2003/10/17までの質問スレ抜粋。

注意:あくまで上記スレからの抜粋なので、明らかに誤字・脱字とわかる以外のものについては「原則的に」管理人は手を加えてません。複数レスにわたる質問・回答についてはまとめている場合もあります。

2003/10/17以降の質問スレ抜粋へ

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From 苺経済板
Q1 デノミ時に便乗値上げインフレ→景気回復というシナリオはありえますか?
Q2 デフレという割りに一次産品の価格は上昇しているのですが?
Q3 日銀が市中銀行に対して買いオペを行う場合に、市中銀行に拒否権はあるの?
Q4 財政破綻を心配する必要がないとしても、今後の日本経済に悲観的イメージしか持てない。
Q5 現在の不況を雇用の面において立て直す改革とは何?
Q6 なんで中国はデフレ化で成長してるの?
Q7 買い「切り」オペは、買いオペとはちがうのですか?
Q8 財務省は買いオペできないの?
Q9 日本の海外投資の収益はどこを見ればいいの?
Q10 日銀の株買い占めたら、総裁を更迭できますか?
Q11 サプライサイダーの経済学者の間での評価ってどんなもん?
Q12 過剰雇用は不況の原因とも言われますが、過剰雇用を切ってしまったら、余計にデフレギャップは広がりませんか?
Q13 資本流出が起こってるって本当?
Q14  リフレ政策により、資産のとめどない流出を招く危険はないの?
Q15 不良債権処理によって、企業の新たな投資は増えないの?
Q16 実質金利がマイナスになる経済って変じゃないの?
Q17 低金利政策がデフレを悪化させることはありますか?
Q18 「良いデフレ」と言うのは存在しますか?
Q19 インタゲを実施すると金利はどうなる?
Q20 80年代後半に、金融緩和のもとで円高・ドル安が進み経常収支黒字が減ったのっておかしくない?
Q21 「真水で5兆円」ってどういう意味ですか?
Q22 「リスクプレミアム」「エージェンシーコスト」とは?
Q23 日経平均\10,000は再び見れますか?
Q24 なぜ日銀新総裁の福井氏は国債よりETFを買いたがるのか?
Q25 日銀が国債を大量保有すると、金利上昇したときに日銀のバランスシートが毀損されるのでは?
Q26 無利子国債と有利子国債を引き受けした時の差は?
Q27 消費者物価指数の上方バイアスってどのくらいなの?また、何でバイアスが存在するの?
Q28 財政中立と緊縮財政って同義なんですか?
Q29 「中国製品の輸入によりデフレになる」って間違いなの?竹中さんも中国製品がデフレの一因と言ってたよ?
Q30 日本から海外への投資の増加はなぜ経常収支の黒字増大につながるんですか?
Q31 現在の比較優位産業が衰退したらどうなるの?
Q32 変動相場制、固定相場制のメリットとデメリットってなんでしょうか?
Q33 デフレ・不況により創造的破壊は進むのでは?
Q34 産業革命期のデフレは何故均衡できたのか?
Q35 もうバカな大人は諦めて、マンガ家に経済学教えて子供達に経済学を伝えた方がいいんじゃないの?
Q36 「競争力」の定義を教えて下さい。
Q37 日本国民が一斉に預金を引き出そうとしたらどうなるの?
Q38 経済学は失業者にとって役に立つの?
Q39 経セミ5月号の高橋洋一氏の考え方(ヘリマネも可能)と丹羽理論とはどこが違うのでしょうか?
Q40 経済学の分野における大塚久雄の影響力ってどんなもんだったんですか?
Q41 日本経済特殊論は事実誤認?
Q42 構造問題が高度成長期には賞賛されていたのはなぜ?
Q43 富国の根本が貨幣発行にあることは、(中国の)漢の頃から解っていることではないの?
Q44 マクロ経済政策ってとらないに越したことはないんじゃないの?
Q45 リニアモーターカーは、費用に見合わないプロジェクトなの?
Q46 なぜ最近はインフレが問題にならないの?いつからインフレでなくデフレが問題視されるようになったの?
Q47 経済のための数学を学ぶにはどうしたらいい?
Q48 なぜインフレは日本国では解決してしまったのでしょう。
Q49 なぜアメリカはいつまでたっても経常赤字を続けられるのでしょうか?
Q50 今のように中途採用の名目賃金が十分低水準になってしまった後で、突然インフレが起きるとどうなるんでしょうか?
Q51 経常収支、資本収支とは?
Q52 「インフレターゲットをやるとハイパーインフレになる」と言って聞かない友人を説得するには?
Q53  クルーグマンがインタゲ(またはインフレ政策)についてなるべく詳細に議論している書籍はなんでしょうか?
Q54 スタグフレーションというのは具体的にどういうモデルの下で想定されうるのでしょうか?
Q55 「特別会計」って何ですか?
Q56 GDPの半分以上は、官製ということでしょうか・・
Q57 今の1000兆円をも上るといわれる巨額の財政赤字の原因は何なんでしょうか?
Q58  マクロの初めのほうで出てくる、C=aY、Y=C+Iと言ういちばん簡単な連立方程式って、C→Y なんですか? C←Y なんですか?
Q59 「世界同時デフレ」という言葉がテレビでにぎわってきていますけれど、これってどういう事なんですか?
Q60 ネットとグロスという概念(たとえばグロス輸出額など)がわからないのですが?
Q61 日本人の貯蓄率は高い?高くない?
Q62 『金融社会主義国』って何なんですか?
Q63 国内金融資産の流出により経常収支は赤字化する?
Q64 小川一夫の『大不況の経済分析』は苺的にはどうですか?
Q65 インタゲより公共投資の方が良くない?
Q66 木村剛流のキャピタルフライト&経常赤字化はあり得ない話でもないのでしょうか?
Q67 NTTドコモの料金が高いのは需要が多いからか、それともシェアが大きいから寡占の影響なのかどっちなんでしょう?
Q68 ゼロ金利政策で貨幣に対する機会費用が消失してしまっているから貨幣数量説を成り立たせなくしているという主張は誤りでは?
Q69 実質自然利子率というのは利潤率のことではないのでしょうか?
Q70 恒等式と方程式と均衡式の関係がつかめません。
Q71 日本人はバカの代表のマスコミが流す「既得権益者の打破」と言う言葉に弱くないですか?
Q72 マクロ経済政策の目的、1.完全雇用  2.低いインフレーション 3.高い経済成長についてちょっと教えて欲しいのですが。
Q73 インタゲはインフレ率を上げて実質金利を下げようという試みだと思うんですが、そんなにうまくいくのでしょうか?
Q74 銀行としては債権放棄の後どういう絵を描いているのかな?
Q75 税効果会計について質問です。
Q76 なぜメガバンクはいつまでも赤字を垂れ流しているんだ?
Q77 『ハイパワード・マネー=M1』と考えていいのでしょうか?
Q78 不況とはどういうものなのでしょうか?
Q79 「保険に入る前に遺伝子情報の検査を必要にすると,遺伝子に異常のない人が自分の健康に自身をもって保険に入らなくなるので保険が破綻する危険がある」って主張はおかしくありませんか??????
Q80 今4年生で大学院に行くか働くか迷ってるけど、どっちが楽?
Q81 外債購入不胎化か非不胎化かはどうやってみわけるの?
Q82 「正しいマクロ経済政策」って、票になりますのん?
Q83 「恐慌の時公定歩合を引き上げ、経済がそこを打ったことで、その後は長期間の経済成長が続いた。」って本当ですか?
Q84 量的緩和以後のマネタリーベースの伸び率と、実物経済の伸び率ってなんか関係ありそうですか?
Q85 塩爺の言ってることってマジですか?
Q86 何故こうも「?」という人事が横行するのか?
Q87 企業の業績って回復してるの?
Q88 これから大相場がくるのかな?
Q89 株価が1万円突破したら構造改革派が勝利宣言しそうですけど・・・
Q90 元が切り上がると中国経済はどうなるんですか?
Q91 「租税回避行為」が脱税じゃないんなら、なんで申告漏れと指摘されるの?
Q92 日本の三大経済学者といえば、根岸、小宮、宇沢さんの三人ですか?
Q93 ものすごく素朴なしつもんですが、デフレで何が問題なのですか?
Q94 構造改革(経済の効率性うp政策)によって潜在的国内総生産が上昇した場合、失業率は増大すると考えていいのでしょうか?
Q95 不況とは、経済学的にはどのような状態を具体的にさすのでしょうか?
Q96 「”構造改革”ってどういう意味なんだ?」って疑問が付きまとう。
Q97 そもそも日本は先進国の中では今までどのくらい「大きな政府」だったんですか?
Q98 いつまで梅雨空?
Q99 「不良債権問題の解決のためには景気の悪化を多少は甘受せざるを得ない。」と言うのは何が問題なの?
Q100 太平洋戦争のときのような日銀による国債の直接引き受けをやることはあるだろうか?
Q101 為替の平衡操作って儲けるためにやってんの?
Q102 何で亀井氏は老人に金をばら撒くとか言ってんの?
Q103 マクロのミクロ的基礎は何ゆえ必要なのでしょうか?
Q104 マクロのミクロ的基礎づけって具体的にどういうことなんですか?
Q105 無差別曲線の意味がよくわからんのです。
Q106 (景気回復には)デフレからの脱却が先だといっていた人はどう説明するのだろうか?
Q107 デフレの本当の問題は何ですか?
Q108 デットオーバーハングって既存債務があるから新しい収益を生むプロジェクトに資金が流れない状況を言うけど、この既存債務って銀行に持ってる債務のことだけですか?
Q109 手形を商売相手ではなく、いきなりどこかの投資家に売るようなケースはあるのですか?
Q110 手形発行時点で金利がつく場合があるの?
Q111 「デフレ放置のインセンティブ」が高まる可能性があるんじゃないの?
Q112 公務員の給与削減でデフレを乗り切るしかないのではないだろうか?
Q113 構造改革の効果によりピグー効果が発揮されているって本当?
Q114 マネーサプライは大きく増えているのになぜデフレ?
Q115 宝くじは期待値がものすごくマイナス(マイナス50%くらい?)なのにどうして買う人があんなに多いんでしょうか?
Q116 最近の景気見通しいかが?
Q117 次期自民党総裁には誰が適当だと考えてますか?
Q118 消費を呼び込む政策ってなんかないですかね〜?
Q119 (民業を)阻害しないなら産業政策が何らかの形で働いてもかまわないと思うが。
Q120 債権というのは、社債や国債のことですか?
Q121 国際優良株が下がり、建設株ばかり何であんなに上がったんだろ?
Q122 為替レートを長期的にきめるのは・・・
Q123 日銀がマイナス金利つけたらどうなるんだろうか?
Q124 今言われている「(構造改革の)芽」とはどこから出てきたものなのでしょうか?
Q125 空港の発着枠取引で、新規参入者に例えば事業規模に応じた権利を与えることによって、新規参入阻害の問題は回避されないのですか?


From  2ch経済板
Q1 先だってわが国はボツワナ並の格付けを頂いて何やら彼にやら騒いでいましたが・・・?
Q2 日本は、なぜ不良債権の無税償却を認めないの?
Q3 財政支出が必要と聞きますが、どこにどれだけ投資すればよいのですかね。
Q4 財政政策って、潰れるべき建設会社の延命を助けてるだけじゃないの?
Q5 なんで公開市場操作で通貨量が調整できるの?
Q6 格付け機関に格付け依頼してる企業って、格付けの内容以前に健全な企業なんじゃないの?
Q7 「小泉構造改革」って結局どういうことなの?
Q8 GDPデフレータのデータが欲しいのですが・・・。
Q9 全国民が車の制限速度を守ったら、どのくらいの経済損失(あるいは効果)があるの?
Q10 中国経済は日本を越しますか?
Q11 世界統一通貨はなぜ出来ないのか?
Q12 経済学はどうやって勉強すればいいの?
Q13 IS−LM分析がよく分かりません。
Q14 経済学って役に立たなくないですか?
Q15 貨幣量がふえると利子が下がるってなぜですか??
Q16 利子ってゆうのは恣意的にうごかせるのですか?国債の金利はどういう基準できまるのですか?
Q17 カボチャでもマヨネーズでも公開市場操作の対象になりえるなら、何で手形・債券しか売り買いしないの?
Q18 株式や投資信託を買わせるのは現在の日銀法では出来ないの?
Q19 日本企業は銀行借入金に依存しすぎでは?
Q20 ミクロ的なインフレってあるの?
Q21 国債の長期金利と、銀行の貸し出し金利が連動する理由がわからない。
Q22 社会主義市場経済って何?
Q23 社会主義的資本主義って何?
Q24 アメリカは日本にどのくらい借金してるの?
Q25 外国の企業でも転職を繰り返すのは一部の業種だけだそうですが・・・。
Q26 ノーパンしゃぶしゃぶって経済と関係あるんですか?
Q27 大した能力も魅力も学歴もないのに高給を取れる方法ってなんだろう?
Q28 元日銀マンの木村剛って・・・
Q29 「年金資金の買い」ってどういう意味?
Q30 何で巨額のデフレギャップがあるのに、サービス残業、過労死はなくならないんでしょうか?
Q31 戦争は景気にとってマイナスなの?
Q32 ゼロ金利や量的緩和ってどういうこと?
Q33 百万円が数ヶ月で5倍に膨れるにはどうすれば?
Q34 現代の社会で無貨幣経済って可能ですか?
Q35 株価が下落した場合の資産価値はどうなるの?
Q36 サラ金貸付は増えてるのに、銀行貸出が増えないのはなぜ?
Q37 なんで世界第2位の経済大国がいろんな国に叩かれるの?
Q38 国の借金って、誰からの借金?
Q39 クルーグマンが「中央銀行の資産劣化は問題ではない」とする根拠は?
Q40 バーナンキの背理法ってなんですか?


From 苺経済板

Q1
名前:走る名無しさん 投稿日:2002/12/27(Fri) 01:31

竹中や福田がデノミを検討しているようです。
デノミ時に便乗値上げインフレ→景気回復という
シナリオはありえますか?

A1
名前:走る名無しさん 投稿日:2002/12/27(Fri) 04:18
ない。デノミを主張する奴は受け狙いのヤシに過ぎない。
リフレ政策と一時的な便乗値上げによる物価上昇の話は関係ない。
将来の物価水準経路に関する皆の予想に働きかけるのがリフレ政策だ。

相対価格と一般物価水準の区別は基本的だ。リフレ政策を理解するためにはさらに、
一時的な物価上昇と持続的な期待インフレ率の上昇を区別しなければいけない。
我々が必要としているのは持続的な期待インフレ率の上昇の方である。
そのためにはインフレーション・ターゲティングのフレームワークの
採用が有力だろうと考えられている。

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Q2
名前:教えていただければ 投稿日:2002/12/22(Sun) 10:16
世界的にデフレと言われていますが、商品(一次産品)の価格は上昇しています。
例えはCRB指数は昨年末190ポイントくらいでしたが、今は236ポイントです。
日本のゴム市場でも昨年末60円/1Kgくらいがいまは100円/1Kgくらいです。
本当にデフレなのでしょうか。

A2
名前:すりらんか 投稿日:2002/12/22(Sun) 11:10
「デフレ」は一般物価水準の変動に関するものでそのなかでの相対価
格変動とは切り離さないといかんでしょう.

まぁ天然ゴムの大きな代替商品は石油合成ゴムですし.でもそれだ
けじゃCRB説明できませんけどね.

