9/4旅行四日目「高山病と血まみれぶどう狩り」

 

・・・・日付が変わって9/4の1:00ごろ

どうやら、数十分ほど寝てしまったらしい。K氏に起こされた。不覚だ。

徹夜を覚悟していたのに。

身支度を済まし、皆で朝飯をカッ食らう。

とおもったら、死檻(仮)はすで朝飯後。

いつに無く行動が早いね。

1:30頃?強引に気合をいれていよいよ夜間登山の開始。

小生いままで結構の数の山を登ったが、深夜に登るのは初めての経験だ。

光源を持つ人と持たない人とがペアになるようにしながら慎重に登る。

途中、本人の名誉のため実名は挙げないが(無論小生の可能性もあり)

誰かが便意をモヨオス。

おいおい、出発前にスマセヨウゼ。

「はいティッシュ。」

薄情とも厚情とも取れるこの一言をだれかが言い放つ。

つまり、そこらでクソをしろということだ。

だって、9月とはいえ狭い登山道にはかなり人が通る。

暗いとはいえみなは光源を持っている、隠れられる所なんてないから「何だアリャ?」なん

て取り込み中の所を照らされたら、生き恥に近い。

かといって、我慢してたら体にも悪いし、登るスピードにも影響が出てくる。

まあ、結局悩んだ末に我慢したみたいですが。

そうそう、我慢といえばルナはおそろしい男だね。

小生関心しましたよ。

だって、登山中踵の皮が完全に剥けて靴下は血だらけなのに一言も痛いなんて言わずにに「靴下がたまに、固まった血でバリバリいってるよ。

(笑)」などと言い放つ始末。ひょっとしたらルナってMなのかな?

って疑いたくなるような我慢強いルナに小生とK氏は感心したのでありました。

さて頂上まであとわずか。

 

4:00ごろ夜も白み始め、頂上の目印である鳥居も可視距離に入る。

曇っているのでご来光は拝めそうもないようだ。

それでも、日の出に間に合わせるために急ぐ一行。

そんな中、携帯が使用可能だったのでみんなに電話を掛けることにしたが、

ごま、HITACHIと出てくれなかった。まあこの時間だしね。

(空耳さんは和輝に連絡をいれたらしいが。疲労困ぱい状態の和輝には話しをしてる余裕などなく冷たくあしらわれたらしい)

4:30ごろようやく全員が鳥居を抜けて山頂に到着する。

全員で一人づつ抱擁しあって喜びを表現する。

が、しかし喜びも束の間、非常に寒いし非常に頭が痛い、ついに高山病がでてきたらしい。

さらに地図を確認すると山頂とかいっておきながら、まだここは9合5尺だそうで。

つまり最高地点ではないのだ。

うーんなんてこったまだ登るの?

俗にいうお鉢巡りっていうやつで、最高地点まではあと一時間ほど歩かなければ行けないらしい。

20〜30分ほど休憩を取って地獄のお鉢巡りへと出発する。

道中、NTTとか売店とか色々あるが全て板で打ち付けられて休業中。

9月の富士山って本当に寂しいんですね。

数十分後、ようやく我々は日本最高地点へと到着する。

でもね、小生頭が痛くてそれどころじゃなかったですね。

したがって何の感慨もなし。

いま思うと悔しいね。

さて、頂上に来ちまえばこんなところに用はござんせん。

さっさと降りちまって葡萄たべましょ、

ぶどう、ブドウ。

 

登山と下山はなんでセットなんでしょうか?

下山ほどだるいものはありませんね。

膝にくるし、歩いていて感動が乏しい、しかも雨。

いっそのこと滑り台でもつくってくんないかな?

でも中には富士山を降りるために登る人もいるみたいで、(つまり下山に主目的あり。)山頂では自転車を背負っている人を見掛けました。

3776Mから自転車でくだるのって気持ちいいんでしょうね。

11:00ごろでしたでしょうか、ようやく入り口(こっちからみたら出口)が見えてきました。

やはり最後は全員でゴールしようということで全員で肩を組んでゲートをくぐりました。

ゴール後、参本締めをしてようやく富士登山終了。

ちなみに、参本締めの状況を再現すると。

「みなさん、おつかれさま。来年もまたここを登りましょう。」

そして皆手を打つ。

えっ??

