| 憲法改訂ばなし |
憲法改訂がどうやら現実味を帯びて来た。各党がといっても自民党と民主党のことだが改訂草案づくりに本格的に取り組み始めたように見える。現憲法を熱い思いで受け入れた者にとっては 何故いま改訂なの と言わざるを得ない。 現憲法は制定以来いろいろと批判があって改訂論は当初からあった。もうその理由は言い尽くされて、今更どうこうとおさらいする気にもならないほど皆に熟知されている。改訂項目は羅列すればいくらでもあろうが、改訂論者が目指す項目はただ一つ 9条で 国の交戦権放棄と戦力保持の禁止規定の削除であろう。 これは絶対的平和規定で 世界に例が無いと当初からいわれ当初は共産党が反対していた経緯もある。これらの事を国会論議の風景として知っている者も今では少なくなっていることだろう。この軍備を持たないと言う途方も無い理想を当時の国民は熱い思いで受け入れたのである。国民と言っても今では中身はすっかり入れ替わってしまい、また世界情勢も大きく変化してしまい、現憲法の有難味を見失っている人々か多数になって誠に残念至極である。 現実的でないと人はよく言うが理想を掲げてそれに向かって努力するのが政治家ではないのか。 理想と目前の利益とは両立 しない事が多いかもしれない。しかし理想を失った国は堕落するしか道は無いと思うが、余りにも青臭い書生論だろうか。指導者が理念理想を失った集団は正に烏合の衆であろう。いやその理念が多様でございまして と言うかもしれないがそれこそ理念喪失者の戯言なのである。 世界は間違いなく日本国憲法の理念に向かって動きつつあることは、EUの目覚しい発展に見ることが出来ると思っているがどうだろう。北朝鮮が脅威だとか イラクがどうとかとか 自分の影を踏むに等しいアルカイダのテロと戦うとか目前の些事に左右されてはなるまい。 憲法改訂という大事業に比べれば、あえてこれを些事と言えると思うがどうだろうか。大方のご意見を聞きたいものである。一つ嘘を言うと七つの嘘を言わないと辻褄が合わなくなるというが 現憲法9条の解釈運用ががまさにこれで 英国よりも強大な軍備を持ちながら軍隊ではないと強弁しているが、もはや強弁出来ないことはだれの目にも明らかである。 ところが反省するどころか憲法を変えようとは驚くべき発想である。国会がこれほどの嘘をついて憲法無視を白昼堂々とやっておいて、国民に道徳教育をするのしないの の論議をしているが噴飯ものだ。たしかに国民道徳は地に落ちたがそれは国会がおお嘘をついているからに他ならない。 国会の責任は重大だと自覚すぺきだ。無知な人間の妄言と思う無かれ。いまは国民総評論家時代ですぞ。ついでに提案を一つ言えば憲法は不磨の大典ではないから 改正おおいに結構だがもう少し静かになってから落ち着いて、和気あいあいとした場で理念理想を語り合って欲しいと私は願っている。 |