2010年 中野区長選挙 アンケート調査設問


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2010年 中野区長選挙 男性同性愛者(ゲイ)と公共政策に関するアンケート調査


問1.同性愛者と教育をめぐる問題につきお尋ねします。

平成18年度厚生労働省エイズ対策研究事業「男性同性間のHIV感染対策と
その評価に関する研究(主任研究者:市川誠一 名古屋市立大学看護学部 
教授)」の一部として実施された、ゲイ・バイセクシュアル男性対象の全国イン
ターネット調査「REACH2007」(研究代表者:日高 庸晴 関西看護医療大学
看護学部 講師)では、教育に関する問題につき以下のような調査結果が
出ております(有効回答数:6,282人)。


・ 「これまでの学校教育で同性愛についてどのような情報を得ましたか」という
 設問に対し、全体の90.9%は同性愛に関して不適切な対応(一切習っていない、
 異常なものとして扱われている、否定的な情報を得た)をされた経験がある。

・ 実際の対応については年齢階級と有意であり、10代は「同性愛について
 肯定的な情報」を得た者の割合がほかの年齢階級よりも最も多い一方で、
 「同性愛について否定的な情報」を得た者の割合も10代が最も多い。

(上記調査結果の詳細については http://www.gay-report.jp/2007/result02.html をご参照ください。
 なお、REACH2007からの引用については事前に担当者の許可を得ています。)



(1)そこであなたは、義務教育である小・中学校における以下の授業分野で、
 同性愛(者)について扱うべきだとお考えですか?扱うべきだと思うものには◯、
 扱うべきではないと思うものには×を、各々の選択肢の( )内に記入してください。
 また、そのように選択した理由を回答理由欄にご記入ください。

(  )社会科の「基本的人権」や「差別」 

(  )保健をはじめとする「性教育」

(  )家庭科における「家族の在りよう」について 

(  )道徳の時間における「多様性の尊重」として

(  )総合的な学習における「地域の人々の暮らし」として

<回答理由>






(2) 前の問いである(1)で、いずれか若しくは複数の項目に◯をつけた回答者に
 うかがいます。同性愛者について扱う学年についてどうお考えですか。以下のうち、
 一番近いと感じるものを選択してください。また、そのように選択した理由を回答
 理由欄にご記入ください。

A.授業を担当する教師の判断にゆだねる。 

B.扱う学年を一定学年以上に限定すべきだ。(具体的に何年生以上か?:_____     )
 
C上記以外のその他
(                                          )

<回答理由>






問2.HIV/AIDS予防啓発をめぐる問題につきお尋ねします。

 1999年から実施されている国のエイズ予防指針(2005年に改正)では、個別施策層に対して
「人権や社会的背景に最大限配慮した、きめ細かく効果的な施策を追加的に実施することが
重要である」と謳われ、その個別施策層の一つとして「性的指向の側面で配慮の必要な同性
愛者」が挙げられました。

 
また、上記のエイズ予防指針では「第七 普及啓発及び教育  一 基本的考え方及び取組」
の中で「また、普及啓発及び教育を行う方法については、国民一般を対象にHIV・エイズに係る
情報や正しい知識を提供するものと、
個別施策層等の対象となる層を設定し行動変容を
促すものとがあり、後者については、対象者の年齢、行動段階等の実情に応じた内容と
する必要があることから、住民に身近な地方公共団体が中心となって進めていくことが
重要である」
(太字は引用者)と規定されています。

 さて、2008年のHIV感染者・AIDS患者の新規増加データを見ると、新規HIV感染者1,126名のうち
日本国籍男性の同性間性的接触による感染が743名、新規AIDS患者431名のうち日本国籍男性の
同性間性的接触によるものが181名と、いずれも全体に占める割合が高くなっています。

 先進国において日本が唯一のHIV/感染者/AIDS患者増加国となっていますが、HIV/AIDSの治療
費増大は中長期的に見て、医療費や福祉関係費全体の増大とつながります。そのため、HIV感染に
至る前の、予防・啓発段階での予算投入や対策強化がより一層求められる形となります。



(1)そこで、新規の感染予防について、あなたは、男性同性愛者(ゲイ)を中心としたに対する
HIV/AIDS予防・啓発に関してどのような方針を具体的にお持ちですか?以下の選択肢の中
から該当するものをお選びください(複数回答可)。また、その理由につき、回答理由欄にご記
入ください。  
     
A.当事者団体などの協力を得てゲイ・コミュニティ等に焦点を絞った予防啓発活動を展開する

B.人権擁護施策の充実とも並行させた上で、同性間の性的接触による感染者・患者に対する
  差別的取扱いを撤廃する

C.学校教育において、同性間の性的接触によるHIV/AIDS感染を予防するための情報をもっと
  積極的に取り扱う

D.学校教育において、異性間の性的接触によるHIV/AIDS感染を予防するための情報の中で、
  同性間の場合についても「同様」あるいは「準ずる」といった程度に簡単に触れるようにする。