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Q3
名前:BIG−C 投稿日:2002/12/19(Thu) 21:12
日銀が市中銀行に対して買いオペを行う場合に、市中銀行に拒否権はあるのでしょうか?
どなたかご教授いただければ幸いです。
市中銀行が拒否した場合は買いオペは行えないということですか?

A3
名前:ドラエモン 投稿日:2002/12/19(Thu) 21:15
商取引を強要することは本来出来ない。日銀が買いオペで提示した価格で銀行が売る気がなけれ
ば売らないだけ。
買いオペを競争入札でやって銀行が売らなければどうなる?金利はゼロだ。10年債、30年債
みんな金利ゼロなら結構なことだな(笑

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Q4
名前:教えてください。(894) 投稿日:2002/12/13(Fri) 13:00
財政破綻を心配する必要がない(借金の額が発散しなければ)として、
あり得る、日本の将来像をどのように考えておられるのか、やはり、
様々な方の冷静なご意見をお聞きしたいのです。
(漠然とした質問で、すみません。)

  素人考え的な疑問:景気回復したと仮定→金利上昇→
           →政府支出に占める利払い費の膨張→
           →国債発行増 or 公共投資・国民福祉などの支出切りつめ→
           →または大増税→政府・公共部門が強烈に景気減速を促進

  要するに、持続的な景気回復があり得ない経済構造が日本のシステムの中に
  組み込まれた状態(即ち、90年代の経済状況が今後も延々と続く状態)に
  なってしまっているように、思えてなりません。(悲観論者ですみません。
  でもやっぱり長期的に衰退していく日本・・・しか、思い浮かべられないのです。)
A4
名前:"歌舞音曲" 投稿日:2002/12/13(Fri) 14:13
景気回復するとたしかにそのうち金利は上昇する。国債返済額が膨張しはじめる。でもここで注意は1%の金利上昇が実際にどのくらいの国債の利払いの増加をうみだすか、ということ。しかもそのときに他の資産の収益率があがっているはず。こことのからみをどうとらえるのかが次。さらに景気回復手法で、うまく借金チャラにする方法はある。あんまり大々的にやると怒られるのでw一部だけやる。それが今日の経済教室に書いてあること。以上。

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Q5
名前:走る名無しさん 投稿日:2002/12/07(Sat) 22:24
現在の不況を雇用の面において立て直す改革を行うとしたらどうしますか?

A5
名前:走る名無しさん 投稿日:2002/12/07(Sat) 23:28
>人々が、雇用の安定を維持しないと将来が不安だと言っている以上、
>雇用の安定を最優先にするしかない。
>企業にとって、リストラにするか、賃金を下げるか、
>どちらかしか手がないとすれば、賃金を下げるしかない。
>わたしと同じことを言っているのは、
>今年1月に急逝した橋本寿朗法政大教授(遺著『デフレの進行をどう読むか』)
>くらいしかいないと思うが…

http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APQ5i_CMpgXWDZoN0

というわけで松原隆一郎氏によれば「賃下げ」だそうです。

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Q6
名前:晩秋の名無しさん 投稿日:2002/12/06(Fri) 10:06
インフレなき成長というのは、かつて日本等が経験して
きたのでわかるのですが、中国の現状でデフレってる
成長というのはピンと来ません。

なぜこういう現象が起こっているのか、どなたか教えて
下さい。お願いします。

A6
名前:晩秋の名無しさん 投稿日:2002/12/06(Fri) 10:56
そもそも中国の場合は、統計のごまかしやってるから「デフレ下の
高成長」なる幻が演出できてるんじゃないの?前にもアメリカの大学教授が
「エネルギー消費量が減ってるのに高成長を維持できているのはおかしい。
7〜8%成長は党の公約にであって、実際の数値ではない」みたいなこと言ってたし。

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Q7
名前:厨房です 投稿日:2002/12/02(Mon) 15:20
最近のニュースでよく聞く、買い「切り」オペは、買いオペとはちがうのですか?

A7
名前:ドラエモン 投稿日:2002/12/02(Mon) 15:44
 買戻し契約つきの売買(レポ取引)に対して、単純な買い入れを買い切りという。

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Q8
名前:861の厨房です 投稿日:2002/12/02(Mon) 18:23
(買い切りオペとは)買い切ったら、満期償還まで保有して、
財務省の税収のなかからマネーが戻ってくるということですかね?
もし、そうだったら、財務省が、発行済み長期国債を手持ちの資金で買って、
満期まで手元に持っといて、満期には税金で償還してもよいような気がするんですが。

A8
名前:ドラエモン 投稿日:2002/12/02(Mon) 18:47
財務省が買いオペできるかですが、運用部資金という郵貯や簡保のお金で買えます。
問題は、日銀以外はマネタリーベースを作れないということ。郵貯や簡保のお金で買う
ということは、ほかの用途に使われていたお金を引き揚げて国債を買うわけでマネーの量
は変化しません。これに対し、日銀が買う場合は、(ほかの証券を売ってもかまわないけ
ど、それは買いオペと売りオペの組み合わせであって純粋の買いオペではない)新しく
マネーを生み出して買うわけです。これによってマネタリーベースが増加することになり
ます。

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Q9
名前:晩秋の名無しさん 投稿日:2002/12/02(Mon) 13:23
初心者、というか門外の人間の質問ここでいいんでしょうか?
日本の海外投資(直接投資、間接投資)がある一定期間でどれだけ
トータルで儲かってるか、というのは何処のデータを見るものなんでしょうか?

A9
名前:ドラエモン 投稿日:2002/12/02(Mon) 15:44
 所得収支の投資収益が対外資産のリターンです。

名前:860 投稿日:2002/12/02(Mon) 16:45
ありがとーございます。検索してみました。
このへんがしろうとむけの説明でしょうか↓
http://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2002/14TsuushohHP/html/14232230.html

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Q10
名前:晩秋の名無しさん 投稿日:2002/11/18(Mon) 18:25
日銀の株買い占めて最大株主になったら、総裁を更迭できますか?

A10
名前:晩秋の名無しさん 投稿日:2002/11/18(Mon) 23:54
日銀が発行しているのは、出資証券(通称、日銀株)。額面100円。
店頭市場で売買されています。
議決権はありません。

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Q11
名前:名無しさんの秋 投稿日:2002/10/29(Tue) 15:08
クルーグマンの「経済政策を売り歩く人々」では、サプライサイダーは悪の化身だとも
言わんばかりの勢いで批判されているのですが、経済学者の間での評価はどうなっ
ているのでしょうか?

A11
名前:cloudy 投稿日:2002/10/29(Tue) 16:18
スティグリッツの「マクロ経済学(第2版)」ではこう書いてます:

> …こうした、減税によって資本と労働の投入量が増加することを強調するのが、
> いわゆるサプライサイドの経済学(者) Supply Siders であるが、
> 経済学者の多くはこうした考え方にかんして懐疑的である。

実際、レーガンの減税実験は巨額の財政赤字を生んだ。

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Q12
名前:名無しさんの秋 投稿日:2002/10/28(Mon) 16:25
過剰雇用、過剰設備が不況の原因と言う話がありますが
どういう意味なのでしょうか?
過剰雇用を切ってしまったら、余計にデフレギャップは広がりませんか。

A12
名前:名無しさんの秋 投稿日:2002/10/28(Mon) 16:37
デフレギャップというのは、生産に比べて、消費に必要な通貨が不足しているので、
皆手元に少しは貯金を残しておきたい、というその程度の動機で、本来は需要のあるような
生産物の生産もままならず経済が縮小していく、、、という程度の自体です。
雇用を切れば、生産能力そのものが下がりますので、デフレギャップだけみれば
縮小します。おっしゃっているのは、切られた雇用に相当する人が、より
手元の貯金を大切にするために、需要が縮小して、結果中長期的にデフレギャップが
増大するのではないか、、ということかと思われますが、それも正しいです。
つまり、過剰雇用とおっしゃるものを切ると、極短期的にはデフレギャップは縮小し、
中長期的には増大する・・・ということでよいと思われます。

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Q13

名前:名無しさんの秋 投稿日:2002/10/28(Mon) 16:25
資本流出が起こってるって本当?キャピタルフライトって奴?金持ちが金の延べ棒持って国外逃亡するの?

A13
名前:名無しさんの秋 投稿日:2002/10/25(Fri) 18:43
元々、ドル建て資産を持つというのは資本移動(資本流出)ではなくて、資本
勘定が変化するだけである。そのようなものを資本流出などとは言わない。
まあ、政府が外貨準備率を積み立てるのであれば、それは資本流出たりえるが、アメに脅
されなければそんなことはしないだろうw。

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Q14
名前:くだらない質問 投稿日:2002/10/25(Fri) 12:56
リフレ政策の主張者は、人々が合理的な行動を取ることを
当然の前提にしてしまっているのではないでしょうか。

現在のように、リフレ政策=ハイパーインフレ的な常識が
まかり通っている社会では、リフレを実施した場合、
とめどない資産の海外流出が発生する可能性があるような気がします。

この私の考えは杞憂なのでしょうか。

A14
名前:ドラエモン 投稿日:2002/10/25(Fri) 13:20
昭和恐慌でも、アメリカの大恐慌でも、恐慌の真っ最中に反対派は「ここでリフレなんか
やれば、ハイパーインフレがやってくる」と明言し、リフレ絶対阻止を叫んでいた(井上
準之助など)し、主要なメディア(日本でなら今の日経)もそう主張していたし、市場も
そう信じていた(日本で反リフレ構造改革の急先鋒は野村證券の調査部長)。

で、実現したのは、日銀引受強行しても、3%くらいのインフレだった・・・

歴史上、デフレ克服に強力なインフレ政策を発動してハイパーインフレになったケース
はない。当然、為替の止め処もない下落など起こっていない。昭和恐慌脱出の際の為替
減価率はピーク比60%くらいだから、80円の円高ピーク(95年)から計算すると、
まあ150円にいけば上出来なだろう。98年に147円まで行ったが、ハイパーインフレも
輸入の途絶もおこってないよん。
このあたりは、例の「竹森本」読んでみて頂戴。

名前:すりらんか 投稿日:2002/10/25(Fri) 17:52
マスメディアの消費・投票は1人1票部分が強いので「リフレ政策=ハイ
パーインフレ的な常識がまかり通っている社会」という認識は大きく外れ
てはいないでしょう.しかし,資産取引に関しては一人一票とはほど遠く,
ラージプレイヤーはかなりの合理性を持って行動していると考えられるで
しょう.一部の経済論理(というと大げさだが裁定理論)に従った行動は
大きな利益をもたらす……これを見逃さないひとは少なくないと思います.

あと,
大幅な資産の海外流出がおきると言うことは現在国内でもっている資産を
海外資産と交換しなければ成りません.その交換に応じてくれる人がちゃ
んと存在する……インフレで資本流出(キャピタルフライト?)のときに
は外資は日本の資産かいまくりということです.

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Q15
名前:名無しさんの秋 投稿日:2002/10/24(Thu) 13:04
不良債権処理って意味無いの?
銀行、企業のB/Sが軽くなって
企業が新たな投資ってのじゃだめなの?


A15
名前:すりらんか 投稿日:2002/10/24(Thu) 14:00
現時点で投資案件を抱えている企業はBSがどうあれ資金需要は旺盛なはず.
(だって少しでも稼げるプロジェクト初めて変えさにゃしゃあない)現時
点での債務残高が大きくてそういった企業に資金供給が行われないという
なら,

・現時点での旺盛な資金需要が金利上昇圧力にならないのはなぜか
・銀行の審査能力がない(情報の非対称性などより)のに不良債権処理し
たとたんに審査能力が付くのはなぜか?
・不良債権処理により企業の純資産が増えるならば情報の問題は改善され
るかもしれない……これって借金棒引き,穴埋めは税金(銀行へ資本注入
),銀行国有化でないとおきないしそれに伴う資産売却があると純資産が
むしろ減ったりしない?
・企業の純資産が問題ならば「ただのインフレ」で全く良いのだが……?

名前:名無しさんの秋 投稿日:2002/10/24(Thu) 15:20
企業のバランスシートが改善されて企業の純資産が増えれば、
確かに銀行はその企業の融資し易くなる。
しかし、すりらんか氏が第三項目で述べているように、不良債権処理を加速しても、
企業のバランスシートが改善される可能性は少ないし、むしろ悪化するだろう。

銀行のバランスシートが改善したとき、
銀行が貸出を積極的に増やそうとするかどうかは大いに疑問。
そのとき、銀行が貸出を積極的に増やすのが得かどうかは周囲の状況による。
苦労してバランスシートを改善した銀行が、
デフレ不況下で貸出を増やして不良債権を増やすリスクを犯そうとするだろうか?

私には、バランスシートの問題を気にしている方々が不良債権処理の加速を
提案する理由が理解できない。

提案されたのがリフレ政策であれば非常に納得できる。
資産デフレが止まれば企業の純資産は増加する。
フローのデフレが止まれば企業収益も増加する。
リフレ政策は有効需要を増やす方向に働くので、不良債権処理の加速と違って、
景気の急激な下ぶれのリスクを増加させない(減少させる)。

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Q16
名前 : 走る名無しさん  2003/01/06(Mon) 04:06
 実質金利がマイナスになるような経済はそれ自体がすごくおかしそうだと思う。
 均衡実質金利がマイナスになるような経済って、すごく生産性の低い経済ではないのかと・・・
 とすると、インフレ以上に重要なことがもっとありそうだといいたい。
 
A16
名前:走る名無しさん  2003/01/06(Mon) 04:38

 デフレというのは、絶対価格(総需要)の低下であって、相対価格(一部物価)の下落とは違うのです。デフレとは総需要の低下を意味し、総需要の低下とは減り続けるパイの奪い合い(=椅子取りゲーム)を意味します。椅子取りゲームのプレーヤーは、イスが減り続けていく中でみんなが勝ち残ることなんてありましょうか?ありませんね。つまり、デフレ・実質金利が高止まっている世界では、大多数が勝つ(=高い経済成長を誇れる)なんてことはありえないのです。
 最近流行の勝ち組・負け組みなんていう言葉もデフレ(イス取りゲーム)下であるからこそ流行する言葉なんです。経営学者?なんていうのはそこらへん(マクロ)が分かっていない。
 ところで、デフレ・高止まる実質金利下において高い経済パフォーマンスを誇っているor誇っていた国なんて存在しましょうか?あるんならば教えてください。

 ところで、90年代好調だった時期のアメリカの実質金利はマイナスでした。高成長を遂げていた時代の日本もまたしかりです。

 デフレは、さまざまな名目価格の硬直性により不況を長引かせます。実質金利の高止まりなんかも、名目金利の非負制約性という名目価格の硬直性とデフレとのぶつかり合いによるものです。市場での価格調整が上手くいかない場合には、政策当局が介入し、適切な水準に調整しなければいけない。リフレ政策なんかはその最たる物です。

景気のいい経済において、実質金利が低くなるというのは基本です。

1999年にノーベル経済学賞を受賞したJ.E.スティグリッツは、氏が著したマクロ経済学の教科書の第1章の1において、マクロ経済政策の3つの目的として『完全雇用、低いインフレーション、高い経済成長率』を挙げている。

名前: 走る名無しさん  2003/01/06(Mon) 05:15

均衡金利がマイナスになるのは将来見通しが極端に暗い時なのではないの?
少子高齢化とか?将来の物の方が、主観的に価値を持つような特殊な状況なので。

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17

名前: 走る名無しさん  2003/01/05(Sun) 08:28

 利子率=貨幣を保有することの機会費用だとすると、利子率が低いと貨幣需要は増します。これが低くなればなるほど貨幣需要は増大するわけです。景気が悪化すると政府は低金利政策をとりますが、低金利になればなるほど貨幣需要は増大し、人々は貨幣とモノ・その他の資産との交換を避けるのではないでしょうか?つまり、低金利政策はデフレを悪化させると?

