八丁味噌は夏に高温多湿で腐敗しやすい尾張,三河地方の気候風土と密接な関係があるようだ,大豆だけを原料とし,米や麦の麹を用いない味噌が発達した。
味噌は地方性が濃く,よその味噌にはなかなか馴染みにくいものである。八丁味噌も,そのくせの強い香と味のために,愛知,岐阜,三重の三県を除いてはあまり一般化せず,他の地方では高級料亭や味噌通の間で愛用されるにとどまっている。
かくいうぐうさんも小学校の修学旅行で生まれて初めて海を渡って青森へ行ったところの旅館で赤味噌を出されて仰天した記憶がある。味噌とは白いものと思い込んでいたからだ。
ところで天皇家は,もと京育ちだから京の白味噌を連想しがちだが,意外にも八丁味噌を召し上がっていると聞く。その納入元,岡崎市八帖町(古地名八丁)の八丁味噌カクキュー合資会社(旧名早川久左衛門商店)は創業が中世まで遡る老舗で、明治25年以降「宮内省御用達」の木札をかかげる八丁の本家で現在も年間3、4樽を皇室へ納めているという。
最初は濃い味で若干酸味が気になったものの慣れると病み付きになってしまった。大豆だけで作った味噌はスタミナ・ドリンクで有名なアルギニンというアミノ酸を豊富に含んでいるので、朝から夜遅く物を持って動き回るぐうさんにも都合がよい。
それに天然グルタミン酸やレシチン、ビタミンEなど脳細胞の活性化にも役立つ成分が多いので、未経験の人も是非一度試してみることをお勧めする。
ぐうさんはこの味噌汁に豆腐やわかめ、あと肝臓にいいというしじみやなめこなどを入れている。あとは長葱。発汗作用があるので体温を上げて眠ったままの身体を覚醒させてくれるので多めに入れるようにしている。
赤味噌同好会
カクキュー八丁味噌 |