議長席など占拠、議事6時間ストップ 横浜

 本会議場での国旗掲揚を巡り紛糾が続く横浜市議会で五日、掲揚に反対する市議二人が議長席などに座り込み、六時間近く議事を始められない事態となった。

 本会議は午前十時開会予定だったが、一人が議長席、もう一人が議会事務局長席を占拠。午前十時五十分過ぎ、議長は議長席そばの議場に立ったまま開会を宣言し、二人に再三退場を命じたが、二人ともこれに応じず、本会議は同十一時過ぎに休憩に入った。

 この後、他の議員は控室に戻ったが、二人は席を立とうとしなかったため、午後三時四十五分、議長権限で市議会事務局の職員が毛布で二人をくるみ、強制退去させた。

 二人の退場後、再開された同議会は「議会の品位をおとしめた」として、十日に懲罰特別委員会を開き、二人に対する処分を決める。また、補正予算案などに対する質疑は六日に延期された。

 二人は少数会派「市民の党」の与那原寛子、井上さくら両市議。本会議場の国旗掲揚は先月二十二日の議会運営委員会で決まったが、両市議は、同二十九日の本会議で国旗が掲揚された際、議長に掲揚の是非を議論するよう求めたが認められなかったため、国旗に手をかけるなどして、制止する市職員ともみ合いになる騒ぎとなった。

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媒体 読売新聞 掲載日 2002.06.06