A17

名前: ドラエモン  2003/01/06(Mon) 12:38

 まず、君の言う「金利」は政策変数ですから短期金利です。短期金利は現金の価格ですから、それが低下すると「短期政府証券に比較して現金需要は高まる」ことは事実です。最近の現金需要の異常なほどの増加は金融不安と低金利で説
明できるはずです。ただし、「もの」の需要で短期金利から大きな影響を受けるものは在庫需要あたりで、返済が長期にわたる固定資本投資は長期金利の影響を受けます。
 もし、企業収益や家計所得の将来見通しが悪くなければ、資金は短期から長期にシフトし、そうした投資需要を満たし、景気に刺激効果を持つことになります。具体的には、短期証券の魅力(金利)低下=>長期証券の魅力(価格)上昇=>長期金利の低下というわけです。

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Q18
名前: 走る名無しさん  2003/01/06(Mon) 04:46
 ところで、伊藤元重マクロ本には、いいデフレ・悪いデフレという説明の箇所がありますが、実際には良いデフレなんていうものは存在しましょうか?伊藤先生は絶対価格の下落と相対価格の下落を混同されているのでしょうか?

A18
名前: 走る名無しさん  2003/01/06(Mon) 05:15
 そういえばいつかの日経経済教室にも需要減退型のデフレが悪い物価下落で原油価格低下などデフレが良い物価下落とか書いてあった気がするよ。それで今は前者だと。
 インフレにも需要要因だけでなくコスト・プッシュ型のがあるから必ずしも混同しているわけではないと思われ。でも、デフレという用語は不適切かもね。
 インフレ率7%⇒3%くらいが原材料費の下落で起こるのならよいことだ程度の意味なんじゃないかなあ。その本読んだことないのでいい加減なことしか言えないけれど(w

名前: ドラエモン  2003/01/06(Mon) 12:49

 インフレ・デフレを価格だけで考えるなら(良いデフレも)ありえます。原材料コストの低下、技術進歩の結果、生産物価格は低下しても名目付加価値(賃金+利潤)は増加することは起こりえます。
 この場合には、債務の問題も起こりません。なぜなら、名目所得は増加していきますから名目価値の固定されている債務であっても返済に困ることはないからです。その意味では、CPIやWPIよりもGDPデフレータの方が良い指標でしょう。ちなみに、日本のGDPデフレータは94年末ごろから前年比マイナスになって、消費税でかさ上げされた1年間を除けば一貫してマイナスです。

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Q19
名前: 走る名無しさん  2003/01/08(Wed) 14:49
 みなさんはインタゲを実施したとして国債価格・金利はどのように推移するとお考えですか?分かりやすく解説してくださる方キボンヌ
 
名前: ドラエモン  2003/01/08(Wed) 15:06

 貨幣の中立性(貨幣供給量の変化が実物経済に影響しないという意味。厳密には中立性といってもいろいろあるけど、さしあたりは無視)が中長期で成り立つということに関しては、ポストケインジアンを除けば合意はできている。それは、実物経済に属する変数である実質金利についても同様である。要するに、かなり長い期間をとれば、インタゲ付きリフレ政策の効果はインフレ率の上昇にすべて吸収され、それが一定の実質金利から逆算すればすべて名目金利の上昇を結果することになる。

 だが、数年程度の短期に関していえば、貨幣の中立性が成り立たないとする立場がある。
 そうであるなら、インタゲ付リフレ政策は、一部はインフレになるが、一部は実物経済の拡張(景気回復)に吸収される。このとき、実質金利は低下していなければおかしいから逆算すると、インフレ率の上昇ほど金利は上がらないということになる。

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Q20
名前: 走る名無しさん  2003/01/16(Thu) 22:14
 ◆マンデル・フレミングモデル(以下MFモデル)について
 MFモデルだと、変動相場制で資本移動が完全なとき金融緩和は円安をもたらし、経常収支の黒字を増やすはずです。
 でも、1980年代後半には金融緩和の下で円高というかドル安が進み、経常収支の黒字は減りました。これっておかしくないですか?

A20
名前: 2ちゃんの相場師  2003/01/16(Thu) 22:57
 あんたは「プラザ合意」(1985年)を知らんのか?レーガン時代(1980年代前半)はMFモデルのまんま。
でも,日本の金融緩和じゃなく,アメリカの高金利ね。

名前:Eb_D  2003/01/17(Fri) 12:21
 1980年代前半の米国経済(双子の赤字)は、Mundell-Flemingモデルを想定通りの動きをしました。1980年代央に、Krugmanがドルのサステナビリティ問題を取り上げた頃から「ドルは高すぎるんじゃないか?」「こんなドル高を放置しておくと、そのうち大変なことになる」という懸念が広がり、プラザ合意に至るわけです。政策協調とかさかんにいわれたのもあの頃からですね。
 もっとも、プラザ合意以前からドルは下がり始めていたので、「プラザ合意でドルが下がった」というのは厳密にいえば正しくはなくて、そういう市場の動きを追認したというべきでしょうが・・・。


 Mundell-Flemingモデルでは、「変動為替レート制の下で資本移動が完全なら、金融緩和政策は自国通貨価値を下落させる」という結論になるわけですが、これは「実際に円安になる」ことを保証(?)するわけではなく、「円安圧力が発生する」ということです。

 例えば、米国で財政赤字削減が進んだとすれば、米国の金利は以前より低下するはずで、そうなれば、それに見合うだけ資本収支の赤字化=資本流出が増え、ドルは下落するでしょう。ドル安の結果、(Jカーブ効果などを無視すれば)経常収支は黒字化します。ドル安は円高ですから、日本で金融緩和政策がとられて円安圧力が発生していたとしても、米国からの円高圧力がより大きければ、差し引きで円高になるのでは?

 そうした解釈がでくるのなら、「1980年代後半には金融緩和の下で円高というかドル安が進み、経常収支の黒字は減りました」という話は別にMundell-Flemingモデルと矛盾するわけではないと思いますが?(むろん、以上の話はMundell-Flemingモデルの枠内で解釈すればということであり、そうした事実があったかどうかとは別のことです)

 まあ、Mundell-Flemingモデルは非常に単純化されたモデルですから、モデルから導かれる結論を歴史的に観察された事実と無媒介に対置して妥当性を論ずるのは、ちょっとムチャかなと・・・。

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Q21

147: 走る名無しさん  2003/03/09(Sun) 06:58

以下のp.1の下から7行目に出てくる、「亀井静香自民党政調会長でさえ、事業規模で50兆
円、真水で5兆円程度の追加的財政支出を主張しているに過ぎないことを考えると・・・」とい
う文章の「真水で5兆円」というのはどういう意味ですか?「真水で」とは何を意味しているの
ですか?

ttp://www.csfb.co.jp/client_entrance/research/economic/eco021108.pdf

A21

152: 走る名無しさん  2003/03/09(Sun) 13:27

「事業規模で50兆円」は「複数年度に渡って全部で50兆円」という意味。
「真水で5兆円」は「年度当たりでGDPを直接に5兆円増やす」という意味。
「真水」というのはGDPを増やすような支出のこと。
たとえば土地取得費はGDPを増やさない。
「直接に」という但し書きは「乗数効果を抜きに」という意味。

真水で5兆円程度だとデフレから脱出できそうもないよね。
デフレギャップを埋めることによってデフレから脱出するのは難しい。
デフレから脱出できなければ公共事業の効果は薄く、
結果的に累積財政赤字を積み上げるだけに終わってしまう危険性がある。
それよりは素直に日本銀行法を改正し、
インフレ目標付き量的緩和を発動して様子を見た方が良い。
やはりデフレ脱出の主役は金融政策。
 

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Q22

156: 走る名無しさん  2003/03/09(Sun) 14:00
リスクプレミアム、エージェンシーコストってどういうことですか?

158: 走る名無しさん  2003/03/09(Sun) 14:37
一発勝負の二つのギャンブルがあるとする。

A.100万円払えば確実に110万円になって返って来る。
  (確実にプラス10万円)

B.100万円払えば2分の1の確率で(100+x)万円になって返って来る。
  ギャンブルに負けると100万円は戻ってこない。
  (2分の1の確率でプラスx万円、2分の1の確率でマイナス100万円)

さて、あなたはxが幾ら以上であればBを選択するだろうか?
期待値を計算できる人ならばxが最低でも120以上であることを要求するだろう。
x=120ならばBの期待値はプラス10万円になる。

しかし、大抵の人はBを選択するためにはプラス10万円を超える期待値を
要求するだろう。その上乗せ分がリスクプレミアムである。

リスクプレミアムはギャンブラーがどれだけのリスクに耐えられるかに
依存して決まる。ギャンブラーがリスク許容度が高まれば高まるほど
ギャンブラーが要求するリスクプレミアムは下がることになる。

しかし、現実には投資先がどういうギャンブルであるかを正確に知るのは難しい。
よって、そのギャンブルがどういうギャンブルなのかを調査するためのコストが
必要になったり、そのギャンブルで不正が行なわれないように監視するコストが
必要になったりする。

それらのコストがエイジェンシーコストである。

ギャンブラーは次のようなギャンブルについて考えているとする。

C.100万円投資すると(100+y)万円になって返って来る。
  しかし、yの確率分布はよくわからない。

へたをすると、yの期待値はマイナスかもしれない。
このようなギャンブルをギャンブラーは低く評価せざるを得ない。

ギャンブラーが調査費用を支払うたびにyの確率分布が正確にわかってくる。
ギャンブラーが監視費用を支払うたびにyが下ぶれする確率は低下する。
結局、ギャンブラーはそれらの費用を考慮した上で判断をくだすことになる。

しかし、もしもCの投資先が有効な担保を差し出して
yがマイナスにならないことを保証してくれるならば
Cの評価は一挙に上昇することになる。

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Q23

168: 走る名無しさん  2003/03/10(Mon) 00:47

(;´Д`)先生!もう一度日経10000\が見たいです。見れそうですか?

A23
170: 走る名無しさん  2003/03/10(Mon) 03:17
僕は、見れると思います。なんだかんだいって、この数年で日本の
ビジネス・インフラは整備されてきているし、今後もその方向性は
揺るがない、と思われるので。結果、実質では経済(少なくとも一人
当たりでみた指標)は成長を続ける、と思います。その過程で株価も
回復していくことでしょう。
・商法の改正→起業のより広範囲な経営行動を許容へ
・ロースクール→法制度の運用面での充実
・会計制度の整備も進んできている
・監査制度の整備も進んできている
・個人的な感想ですが、経営者やサラリーマンも以前と比べてシビアに
プロとして行動するようになってきている人が増えてきている気が
する(サラリーマンも自己投資に熱心だし・・・。)
 
171: 走る名無しさん  2003/03/10(Mon) 13:48

そこにあげてある要因は、日経平均が1万円超えるのには、
ほとんど貢献しないんじゃないか?

とくに、会計制度、監査制度の充実で、デフレの影響(特に有利子負債の増加)
が明確に示されれば示されるほど、株価は下がるんじゃないか?
 
172: 走る名無しさん  2003/03/10(Mon) 16:14
そのビジネスインフラ、熊しか通らない有料道路と違わない。
いつ全線開通するかも不明
 
173: 走る名無しさん  2003/03/10(Mon) 19:05
>>171-172
んなことないでしょう。漸進していると思うよ。
 
174: すりらんか  2003/03/10(Mon) 19:43

>>170
現時点で上げるのがわかっているなら今上がらないとおかしいんです.もし
自分だけがそれを知っているならば,あなたのやるべき事はここに書くこと
ではなくて今のうちに買い拾うことです.

といつもの説教はさておき,日経平均\10000というのは名目額の話ですよね.
そうするとどんなに制度面が充実しても,インカムゲインの名目額が上がら
ない限り株価も上がりません.

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Q24
183: 走る名無しさん  2003/03/13(Thu) 13:40

日銀新総裁の福井氏は、ETF購入をする可能性なんですが。

国債購入ではなくETFにするのは何故なんでしょう。
ETFも、同じ効果が発揮されるんでしょうか。

A24

184: 銅鑼衣紋  2003/03/13(Thu) 15:23

原則からいえば、現金(正確にはベースマネー)で買い入れる資産が、ベースマネーと代替性が小さいほど、効果は大きくなる。日銀が言うように、ゼロ金利の短期国債では額面の大きな紙幣と変わらず、買いオペは、限りなく「両替」に近くなってしまう。
岩田氏は、それでも効果があると言っているようだが、僕はネグリジブルな効果しかないと思う。それゆえ、短期国債よりは長期国債、国債よりは社債あるいは外国債、債券よりも株式ないしETF、金融資産よりは実物資産が、買いオペの効果自体は大きくなるといえる。もちろん、弊害も、効果と同じように大きくなる。
常識的には長期国債の大規模な買い入れから始めるのが妥当だろう。

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Q25

200: 素人  2003/03/14(Fri) 23:09

本日の日経で深尾教授が「日銀が国債買いオペで現存する国債を百五十兆円買い、その後長期金利が5%に上昇した場合、日銀の保有する国債は約60兆円のロスを被る計算になる。
このため、日銀は買い入れた国債をすべて売却しても過剰な日銀当座預金を回収できなくなり、売出手形の発行による回収を余儀されなくなる。そうすれば、日銀は資産はゼロ、負債は利払いが必要な日銀売出手形と銀行券となり、利払いと経費分だけ赤字となる。日銀は政府から毎年補助金を受け取る状態に陥るだろう。」と言っていましたが、ここの他のスレでドラエモンさんが
「日銀の国債買入れは政府債務を貨幣発行利益(日銀にとっては1万円札の原価は20円。その差額が発行利益)で消却するのと同じです。」と言っています。
深尾教授の発言はおかしいのでしょうか?素人にもわかるように説明をお願いします。

A25

201: 招き猫  2003/03/15(Sat) 00:49

あのさ〜、じゃ通貨発行益シニョーレッジを享受出来る主体はだれにあるのかにゃん?
可能性1
銅鑼氏の見解が正しい時・・・心配無い無い

可能性2
銅鑼氏の見解が間違っている時。つまり政府に通貨発行益が存在することになる。
その場合は日銀が政府から補助金をばんばん受けたら良いじゃないか。
で俺はどう考えても1が正しいと思うよ。2なら、財務省がうんうん苦しむ必要ないからね。

可能性3
通貨発行益が政府にも日銀にも存在しない。じゃだれが一万円あたり9980円をがめている
んだ?もう一つ、日銀は国債を時価会計で評価する必要があるのか?満期まで持っていれば、
低金利だろうと金利もつくし、償還されるじゃないか。

203: cloudy  2003/03/15(Sat) 01:28

定番の答えは「売りオペなどしないで準備率引き上げで対応すればよい」です。

日銀が国債を持っているかぎり、その国債は償却済と等価ですが、売ってしまうと政府は債務を負うことになります。だから売らなきゃいいのです。償還時は借りかえすればいい。

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Q26
223: 走る名無しさん  2003/03/20(Thu) 17:26
無利子国債と有利子国債を直接引き受けをした場合の差とはどういうことでしょうか?

