睡眠/快眠術:2003/2/15
2003.2.12 NHK 8:00PM ”ためしてガッテン 快眠術”

大変的確に快眠法が説明されました。お医者さんにも是非みてもらいたかった。最新の研究成果を取り入れたものでもあることは、前出のW. C. Williamsの著書を読んだ後なのでよく理解できた。私はVTR記録しましたが、実際の放送内容が大変素晴らしいもので、それを見るのが勿論ベストです。以下は要約です。

不眠症には2つの重要側面がある。すなわち入眠困難障害と睡眠質の低下である。

1.入眠困難:光の重要性とメラトニン

これは体内時計の狂いによる。朝7:00に起床したとして、人間はそれから14時間後に入眠物質メラトニンを分泌しはじめる。それから2時間後に最大量に達する。従って7時に起きて11時に就寝するのが理想である。体内時計が実時計と一致するように努める。狂うのは就寝時間の不規則性、時差ボケ等による。通常の場合は朝に体内時計のスタートリセットをする。これは朝15分強い光を浴びることで実行される。また就寝前に明るい光を浴びていると体内時計が狂う。従って就寝2時間前は室内照明を40W(250lux)程度に暗くすることも必要。照明は白色よりも、橙色の方がメラトニン分泌増大して有効であることは、NHK健康ホームページ2000で放送していた。なお体内時計遺伝子の存在は阪大川井研究室で確認し、鼠を使用してその体全体が24時間周期(その中でまた振動周期している)で弱発光していることも観測している。(メラトニンを薬として体外から服用することの効果については全く言及せず。この点の疑問が残っています。)

2.睡眠質の向上:ストレス物質(睡眠負債 follow to W. C. Dement)に依存
ストレスが与えられると(睡眠時間不足、運動も含む)このホルモン物質は体内で生成される。そしてこの量が多いほど睡眠は深くなる。これは鼠実験でストレスを与えた鼠からストレス物質を抽出し、他のストレスを与えられていない鼠に注射するとその鼠は深く眠ることから立証された。従って問題はストレスを受けた本人自身の睡眠を可能にすることである。睡眠を深くする条件はできているから、如何にして緊張をほぐしてリラックスさせて入眠させるかにある。即ち1.とも関係する。眠る2時間前に、室内を暗くし(40W)、リラックスできるように、軽くアルコールを飲み、楽しい番組を見たり、運動したり気分転換を図る。或いは2時間前に入浴する。睡眠の文献dも参照して下さい。


瑞鳳殿(伊達家三代の墓)

HOME