
リコー 連結純利益290億円(3.13日経)
98.3連結純利益は前期並みの290億円(前期は289億円)にとどまり、従来予想の320億円を下回る見通し。年明け後、複写機の国内販売が落ち込んでいる。株主資本が増えるため、連結ROEは6.5%前後と前期の6.8%を下回りそうだ。単独経常利益も従来予想を下回り、4%増の425億円になる。海外中心に収益を伸ばしてきた事務機メーカーの業績にも国内景気の影響が大きくなってきた。
三越 経常益50億円に半減(3.13日経)
98.2経常利益は50億円弱と、97.2に比べ53%減った模様。中間決算発表時の予想は11%減の95億円だった。下期に入って衣料品、雑貨などの売上が一段と低迷し、予想を大きく下回った。営業利益は67%減の45億円前後に落ち込んだようだ。
日産自 連結純利益800億円どまり(3.12日経)
98.3連結純利益は前期比3%増の800億円と、これまでの予想の1000億円にとどかない見通し。単独の経常利益は予想通り1000億円前後を確保する見通しだが、濃くないの自動車販売低迷で赤字を出す販売子会社が相次ぎ、グループ全体の連結業績は足踏みする。米国での販売も低調で、現地子会社の収益が予想を下回る。
テレコム 来期経常益34%減に(3.11日経)
99.3経常利益は230億円と、今期見通しの350億円に比べ約34%減りそうだ。長距離料金の引下げが響く。NTTに支払うアクセスチャージの減少が見込めるが、補えない。配当は今期は普通配6000円に記念配1500円を付けるが、来期は記念配を落とす公算が大きい。
三菱重工 連結純利益が半減(3.11日経)
98.3連結純利益は前期比53%減の580億円程度に落ち込む見通し。従来予想は770億円だった。三菱自工の業績悪化の影響で持分法損益が大幅に悪化する。三菱重は関係会社経由分を含めて三菱自に27%出資しており、前期までは三菱自の単独最終損益の27%を持分法損益に加減していた。今期からは廉潔最終損益を持分法損益に反映させるように切り替える。三菱自の赤字幅が拡大するのに伴い、三菱自の持分法損益の赤字幅は従来予想の110億円から300億円程度に膨らむ。
富士写 連結純利益2%増(3.11日経)
98.3連結純利益は870億円と前期比2%増にとどまる見通し。従来は900億円と5%増を見込んでいた。フィルムや印画紙の販売が米国や欧州では好調だが、国内と東南アジアの需要が低迷しているうえ、カラーフィルムなどのパック販売の拡大による単価下落も響く。連結ROEは0.1ポイント低下し、6.5%になりそうだ。
三菱自工 連結赤字1100億円(3.10発表)
98.3連結最終損益が1100億円の赤字(前期は116億円の黒字)になると発表。国内販売不振や東南アジア諸国連合(ASEAN)地域の需要低迷が直撃した。単独の経常損益も前期の580億円の黒字から230億円の赤字に転落し、期末配当3.5円を見送る。赤字決算、期末配当見送りは88年の上場以来初めて。今後3年間で3500億円程度のコスト削減に取り組み、2000年度に適正利益の確保を目指す。
石川島 3期ぶり減益(3.10日経)
98.3経常利益は250億円前後と前期に比べ4%減る見通し。海外を中心に各種プラント工事の採算が厳しくなっている。受注競争の激化で安値受注を迫られ、海外からの資材調達などコスト削減策も効果を上げていないようだ。経常減益は3期ぶり。99.3は東南アジアの経済混乱の影響も色濃く出そうで、経常利益は引き続き減る可能性が高い。
イビデン 最高益続く(3.9発表)
98.3経常利益が前期比43%増える見通しだと発表。従来予想の5%増の63億円から大幅に上方修正した。主力の電子関連事業部門で、大手半導体メーカー向けMPU(超小型演算処理装置)パッケージや、コンピューター向けの高密度プリント配線基盤の受注が好調だったため。2期連続で経常最高益を更新する。