A26
226: ドラエモン  2003/03/20(Thu) 18:41

無利子国債は、言ってみれば、期限付で発行された巨大額面の政府紙幣ですね。
償還期限がなければ、政府紙幣そのもの。で、買いオペで供給するわけではないから、償還なし(永久債)なら、全額が通貨発行益として国庫収入にはいるし、償還期限付きなら、満期の同じ普通の国債の市場金利の分が発行利益になる。

多分、亀井氏あたりの話なんだと思うけど、無利子国債を50兆円(?)だか発行してそれを日銀に引き受けさせて、その金利ゼロの資金で公共投資でもやろうっていうわけですよね?効果としては、普通の国債の日銀引受と同じですよ。一回金利が政府から支払われて日銀に入り、改めて還流するか、最初から金利が付いてないかの違いだけ。
ただ、後でインフレを鎮圧するとき、無利子国債では売りオペの玉にはならないという技術的な違いがあるくらいでしょう。

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Q27
238: 走る名無しさん  2003/03/21(Fri) 15:17

消費者物価指数には約1%の上方バイアスがあるというのが、リフレ派の人たちの共通認識ですが、総務省のhttp://www.stat.go.jp/data/cpi/3.htmに書いてあることがただしいのならばそんな物は存在しないということになり、結構大きい問題だと思うんですけど。
一般的には、上方バイアスはどれぐらい存在するということになっているんですか? また、なぜバイアスが存在するのですか?

A27
239: すりらんか  2003/03/21(Fri) 19:07
約1%というのは日銀の白塚氏の0.9やアメリカに関してBoskinの1.5%といったあたりの数字からの判断で,大体ここらが多くの人の受け入れるところではないでしょうか.
大昔の過去ログに多分もう少し詳しい話があるかもしれない(旧2編のほうだったかも……).当時,総務省側の考え方はCPIが各種支給のスライドに用いられるところからより保守的(つまり間違って低くなっちゃうより高い方が)な作成が望ましいという意見のように私には感じられました.
268: cloudy  2003/03/27(Thu) 22:38
(1)代替バイアス
製品Aより安い他社の同等品Bが売れるようになってもAの価格を見ている
(2)新店舗バイアス
消費者が安売りのお店で買うようになっても以前の価格で売ってるお店の値段を見ている
(3)品質バイアス
モノの品質が向上しているのに同一の製品として扱う
(4)新製品バイアス (1)と似たようなもの
くわしくは↓
http://www.iptp.go.jp/reserch/monthly/2001/151-h13.04/151-ASEARCH1.PDF

それに対する統計局の言い分↓
http://www.stat.go.jp/data/cpi/4.htm
http://www.stat.go.jp/data/cpi/3.htm

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Q28
271: 走る名無しさん  2003/03/28(Fri) 17:48
財政中立と緊縮財政っていうのは、同義なんでしょうか。

A28

272: ドラエモン  2003/03/28(Fri) 18:13

いいえ。GDP統計を見ればわかりますが、公的固定資本形成なんて90年代に前年度比プラスに転じたのは2年間だけです。地方政府が財政引締め方向にあるため、全体として公共投資は減少トレンドにあります。これを横ばいにするのを「中立」というなら、地方の削減分を中央政府で被りますから、見かけ上は「財政拡大」になるでしょう。

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Q29
280: ドラエモン  2003/03/31(Mon) 16:17
竹中氏、デフレ解消には「政策総動員必要」と強調

 竹中経済財政・金融相は30日、都内で講演し、現在のデフレは不況による需要不足やマネーサプライ(通貨供給量)の伸び率低下などさまざまな要因が絡み合った「複合デフレ」とし、「『魔法のつえ』のような政策はない。政府・日銀が一体となって、考えられる政策を総動員すべきだ」と強調した。

 また、デフレの要因の1つとして安価な中国製品の流入を挙げて、「政府は中長期的には元の為替レートを考えないといけない」と述べ、将来的には人民元の切り上げが必要になるとの考えを示した。

285: 走る名無しさん  2003/04/01(Tue) 19:58
ドラエモンさん、中国から安いものが入ってくるから物価が低下するというのがなぜ間違いのか、ようわからん。

A29
286: 走る名無しさん  2003/04/01(Tue) 20:37
理論というものは連続性が必要(わかりやすく言えば、全てのものは引き付けあうと主張した場合、ある距離になったら引き付け合わないというのはあってはならないということ)だから、中国の輸入がデフレの原因ならば、日本より輸入比率が高い国は全てデフレで無いとならない。

287: 名無し君第2号  2003/04/01(Tue) 20:43
おれはよく思う。ほとんどの国際経済学を教壇で教えている人間のほとんどが外国貿易財の価格低下で、物価水準が下落するなどとは教えてもいないし、まともに考えてもいない。
しかし、ハイルブローナーの指摘でも明るみにでているがw 分裂症ぎみに学者の何人かは今般のデフレをわざわざ「構造化」したいがために中国をもちだしてきた。これでは中国国民も義憤におぼえるだろう(あまりに些細wなんでおぼえんかw)。自分の国の停滞と政策のミスをほかの景気のいい隣国のせいにするのだから。

ちなみに中国発デフレ説の「聖典」、野口の『日本経済 企業からの変革』をみてください。野口氏の問題ありすぎな論法でもいまのデフレを中国デフレで説明できるのはせいぜい2−3割。ほかの要因の説明をものの見事にはしょっている。経済学者とは何?

405: 走る名無しさん  2003/04/11(Fri) 17:58
ある種の製品たちの値段が下がっても物価水準も下がるとは限らない。
たとえばAとB以外の製品が存在しない世界においてAの値段が下がっても物価水準も下がるとは限らない。
なぜならばBの需要が増えてBの値段が上がるかもしれないからだ。

日本だけがデフレになっているのだから中国が主な原因であるという結論は誤り。
デフレの原因に関しては日本特有の何かを見付けなければいけない。

407: 走る名無しさん  2003/04/11(Fri) 18:18
十数年前、アメリカによる日本バッシングは非常に激しかった。
現在、日本人がデフレを中国のせいにしている様子はそのときのアメリカ人による日本バッシングを彷彿させる。
で、結局、アメリカの場合は90年代に景気が良くなったら、「日本にどう対抗するか」のような話題は全然出なくなった。

もしも数年後に日本がデフレ不況を脱出して好況になっているとすればデフレの中国原因説はまったく話題にならなくなっているだろう。
そうなることを祈りたい。

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Q30

293: ど素人  2003/04/01(Tue) 22:28
日本から海外への投資の増加はなぜ経常収支の黒字増大につながるんですか?

A30
296: cloudy  2003/04/02(Wed) 00:55


経常収支の変化なしでの投資は、資本収支を変化させないことに注意。

アメリカ人が100万ドルを日本人に貸したとする。日本は100万ドルの資本収支黒字、アメリカは100万ドル資本収支赤字になったようにみえるけど、この時点では資本収支は0です。
なぜかというと、日本からアメリカには100万ドル相当の借用書(手形でも債券でも何でもいいが)が渡り、それと現金が交換されるからです。等価な資産の交換なので資本収支には変化はありません。

その後、100万ドル借りた日本人がその金で海外からモノを買ったとする。そのとき(アメリカからモノを買ったとすれば)、日本は100万ドルの経常収支赤字、アメリカは同額の黒字となります。そして同時に日本は100万ドルの資本収支黒字、アメリカは資本収支赤字となるのです。

298: ドラエモン  2003/04/02(Wed) 13:03

資産取り引き自体は純資産を増減させないわけで(預金を1億下ろして株買っても資産は増減しない)、純資産の増減を意味するネットの資本収支は、あくまで経常収支(介入とキャピタルゲイン・ロスは無視)で決まるのがわからない人が多すぎですなぁ。
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Q31
299: ど素人  2003/04/02(Wed) 13:05
ところで、比較優位再論なんですが、もし現在の比較優位産業が衰退し次の比較優位産業が創出されなかった場合日本は構造的な貿易赤字になり外貨不足で壊滅的状態になるという考え方がありますが、これについてはどう思われますか?この考えのどこが問題でしょうか。

A31

300: ドラエモン  2003/04/02(Wed) 13:36
だから、「比較」なので、「優位」が転び「劣位」になるということは、なにかが「優位」になるということを定義によって意味してる。クラスの1番が病気で成績が落ちると、2番が1番に繰り上がりというわけ。

ただし、上の例でもわかるように、クラスの平均点は落ちる。経済なら、従来の優位産業が駄目になった場合、二番手が繰り上がるとしても国民経済の平均生産性は低下して、生活水準は低下する。

それと、比較優位・劣位と貿易黒字・赤字は無関係。貿易(経常)黒字・赤字は貯蓄投資行動で決まるから。

敢えていえば、上の例で生活水準(実質所得)が低下しても消費を落とせないなら、過小貯蓄に転落し、それが経常収支赤字を生むという「強弁」は可能だが、あくまで強弁w。
302:   2003/04/02(Wed) 19:16
「各財の輸入と輸出を通して、生産性は向上する」のは、鎖国して輸出入を全く行わない場合と比べての話であって、どのくらい向上するかは一概には言えません。貿易財の生産性格差が国家間で大きければ大きいほど向上するだろうとは言えますが。

例えば、アメリカの自動車産業が画期的な生産性向上を成し遂げて、日本車は全く売れなくなったとしましょう。日本の自動車産業は倒産したり大量に人員整理したりします。余った労働力は賃金低下圧力として働きます。また、今まで自動車会社が社員の給料などの円建ての支払いをするためにドル→円の交換をしていたのがストップする訳ですから、円安ドル高になります。
この二つの効果により、今まで国内生産すると人件費等が高くついて価格面で国際競争力がなかった二番手の産業が、輸出すると儲かる比較優位産業に転化します。ただし、この産業は自動車産業ほど生産性は高くないですから、輸出額は以前の自動車の輸出額には達しません。
ドルの供給は減ることになり、円安は完全には解消されません。

円安で輸入品の値段は上がりますし、賃金水準は下がりますから、我々は生活水準の低下を甘受しなければならないことになります。

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Q32

308: ℃素人  2003/04/04(Fri) 18:23

変動相場制、固定相場制のメリットとデメリットってなんでしょうか。

昔は、固定相場制がたくさんでしたが。今は、どんどん変動に変わっていますよね。

貿易黒字でアメリカ国債が増えると、余計に円安になってしまわないのですか?
 

A32
309: cloudy  2003/04/04(Fri) 23:15

「トリレンマ」というやつを理解しましょう。

(1)為替の固定相場制
(2)自国独自の金融政策(他国と関係なく自国の金利を決められる)
(3)資本移動の自由(自由な通貨の交換を許す)

のすべてを同時に満たすことはできません。このうち二つまでは実現できますが、残りの一つはあきらめなくてはならないのです。

香港やちょっと前のアルゼンチンは(1)と(3)が○で(2)が×。
中国は(1)と(2)が○で(3)が×(でいいの?)
日本を含む多くの先進国は(2)と(3)が○で変動相場制です。
為替が固定されているんなら(米ドルが香港ドルに対して下落するおそれがないのなら)、みな資産を香港ドルより金利の高い米ドルに移そうとするでしょう。
すると、香港ドルは売り、米ドルは買いばかりになってしまって、相場を維持することができなくなってしまう。

したがって、香港はアメリカの金利と自国の金利をつねに一致させておかなくてはなりません。それは自国独自の金融政策ができないということを意味します。

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Q33
314: 走る名無しさん  2003/04/06(Sun) 12:26
デフレ不況で失業が多いということは、ありあまる人材を安く調達できるので、事業を行なっている人や、これから事業を始めよう、という人にとっては現状は有利な状況だ、というのはいえないんですか?

A33

315: 原始さん  2003/04/06(Sun) 12:40

事業をやってそれが儲かるような世の中なら失業は吸収されていくはずでしょう。
デフレでは儲からないから新規参入が減るというのが事実ですよ。
投資が失敗する確率が高いということです。
316: 走る名無しさん  2003/04/06(Sun) 13:06
不況は新たな事業を開始するには不利な状況である。

「不況には、老朽化して採算の取れなくなった既存企業の退出をうながし、新規参入企業に安価な生産資源を供給するという好ましい側面がある」という説は現実には誤りである。不況には良いことが何一つ存在しない。

この点については竹森俊平著『経済論戦は甦る』のp.181の解説が良い。
(ただしこの本の段階での竹森氏の不良債権問題に関する認識は誤りである。この本では竹森氏はまだ「ふんぎり」がつかなかったようだが、その後竹森氏はリフレ派寄りに旗幟鮮明になっている。)

竹森氏曰く「不況は旧体制を温存させる」

現在の日本では旧体制の温存への反感が増大しているようだが、その根本的な原因は不況にあるのかもしれない。
「景気が回復すると改革する気がなくなる」という考え方は旧体制を温存したい勢力にとって都合が良い。

竹森氏が紹介しているカバレロとハマーの論文のアブストラクトは
http://papers.nber.org/papers/w4768
http://papers.nber.org/papers/w7355
http://papers.nber.org/papers/w7849
で読める。これはアメリカに関する研究だが、日本でも開業率が減少しているので、不況は「創造的破壊」ではなく「創造なき破壊」を引き起こすだけであるというカバレロとハマーの結論が成立していると考えられる。
 
317: 原始さん  2003/04/06(Sun) 16:16
>竹森氏曰く「不況は旧体制を温存させる」
>「景気が回復すると改革する気がなくなる」という考え方は
旧体制を温存したい勢力にとって都合が良い。

問題は、これが事実とするなら既得権者は自分に都合のよいことを承知の上であえて創造的破壊論を支持しているのか?という点。
たしかに公務員などは明らかに自分が有利なことを自覚しているふしがある。かつて民間より低水準だった賃金が今や最高水準。法律で保護され余程のことがないとクビにならない。そのため公務員人気はすごいものがある。あえてリスクを取ろうと考えず安定志向がさらに高まっている。これのどこが「創造的破壊」か?

デフレはむしろ人間のアニマル・スピリットを減退させ、人的資源を枯渇させ、国の将来に深刻な影響を与えるだけで、プラスの効果はほとんどないと思う。

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Q34
324: 走る名無しさん  2003/04/07(Mon) 06:26
産業革命期のデフレについて誰か説明しちくれい 。あるいは、何を読めばいい?

