典人市議が出席した。 今野氏は、民主市議団を割って中田市長を支援したみらい市議を「勇気ある五人」とたたえた。その上で「私と五人との考え方は一つ。いつ六人になってもおかしくないといわれている」と一心同体を強調した。「同じ民主党なのでとにかく市民の声をより多く受けられる会派をつくりたい。何をやるべきかタイミングを見計らいたい」などと意味深長。「民主市議団離団」とも「融和促進」ともとれる立場を表明した。 これに先立ち講演した中田市長は「今野さんも今や一緒に志を同じくしている」と「同志」が増えることを歓迎していた。 |
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| 媒体 | 神奈川新聞 | 掲載日 | 2002.07.14 | |