
研削砥石の表示
例: WA 60 K 6 V 1A 305 × 25 × 127
@ A B C D E F
@ 砥粒・・・加工時の切刃の作用 A・WA・PA・HA・GC・Cなど。
| アルミナ系 | A | 褐色アルミナ質 | ボーキサイトを原料とし、靭性を高くした褐色溶融アルミナ。 |
| WA | 白色アルミナ質 | A砥粒よりもアルミナ純度を99%以上に高めた白色コランダム結晶。靭性はA砥粒よりも劣っていますが破砕性に優れている為、高硬度材の研削に適している。 | |
| PA | 淡紅色アルミナ質 | WA砥粒の靭性を改善した(酸化クロムを追加)砥粒。 | |
| HA | 解砕形アルミナ質 | アルミナ質原料を融解した後、機械的粉砕によらない方法で製粒したもので、主として単一結晶のコランダムからなっている砥粒。 | |
| 炭化けい素系 | C | 黒色炭化けい素質 | 酸化けい素質と炭素材とを電気抵抗炉で反応させたインゴットを粉砕製粒をしたもの。A・WAよりも高硬度ですが靭性はかなり劣っています。 |
| GC | 緑色炭化けい素質 | 炭化けい素99%以上の高純度原料と炭素とを電気抵抗炉で反応させたインゴットを粉砕、製粒したもので緑色をしている事から「アオト」とも呼ばれています。C砥粒よりも靭性は低下しますが、破砕性に非常に優れており、加工中に鋭利な切刃が次々に生じる為良好な切味を保つ事が出来ます。この作用を利用して超硬合金やハイスの高硬材の研削が可能です。 | |
| 同一系統の砥粒を混合したものを使用する事が出来、この場合は、使用した砥粒の記号を併せて呼ぶ。これを混合砥粒という。 (例)A/WA,C/GC | |||
※靭性・・・・粘り強い性質の事
A 粒度・・・砥粒の大きさをいい、一般に何番という形で表現されています。
| 砥粒の粒度による種類(番) 8(粗)⇔(細)3000 |
| 8・10・12・14・16・20・24・30・36・46・54・60・70・80・90・100・120・150・180・220・240・280・320・360・400・500・600・700・800・1000・1200・1500・2000・2500・3000 |
赤文字の番手が砥石等でよく使われる番手です。
(赤文字以外の番手でも製品・用途によっては使用します。)
B 結合度・・・砥粒を保持している結合の度合。
| 軟らかい・A・(+)⇔硬い・Z・(-) | ||||
| 極 軟 | 軟 | 中 位 | 硬 | 極 硬 |
| A,B,C,D,E,F,G | H,I,J,K | L,M,N,O | P,Q,R,S | T,U,W,X,Y,Z |
C 組織・・・砥石の容積に対する砥粒の含有割合、すなわち砥粒率。1⇔14
| 組織番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
| 砥粒率(%) | 62 | 60 | 58 | 56 | 54 | 52 | 50 | 48 | 46 | 44 | 42 | 40 | 38 | 36 | 34 |
| 許容差(%) | ±1.5 | ||||||||||||||
D 結合材・・・砥粒と砥粒とを結合させて保持する材料。
| ビトリファイド | レジノイド | シリケート | ゴム | セラック | メタルボンド | |
| 記号 | V | B | S | R | E | M |
| 主要成分 | 長石可溶性粘度・フラックス | ベークライト 人造樹脂 |
けい酸ソーダフラックス | 天然・人造ゴム・硫黄 | セラック天然樹脂 | 金属箔 |
| 成形方法 | 流し込み法 プレス法 |
プレス法 | プレス法 | ロール法 プレス法 |
プレス法 | 流し込み法 プレス法 |
| 特徴 | 結合度・組織の調整が容易 | 弾性に富む | けい酸ソーダが潤滑作用を持つ | 弾性に富む 薄物研削 |
ラップ効果が大 | ダイヤモンド砥粒が主流となる |
| 最高使用速度 | 2000 m/min |
4000 m/min |
1500 m/min |
4000 m/min |
2000 m/min |
1000 m/min |
| 用途 | 一般鋼材 | 高速度砥石 精密仕上 |
高硬度材 薄物加工 |
切断砥石 コントロール |
軽研削 高精度加工 |
工具研削 ラップ |
E 形状・・・砥石の全体形状、縁形。
1A(平形)・5A(片へこみ形)・7A(両へこみ形)・異型など。
F 寸法・・・前から 外径×横幅×穴径