A34
327: 走る名無しさん  2003/04/07(Mon) 11:37
200年前のイギリスではデフレだったが、経済が成長し国力は伸びた。
それが可能だったのだから、現在の日本でも出来るはずだというのが、野口悠紀夫一派の主張。

歴史的にみれば、イギリスではニュートンが造幣局長を勤めて以降ケインズが出現するまで、殆ど金融政策は変化していない。

この間、国内はデフレが進んだが、産業革命を遂げていたのはイギリスだけであったため、経済は成長し続け、イギリスは製品の市場を求めて、植民の拡大を推し進める政策を採った。

一方、国内では破産とホームレスが、増え続けた。
これらの経済難民は、オーストラリアに流刑された。
また、食い潰した人間の一部はアメリカへと渡った。

デフレ下の経済成長という無理難題が、19〜20世紀の植民地強奪合戦と社会主義革命の
ゆりかごだったのだ。

http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/b0053.html#b20030218060556

若田部正澄著『経済学者たちの闘い――エコノミックスの考古学』 東洋経済新報社

338: 招き猫  2003/04/08(Tue) 13:52
The Great Depressionは、大移民、大資本移動の時代。人も資本も海外へ移動した。
国内に有効な投資先がないから。

昨日の「名探偵コナン」は、そのビクトリア朝のイギリスを舞台としていて、子供に「デフレ不況」の怖さを教える素晴らしい番組だった。
朝生やサンプロなんかより、よほど啓蒙的だ。

当時の英国は資本と共に失業も輸出した。移民だ。
移民先は、アメリカ・オーストラリアだけじゃない。インド・エジプトetcなど、世界中へ流れ出した。
国内ではデフレだが、一貫したポンド高をもたらし、国力は伸び大英帝国黄金時代を築いた。

しかし、それが可能だったのも失業の輸出先が存在したからだ。
同時に、大英帝国による植民地支配は苛烈を極めた。
イギリスの恥と言われる「アヘン戦争」もその一連の出来事の結果だし、ある意味現在のインドの貧しさ、中東の混乱も、イギリス支配の結果かもしれない。
インドは、イギリスの植民地になる以前は、世界第二のGDPを誇る国であったのだ。

現在のような人口過剰の世界に、日本の移民先があるのだろうか?
自殺という名の新型移民は、バブル前に比べて2万人増えている。

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Q35
339: 招き猫  2003/04/08(Tue) 13:59
もう、バカな大人は諦めて、青山剛昌とか、犬夜叉の高橋留美子なんかに経済講義して、リフレ派に取り込み、子供に経済学を伝えることが日本の将来には素晴らしいことなのかもしれない。

A35
340: ぺりくるす  2003/04/08(Tue) 14:49
小林よしのりは西部にとりこまれているけども、へんな経済学を吹き込まれるかな。

341: 走る名無しさん  2003/04/08(Tue) 14:52
そういや浅井隆もトンデモ理論を漫画にして普及させてたなぁ
美味しんぼも変なこと書いてるし

クルーグマンの論文を漫画化してくれる猛者はいないものかな(笑)

343: cloudy  2003/04/08(Tue) 16:21

> 子供に「デフレ不況」の怖さを教える素晴らしい番組
そうですか?「この日本は一度リセットしなきゃ…」というセリフなど、むしろ構造改革派のニオイを感じましたが。当時のイギリスがデフレだったとわかる説明もなかったし。
「男子の本懐」を引くまでもなく、ドラスティックにシステムを変える構造改革の方がストーリーとして受けますよね。お札を増やしたら解決しました、僕たちは単に間抜けだったみたいです、なんてオチの話じゃ編集者は納得しないと思う。
 
344: 走る名無しさん  2003/04/08(Tue) 18:29
cloudyさん、お言葉を返すようで申し訳ありません。
「この日本は一度リセットしなきゃ…」と言うのは犯人の考えで、それをコナンと仲間達が命をかけて防ぐというストーリーだったのでは?リセットという安易な手法は間違いだ、と子供達に伝えられたと思うのです。

>当時のイギリスがデフレだったとわかる説明もなかったし。
確かに。でも、ビクトリア朝のイギリスが、大英帝国の最盛期という明るいイメージとは全く異なり貧富の差が激しく、ジャック・ザ・リッパーという連続殺人事件も起きた社会不安の激しい時代であった、と言うことははっきりと述べていましたよ。

ちなみに子供の教科書でインフレとデフレの説明が出てくるのは、中三の公民になってからです。
この教科書の説明を見る限り、物価は貨幣的現象だということは子供は素直に理解すると思います。
後は、日銀や貨幣ということをきちっと説明されているかどうかではないでしょうか?

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Q36

427: 走る名無しさん  2003/04/12(Sat) 19:22

競争力の定義を教えてください(「数式」で)。
A36
428: わせだにあん  2003/04/12(Sat) 19:27
だからクルーグマンによれば「競争力」などというものはないということです
430: 走る名無しさん  2003/04/12(Sat) 20:14
そもそも変動為替相場制下においては、競争力なんぞ定義しても意味がない。


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Q37

540: 走る名無しさん  2003/04/14(Mon) 08:06

すいません。一つ質問。仮に日本国民全員がいっせいに銀行から預金を引き出そうとしたらどうなるのでしょうか?全ての銀行が取り付けに遭うわけです。非現実的ですが。

A37

541: ぺりくるす  2003/04/14(Mon) 10:05

俺に言えた口ではないけど、「仮に宇宙人がいっせいに日本に攻めてきたらどうなるのでしょう
か?」と同じように考えても意味が無いように思う。あたりまえだが、日本経済は壊滅する。
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Q38

547: 走る名無しさん  2003/04/14(Mon) 18:09
俺は今失業中です。ところで経済学は失業者にとって何か役に立つでしょうか?
というか、生きた経済学が学べるから幸運と思うべきか・・・藁々
A38
548: 走る名無しさん  2003/04/14(Mon) 22:46
役には立たないよねえ。
ぶっちゃけ、経済学を役立てようとしたら、マクロ経済政策を動かす機関(大蔵・日銀)に
行くか、ナンチャラ総研みたいな所でエコノミストやるか、それこそ大学の先生になるしか
ないよねえ。
実社会で働く普通の人々にとっては、法学や会計学の方が遥かに役に立つし、もっと言えば、
法学・会計学よりもコミュニケーション能力が優れている方が役に立つでしょ。
まあ、営業マンは話のネタとして、経済のことを知ってると便利なこともあるけどね。
550: ドラエモン  2003/04/14(Mon) 22:52

ある意味、「教養」であって、好奇心とか理解したいという意欲を満足させる以上を期待しても
空しい。しかし、人はパンのみに生きるにあらず(と、パンとバターのトレードオフを語る学問
を語るのも皮肉がキツイがw)

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Q39

559: 走る名無しさん  2003/04/15(Tue) 15:30
経セミ5月号の高橋洋一氏の考え方(ヘリマネも可能)と丹羽理論とはどこが違うのでしょうか?一見同じことを言ってるように思えるのですが。ひょっとして高橋氏はトンデモな人と付き合いがあるのですか?

(参考HP:丹羽春喜日本経済100%成長論

A39

561: ドラエモン  2003/04/15(Tue) 17:13
冗談はともかくとして、通貨発行利益が存在するという事実に関しては丹羽一派も、正統w
リフレ派も同じ。違うのは、存在するが有限なので通貨発行を将来に渡って増加させれば
物価は上がる、つまり流動性の罠は金融政策の将来に渡るあり方の問題だと考える正統派と、
そういう論点は無視して目の前の需要増加が可能だという点を強調する丹羽一派ということ。
目の前の需要を増やせるという事実を強調する点に関する限り、バーナンキも高橋氏も、
広義の「丹羽一派」だが、同時に彼らは正統派の「動学的な構造の中での金融政策のあり方」
という論点は、当然の前提で考えている。僕だって、インタゲ付き国債買い切りを主張するが、
場合によってはシニョリッジを露骨に使うことも排除はしない。97・98年なんか、大規模に
使うべき時だったと思うよ。
 
562: 走る名無しさん  2003/04/15(Tue) 17:16
というかシニョレッジって政府通貨だろうが、長期国債買い切りだろうが、すべて発生
しているわけです。

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Q40

571: 走る名無しさん  2003/04/16(Wed) 02:41
かつて政治学の分野においては、「丸山真男に反するような議論は出来なかった」と言われている東大ですが、経済学の分野における大塚久雄の影響力ってどんなもんだったんですか?当方、歳若い故、当時の事情はイマイチ分かりません。どなたか、経済学界において極めて影響力が強かった教授について教えていただけませんでしょうか。

A40

572: 走る名無しさん  2003/04/16(Wed) 08:18
 広義大塚学派(嘘)の僕からいわせてもらうと、大塚学派のひとたちは
一貫して世間はいざしらず、学界では主流ではなかったと熱弁している。

いなばはんもここをみてるだろうから、感想程度なんだけど、僕は大塚と大塚学派
の何人かは例の構造主義者(シバキあげ)の伝統とは微妙に異なるように思える
のだが?
574: いなば  2003/04/16(Wed) 11:15
>>572
たぶん違うがしかし現在の経済政策論争の中で大塚の系譜を引く人で誰かなんか発言してるのか? 大塚の系譜にたつ歴史学は、Economic History というより Historical Sociology of Economyだからねえ。

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Q41

585: 走る名無しさん  2003/04/17(Thu) 09:02
日本経済特殊論は事実誤認であり、日本の経済成長をもたらしたのは日本型護送船団方式でも産業政策でもないとする意見がありますが、ということは、今のような成熟段階では逆にこの構造が足をひっぱってるから構造改革が必要だとする考え方も否定されるわけですね。なぜならそもそもそんな構造問題は存在しなかったことになるからです。この点はみなさんどのようにお考えですか?


A41

586: ドラエモン  2003/04/17(Thu) 11:00
↑ 構造問題は「ある」と思うが、今に限った事ではなく高度成長期にもあった。高度成長期にも、「構造問題」は日本経済に大きなマイナスの影響を与えていたと思う。つまり、構造改善は必要だが、それが現在のような景気低迷の長期化とは関係ないということだと思う。
 
587: ろしあんぶる  2003/04/17(Thu) 12:37
僕の様な門外漢が言うのもなんですが(間違ってたら直してください・・・);

どの国のどの時期でも、構造に起因する特殊な部分が、常にある程度存在すると考えられます(つまり教科書通りの経済など存在しない)。

構造改革論者の主張は、この構造の特殊さが、その国の経済の良し悪しの『ほとんどすべて』を決定すると言うものですよね。

ところが、過去の事例からわかることはこれとは反対のこと、つまり構造に多少問題があっても、マクロの経済政策さえ正しければ何とかなる、ということです。(どちらにも問題なければ素晴らしい結果となるが、それは単なる「ラッキー」byブラインダー、らしい)。

特に、経済政策、特に金融政策を完全に無視して、ひたすら構造問題のみを取り上げるところは非常に怪しい。

環境が激変したので構造を変えなければいけない、と言うのはとてもわかりやすい。
でも、ようやく構造を変えた頃に、また環境が激変してたらどうするんですかね?環境が次にどう変わるかわからない以上、常に後手にまわるわけですよね。

どう考えても、こんな主張は僕にはロバストなものとは思えません(むしろ単なる思い付きだと思います)。
景気が悪い時しか構造が問題にならないのもおかしいw。

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Q42
589: 585  2003/04/17(Thu) 13:05
構造問題が高度成長期にはマイナスの影響を与えていたとすれば、逆に賞賛されていた面が強かったのはどうしたわけでしょうね。

A42

590: ドラエモン  2003/04/17(Thu) 14:17
高度成長期にはボロクソに言われてたよ。朝日新聞のキャンペーン「くたばれGNP」なんて
知らないでしょうけど(笑)

いつでも「構造問題」なんですよ。昔、金森久夫氏が「日本経済は何回曲がり角を曲がったのだろう?もしかすると、4回曲がって、元に戻ったか?」というジョークを飛ばしていたのを思いだす(笑)

つまり、マクロ経済政策が嫌いなのは日本の伝統。これは「資本主義はどうやっても駄目な物は駄目」というマル経の伝統が強いからというのもある。貧乏物語を書いた河上肇がリフレ反対で恐慌によるシバキ構造改革主義(清算主義)だったのは有名な事実。
 
591: 走る名無しさん  2003/04/17(Thu) 14:21
優秀な人間(例えばドラエモン)
90年以前の好景気の時シバキアゲ賛成、90年以降の異常な平成不況時シバキアゲ反対

だめな人間(例えば私の兄 ちなみに以前社会党支持、今小泉政権支持)
90年以前弱者切り捨て反対、今だめな銀行企業退出せよだと
アホ丸出し

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Q43

568: 走る名無しさん  2003/04/15(Tue) 22:55
「富国之本、在於食貨」『漢書』
富国の根本が貨幣発行にあることは、漢の頃から解っていること。
知らないのは日銀だけ。それでも、富本銭の展示はやるのか?
http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/01kikaku_fuhon.htm


A43

597: MM  2003/04/17(Thu) 22:41
この苺で『漢書』の話題を見れるとはおもわなかった。いいものを思い出させてくれたお礼の意味をこめて無粋な補遺をさせてもらう。
「貨」というのは当時では貨幣と衣服などの生活必需品を含めていた。当時の貨幣は主に取引動機を重視して考えられていた。

ところで『漢書』にもすでにデフレ対策はのっている。ちくま学芸文庫版から引用しよう。日銀は『漢書』以前であることが明白である。
「民が貨幣の軽く物価の貴いことを憂えた場合、物価を安定させるために重い貨幣を作り、時をはかってこれを通行させたのです。略 もし貨幣が重すぎて物価の賎いことに堪えられなければ(=貨幣の流通量が少なく物価が低下すればという意味)、軽い貨幣を多く作ってこれを通行させ(た) 略 いま王が軽い貨幣をやめて重い貨幣をおつくりになれば、民はその財を失い、欠乏しないでおれましょうか」(461頁)。

きちんとデフレの悪をとき、その対処法(マネーをつくれ)、物価と貨幣の関係もきちんとおさえている。すばらしいと思うのだが……
 
『漢書』は約2000年前の作。ビクトリアン均衡などではなく、はるか古(いにしえ)の人はデフレの悪を知っていたことになる。

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Q44

604: 走る名無しさん  2003/04/17(Thu) 23:06
でも、マクロ経済政策大好きというのも厄介な人のような気がする。
マクロ経済政策は、外科手術みたいなもので、とらないで済むのなら、
とらないに超したことはないというもんでしょう。
自民党的財政出動もそうなんだろうけど。

A44

605: ドラエモン  2003/04/17(Thu) 23:09

 金融政策はそんなことないでしょう?民間資源配分に直接手を突っ込まないわけで。
財政支出はかなり劇薬だが。だが、見当違いの構造改革は、藪医者の手術じゃない?
 
607: ろしあんぶる  2003/04/17(Thu) 23:33
マクロ経済政策って何だかわかって言ってます?
自民党的だろうとなんだろうと、財政出動もばっちりマクロ経済政策なんですが。
「マクロ=外科手術」って聞くと、木村某とかのトンデモを連想してしまうなあ。

ドラさんも書いてる通り、金融政策も外科手術と言うのであれば、世界中常に大病を患っ
てることになっちゃいます。
・・・まあある意味そうとも言うかw。
 
609: 走る名無しさん  2003/04/18(Fri) 00:14
国債買うだけで外科手術と言われると困るよな。
70年前の米国大恐慌は国債買うだけで終息している。
 
612: 走る名無しさん  2003/04/18(Fri) 00:28
不況がないなら確かにハッピーだよな。でもそりゃ無理な想定。

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Q45

624: 走る名無しさん  2003/04/18(Fri) 18:13
今日の夕方のニュース(テレビ東京)で、リニアモーターカーの特集をやっていたんですが、
それによると、リニアが完成すると東京−大阪間がたったの1時間10分で行き来出来るのだ
そうです。(現在はのぞみ号で東京−大阪間が2時間30分かかる)
しかし、リニア実現の為の最大のネックは言うまでもなく予算の問題でして、解説によると、
総額で10兆円かかるとのこと。
10兆円というのは今次の財政状況を考えると相当厳しいと思われますが、それでも東京−大阪
間が1時間ちょいというのは、私にはかなり魅力的に感じられるのでありまして。
昨今のような暗い世相の中では、このような夢のプロジェクトの1つもやってもらいたいと私
は思っているのですが、やはり費用に見合わないプロジェクトなのでしょうか?


