市町村合併について

2002年11月8日
先日、塩冶コミュニティーセンターで開かれた市町村合併のフォーラムにはじめて参加しました。
これまで関心がなかったわけではありませんが、予定があわず、参加できずにいました。
私自身は、特に多く情報を集めているわけではなく、ほとんど、何がどうなっているのかわからない状態です。
出雲市の方は、週報などで情報発信をしたということのようですが、何のために合併をしなければならないのか
の説明に乏しく、関心を持てませんでした。何となく、見えてくることは、これまでのハコモノ公共事業のやりすぎなどや、
また、政策の失敗からの不況などで、今後、借金の返済や税収の落ち込みは、避けられず、ますます、財政が
逼迫するから合併をして、何かと経費を節約したいということです。そこには、何のビジョンも見えず、特に、
合併される側にとっては、厳しいことのように思えます。
塩冶では、あらかじめ決められた人の他に私を含めて何人かの人が質問をしました。
60代の男性は、「12月に法定協議会というスケジュールには、無理があるのではないか。2市5町といわれても
市民に周知されていない。斐川町や平田市では、全員にアンケートをとられたと聞いている。これからの町づくりを
どうしたらいいのか、単独でもやれるのではということも視野にいれるべきではないか、このように上から
レールをひかれると市民は、何もいえなくなる。私の提案としては、住民投票、アンケート、討論会などを考えて
欲しいと思っている。財政問題も楽観視できない状態だ。いいことばかり言うのではなく、そうでないところも
あげて欲しい。」この方の意見は、ほとんどの市民の感覚なのではと思えました。
出雲市民の私が平田市や斐川町の住民の方に言えることがあるとすれば、少なくとも、出雲市と合併すれば、
今回のようにアンケートなどで住民ひとりひとりの意見を聞くことなどなく、物事は、住民の知らないところで
決まってしまうことが多いですよ、ということでしょうか。

なぜ、アンケートなどで、市民の声を聞くことをしなかったのか、なぜ住民投票ができないのか、真摯に答えて
いくことが大切で、いまさらそんな時間がないと言われても、誰も納得ができません。
今までの公共事業と同じように、上の方で勝手に決めてしまうようだと市民は、失望するばかりです。
これだけ財政が厳しくなれば、合併後、約束されたことが果たしてきちんと守られるかどうかも疑問です。