中国人

 最近中国人による凶悪強盗事件が相次いで報道されている。以前から東京都知事の石原さんがそれを指摘して、中国人は怪しからん奴らだと自説を展開して相変わらずの中国嫌いぶりやっているなぁと聞き流していた。

 しかしこれほど事件が多発すると中国に親近感をもってばかりもいられなくなる。中国当局も対策を考えてもらいたいと思っている。さてその中国人に対するイメージだが、私達戦前に教育を受けた者にとってはまことに複雑な気分なのである。私達は米英鬼畜中国ちゃんころ日本は神の国で頭の中が一杯にされていた。

 今思えば笑い話かもしれないが、当時校長先生を始め偉い肩書きの先生方や、勲章を一杯胸につけた今をときめく軍人さんが大声で言われるから心底信じていた。そして戦後も長らく中国は悪い国で付き合ってはいけないと、国の方針があり、中国は恐ろしい国だとおもいこまされていた。

 そうじゃないんだと言われたのは最近である。もともと江戸時代は孔子や孟子は日本人のお師匠さんでありつづけたのだが。今また論語が見直され始めているそうだ。孔孟をを産んだ中国は尊敬に値する国なのか、それともどうしょうもない我利我利亡者集団なのか、どうも最近の中国を見ていると考え込んでしまう。

 前世紀に中国が列強を初めお弟子さんだった日本にまで侵略され、ぼろぼろになったのは彼らが上から下まで腐敗しきっていたからではないだろうか。 清朝の腐敗振りなど酷かったらしい。それで中国共産党が立ち上がり内戦に勝利して今の中国を作り上げ、有人宇宙船を飛ばすまでになり、経済もなかなかのものだと報じられている。

 それはそれでご同慶に至りだが、あれほど腐敗に反対して厳しい規律で有名だった中国で、最近の世界官吏収賄度調査で最下位から二番目に位置するという。これは一体どうしたことだろう。しかも中国では収賄は死刑もある極刑で対処しているのにである。

 やはり中国人はどうしようもない人間の屑集団なのであろうか。または所詮は 盲人象に触る のたとえで余りにも大きな国で実像は凡人には理解できないところがあるのかも知れない。しかしこれからはひょっとするとまた江戸時代のように、我々のお師匠さんになっていく可能性があるだけにしっかりしてほしいものである。