5月4日
朝、目覚めると天気はいいし暖かい。これは遠出に限る。普段遠出しない「きち君」の車で伊豆方面にでも足を伸ばしてやろうと出かける準備。
しかし「らいおん丸」の起きるのが遅いことったらありゃしない。夜行性の猛獣だから当たり前なのだが………。
やっと「らいおん丸」が起き出して、出発した。デニーズで朝食を取って東名に入って沼津へ向かう。しかし連休中日とあって渋滞に悩まされた。川崎インターから乗ったものの、途中から早くも渋滞……。大和バス停付近から動き出したが御殿場インター付近でまた渋滞……。後席では「らいおん丸」が居眠りをブっこいている。
沼津インターで降りて伊豆半島を西から逆時計回りに一周してやろうと思ったが甘かった。SARZ騒ぎでおまけに連休は飛び石で、皆海外はおろか遠出すらしない方が多いということを肝に命ずるべきだったのだ。
で、降りた途端渋滞……。伊豆半島西から逆時計回り一周なんて誰でも考えそうなことじゃんかねえ。見る車すべからく「湘南」「横浜」「品川」「練馬」「多摩」「足立」「川崎」「「大宮」「所沢」「千葉」「袖ヶ浦」とご近所さんばっか………。地元「沼津」ナンバーが珍しい。
だが、「きち君」の車は「大阪」ナンバーなんである。大手を振って渋滞に巻き込まれても許される。
414号線を限りなくのろのろと、狩野川を渡り、抜け道を探していたぐうさんは右折して港大橋の手前を左折、一路地図で発見した「沼津御用邸記念公園」の駐車場へ滑り込んでともかく一息つこうと思った。
思った通り車の通行は少なく、眼前に現れたポッコリとした小山を右に見やりながら、ともかくも駐車場ではなく空き地に車を滑り込ませたのだった。
腰を叩きながら降りる3人。どうやら海岸の護岸の内側に駐車したという自覚はあったものの、いざ階段を上って護岸の上に立って息を呑んだ。 |
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あいにくモヤががった天候ではあったが、駿河湾を隔てて遠く西伊豆の山並みを遠望することができた。しばし3人ともこの光景に見入っていた。
これが休日に味わうべき光景というものであろう。
左手に「沼津御用邸記念公園」があって、右手にはポッコリした山があり、どうもぐうさんはこの山に引かれた。 |
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「牛臥山」というのを後で知った。付近の海岸は絶好な釣り場で砂浜ではキス、岩場ではカワハギなどが釣れるらしい。そして山の右手には「芹沢文学館」があるのだった。うーむ、もっと下調べしときゃ良かった……。
しかしその後訪れた「沼津御用邸記念公園」が非常に良かった。これは別コンテンツでアップするつもり。実際、ここにはかなりの時間をかけてくまなく堪能させてもらったものだ。
さて公園を後にして淡島方面に向かうも渋滞が激しく、「らいおん丸」の腹がしきりに鳴るので改めて時間を確認したら午後3時を回っていた。獅子浜という海岸沿いの場所の「荒磯市場」に立ち寄った。
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道も混めば店も大混雑。フロント脇にサントリーのドラム缶程もあろうかと思われる巨大なビアサーバーを横目に車で来ているので飲めないもどかしさを味わう。
さんざん待たされたものの、3人一緒に頼んだ「あら磯三昧定食」はボリュームたっぷりだった。2000円でかさごの煮付けと太刀魚の塩焼き、あじのたたき、もずくと茶碗蒸、それにご飯とあさりの味噌汁に漬物。やっと満腹になった。
満腹になった3人は再び車に乗り込み、伊豆半島一周を断念して伊豆長岡から南熱海の多賀に抜けるルートを辿った。伊豆半島の横断は車も少なく、比較的楽に相模湾に抜けた。ただ途中で多賀へ抜ける道を見落として伊東の宇佐美に出てしまった。
ここから国道135号を一路北上していくことになるのだが、これが想像を絶する渋滞だった。休日ともなればただでさえ渋滞するルートである。途中下多賀で去年の暮れ「らいおん丸」と泊まった「ニューとみよし」の前を通過した。彼女も覚えていて、
「わあ〜〜、懐かしい」
と声をあげた。だが、渋滞は益々激しく、小田原までは身動きが取れない状態で時速4キロ、つまり文字通り歩く速度であった。
結局帰宅は深夜となってしまったのだった。「きち君」「らいおん丸」お疲れ様でした。
教訓:やはり休日は車を使ってはいけない |