| 推薦議員への「縛り」強化 | ||||
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◆連合神奈川が「政治センター」方針案 連合神奈川(金子正昭会長)が今秋発足を目指す「政治センター」の政治方針案について、各種選挙での推薦は政策協定のみを要件とする一方、推薦議員に議員団会議への参加を義務付けたり、除名などの統制要綱を盛り込むことが十五日、分かった。選別した議員に対立候補を擁立できる規定も設け、推薦議員への「縛り」をきつくした形で、来春の統一地方選から適用する見通し。 連合神奈川の両翼をなす旧総評系「かなけん会議(憲法をくらしに生かす神奈川県民会議)」は来月七日、旧同盟系「神奈川友愛会」は十月下旬に解散することも同日までに決まった。 方針案は、政党との関係を「相互に独立・不介入の関係」と明示。政党や政治家と支持・協力関係を持つ場合も「固定的な関係ではなく、政治方針・政策重視による」とし、従来の「民主党基軸」から転換する構えをみせている。民主党基軸方針は撤回も検討していたが、「民主党自体の現状が不安定であり、年次方針で決めればいい」(幹部)として見送った。 候補者推薦にあたっては、従来は産別労組の推薦があれば一律に推薦していたが、政策協定のみを唯一の要件として間口を拡大。一方、連合神奈川の行為に反したときには、除名を行うなどの統制要綱も定めた。 各議員については原則七十歳(議会満了時)、首長には通算三期までという任期制限をつけた。 政治センターの位置付けは、連合神奈川の政治にかかわるすべての方針を企画、立案すると明記。構成組織は、連合神奈川に結集する全産別・単組としている。だが、「憲法論議を否定するものではない」との連合本部方針を「重要視しなければならない」とし、憲法論議を受容する姿勢を打ち出すなど、政策課題への見解は左右の歩み寄りを求めた形。 かなけん会議の一部には難色を示す団体もあるという。 方針案は、今月下旬の連合神奈川執行委、七月の中央委などの議論を経て、十一月十五日の大会で決定し、直後に政治センターを発足させる予定。 |
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| 収録媒体 | 神奈川新聞 | 掲載日 | 2002.05.16 | |