議長席を占拠の市議2人を除名 失職

 横浜市議会(定数92)は25日の本会議で、日の丸掲揚に抗議し、議長席などを占拠した市議2人に対し、「議会の秩序を乱した」と懲罰の中で最も厳しい除名処分にした。記名投票の結果、出席議員の4分の3以上が処分に賛成した。2市議は地方自治法の規定により、自動的に失職した。

 2人は、地域政党「市民の党」の井上さくら(37)、与那原寛子(37)両市議で、いずれも2期目。5日開かれた本会議で、議場に日の丸を掲揚したことに抗議し、議長席と事務局長席を占拠。議長の退場命令に従わず、議会は6時間空転した。

 両市議は「有権者から負託を受けた議員の身分を奪うのは不当。あらゆる法的手段に出る」と話している。

 地方自治法は議員の除名について、全議員の3分の2以上が出席する会議で、4分の3以上の同意が必要と定めている。 【山本浩資】
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媒体 毎日新聞ニュース速報 掲載日 2002.06.25