| モンゴルの戦い |
昨年 モンゴルの戦い という本を正確に言えば途中まで読んだ。もっと正確に言うと途中でもう読めなくなって読書を放棄した。モンゴルとは日本では元寇という歴史上の大事件で誰でもガ知っている蒙古世界帝国を築いた国であるが西はヨーロッパ東はシベリヤまでの世界で後にも先にもあれだけの大帝国を築いた民族は他にないと思っている。 その民族がが国内を統一して周辺諸国を文字通り征服していくわけだが十三世紀の事だから歴史的時間としてはそれ程大昔の話ではないのである。 どうしてあれほどの大帝国をしかも文化的にはかなり低い未開の連中がやれたんだろうと以前から疑問に思っていたので、その モンゴルの連中の戦い方 という本が最近出版されたと聞いて入手して読み始めたというわけである。 先にも書いたように途中までしか読めなかったので、概要について触れる事は出来ないが感想ぐらいは許されるかもしれないし戦い方の幾つかは触れられるかも知れない。 読めなかった最大の理由は あまりにも彼らの残虐性がこれでもかこれでもか描写され、情け容赦のない戦い方はとても私には就いていけなかったと言う事である。アレキサンダーが東方侵略を十八年間にわたって行いこれもかなりの残虐なことをしたと歴史の本に載っているが、これは弁護するわけではないが遠い昔の話として神話みたいな気分で見ていたから肌に刺すような感覚はなかったが、モンゴルの場合はまぁ言えばこの間のことである。 世界もかなり進みキリストの影響もあって人間を大切にすると言う考え方もかなり浸透していたんじぁないかと推測できる時代での事だけにおぞましかった。 彼らは遊牧民族だからその戦法は馬上から集中的に毒矢を射掛けることを得意としていたので 、西側のスマートな騎士など彼らの前にはまるでおもちゃの兵隊だった。 元寇で日本に攻めて来たのは大半が朝鮮人で、第一回のとき八千隻の軍船製造を命じられて大挙して来たのはご案内の通りだが彼らが勝てなかったのは、上陸して日本の防衛線を突破はするんだがそこに留まらず全軍が船に引き上げるので夜の間に防衛線を修復してまた戦うと言う事の繰り返しだったそうだ。 彼らは南方諸島も攻めるんだか皆失敗している。海戦は得意としなかったらしい。そうこうしているうちに台風が近付きどうするかでモンゴルの総大将と朝鮮の従軍大将との間で意見を異にするあたりは読み応えはある。結局大半は海底の藻屑とかしておわるわけで、もしこれらが日本を占領していたらと思うとぞっとする。しかし来たのが朝鮮兵だから親戚の人が来たようなもんだから大事には至らなかったかもしれない。 横綱 朝青龍の最近の土俵上の振る舞いを見てモンゴルの戦い方を思い出した。 |