知事に審決を申請

◆除名処分の横浜2市議

 横浜市会での議長席占拠などを理由に先月末、議員資格をはく奪する除名処分となった「市民の党」の井上さくら、与那原寛子両氏は十六日、地方自治法に基づき処分の取り消しを求める審決申請書を岡崎洋知事あてに提出した。
 これを受け県は横浜市会に対して近く弁明書の提出を要求。双方の主張を文書などで審議した上で結論を出すが、審議期限は定められていない。横浜市会は二十六日に本会議を開き、経過が報告される予定。
 両氏は十六日早朝、県市町村課を訪れて申請書を提出した。「議員資格をはく奪されてから、給与もなく市会控室も使えずまったく納得いかない」「選挙で選ばれた議員が『日の丸』について議論したいのに何も意見が言えなかった」などとして、除名の取り消し処分を求めた。
 その後の会見では「第三者機関の設置は求めない」と知事個人の判断に委ねる考えをあらためて強調。「知事も選挙で選ばれた政治家。一票の重みは分かるはずだ」と理由を説明した。審議の期間については「全国的にも影響は大きい。時期よりも内容が問題だ」と話した。
 過去の例からみると、審決結果はおおむね、提訴期限である三カ月以内となるが、県は「なるべく効率的に審議するが、三カ月にはこだわらない」と話している。

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媒体 神奈川新聞 掲載日 2002.07.17