注文の翌日最初の株価で売買するので、注文時には、その株価が
いくらになるかわからない。それがいちばんのデメリット。
ミニ株は、単位株での取引とは、違ってルールがある。それは、「成り
行き注文」しかできない点だ。通常の株式投資なら、「この銘柄を**円
で買いたい」といった指し値で注文ができるが、ミニ株市場の成り行き
任せて注文するしかない。しかも1日の取引チャンスは、1回。証券会
社に出した売買注文は、翌日の市場が開いた直後の「初値」(寄り付き)
で実行される。市場の様子を見て注文を出したり、自分の思った値段で
売買できないのだ。従って、株価があまり動かない時に利益を出すのは、
難しいし、逆に値動きの激しい株は、思ってもいなかったような低い値段
で取引されるリスクがある。値動きの大きい銘柄を短期ひ売買し、少しず
つ値上がり益をとるという投資方法には、向いていない。
また、万が一、取引している証券会社が破綻した時にミニ株が完璧に保護
されるかどうか、わからないこともデメリットといえる。購入したミニ株を市場
で売却しようとしても、単位未満なので取引できない。たとえば1000株の
単位株なら、残りの900株とあわせて売らなければならないのだ。破綻し
た後も証券会社がその業務をやってくれるかどうか。また、ミニ株保有者の
株数応じて証券会社から分配される配当が、破綻後どうなるかもグレーゾ
ーンだ。最悪の場合を考えて、証券会社の健全性をチェックする必要があ
る。