A45

625: 走る名無しさん  2003/04/18(Fri) 18:42
リニアって国内での実用化よりも海外への売り込みを目指してるんでないの?
 
626: 走る名無しさん  2003/04/18(Fri) 19:40
リニアって東京・大阪での土地代が9兆円かかるらしい。

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Q46

641: どしろうと  2003/04/19(Sat) 10:46
その前に,なぜ最近はインフレが問題ではなくなったのかという問題解決が先ではないですか?なぜデフレが問題になるんでしょう。何がインフレ問題からデフレ問題に変化させたのですか?価格が上昇すれば,供給は増加するのではないですか?又価格が上昇すれば需要は減少するのではないですか?これは市場機能の基本ではないですか?市場メカニズムでインフレは生じますか?では前記の需給メカニズムはどうなってるんですか?価格が上がれば需要が減少し,供給が増加するというインフレ解消メカニズムは?
通貨の信認が亡くなればインフレになります。でも管理通貨なんですよね?裏付けってなに?

A46

642: 走る名無しさん  2003/04/19(Sat) 14:01
知ってる言葉を適当に並べるだけの香具師にはレスつけるなといわれたが、、、

>なぜ最近はインフレが問題ではなくなったのかという問題解決が先ではないですか?
インフレもデフレも問題。だれも問題ないなんていってない。
>市場メカニズムでインフレは生じますか?
現金が増えればインフレが生じる。市場メカニズムというより将来予想の問題。
>裏付けってなに?
政府の徴税能力。
643: 走る名無しさん  2003/04/19(Sat) 14:11

世間一般ではインフレは非常に悪いことのように言われているが、その原因の一部は誤解の蔓延である。
激しい金融引締が原因で生じた不況をインフレそのものが原因であると誤解している人は多い。例:石油危機のときの不況。

これは世間の常識が誤りで経済学的知見が正しい場合の典型例である。たとえば、
『クルーグマン教授の経済入門』第2部第5章
『スティグリッツ 入門経済学』第11章第1節
『マンキュー 経済学IIマクロ編』第11章第2節
の解説はわかり易い。本屋で立ち読みしてみて面白ければ買って帰れば良い。
スティグリッツやマンキューは古本屋にもたくさん置いてある。

それに対して、デフレが問題になるのは、
デフレには実際に大きな害があるからである。

インフレを引き起こすためには、中央銀行(政府でも良い)が実際にそうなるだけ十分にマネーを発行し続けることにコミットすれば良い。そのコミットメントを信じる人が増えればインフレを引き起こすための正のフィードバックになる。信じる人がなかなか増えなくても、実際にマネーを十分に発行し続ければ必ずインフレが引き起こされる。

そのときに金融政策当局が何を目標に政策を遂行すべきであるか
ということに関しては多くの議論がある。
理論的には必ずしも理想的ではないかもしれないが、現実的な選択肢としては
消費者物価指数上昇率のような速報性のあるインフレ率の制御を目標にすること
(インフレーション・ターゲティング)はそう悪い選択肢では無い。

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Q47

668: 走る名無しさん  2003/04/20(Sun) 18:57
あの〜、高校1年の6月で数学をぱったりとあきらめて、「私大文系コース」で
大学受験したんですけど(いまは社会人)経済の本が面白いので、改めて
数学やり直そうかと思ってるんですけど「青チャート」がいいんですか?
それとも「鉄則」ですか? そもそもここでこんなこと聞いていいんですか?

A47

669: すりらんか  2003/04/20(Sun) 22:21
受験参考書はお薦めしません.変に難しい(内容が高度なのではなくひねった)問題
とかがでてますから.お手軽に経済数学入門みたいなのがいいかもしれません.それ
でも難しいならば,数Tの教科書ガイドを読むなんてのも手かもしれません.

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Q48

684: ?  2003/04/21(Mon) 22:21

もう一つ引用。
従ってスタート時点の水準にかかわりなく、インフレ率が上がる程経済成長が圧迫されると考えるのが妥当であろう。いずれにせよ、どの水準にあるにせよ、インフレ率が上がって、経済成長が高まるというデータは一切ない。言い換えると、生産と雇用を増やすために、インフレを許容するべきだという説には,データの裏付けがないのである。
たとえ,インフレ率が5%でも2%でも大差はないとしても、イングランド銀行が1995年の目標としている1から4%の範囲を超えることを認めることで、金融を「少しばかり」緩め過ぎる危険がある。当初は「一時的」のつもりであっても、一度勢いのついたインフレを止めるのは難しく,結局10%,15%と歯止めが効かなくなる。実際1970年代がそうであった。インフレ率が15%になれば有害なことは明らかであり、この問題を避ける最善の方法は、始めからインフレを許容しないことである。つまり中央銀行は,常に物価動向に目を光らせていなければならず、インフレ率が平均して2%前後であるのならば,物価は安定しているといえる。

どんなもんでしょう。なせこんなに問題であったインフレは日本国では解決してしまったのでしょう。
為替投機による円高のせいですか?成功した投機は価格を安定させているということなんでしょうか


A48

690: 走る名無しさん  2003/04/21(Mon) 23:09

コンセンサスではないが、岩菊の教科書なんかに書いてある以下の説はかなり有力。

第一次オイルショックのときにインフレ率を急騰してしまったのは日銀が受動的にマネーを供給してしまったからである。
当時はまともだった小宮隆太郎氏は日銀を厳しく批判した。

マネーサプライ統計を見ると、その後の日銀は失敗にこりて、マネーサプライにも配慮した金融政策を行なっていたように見える。

そのおかげで日本経済は第二次オイルショクをうまくやり過ごすことができた。
1980年代前半にはマネーサプライの伸び率は8%程度で安定し、日本経済は安定して成長することができた。

1980年代後半には日銀もマネーサプライの伸び率が危険なほど大き過ぎることに気付いていた。ところがあれやこれやでバブルが膨張しまくるまで放置。第二次オイルショックを切り抜け、1980年代前半の繁栄を
築いた日銀はどこに行ってしまったのか?
その後の日本経済のみじめな歴史については省略する。

バブル膨張後に金融政策をバブル潰しの道具に使わずに、マネーサプライの伸び率を10%を超えるところから8%程度に引き下げて安定させることに成功していれば、こんなことにならずに済んだのである。

現実の日銀は10%を超えるところからマイナスまで急降下させて、
その後は3%平均程度の低い伸び率で日本経済をデフレに突入させた。

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Q49

701: cloudy  2003/04/23(Wed) 03:26

なぜアメリカはいつまでたっても経常赤字を続けられるのでしょうか?

http://www.census.gov/foreign-trade/statistics/historical/gands.txt
↑の「balance」の項目を1980年以降から単純に足していくと△3兆ドルにもなります。キャピタルゲイン等での儲けもあるので、実際の対外債務は2.3兆ドルぐらいのようです。GDP(約10兆ドル)の23%にもなりますね。

財政赤字に関するドーマー条件と同じく、名目GDP成長率 > 金利が成り立つなら対外債務のGDP比は一定、といえるのかな?
でもそのためには単年度の赤字額がGDP比一定でないとダメですよね。近年の額を見るとかなりのペースで伸びています。

A49

703: 走る名無しさん  2003/04/23(Wed) 19:34
つーか、本当に問題なのかいな?

「あまり指摘されないが、特定の国が相当に長く経常収支赤字国であり続けている例は、歴史上そう珍しくはない。カナダやオーストラリアなどは、19世紀末から現在までの100数十年のもの間、ほぼ恒常的に経常収支赤字を出し続けている。アメリカの赤字転落といっても、たかだかこの20年のことに過ぎない」。

カナダはごく最近経常収支黒字に転じたようだが。

またアメリカの赤字が巨額といわれるが、対GDP比でみて「他国の例では、10%を超えるケースもまれではない。シンガポールなどは、70年代初頭には対GDP比率で30%前後もの経常収支赤字を記録している」(野口旭『経済学を知らないエコノミストたち』87−8頁)。

いつか帳尻を合わせなければいけないのはそのとおりだが、最近のアメリカの赤字拡大のペースが急速としても、ちょっとunsustainableと判断するのは早計では?
 
704: 走る名無しさん  2003/04/23(Wed) 21:22
世界の基軸通貨はドルなので、アメリカは世界の中央銀行のようなもの。
よって、バランスシートを気にする必要が無い。
 
705: 走る名無しさん  2003/04/23(Wed) 21:36
しかもドルは核本位制。史上最強の通貨。

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Q50

732: 失業者  2003/04/25(Fri) 11:26

しかし、今のように中途採用の名目賃金が十分低水準になってしまった後で、突然インフレが起きるとどうなるんでしょうか?賃金低水準のままで物価だけが上昇するという笑えない状況になりそうで・・。多分この場合、一時的に実質賃金は下がるがその後しばらくして名目賃金も上がるから大丈夫と言えそうですが、調整にどのぐらいかかるかが問題ですね。

A50

733: 走る名無しさん  2003/04/25(Fri) 14:10

入念に計画された金融緩和によって景気回復抜きの突発的なインフレが起きるとは考えられない。需要がないのにどうして価格を上げることができるのか?

需要が増えて景気が回復することによってインフレになったのに低い賃金のまま我慢しなければいけない人は出るかもしれない。巷では景気が良くなったと浮かれているのに自分だけ使うお金が無くて悲しい思いをする人も出るだろう。

しかし景気が回復すれば他にもっと良い職が見付かるようになるので、それなりに有能な人たちはそれで救われる。しかも、景気が回復すれば労働需要が増えて賃金交渉において労働者側が有利になる。

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Q51

758: 走る名無しさん  2003/04/28(Mon) 06:24

よく、経常収支の赤は、資本収支の黒、と対応するときくんですが、経常収支というのは、個別企業の海外に対する金融資産の増(減)や金融負債の減(増)→経常収支の黒字(赤字)、資本収支というのは、個別企業の海外よりのモノ(上記の車等)の購入(売却)→資本収支の黒字(赤字)ということなんですか。

A51

759: cloudy  2003/04/29(Tue) 02:57

逆。経常収支はモノ・サービスの取引、資本収支は資産・負債の受払を計上する項目。
モノとお金は逆に流れるから、経常収支+資本収支(広義の)=0。

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Q52

760: 走る名無しさん  2003/04/29(Tue) 03:37

すいません、私の友人(経済学部です)が「インフレターゲットをやるとハイパーインフレになる」と言って聞きません、
このままこの人が社会に出ることを考えると「なんとかしなければ」と私なりに思うのですが、なかなかその人に解る様説得できていないのが現状です。(私も勉強不足で情けない限りです・・・)

なんとかうまく説得する方法を教えていただけないでしょうか?

問題なのはそういう奴は別にハイパーインフレの話を真に受けてるからって自分の消費は変化させないってことなんですよ。まったく変です
僕はインフレーションはコントロールできうるから、上限をちゃんと決めておけば急にハイパーにはならないって思うんですけど・・・

そこを何とか解り易く反駁すればいいんですかねえ?さらに厄介なことに、その人は数学はあまり出来ないです。
ただそういう人が国民の大多数なんでしょうね・・・

A52

772: 走る名無しさん  2003/04/29(Tue) 16:45

「ほかの国ではみんなターゲットの枠内に入ってますが、何か?」じゃいかんかね。

774: cloudy  2003/04/29(Tue) 17:49
あまり論理的ではありませんが感覚に訴える反論。

物価のみが上昇しつづけるインフレはありえない(持続しない)ので、ハイパーインフレになるためには賃金も同率で上がる必要があります。

もしインタゲしたらたちまち年100%以上のインフレになるのなら、同時にあなたの給料も1年で二倍以上に上がらなきゃいけない…さて、そういう状況を想像できますか?あなたのボスはそんなに給料を上げてくれると思いますか?
784: 走る名無しさん  2003/04/29(Tue) 20:43
たとえハイパーインフレのさなかでも、なぜか決済手段としての貨幣への信認が完全に崩壊することはなかったということだ。考えてみれば当然で、貨幣は便利だから、一度味を占めたら、他のものには置き換えることができない。

そんなに「歴史に強い」友人ならば、逆に聞いてみなよ。デフレからハイパーになった実例があるかって。

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Q53
793: 走る名無しさん  2003/05/03(Sat) 07:48
どうぞよろしくお願いします。
クルーグマンがインタゲ(またはインフレ政策)についてなるべく詳細に議論している書籍はなんでしょうか?

また私が持っている書籍が岩田(デフレの、まずデフレ) 竹森(蘇る) 原田(実証分析、大停滞)クルッグマン(恐慌の罠)

以上なんですが、他にインタゲ系で読んでおいた方がいい本ございますでしょうか?

どうかご教授頂けるようよろしくお願いいたします。

A53

795: 走る名無しさん  2003/05/03(Sat) 17:38

まともな本をもっているんだから、まずそれらを読破したら。次は、それらの参考文献の中から探したらどうかな。

797: すりらんか  2003/05/03(Sat) 18:14
とりあえずもうちょっと上のレベルの本というと,

「日本の金融危機―米国の経験と日本への教訓」 三木谷 良一, アダム・ポーゼン(東洋経済新報社)

あたりではないでしょうか.

