自民党総裁選挙を見て

 昨日テレビで自民党総裁選挙の結果を見た。小泉さんが圧勝したそうだ。前回党員のみならず国を挙げてと言ってもよいほどの熱い盛り上がりは見られなかった。

 何故だったのだろうかとぼんやり考えていた。小泉さんに過剰な期待をしていたのがそもそも間違いだったのだという事を有権者は学習したのではないか。。所詮彼は自民党員だったのだと言う当たり前の事を忘れていたと言うか忘れさせて夢を見させてもらった二年余だった。

 私も夢に酔っていた。彼も抵抗勢力とか言う輩にてこずった不本意な二年余だったと思っているかも知れない。それにしても自民党の衰退振りを、これほどあらわにした事はかってなかった。醜聞や収賄汚職で内閣が倒れても次に国民を引き付ける名優が現れて自民党は安泰だった。

 そのいい例が田中内閣が倒れた後三木内閣が成立して自民党を救った。しかし色あせた小泉内閣に変わり国民の目を引き付ける名優はついに現れなかった。あれだけの意気込みで登場した小泉さんでも抵抗勢力と官僚組織には勝てないのかと言う国民の失望感と挫折感は近来に無く大きかったのではないか。

 物事を変えるには人を変えるのが鉄則であることは誰でも知っているが、日本は五十年間これをやってこなかった。

 二大政党で政権交代が実現したところで、アメリカやイギリスのイラク侵攻をみているとそれ程優れた政治形態でもなさそうだから過大な期待は禁物かも知れないが、五十年余も同一政権は異常だし、権力は腐敗する という原則からも長すぎる。

 いまテレビの速報で安部氏が幹事長とかいう化粧直し人事が出ていたが、その位ののことで選挙民が承知するとでも思っていたら来るべき総選挙で、先の知事選時以上の痛打受けることだろう。民主党をそれ程高くは買っていないが先に発表した カタカナ公約 を本当にやってくれるなら一度やらせてみたいと思うが皆さんは如何ですか。