積ハウス 経常益8%減(3.7日経)
98.1経常利益は97.1に比べ8%減の720億円程度になった模様。昨年9月の中間決算発表時は4%増の820億円の予想だった。戸建て住宅の販売不振と、株価下落に伴う株式評価損が響いた。ROEは5.1%程度と、前の期より0.3ポイント程度低下したようだ。99.1も受注低迷で経常利益は前期比17%減の600億円にとどまる見通し。
サンリオ 今期最終赤字171億円(3.6発表)
98.3に含み損を抱えた特定金銭信託の売却損など合計324億円の特別損失を計上し、171億円の最終赤字(前期は36億円)になる見通しと発表。最終赤字は4期連続。従来は21億円の黒字に転換すると予想していたが、キャラクター商品の販売増など本業が好調で過去最高の経常利益が見込まれるため、特金を一挙に整理することにした。売上高と経常利益の予想は変わらない。
資生堂 連結純利益11%減(3.6日経)
98.3連結純利益が前期比11%減の170億円になる見通し。国内の化粧品販売が消費低迷で落ち込んでいるうえ、米国でのサロン事業買収で、のれん代の償却費が膨らむことが響く。ROEは4.2%前後と0.9ポイント低下する。
ローム 連結純利益600億円(3.6日経)
98.3連結純利益は従来予想を50億円前後下回り、前期比32%増の600億円前後になりそうだ。5期連続の過去最高更新となる。情報通信機器向けなどにカスタムICの販売が好調なため。東南アジアの子会社も収益が拡大している。連結ROEは15.0%前後と前期より0.6ポイント程度上昇する見込み。
新日鉄 今期増配を見送り(3.6日経)
98.3配当を2.5円で据え置く方針を固めた。6日の取締役会で決める。増配観測が強まっていたが、アジア向け鋼材輸出の急減や、国内需要減で、来期上期は経営環境がさらに厳しくなるとみており、財務体質の強化を優先する。鉄鋼大手では、神戸製鋼所が復配見送りを検討している。新日鉄は増配を見送る代わりに、資本準備金を活用した自社株買いの商法改正案が国会で可決されるのを待ち、実施する方向で本格的な検討に入る。
全日空 30年ぶり無配(3.5発表)
98.3最終損益が32億円の赤字(前期は39億円の黒字)になり、30年ぶりに無配に転落すると発表。競争激化で主力の国内線の旅客数が伸び悩んだうえ、人件費削減など具体的な合理化に着手できず、収益が大幅に悪化した。役員報酬のカットや早期退職制度の導入、投融資規模の20%削減などを含む3ヵ年の経営改善計画に取り組んだうえで、01.3の復配を目指す。
アイワ 連結純利益2期連続最高(3.5日経)
98.3連結純利益は前期比18%増の75億円となる見通し。従来予想(68億円)より増益幅が拡大する。北米、中南米地域でミニコンポなど音響製品が伸びているうえ、国内でも下半期に入ってテレビ中心に販売が回復している。主な生産拠点である東南アジアの通貨下落も海外事業の採算改善に寄与する。連結純利益は2期連続で過去最高を更新する。
積水化 今期64%減益(3.5日経)
98.3経常利益は前期比64%減の140億円になる見通し。従来予想は37%減の240億円だった。住宅需要の冷え込みを受け、主力のプレハブ住宅の販売戸数が約3万戸と13%減るのが響く。株価下落で株式評価損も膨らみ、経常減益は5年ぶりとなる。ROEは3.5ポイント低下し、1.7%前後に落ち込むとみられる。
カシオ 来期も最高益(3.4日経)
99.3経常利益が今期予想比36%増の300億円前後と、2期続けて最高になる見通し。「Gショック」など電子時計の売れ行きが海外で好調なうえ、液晶パネルや電子文具なども伸びる。今期に子会社関連の特別損失を計上するため、来期の税引き利益は2倍の130億円に達する。
トステム 初の最終赤字(3.3発表)
