賛成側の会派を「無感覚」と批判


除名処分の両市議会見

 除名処分となった「市民の党」の井上さくら、与那原寛子両市議は二十五日、本会議後に開かれた記者会見で「少数会派が除名されるという前例をつくることで、議員が議場の中で信念に基づき発言、行動することができにくくなる。自分たちにも降りかかる問題なのにあまりにも無感覚で、無神経だ」と除名に賛成した会派を厳しく批判した。
 この日、「日の丸」掲揚強制反対への意思表示として胸に白いリボンを着けて本会議に出席していた二人は「市会での議論の活性化を望んでいる。きちんとした議論をしたかった」とあらためて「占拠」ではなく 「話し合いの場を求めたやむを得ない行為だった」と強調。一方で「私たちが百八ーセント正しかったとは言っていない。しかし、少数派の意見を聞かず十分な議論もなく日の丸掲揚を決めておいて、一方的に責任を負わせるのはおかしい」と訴えた。
 ただ、市民の党としては日の丸掲揚に必ずしも反対しておらず、あくまで「強制」に反対していることなどにも触れた。
 同氏は「大会派の談合による議会運営が行われてきた。こうした議会を変えるために普通の感覚を持った人が議員にならなくてはいけない。当然、次の選挙にも出る。司法の場とは別に一連の問題を広く市民に訴えていきたい」などと今後の活動についても説明した。
(報道部・牧野 昌智)
関連リンク
媒体 神奈川新聞 掲載日 2002.06.26