ちょっとまてよ?

手を打った=音頭に対する同意、とすると

みんなはまた登るの?

がんばってね。小生はいやですけどね。

ちなみにMyゴミとは見事に再会をはたしました。

隣に違うゴミが置いてあったがそれは無視。

下山の後ちゃんと捨てましたよ。

さて普通の旅行ならここで帰路につくところですが、我々の旅はそうはいかない。

次なる目的地は勝沼ブドウ郷。

河口湖駅よりバスに乗って石和温泉駅へ行き、そこからさらに電車で目的地を目指す。

道中のバスの車窓から外を眺めるとそこら中ぶどうだらけ。

小生のテンションは極限まで高まる。

早くブドウをよこえぇー。

また、K氏、死檻(仮)、ルナ?、和輝?はバスでツワモノ女子高生と遭遇するが、詳細は危険すぎてここではかけません。

そんなこんなで、石和温泉に到着する。

なんか温泉ってきくと、山中の鄙びたイメージがありますが、ここはそんなイメージから掛け離れたもので、わかり易くいうと、伊勢崎駅まえに温泉があるって感じかな?

電車がくるまで時間があるので、ここで、遅い昼食をとることにする。

みんなはえきそばを食っていたが、これから葡萄様がお入りになるところに異物があっては申し訳ない。

ということで、小生は我慢し近くのサティへ遊びにいく。

電車到着10分前にもどってくると誰もいない。

みんなホームにいってしまったらしい。

切符を買って合流すると開口一番、「何食べてきたの?」と聞かれた。

どうやら小生が何を食ってきたか賭けをしていたらしい。

ほとんどの人の予想は寿司だった。

まあ鋭いと言わざるをえませんね。

答えは何も食ってないですがね、相当悩んだので、寿司を買おうか買うまいか。

それにしても賭けの対象になると言うことは、行動パターンが読まれやすい、つまりは典型的ということですよね。複雑な心境だなあ。

さて電車も到着し、いよいよ我が人生のチェックリストの一つである

葡萄食い放題へとむかうのでした。

電車に揺られること十数分、いよいよ勝沼ぶどう郷駅に到着。

駅でパンフレットをもらってさらに士気を高める。

取り敢えず、皆はワインの試飲をしたいということで丘の上に見える大きな建物を目指す。

(大分昔の事なので名前は忘れた)途中の果樹園で先にぶどう狩りをする事になった。

千円を払っていよいよ戦闘開始。

2本のはさみを貸していただいて、巨峰だったかピオーネだったかは良く分からなかったが、そのどちらかを6人の

男たちはムサボリはじめる。

予想どおりにうまい。

冷えてこそいないが新鮮さは抜群。

我を忘れて食いまくるが、ここで、小生ちょっとしたカルチャーショックをうけた。

みんなぶどうを皮を口の中にいれているではないか。

小生の中の常識として、ぶどうは皮に農薬がいっぱいついてるから剥いてからたべるもの。

というものがあった、それを頭から否定するような皆さんの行為。

とくに詩織(仮)にいたっては「皮も種も茎もくってんじゃねえのか?」と言う勢い。

まあ、そんなことはどうでもいいですね。

というわけで、いちいち皮を剥いている分小生が一番食べるのが遅い。

でも、2つ以上は食わないと採算が取れないし、何より昼飯を抜いてきた甲斐が無いっていうもんだ。

しばらく無心で食いつづけ、小生が2個目を食い出そうとしたそのときに、事件は起こった。(後にこれは2次会三大

事件の3番目として数えられる事となる。ちなみに二つ目はエクトプラズムですよ。小生が勝手に決めてるだけですが。)