98.3最終損益が80億円の赤字(前期は188億円の黒字)と上場来初の最終赤字になると発表した。従来予想は80億円の黒字だった。住宅設備機器が落ち込むうえ、トステム香港への貸付金100億円を全額、貸倒引当金として計上する。
ファミリーM 税引き利益49%減(3.2発表)
出資しているセゾングループ企業の株式評価損など合計86億円の特別損失を98.2に計上し、税引き利益が60億円と前の期に比べ49%減ったと発表。従来予想の127億円(前々期比7%増)から下方修正した。経常利益は前々期比11%増の250億円。既存店の増収に支えられ、最高益を更新した。
ブリヂストン 経常益、初の1000億円台(2.28発表)
97.12経常利益が前期比7%増え、初めて1000億円台に乗せた。タイや販売が順調だったうえ、円安で輸出採算が好転したことが大きかった。連結純利益は買収した米子会社の営業権を一括償却したため392億円と44%減った。
三菱マ 純利益19%減(2.28発表)
98.3連結純利益は前期比19%減の120億円程度になる見通し。従来予想は2%増の150億円だった。セメントの不振や株式評価損で単体の業績が下振れするうえ、米国のシリコンウエハー子会社の赤字幅が拡大するのが背景。連結経常利益も30%減の240億円と従来予想を60億円程度下回り、4期ぶりの減益となりそうだ。
西友 初の最終赤字(2.27発表)
98.2最終損益が200億円の赤字(前期は42億円の黒字)になると発表。ノンバンク子会社、東京シティファイナンスへの債権放棄損800億円など1200億円の特別損失を計上するためで、最終赤字は上々以来初。配当は期末の8円をやめ、前期の年16円配から中間配だけの年8円に減配する。
古河電 連結純利益13%減(2.27日経)
98.3連結純利益が前期13%減の110億円になる見通し。従来予想は26%増の160億円だったが、4年ぶりの減益になる。通信各社の設備投資抑制で光ファイバー関連が伸び悩むほか、アジア通貨の急落に伴う損失が響く。
三菱自工 連結赤字600億円に(2.26日経)
98.3連結最終損益が600億円前後の赤字(前期は116億円の黒字)と、これまでの予想に比べ約200億円悪化する見通し。国内トラックの販売が大きく落ち込み、単独の経常利益が前期比74%減の150億円前後にとどまる。タイバーツ安でタイ子会社の赤字が拡大するほか、国内販売会社の収益も低下する。
HOYA 連結純利益22%減(2.26日経)
98.3連結純利益が120億円前後と前期比22%程度減る見通し。従来は164億円程度に増加すると予想していたが、5年ぶりの減益となる。世界的なパソコンの売れ行き不振で、記憶ディスクの販売が下期に一段と落ち込む。東南アジアの通貨下落で評価損も出る。ROEは前期の11.2%から8%程度に低下する。
ビクター 50億円の最終赤字(2.25発表)
98.3連結最終損益が50億円の赤字(前期は46億円の黒字)になると発表。連結最終赤字は4年ぶり。国内でのAV(音響・映像)機器の販売が減り、パソコン向け電子部品も落ち込んで単独の経常利益が81億円と前期並みにとどまる。アジア通貨下落に伴う為替差損や子会社の事業立ち上げの遅れなども響く。
旭化成 経常益480億円に縮小(2.24日経)
98.3経常利益は前期比1%減の480億円前後になる見通し。住宅需要の不振で住宅・建材部門の売上が落ち込み、従来予想の3%増益から20億円程度下回る。繊維、石油化学製品もアジア向け輸出や国内需要の不振で低迷する。連結純利益も13%減の220億円程度と従来予想よりも20億円少なくなる見込み。
ダイエー 初の経常赤字(2.23発表)
98.2経常損益が250億円の赤字(97.2は6億円の黒字)に転落すると発表。連結の経常損益も90億円の赤字(前期は102億円の黒字)となる。単独、連結とも経常赤字は71年の上場以来初めて。大型店の売上が減り、不採算店舗のテコ入れも遅れている。年間配当も3.25円減の13.25円とする。