798: 走る名無しさん  2003/05/04(Sun) 03:20
個人的には時論だけではなく、普通に経済学の教科書も読む方が良いと思う。
岩菊や原田がからんでいる本を眺めながら経済学の教科書を読むと(読み直すと)、経済学のどの原理の信頼性が高いかについて色々考えることになる。
教科書としてはスティグリッツの3冊あたりが結構良いと思ふ。
経済学の基本原理をどのように現実に応用すれば良いかを学ぶためには岩菊や原田がからんでいる本は非常に役に立つ。

対照的に全然駄目なのが(以下略)

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Q54
801: 走る名無しさん  2003/05/05(Mon) 10:25
質問があります。
スタグフレーションというのは具体的にどういうモデルの下で想定されうるのでしょうか。
僕の直感では何となく「固定相場制か変動相場制か」というのも条件に入ってくるような気がするのですが…

A54
804: 走る名無しさん  2003/05/05(Mon) 12:08
石油危機のようなショックに対して中央銀行が受動的にマネーを供給してしまうとインフレ率が急上昇して高インフレが止まらなくなる。
結局、激しく金融を引き締めまくって不況に。
これがスタグフレーションの原因。

第一次石油危機では実際にそうなってしまったが、第二次石油危機のときには日本はうまく切り抜けることに成功して、1980年代前半の好況に繋げることができた。

マネーの増加率を激しくアップダウンさせると景気のアップダウンも激しくなる。
1980年代後半から1990年代前半に起こったこともまさにそれ。
その後も十分な金融緩和が行なわれたことはなかった。
1994年から続いているデフレの主な原因はこれ。
他の要因は付随的なものに過ぎない。

もうマンネリでうんざりだという方がいるようだが、
マネーの量で話を整理するのは陳腐過ぎてつまらないことは確かだが、現在の日本経済の状況を認識する上でそう悪いやり方ではないと思う。
ざくっと一番大きなところを切り取って説明することができる。

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Q55

825: 走る名無しさん  2003/05/11(Sun) 01:25

NHKスペシャルで笹森氏か誰かが「特別会計三百ウン兆円」と言ってました。これって何なんですか?「特別会計」というぐぐってみたら「特定の事業を行う場合に一般会計とは区別して特定の歳入歳出をもって処理する会計」って出たんですけれど、つまりはGDPのかなりの部分を占めている事を意味するのかな、とか思ったり。

829: cloudy  2003/05/11(Sun) 13:09

特別会計の予算をそのままGDPと比べてはまずいでしょう。
たとえば、特別会計の中には国債償還のために発行する新規国債がありますがこれは付加価値ではないのでGDPには含まれません。

というわけで石井議員(彼の魂よ安かれ)の質問http://www.d7.dion.ne.jp/~koki/giziroku02-06-12.htm
は的はずれです。
「OECD諸国の国民負担率」などを参照してください。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/238.htm

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Q56
832: 深嶋 修  2003/05/11(Sun) 19:43
国民負担率は,他の指標と同様にその定義に十分留意して解釈すべきです。

 国民負担率=(租税負担+社会保険負担+財政赤字)/国民所得
ですから、財政赤字を考慮すると、日本の国民負担率は約50%です。
http://www.asahi.com/money/pension/news/TKY200302070299.html

 もうひとつ大事なことは、(租税負担+社会保険負担)の範囲です。
 例えば、特殊法人の範疇等の上記に含まれない公的機関に対する負担を含めると、実質的には更に高いはずというのが、石井議員の正しい御主張。

 細かい議論は多々あるとは思いますが、GDPの半分以上は、官製ということでしょうか・・

A56
834: cloudy  2003/05/11(Sun) 21:30

財政赤字を含めたデータもあります。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/020.htm
それでも英独仏よりは低いですね。

石井議員の引用している諸外国の数値には、地方税や社会保障は含まれてないのではありませんか。フェアな比較をしてないという点で、僕はこの石井議員の質問は噴飯物だと判断しています。
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Q57

843: 深嶋 修  2003/05/12(Mon) 00:08

 ご指摘から話が逸れるかもしれませんが、今の1000兆円をも上るといわれる巨額の財政赤字の原因は何なんでしょうか。
 実際に財政赤字が積み上げられたのは確かに結構最近ですから、その時代の失政といってしまえば、それまでかもしれません。
しかし、非常に大きな転機を迎えている日本の長期的な歴史的要因もかなり重要ではないでしょうか。
 そのような前提、将来世代が享受する膨大な実物の社会ストックを考えれば、今の財政赤字は、例えば将来数世代の超長期な期間で極めて緩やかに解消すると言うことの合理性はあるような気がします。(そのことにより、スリランカさんご指摘の弊害も最小限にできる。)

 一方で、持続性という意味では実物の負の遺産をかなり将来に残すことになりそうですから、財政赤字を言い訳にして、有り余る人的資源をそのような解消に有効利用しないなんて理不尽なことはすべきでない。

 以上のことが、私の提案している政策のベースになっています。

A57

848: 走る名無しさん  2003/05/12(Mon) 04:58

深嶋さんの場合は世間に広まっている噴飯物の数字を鵜呑みしていることがすでに判明している。

質問する前にその「1000兆円をも上るといわれている」という言い方をしなくて済むように、事実はそうではないことを調べてからにした方が良い。
あと財政赤字はグロスではなく政府保有の金融資産を引き去ったネットで考えましょう。(ネットやグロスという言葉の意味は教科書を参照)

日本政府の予算規模のGDP比はアメリカと大体同じくらい。日本はヨーロッパよりもアメリカの「小さな政府」に近い。
(ただし日本政府の金は出さないが口を出すという傾向は大いに問題)それにもかかわらず財政赤字がこんなに積み上がってしまったのはたび重なる減税とデフレ不況による税収減が最大の原因。

一時的に財政赤字が増えても、景気が回復しまくって、デフレが終了してインフレ率も3%程度のプラスに転じ、成長経路に乗ることができれば、将来の大幅な税収造が期待できるので、財政赤字問題でひどく心配しなければいけない状態からなんとか脱出できる。

デフレ不況を終わらせない限り、財政赤字問題を解決することありえない。
ところが日本の財政学者たちは、財務省におもねっているのか、デフレ不況の最中に財政再建を進めなければいけないと強く主張している。
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Q58

895: 走る名無しさん  2003/05/15(Thu) 12:33
超低レベルな質問ですが宜しいでしょうか?
マクロの始めのほうで、

C=aY
Y=C+I
とあるいちばん簡単な式で連立方程式を解けば簡単に答えは出ますが、
これって、C→Y なんですか? C←Y なんですか?
よく分からないのでよろしくお願いします。

A58

897: ドラエモン  2003/05/15(Thu) 14:01

連立方程式で記述される体系では、変数は内生変数と外生変数にわけられるのは分かりますか?君の体系では、CとYが内生変数であり、aとIが外生変数です。

連立方程式は、外生変数が与えられると、連立方程式を解いて、内生変数が決まるわけです。
ですから、敢えて、変数の決定に関する因果関係みたいなものを考えたいなら、外生変数→内生変数と言うことになります。ですから、君の質問であるC→YもY→Cも意味のない言い方であり(なぜなら、どちらも成立しているから)敢えて言えば、a、I→Y、Cということになります。

ただし、こうした「論理的」因果関係っぽい話の他に、時系列モデルでの「因果性」というのは別に定義されます。でも、その話はまだまだ先だから今は置いときましょう。当面は、連立方程式で記述される体系とはなにか?を考えてね。

数学注(モデルの形に関するコメント。内容は別)

C=aY、Y=C+Iの体系を解けば、C=C(a,I)、Y=Y(a,I)という形になりますが、これを「誘導型」と呼び、C=aY、Y=C+Iを「構造型」と呼びます。
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Q59

916: 3周年名無しさん  2003/05/17(Sat) 15:43

「世界同時デフレ」という言葉がテレビでにぎわってきていますけれど、これってどういう事なんですか?

A59

917: 3周年名無しさん  2003/05/17(Sat) 16:15
世界的に有効需要が不足しているということ。
 
918: 3周年名無しさん  2003/05/17(Sat) 19:24
日本だけではなく、ドイツやアメリカもひどい不況になっている。
でもデフレなのは日本だけ。しかも1994年あたりから日本はずっとデフレ。
日本のデフレの原因は日銀の金融政策の失敗。

「構造要因が原因で世界中がデフレに突入しつつある」
という考え方は単なるトンデモ経済論。
責任逃れをしたい日銀にとってはものすごくありがたい。

しかし2003年1〜3月のGDPデフレータが-3.5%というのはすごい数字だな。
名目金利ゼロで融資してもらっても実質金利が3.5%になってしまうじゃないか。
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Q60
931: 3周年名無しさん  2003/05/18(Sun) 16:29
基本的なことで恐縮ですが、ネットとグロスという概念(たとえばグロス輸出額など)がわからないのですが説明していただけませんか?
 

A60

932: 3周年名無しさん  2003/05/18(Sun) 17:26
Grossは総計、Netは正味とか純という意味。
グロスの輸出額といえば、単純に輸出した分の総計となる。
しかしこれに対してネットでの輸出額といえば、輸出額総計から輸入額総計を引いた分となる。つまりこれが純輸出。
まあ、これは例としてわかりやすいほうだけれど、GDPとNDPの違いとかなるとちょっと混乱するかも。でもこれも学部向けの初歩的なテキストには必ず書いてあるよ。
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Q61

935: 3周年名無しさん  2003/05/19(Mon) 11:31

様々の場所で日本人の貯蓄率は高いと聞かされてボンヤリと信じ込んでいたのですが、国民経済計算の新基準(93SNA)でみると日本の貯蓄率はアメリカ並に低いらしいですね。
新旧の基準はどちらが日本の現状を正確に捉えているのでしょうか?
それに日本経済の機能不全を説明する場合よく国民の高貯蓄率が引き合いに出されたりすることがありますが、それは旧基準に基づくデータなのでしょうか?教えてください。

A61

936: cloudy  2003/05/19(Mon) 13:06
家計貯蓄率は下がってますが、総貯蓄率はあいかわらず高いですよ。
13年度国民経済計算によれば26.2%あります。その10年前には35%だったので、低下していることはまちがいないのですけど。

現在の家計貯蓄率の低下は、失業が増えたことと、自営業の不振が効いてるように思います。消費が増えたというより、収入が減った人が多い、ということでしょう。
サラリーマン世帯のみの家計貯蓄率を調べれば、高い数値が出てくるのでは。

平成13年国民経済計算のポイント
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/h15-nenpou/materials/1point/1point.html
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Q62

938: 3周年名無しさん  2003/05/19(Mon) 15:08
りそなの一件でふと思い出したんですが、「日本は『金融社会主義国』である」といったような論調がありますけれど、この『金融社会主義国』って何なんですか?

A62

940: ドラエモン  2003/05/19(Mon) 19:18

簡単に言えば、護送船団方式+株式持ち合い構造のことだろう。護送船団方式とは、経費率の高い弱小金融機関に最低の利益を保証する水準に預貸利鞘を設定し、さらに市場をできるだけ分断して地域独占を維持するような制度全体じゃない?これで、経費率の低い大手銀行はバカみたいに儲かる構造になっていたが、同時に弱小金融機関も潰れないで済んでいたわけ。
また持ち合い構造とは、表面的には株式会社だけど、株つまり企業所有権は銀行や関係企業に保有され(され合い)うことになっていて株式市場での評価から企業経営者は守られてきたわけ。
まあ、これが全てではないが、間違いなく存在したものであることも事実。
 

1)預金金利も貸出金利も規制色が強かった(というか談合で決めていたw)わけ。その鞘は一番不効率な銀行が儲かるように決める。だから効率的な銀行はぼろ儲けできる。

2)だけど、それで出店規制しなければ、駄目銀行はたちまち駄目になる。だから儲かってる銀行の立派な支店はあんまり出されては困る。田舎の貸し出し市場は駄目銀行に「独占」させなきゃいけないわけ。

941: 3周年名無しさん  2003/05/19(Mon) 21:22
日経が言い出した言葉だと思うが、日本では公的金融が大きいことをいってようだ。
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Q63
949: 3周年名無しさん  2003/05/20(Tue) 20:35
質問です。
日本人は個人金融資産を沢山持っていて、たとえば、日本人が日本の銀行に預けてある預金を引き出して、海外の銀行の預金口座に預けたり、外国株、外国債などをどんどん買っていくということは、あり得ない事ではないですよね。
とにかく、日本人の持つ国内金融資産が大量に外国に流出するとします。
(当然外国に流出してもその資産は日本人が所有していることにかわりはありませんが)

そう言った事と同時に、輸入増輸出減などによって、経常収支が赤字化するというような事態は起こりえるんでしょうか?(あくまで原理的な問題として起こりえるかどうか?を聞きたいのです。)

A63

950: 3周年名無しさん  2003/05/20(Tue) 21:30

つまり「キャピタルフライトが起こったら経常赤字になるか?」
ということ?木村剛なら「なる」と言うだろうね。
 
951: 3周年名無しさん  2003/05/20(Tue) 21:43
S−I≡X−M
S:貯蓄 I:投資 X:輸出 M:輸入
キャピタルフライトは I が急減すること。
つまり左辺が急増。するとどうなる?
 
952: 3周年名無しさん  2003/05/20(Tue) 21:50
>>950 + >>951 = 木村剛はバカだ
 
953: cloudy  2003/05/20(Tue) 22:15
毎度おなじみの質問。等価な資産の交換では資本収支は変化しません。
- 日本人の円とアメリカ人のドルを交換
- 日本人がドルをアメリカの銀行に預金(=ドルと預金証書の交換)
- 日本人がドルで米国債を買う
どれも資本収支は0です。

そもそも日本にドルがあるということが、すでにアメリカにそれと同額の貸しがあること
になるので、そのドルが国債や預金証書に変わっても資本収支の変化はないのです。
(もちろん、ドル現金には利息はつかないという違いはありますが)

資本収支が変化するのはモノ・サービスの取引があったときだけです。
 
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Q64

968: 3周年名無しさん  2003/05/22(Thu) 16:56

小川一夫の『大不況の経済分析』は苺的にはどうですか?
ちょっと立ち読みした程度ですが、90年代の停滞は家計や企業が信用制約(流動性制約?)に服していたため投資や消費が金利にはほとんど反応していなかった等の実証分析、そのためインタゲによる実質金利の低下に景気回復の効果があるのかという批判、処方箋としては不良債権の処理、という苺的コンセンサス(?)と真っ向から対立しそうな本ですが、僕のような素人から見るとあながち「トンデモ」の一言では片付けられない本のような気がします。
詳しい皆さんからするとこの本はどうなんでしょう?

A64
969: ドラエモン  2003/05/22(Thu) 17:08
インフレによる名目資産価格への影響の経路が信用制約に効くから問題ないでしょう?
デフレ下で不良債権処理を進めてB/Sは改善するとはおもえんけどね。

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Q65

972: 3周年名無しさん  2003/05/22(Thu) 22:36
インタゲは期待に働きかける政策って話しだけど、次世代産業のインフラ構築の為の公共投資によって明るい展望を開くってかんじで国民・経済界の期待に働きかけたほうがいいように思うけど。

A65

973: ドラエモン  2003/05/22(Thu) 22:55

そんな話は大昔からしてるが、財政再建に夢中の国民もマスコミも完全無視。しかも、IT特にBB見れば世界一成功してもこの程度。失業率を3%位まで押し下げることでデフレを止めるのは極めて困難。そもそも、何がリーディング産業かを役人や学者が見分けられるなら社会主義が失敗するはずもない。
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Q66

974: 949  2003/05/22(Thu) 22:59
それでやっぱり、金融資産の内訳を国内から国外にかえただけでは(国内の預金を外国債にかえただけでは)、貯蓄−国内投資は変化せず、輸出−輸入も変化しないのでしょうか?
木村剛流のキャピタルフライト&経常赤字化はあり得ない話でもないのでしょうか?

A66

978: ドラエモン  2003/05/22(Thu) 23:39

木村氏の本が流布しているイメージは、要するに金本位制の下で、金持ちが金の現物を持って海外に逃げ出すという奴でしょう。そうであれば、国内の通貨供給量は自動的に激減し金利も上昇、円安まできて破局とか言う奴じゃないの?

だが、変動相場制の下で大規模な海外資産需要が発生しても、それが国内の通貨供給量を減らす理由はないよね。その一方で、円安にはなる。だが、購買力平価を極端に下回るような円安が起こるなら、逆方向の投機も生じるから、そんな現象は長続きしない。実際、石油危機が起こっても円はなくならなかったからねぇ。

そういう短期的な話じゃなくて、なんか国民資産が海外に流出してしまう、文字通りの富の喪失というのをイメージしてるのかもしれない。だが、これは逆に経常赤字が生じなければ起こらないわけで、その時には日本への資金の流入があるわけ。
 

979: cloudy  2003/05/22(Thu) 23:43

たぶん949さんが言ってる「キャピタルフライト」は日本人が円を狼狽売りすることなんだろうけど、それだと為替は円安になりますよね。そういう状況では日本の経常収支黒字は増えこそすれ、赤字になることはないのでは。

ただ、そのときの黒字額と米国債を購入した額との間には(会計上の)関係はありません。
国債の購入そのものは資本収支も経常収支も変化させません。

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Q67
984: 3周年名無しさん  2003/05/23(Fri) 08:28
いきなり関係ない話ですが、超初歩的な質問です。
例えば需要が多いとその財の価格は上がりますよね。NTTドコモの料金が高いのは需要が多いからか、それともシェアが大きいから寡占の影響なのかどっちなんでしょう?ドコモ使ってるんですが最低でも3000円台取られるんでどうしても納得いかないんです、はいw
 

A67

985: すりらんか  2003/05/23(Fri) 23:22
ぱっと思いつくのは
・ロックイン効果……はじめ普及したのがNTTだから換えるのにコストがかかる
・ネットワーク外部性……NTTどうしの通話が多い
あたりではないでしょうか.
 