何やら、小生の隣が騒がしい。

ふと隣のルナの方に目をやると。

なんと彼の肩に、見事なまでに垂直に、ぶどうを切っていたはさみが刺さっているではないか。

なかなかみられる光景ではない。

このはさみけっこう鋭いやつで裁縫とかで使う小さい鋏をかなりパワーアップさせたものと考えていただきたい。

傷は結構深く、はさみを抜いた後は結構血が出ていて、みている方も焦った。

少なくとも我が人生でみた最多出血量であった。

いまこうして書いていると結構笑える話だが(ごめんねルナ)そのときは笑いごとではなかった。

まあ幸い彼はマゾだから(またまたごめんね、でもこのときも確か「痛い」という言葉は彼の口からはきこえなかったなあ)事なきを得たが。

ぶどう狩りで大量出血をする男、ルナ。

彼はOB会に一つの伝説を残した。

取り敢えず、ルナの出血がおさまったところでぶどう園を後にする。

その後、手を洗い、販売所でいろいろな種類のぶどうを試食するが、これがもうバカうま。

小生の半生に於いてぶどうといえば、マスカットとデラウエアと巨峰ぐらいなものだった。

しかし、甲斐路とロザリオの美味さといったらもう筆舌し難い。

とくにロザリオの甘さは鮮烈かつ澄み切ったもので意識が遠くなるようであった。

このおかげで昨秋はぶどうにはまってしまい、相当生活を圧迫した。

(でも関西にはあんまりうまいぶどうは無かったなぁ)

さてワインの試飲の営業時間があとわずかだったので、急いで、例の丘の上の建物へと向かう。

時間ぎりぎりで間に合った筈だったが、ワインの試飲はもう終わっていた。

楽しみにしていた皆さんごめんなさい。

また来秋に行きましょう。

気を取りなおして、今日の宴での燃料やお土産用のワインを各自購入する。

小生ワインはきらいなので、ベンチに座って数十分。

ここで恒例の降雨開始。

しかも、結構な豪雨。

小生はいつもの事なので傘は常備していたが、皆さんは駅に荷物を置いてきたため、しばらく止むのを待つが一向に止まない。

仕方なくそのまま帰る。

責任の所在はもちろん小生。(今日だってねぇ、家を出た時はいい天気だなぁと思っていたら、自転車に乗るまでの間(約30秒)に雨が

降ってきて、学校に着く、たった五分の間なのにびしょぬれだよ、最終的には雪になってたし。それで学校についたら直ぐ止みやがる。小

生の人生こんなシチェーションばっかなようなきがするなぁ)

まあ、そんなこんなで再び電車に乗って本日の宿泊先である、ルナ宅を目指す事になる。

ここで、POOLさんとはお別れ。

さらに栞(かり)も帰りたいと言い出す。

彼は小生に結構大きい借りがある。

その貸しをフル活用して何とか夕飯まで付き合ってもらうことにした。

ルナ宅到着後、近くのスーパーで食料を買い込んで最後の宴が開始される。

さすがに全員疲労の色は隠せない。

特にルナは疲労プラス怪我だらけで、彼がシャワーを浴びようとしていた時、

小生が、「一緒に入らない?」と問い掛けたところ、返ってきた返事は

「イテッ」「イテッ」

ちなみに小生が確認していた彼の怪我の場所は踵と尻と肩。

大変だったねぇ。

小生も力尽き、1時過ぎに3時に起きるという事で許可をもらい眠りに入り約束通り、3時に起きたが今度は他のみんなが寝ている。

そりゃぁないぜ。

仕方なく泥のように眠っている皆さんを尻目に小生は一人で5時までゲームを続けるのでありました。

さて、こんな感じで一昨年のOB会の二次会は行われました。

小生今まで数々の旅をしましたが、ここまで楽しい旅はなかった。

と断言します。

スリルと笑いに満ちた旅でした。

もちろん、このメンバーだからこそという面もあるでしょう。しかし6人とうのはちょっと寂しいですね。

もう少し多ければもっと楽しかったはずです。

長々と語ってきましたが、小生の一番言いたい事は、2次会はメチャクチャ楽しいから来年からはもっと参加してくださいね。

ということです。

またみんなでこのときのような楽しい旅をしたいものです。