除名処分の前横浜市議 取り消し求め審決申請

『知事自身判断を』

 本会議場での「日の丸」掲揚に抗議して議長席などを占拠し、横浜市議会から除名された処分の取り消しを求める審決を岡崎知事に申請した「市民の党」の井上桜(37)、与那原寛子(37)の前市議は十六日、「知事の判断で処分を取り消して」と迫った。

 二人は県庁で審決申請書を提出。井上氏は「議員資格を奪われ、今は議席もなく、給与もない。知事に処分を取り消してほしい」と訴えた。

 岡崎知事は今後、申請を却下するか処分取り消しかを決めるが、その期限は定められていない。地方自治法はまた、第三者組織として自治紛争処理委員を任命できると定めているが、同党の斎藤まさし代表(50)は「委員に審査を委ねるのは責任回避。知事の考えをぜひ知りたい」と主張し、知事自身の判断による処分取り消しを求めた。

 岡崎知事は記者会見で「責任はわたしにある。必要があれば、有識者の意見を聞くなど、これがベスト、という形で審査していく」と語った。


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媒体 東京新聞 掲載日 2002.07.17