今、大人の私たちもまた子どもたちもあるがままの自分を受けとめてもらえる経験をすることがどれだけあるのでしょうか。子どもらしさ、男らしさ、女らしさ、母親らしさ、、、など条件つきでしか受け止めてもらえないところではひとりひとりが自分らしく生きることができません。そのために生きにくいと感じ、苦しい思いをしている人、またそのことに気づかず「らしさ」を強制する私たちの社会のあり方も含めてこの講演会を通して考えることができればと思います。
第20回農・食・医を考える連続講演会
ひとりひとりの子どもを見つめて
子どもがよくなるってどういうことだろうか
講師 川端 利彦氏
出雲会場 不登校やひきこもりから考える
松江会場 子どもたちはほんとうに変わったのか
子どもがよくなるってどういうことだろう、要するにおとなが期待するような子
どもになることにすぎないのではないか、:お父さんやお母さんや先生が気にした
りしんぱいするようなことを、子どもがしなくなり‥期待にこたえていろんなこ
とができるようになる、それが世間一般にいう「よくなること」の実態だといっても
いいでしょう。・・すくなくとも私はそれにはさんせいできません。そこではこども
の自発性や自我の力といったものが、・・こどもの心の問題や人間性がまったく
無視されているからです。私は、子どもが自分の力で自分の行動をかえることが
できるようになり、みずから成長をのりこえる力をもつようになることがよくなる
ことだとおもっています(「ひとりひとりの子ども」本文より)
講師プロフィール
京都大学医学部卒業。児童青年精神医学を専攻。大阪赤十字病院精神神経科部長を経て1990年より大阪樟蔭大学教授、現在は同大学非常勤講師。その間20年日本児童青年精神医学会理事及び同学会の「子どもの人権に関する委員会」委員長を務めた。思春期青年期を中心に週一回の診療に携わる。また、障害者の自立と完全参加をめざす大阪の団体(障害者の自立と完全参加をめざす大阪連絡会議)の運動に参加し、同団体の代表を務める。2002年川西市が設置した同市子どもの人権オンブズパーソン就任。著書は、「行動が問題になる子どもたち」(障害者問題資料センターリボン社)「ひとりひとりのこども」「精神科医の見た子どもの世界」(編集工房ノア)
資料代 500円
出雲会場 とき 2003年 2月16日(日)2:00〜4:00PM
ところ 出雲サイクリングターミナル
問い合わせ 0853―20―2533(倉塚)
松江会場 とき 2003年 2月17日(月)10:00〜12:00AM
ところ 島根県民会館
問い合わせ 0852−22−0119(吾郷)
両会場とも託児があります。
主催 出雲すこやか会・松江「たべもの」の会・木次有機農業研究会・まいにち生活協同組合
後援 出雲市教育委員会・松江市教育委員会