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セクション1.誰も来なかったコンフェデレーションカップ
日韓両国で行われたコンフェデレーションカップ。
日本は大会前の予想に反して、準優勝という結果を残した。
もう一国の開催国、韓国が予選敗退という結果を考えると、快挙と言えるかもしれない。

 しかし、一度考えてみよう。各国のメンバーを。
レギュラーメンバーのうち、どのくらい選手が来たのだろうか。
まず、ブラジルはロベルト・カルロス、カフー、ザーゴ、ロマーリオ、エメルソン、リバウド、セルジーニョ、
ジュニーニョ・パウリスタ、アレックスなど。
オーストラリアはビドゥカ、キューウェル。
そしてフランス。アンリ、テュラム、バルテス、そして、何といってもジダン。
これらの選手はすべて各国代表に欠かすことのできない選手であり、
今回のコンフェデ杯に来なかった選手だ。
別に私がこれだけ選手を知っているぞ、と自慢するわけではない。
このコンフェデ杯の結果のみに浮かれて来年行われるワールドカップの結果を簡単に考えるのは禁物だと言いたいのだ。

 しかし、メディアはこのような報道は一切しない。
来年のワールドカップについて景気のいい話のみをする。
解説者まで、ジダンの存在を、リバウドの存在を消した報道を繰り広げていた。
もちろん、来年はこれらの選手がやってくる。
各国代表はコンフェデ杯の1.5倍の力は出すだろう。
(ジダン、リバウドらの加わるフランス、ブラジルはもっとかもしれない。)
そんな各国に100%の力を出しきった日本代表は簡単に勝つことができるのか・・・

 コンフェデ杯でいい結果を出したことを非難するわけではない。
もちろん、いい結果を出すことにこしたことはない。
しかし、この結果のみに浮かれ、ワールドカップを楽観視することは禁物だ。
まだ、日本はFIFAランキングで40位前後をさまよっているのだ。
ワールドカップは32チームのみ出場することができる。
日本が簡単に勝つことができる試合などないのだ。
2001年06月017日 13時43分29秒

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