
陸上幕僚監部『阪神・淡路大震災災害派遣行動史』より引用
この図は、1月17日の災害派遣要請後の部隊の派遣を中心とした図である。前図と時間帯がかぶっていることに注意して置いて欲しい。(=情報が不足した状態での部隊行動)
この図が対象とする時刻は、被災地内各機関がようやく機能し始め、発表死者数(19時で1132人)が急激に増加するなど全国的に被災地が甚大な被害を受けていることが理解された時間帯である。第3師団主力部隊は大型ヘリによる輸送支援を受けているにもかかわらず、なかなか被災地域に進入することが出来ないまま日没を迎え、夜間の輸送ヘリの運航は安全確保のため見送られることとなった。
松島悠佐氏の「自衛隊かく戦えり」(p45)のなかで述べている「激震地への部隊の到着は予想外に遅れ、思わぬ事態となっていった。」という事態はまさにこの図の示す事態であり中部方面総監部が中部方面隊主力を集めて事態に対処する方針を決めたのはまさに、この図の示す部隊配置状況であった。
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