| 議長席占拠 「民主主義を否定」 市議会各会派から批判 |
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横浜市議会で5日、議場での国旗掲揚に反対する「市民の党」所属の市議2人が議長席などを占拠した問題で、各会派から掲揚への賛否を超えて「議会則民主主義の否定だ」「言論の軽視だ」との批判が出た。占拠から約6時間後、2人は市職員に毛布にくるまれて連れ出された。2人には懲罰動議が出され、「市民の党」と神奈川ネットワーク運動以外の会派が賛成し可決された。 午前10時の開会前に「市民の党」の与那原寛子市議が議長席に、井上さくら市議が事務局長席に座り込んだ。議長が一度、開会して退場を命じたが、2人が動かないため、本会議は休憩に入り、運営委員会で対応を検討。午後3時45分、議長が2人を退去させるように市職員に指示した。 この日は補正予算案について、中田宏市長と各会旅団長らの論戦が繰り広げられるはずだった。しかし、予定されていた議事に入ったのは午後4時。委員会で審議済みの議案15件を可決したが、中田市長と市議との論戦には入れなかった。 自民党は「議会を冒とくし、民主主義を否定するもの」、民主党は「議会の品位を著しくおとしめた」、共産党は「実力行使は議会則民主主義を踏みにじるもの」などと、批判が相次いだ。 神奈川ネットは「審議を妨害するもので強く抗議する」としたが、「市民の党」が少数会派のため日の丸掲揚を決めた市会運営委員会で発言の揚が与えられなかったことから「少数会派の意見を保障しなければ解決に至らない。話し合いで対処すべきだ」とした。 懲罰特別委員会は10日に開かれる予定。 |
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| 媒体 | 朝日新聞 | 掲載日 | 2002.06.06 | |