3月31日
ミーティングが好きな所長にも困りものである。社員のコストを時給換算すれば2500円から3000円、あるいは4000円にもなる。10名が1時間ミーティングすれば3〜4万のコストがかかっていることになる。
律儀にさしたる議題はないものの取り合えず毎週ミーティングを開く方針のシゲ所長、一ヶ月当たり十数万円のコストがかかっているのをご存知ないらしいのである。
無理もない。見做し残業制で月30時間分の残業代は給料に常に上乗せされているというまるで嘘くさい極悪ベンダーの方便で、社員はいくらコキ使っても人件費は定時上がりと変わらない(サービス残業)から毎週のミーティングくらい平気だろうと思っているのだろう。
しかしここに大きな落とし穴がある。サービス残業が分かっているから社員たちのモチベーションはそのコストに見合うくらいに減退するのである。つまり熱の入らないミーティングがだらだらと続くことになる。ついでに光熱費は確実にかかる。
事務連絡、事実の確認、通達、指示命令なら会するまでもないことなのだ。しかもあらかじめ参加者皆が必要性を感じて提言や意見がない場合は全くの時間の無駄になる。
一回十数万のコストをかけた結果、大事なのはその議事録であろう。ぐうさんはその議事録を十数万を払って購入したいとは思わない。2、300円の週刊誌を買った方が楽しめる。
意味のあるミーティングとは過ちを繰り返さない、事故をなくす、効率化する、コストを下げる、うまくやる、速くやる、という業務の改善につながるものでなくては意味がない。少なくとも現場ではそうだ。
そこでまずミーティングの議題となる問題点について皆で話し合えばよい。「規則通りだったか?」、「そもそも組織割やメンバーの仕事の分担に問題はないか?」、「業務の流れ、システム、業務進捗に無理や無駄はないか?」
これしかない。
必然性がない限りミーティングはすべきではない。そんなことをするくらいなら弟子と飲んでいた方が数倍もひらめくものである。
ちなみに緑字で表した部分、3段論法ばりに仕事以外にも普通に使える。
「どうして今月金ないんだ?」
「なぜ俺はフラれたんだ?」
使える。
|