E.同性愛者や同性と性的接触を行なう者に的を絞った対策は必要ない

<回答理由>







(2)すでにHIVに感染した人、AIDSを発症した人について、どのような支援を考えていらっしゃいますか?
以下の選択肢の中から該当するものをお選びください(複数回答可)。また、その理由につき、回答理由
欄にご記入ください。

A.医療費負担について身体障害者手帳の取得や心身障害者の医療費助成(マル障) 、高額医療費
 還付制度について情報を発信する。

B.生活に困窮した際に中野区資産活用福祉資金貸付や中野区社会福祉協議会の生活福祉資金貸付
 といった制度を活用できるように情報を発信する。

C.感染後あるいは発症後の生活の手引きとなるような情報を発信していく。
注:現在、中野区では区のホームページにおいてHIV検査について検査や感染予防観点からの情報
を掲載しています。http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/402000/d001721.html

D.上記以外のその他
   (                                                        )

E.特に必要ない

<回答理由>







問3 男性同性愛者(ゲイ)を含む同性愛者の人権に関する擁護施策についてお尋ねします。

 2002年の第154回国会(常会)において

・性的指向による「雇用に対する差別的取扱い」・「嫌がらせ」・「差別表現」を、人権侵害の一態様として明記
・調停、仲裁、勧告・公表、訴訟援助等の手法による積極的救済の範囲とされる社会生活(公権力との関係に
係るもののほか、雇用、商品・サービス・施設の提供、教育の領域における私人間の関係に係るものを含む。)
における差別的取扱いの中に、性的指向を理由とするものを対象とする

との内容を含んだ「人権擁護法案」が内閣によって提出されました。しかし、報道の自由、取材の自由、人権委員
会の独立性などに問題があるとして、報道機関や野党などが広く法案に反対した結果、2003年10月の衆議院解散
によって廃案となりました。また、2005年8月には民主党が「人権侵害による被害の救済及び予防等に関する法律
案」を第162回国会(常会)に提出しました
同法案は、禁止する「不当な差別的取扱い」の中に性的指向を理由と
したものも含んでいましたが
同月の衆議院解散に伴い廃案となりました。


 他方、2009年度の人権週間における啓発重点目標の一つに、「性的指向を理由とする 差別をなくそう」が
入っており、中野区でも「なかの区報」2009年11月20日号にて啓発重点目標各項目が紹介されています。
さらに2000年に発表された『東京都人権施策推進指針』の「第1部 人権施策推進の考え方 第2章 2−(2)
東京における人権問題の状況」では、「その他の人権問題」として以下の文言が盛り込まれています。


「性同一性障害のある人々などに対する偏見があり、嫌がらせや侮べつ的な言動、雇用面における制限や差別、
性の区分を前提にした社会生活上の制約などの問題があります。また、近年、同性愛者をめぐって、さまざまな
問題が提起されています。」



(1)以上のような問題提起を受けて、あなたは、今後の中野区における同性愛者の
  人権政策・施策についてどのようにお考えですか?以下のうち、一番近いと感じる
  ものを選択してください。また、その理由につき、回答理由欄にご記入ください。

A.当事者団体(NPO・NGO等)との協働も含め、中野区レベルで率先して取り組みを進めてゆく

B.国や他の自治体の動向を見守りながら、鋭意検討していく

C.まずは、当事者団体等の取り組みを支援していく

D.今のところ、新たな取り組みは必要ない

E.上記以外のその他
(                                                         )

<回答理由>






(2)区長候補者という立場を離れ、一個人として同性愛者に対する差別・偏見についてどのように
  お考えになりますか?また、区長として具体的にどのような取り組みをすべきだと思いますか?
  以下にご記入下さい。

<回答・回答理由(自由記述)>







問4.区職員や民生委員向けの、同性愛(者)に関する研修につきお尋ねします。


 
現在の日本において男性同性愛者(ゲイ)を含む同性愛者は、本アンケート調査 問1から問3で挙げられた
テーマを含む法的・社会的な問題を抱えながら生活しています。

 翻って、区職員の仕事は同性愛者を含む中野区民の生活に密着しています。また、厳密には公務員でない
ものの、区と連携して活動する民生委員も、「ホームヘルパーが必要である事実」「生計同一である調査」など、
区民生活と直結する調査や相談業務を行なっています。


 そこで、同性愛者が抱える問題について、中野区職員や民生委員向けの研修を行なう意向をお持ち
でしょうか。以下の選択肢の中から、近いものをお選びください(複数回答可)。また、その理由につき、
回答理由欄にご記入ください。


A. 区職員向けの悉皆研修(=区職員が全員受けなければならない研修)において、同性愛者が生活上
  抱えている問題について取り上げる。

B. 新規採用区職員向けの研修において、同性愛者が生活上抱えている問題について取り上げる。

C.自由参加方式の区職員向け研修において、同性愛者が生活上抱えている問題について取り上げる。

D.民生委員の研修にて同性愛者が生活上抱えている問題について取り上げる。

E.区職員や民生委員向けの研修で、同性愛者が生活上抱えている問題について取り上げる必要はない。

F.上記以外のその他
(                                                             )

<回答理由>






                                                       ご回答ありがとうございます





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