『情報技術』


1999/06/27日 ワンチップ・チューナー
1999/06/27日 壁掛けテレビ(その2)
1999/06/18金 壁掛けテレビ
1998/12/29火 共通ネットワーク言語
1998/12/29火 次世代ディスプレー
1998/11/14土 ガラス・キューブ

1999/06/27日 ワンチップ・チューナー −日経産業新聞(1999/06/25金)−


 アメリカ・テキサス州のベンチャー企業「マイクロチューン」が、アナログ・デジ
タル、放送・受信方式を問わず、鮮明画像・高品質が可能なワンチップ・チューナー
(波長調整器)「MT2000シリーズ」を開発した。

 コスト、大きさ、画質、価格の面で優れ、NTSC、PAL、NTSC/PALの
三方式対応を年末にかけて順次商品化するという。
 ケーブル・モデム、セット・トップ・ボックス(STB)、デジタルTV・VTR、
携帯端末などデジタル家電への応用が期待される。

1999/06/27日 壁掛けテレビ(その2) −日経産業新聞(1999/06/25金)−

 キャノン・東芝が提携した新しいディスプレー技術「SED」。
これは、キャノンが印刷技術を応用し独自開発したもの。
平面ガラス基盤上の電子放出源(酸化パラジウム5〜10ナノの薄膜)に電圧をかけ
電子を発生させ、蛍光体にぶつけるというもの。
(ブラウン管が一つの電子銃で一画面対応なのに対して、SEDは印刷技術を使って
 画素ごとに「電子銃」を配置)

 発光源と蛍光面の空間の均一な真空化・それを支える「スペーサー」等技術的課題
はあるものの、明るさ、省電力、軽さ、大画面の製造が比較的容易というメリットが
あると言う。

1999/06/18金 壁掛けテレビ −日本経済新聞、日経産業新聞(1999/06/15火 朝刊)−


 新技術(SED)の壁掛けテレビの開発で東芝・キャノンが提携、年内にも折半で
生産会社を設立するとか。
 薄型ディスプレー技術は、富士通などのPDP陣営が既に商品化しているものの、
東芝・キャノンのSED(FEDの一種)は、コスト、軽量化、消費電力等でPDP
より優れ、2002年には、壁掛けテレビ市場でシェア半分を目指すとか。
(現在、商品化されている液晶TFTテレビも大画面だと「あら」が目立つし。)

 私、何故かこう言うニュース好きです。
(高速・大容量ネットワーク基盤や、高密度・ソリッド記憶媒体などにも関心があり
 ます。)
「沈没日本」がこう言うことで、盛り返して欲しいと思う今日この頃・・・。

 常時、ネットに繋がった大画面で動画像・音楽などを受発信・記録し、随時、再生
できたら面白いですね。(しかも、安価で簡単に・・・)

 (SED:surface conduction electron emitter display ?)
1998/12/29 共通ネットワーク言語 −日経産業新聞(1998/12/23)−


 国連大学(本部:東京)高等研究所「UNL(共通ネットワーク言語)プロジェクト」
(内田裕士ディレクター)は1998年11月中旬、国連総会で実証実験を行った。
(当時、NHK朝のニュースで報道されたらしいが、残念ながら見ませんでした。)

 UNLは、多言語間の中間に位置し、電子メールなどを相互翻訳するもので、現在
の一対一言語間の機械翻訳とは発想が異なるものらしい。

(構成)
  ・言語生成モジュール(デ・コンバーター)
  ・UNL生成モジュール(エン・コンバーター)
  ・検索ソフト(ブラウザ)
  ・エディター       など

(計画)
  ・1996年  プロジェクト開始
  ・2000年〜 12言語で運用開始。
         (日本語、英語、中国語、スペイン語、
          フランス語、ポルトガル語、ドイツ語
          ロシア語、ヒンズー語、アラビア語、
          インドネシア語、イタリア語)
  ・2002年〜 EU加盟国言語へ対応
  ・2006年〜 全ての国連加盟国言語へ対応

      (将来は、音声対応とか)
1998/12/29 次世代ディスプレー −日経産業新聞(1998/07/15)−


 デスクトップ・パソコンのディスプレーも液晶型が人気を集めています。
テレビもデジタル放送の本格化を期に、ブラウン管から新しい方式になるかも知れま
せん。
 ディスプレーへの夢は、『表現力(解像度、色数、速度)が優れ、大画面で、薄く
て、軽くて、消費電力が少なくて、長寿命で、使わないときは小さくなって(折り畳
めて)』・・・何て。 (丸で、「孫悟空」か「鉄腕アトム」の世界ですね。)


次世代ディスプレー性能比較
●液晶ディスプレー(LCD)
 古株の技術。 液晶パソコンの伸びで一息?
●PDP(plasma display panel)
 不活性ガスをプラズマ放電で発光させるもの。
●EL(electro luminescence)
 ガラス基盤上の陽極・陰極に挟まれた物質に
 電圧をかけ発光させるもの。 低分子有機物
 を真空蒸着した有機EL素子が有望。
●FED(field emission display)
 ブラウン管と同じ原理のミクロンサイズの微
 小電子銃を画素毎に面上に配置したもの。
●PALC(プラズマ液晶ディスプレー)
 液晶とプラズマ技術を組み合わせた最新技術。

(東北大学電気通信研究所 横尾邦義教授による)
◎:優 ○:良 ×:劣
1998/11/14 ガラス・キューブ −日本経済新聞(1998/11/14)−


 たった1cm立方のガラス・キューブで1テラ(1000ギガ)ビットの記憶容量を
確保できる技術の見通しがついたとか。
 特殊な書込み・読込み用レーザー装置が必要と言うことですが、これに「光の重ね
書き」の技術を加えると、100テラも可能らしい。
 この一個で1年分(8000時間)の動画像を記憶できるとのこと。
しかも機械的な駆動部がないので、安定的な取り扱いができそう。

 こう言う技術が日本で開発されたことに何かほっとさせられます。