986: 3周年名無しさん  2003/05/24(Sat) 03:40
最初に電話機をタダに近い形でばら撒いたのがいけんのよ。
最初に電話機をタダ同然のように配ったおかげでその分後で通話料で取り戻すことになってるんよ。
その当時、海外の先進国と比べて携帯電話の普及が遅れていて、それじゃいかんと普及を急いだ結果がこの通話料だすね。
最初にそれをやりだしたのはITバブル時に踊ったかの○通信という会社で、まずPHSでそれをやり成功し、その後ケータイでもやってかなり儲かりましたとさ。

多分電話機にきちんとお金払うようになれば通話料は安くなりますよ。
内容的に経済学と全く関係なくてどうでもいい話かもしれませんがね。

まあ結局言ってることは、すり氏の上記のロックイン効果ですかね?
990: 2ちゃんの相場師  2003/05/25(Sun) 00:44
おいらの記憶によれば,販売?契約?奨励金だして,端末ただでばら撒いたのは「コドモ」以外のDDIなんかだったと思うぞ。
「100万台でいくらの報奨金」とかのボーナスがついてたのが市場が飽和して思うように売れなくなって大赤字になったのが☆通信だったんじゃあ?

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Q68

60: 3周年名無しさん  2003/05/31(Sat) 09:54
ゼロ金利政策で貨幣に対する機会費用が消失してしまっているから
貨幣数量説を成り立たせなくしているという主張は誤りだと思うのですが、
どなたか詳しく教えてくださいm(_ _)m

A68

61: ドラエモン  2003/05/31(Sat) 11:19
経済セミナーに出てる高橋洋一の論考で良いのでは?齋藤誠氏が、貨幣需要のの利子弾力性が無限に大きくなるとき、合理的期待モデルでは貨幣数量説が成り立たないという主張を行ったのに対して、永久に貨幣数量が増加を維持するなら、やはり物価は貨幣数量と同じ率で上昇することを、簡単な差分方程式の解法で示している。半年くらい前の号だったと思う。

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Q69

62: 3周年名無しさん  2003/05/31(Sat) 11:41実質自然利子率と実質金利は同じ概念ですか?
実質金利は、実質金利=名目金利ーインフレ率で、実質自然利子率というのは利潤率のことではないのでしょうか?
利子率より利潤率が大きいから、負債を利用する人が出てくるわけですよね。

A69

63: ドラエモン  2003/05/31(Sat) 11:49

 違います。後者は単なる定義の問題、前者は(普通は)完全雇用均衡に対応する実質
利子率。で、完全なストック均衡にあれば、利潤率=実質利子率つまりTobinのq=1と
なり、金融資産と実物資産は(限界的な意味で)無差別になる。

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Q70

66: 3周年名無しさん  2003/05/31(Sat) 14:03
質問です。
恒等式と方程式と均衡式の関係がつかめません。
たぶん均衡式は方程式の経済学の呼び方だろうと思うのですが・・・。

A70

68: 3周年名無しさん  2003/05/31(Sat) 14:48

均衡式は各経済主体の合理的な行動の結果として成立する等式。

恒等式は誰がどのように行動しようが常に成立している等式。
恒等式はどのような数字を入れても成立している等式のことではない。
定義式は約束事なので恒等式になる。

方程式は既知の量が与えられたときに未知の量が満たすべき条件のこと。
未知な量を含むあらゆる等式は方程式とみなされる。

ありがちなパターンは

1.まず予算制約条件などの恒等式を書き下す。
2.次に経済主体の合理的行動をモデル化して均衡条件を求める。
3.1の恒等式と2の均衡条件を連立方程式とみなして解けばモデルの解が得られる。

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Q71

87: 3周年名無しさん  2003/05/31(Sat) 17:50

苦しいときに自分より優遇されている人を槍玉に挙げるというバカなことを日本人は
早くやめないと自滅です。バカの代表がマスコミです。

93: 3周年名無しさん  2003/05/31(Sat) 19:22
まあ、確かに小泉改革が支持された大きな理由が「既得権益の打破」を掲げたこと
ですからw 日本人はストレスが溜まってるのか、こうした言葉に弱いんですかね。

A71

96: ドラエモン  2003/05/31(Sat) 19:37
しかし、そのマスコミは再販制堅持、放送免許と、典型的規制産業=既得権益者だという
のが、実に嗤えるところではある。
日本人に限ったことではないよ。レーガン改革だって、長年の低成長で頭に来ていたアメリカ人が、富裕層の宣伝に乗せられて、自分らの税金を食い物にする社会福祉の打ち切りとかを要求してたから、大衆的な支持を得られた。貧乏人が自分の首を絞める政策を正義を理由に主張するのはしばしば見られる現象。

1930年代後半には、日本人の多くが、本土は既得権の巣だから満蒙に五族共和の新天地を開拓すると信じて出かけ、それを邪魔する英米との世界戦争を支持し、最後には関東軍に見捨てられ、シベリアの凍土に埋められたり、赤ん坊を中国に置いたまま帰国したりという地獄を見ている。

マスコミの社会的責任は本当に大きいのだが・・・ 浜口財政・旧平価解禁支持など昔から犯してきた罪は誠に深い。だいたい、旧平価解禁論の大物である笠信太郎なんか朝日の経済論説の親玉として戦後も「健筆」を振るい、「花見酒経済論」とか、くたばれGNP論の家元だった。今でもDNAは連綿と受け継がれているよね(欝


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Q72

101: 3周年名無しさん  2003/06/01(Sun) 19:42
マクロ経済政策の目的
1.完全雇用  2.低いインフレーション 3.高い経済成長
についてちょっと教えて欲しいのですが。
ゴードンの『現代マクロエコノミックス』では「実質生産量が大きすぎることは良くない」
とされています。と、ます言いますのも
>不幸にも、最高の生産は、インフレーションを悪化させる傾向があるからである。
>企業が、全力で生産を行ってる時には、その価格の引き上げを容易にするからである。
とのこと。しかし、インフレには殆ど社会的コストがかからないと言う話も聞きます。

1.低いインフレーションとは何%を言うのですか?
2.インフレのコストとは何ですか?
3.実質生産量が大きすぎることはほんとに良くないことなのでしょうか?


A72

102: ドラエモン  2003/06/02(Mon) 22:53

1.普通は4〜5%以下。
2.価格変化の情報価値の低下(相対価格が変化したのか、絶対価格が変化したのか分かりにくい)と、靴底効果(現金節約のためにATMマシンに足繁く通うコスト)
3.加速度的なインフレを伴わない限りでの最大のGDPを越しちゃうとヤバイ。
103: 3周年名無しさん  2003/06/03(Tue) 09:32
2.メニューコスト(値付け者の価格改定費用)つーのもあるような


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Q73

104: 3周年名無しさん  2003/06/03(Tue) 13:53
インフレターゲットについて質問です。

インタゲはインフレ率を上げて実質金利を下げようという試みだと思うんですが、
そんなにうまくいくのでしょうか?
資本移動が完全である経済を考えた場合、インフレによる実質利子率の低下により
投資家は投資先を海外に求めるので、裁定後は結局世界の実質利子率と等しくなるまで
名目金利は上昇してしまうのではないですか?

まあ実際にはこんなに極端にはなるとは思いませんが、海外の投資家からは
投資対象としてまったく魅力的に映らないので資金を引き上げるでしょうし、
銀行なんかも日本国債から米国債へのシフトみたいなのが考えられ、
名目金利が上昇すると思うのですが。

みなさんはインタゲによる名目金利の上昇についてはどのように考えて
いらっしゃるのでしょうか?
インフレ率の上昇のどの程度の割合が名目金利の上昇に転嫁されると
お考えでしょうか?
ぜひ教えてください

A73

105: すりらんか  2003/06/03(Tue) 14:45
まず,インフレーションターゲットという言い方についてですが,
Bernankeが講演で強調していたようにインタゲが重要と言うよりは,
リフレ政策が必要でその手段の一つがインフレターゲットという事
だと思います.インタゲはリフレの達成だけでなくその後の金融政
策の枠組みとしても利点があるだけに有力視する人(僕もそう)が
多いわけですが.

>インタゲはインフレ率を上げて実質金利を下げようという試み
これはリフレの一つの目標ではありますが,すべてではないでしょ
う.一つにはインフレによる債務者利得が資金需要主体の経済環境
を改善する&95年以来の債務者から債権者への再分配を逆転させる
というねらいも大きいかと思います.また,政府債務・社会保証基
金の維持可能性のためにも安定的なインフレは望ましいといえるで
しょう.
 
106: すりらんか  2003/06/03(Tue) 14:46
それはさておき,ご指摘の通り実質利子率の低下は重要な要素です.
もはやこの板では有名な『デフレの経済学』p198にみるとおり長期
実質金利の期待値は6%にも上ります.がこれはバブル期と同水準,
超金融引き締め期の91年に比べても1%低いにすぎない値です.一方,
アメリカの実質金利は短期金利ベースで事後的実質0金利になったこ
とで知られるようにそんなに高くはないでしょう(こちらは期待イン
フレを使って考えていないのですぐソース出せる人いたらよろしく).
日本は国際的に特殊に高い実質金利環境なのです.実質金利低下に
より資本流出が起きるかもしれませんが,むしろ円安傾向は望まし
い+日本はもともと資本純輸出国であることからそれほどの問題と
は思いません.

名目金利の上昇についてですが,フィッシャー効果はそんなに完全な
ものではありません.さらには日本経済では「本来もっと名目金利が
下がるべきなのに0金利に阻まれていた」わけですから多少期待イン
フレ率が上昇しても即座の名目金利上昇には結びつかないでしょう.

このように,期待インフレ率と名目金利が一対一対応しない状況では
リフレは資産価格を上昇させます.資産価格の上昇が企業のBSを改善
したならば貸出経路を通じた経済の回復にとっても大きな力を発揮し
うるでしょう.

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Q74

145: 走る名無しさん  2003/06/08(Sun) 17:11
銀行側としては債権放棄の後どういう絵を描いているのかな
ということに対して、引き続きよろしく

A74

146: 3周年名無しさん  2003/06/08(Sun) 17:31
銀行員ではないけど、
税制上、債権放棄の額は、企業が再生できるであろう最低額までしか認められない。
そうでないと、銀行は放棄額を損金に算入できないし、寄付金認定などされると債
務免除を受けた側からしても面倒だ。これは恣意的な課税逃れを未然に防止するた
めの規定。

債権放棄額は、企業の再建計画に照らし合わせて決められるのだが、その計画自
体が楽観的であることが多い。
なので、このデフレ下では、再建計画はほとんど達成できていない。ダイエー然
り、飛島、熊谷然り。おれの知る限り、デフレが深刻化してから、再建計画を達
成したところは知らん。

なので、債権放棄のあとはまた債権放棄がある、ということを覚悟していると思
うよ。エンドレスレイン。

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Q75

152: 3周年名無しさん  2003/06/09(Mon) 17:23
税効果会計について質問です。
週刊ダイヤモンド6月7日号、銀行の決算特集で

「りそなを除く各行は、自己資本算入の上限である5年分の収益見通しに基づいて
繰り延べ税金資産を計上している。つまり、計上年数が5年以内なら、将来の
収益は現時点より減少するということだ。6.5年のみずほは、逆に将来に収益が
跳ね上がる強気のシナリオを描いている。」

と書かれていましたが、ここのところの仕組みがよく分かりません。
将来収益の見込みに比例して税効果資本を積み立てられるということは
なんとなく分かりますが・・・。

A75

157: MIB  2003/06/11(Wed) 03:12
 繰延税金資産はよく言われるように「税金の前払い」です。これが発生するのは、貸出債権について、税法上必要とされる以上の引当を積むなどした場合に、財務会計上は「費用」と認識されるにも関わらず、税務会計上は損金とされないため、会計上の費用であってもそこに税金がかかるからでしたね。そうして、当期に余分に納めた税金を計上しておく、ということでした。
 で、その後の会計期間において実際に貸倒れが発生し、引当金を取り崩す段階になると、当該費用が税務会計上の損金として認識されるため、先に計上した「税金の前払い」を解消する作業が必要になるわけです。
 このとき注意したいのは、税金の「前払い」という言葉の裏返しで、将来において「税金を払う立場にある」ということが前提されている点です。つまり、将来、収益を上げて法人税を納める立場にあるからこそ、「将来払うことになる税金を今払いました」ということが言えるわけで、将来赤字になり、法人税を納めなくてよいような場合には、「税金の前払い分がこれだけあります」とは主張できないということです。
 したがって、5年先までの収益見通しに基づいて繰延税金資産を計上していいよ、と言われた場合に、例えば直近3年分しか計上しなかったとしたら、残りの2年については赤字に陥るかも知れないという見通しを立てていることになる、と見れるし、逆に6.5年分あるというのは将来収益を強気に見込んでいると解釈できるでしょう。
 こんなとこでどうでしょうか。
 
158: MM  2003/06/11(Wed) 04:14
ここの板では一部トンデモ扱いされてしまっている 不幸な深尾さん(たち)の『検証
銀行危機』をいま読んでいる。これと岩田さんの『スッキリ! 日本経済入門』の繰延税金資産の扱いをめぐる解釈は対立していて面白い。

深尾さんたちはほぼ竹中路線を支持している。それに対して岩田さんは引き当て不足と繰り延べ資産の自己資本算入排除は矛盾していると指摘して、財務と会計の一致という観点から引き当てを「費用」と認定すべきであると主張している。繰り延べ資産については、いままで納めていた税金を還付することを伴って自己資本の算入をやめるということだと思う。

ここらへんの意見の対立の背景には、やはり公的資金の導入をどう評価するかの対立があるのだろう。
164: 152  2003/06/11(Wed) 14:41
MMさん、詳細なレス、どうもありがとうございます。m(_ _)m

自分でも調べてみて、青山中央監査法人HPのなかに
http://www.chuoaoyama.or.jp/webcan/zei/0302.html
こんなぺーじがありました。
それによると、りそな⇒重要な税務上の繰越欠損金が存在する会社:3年
その他の銀行⇒業績が不安定であり、期末における将来減算一時差異を
十分に上回るほどの課税所得がない会社:おおむね5年
みずほ⇒今回の決算で、ウミを出し切ったので、確実に将来収益はV字型で急回復:
強気に6.5年。(上のページにはとくに該当するものはないが・・・)

みたいですね。みずほは、大見得を切って大丈夫でしょうか???

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Q76

208: 走る名無しさん  2003/06/15(Sun) 17:53
よく銀行がバブルのときの不良債権処理は終わった
今やっているのは、それ以後のものだと言うが、
なぜメガバンクはいつまでも赤字を垂れ流しているんだ?
いつになったら黒字化するのかな?
 

A76

209: MIB  2003/06/15(Sun) 19:58
 不良債権が新規発生し続けているというのは本当の話。これをどう見るかは人によって違うと思います。たとえば、
@マクロ経済のパフォーマンスに帰責することもできるでしょう。
A銀行がきちんと収益を上げられる体質を整えていないからかも知れません(>>205)。しかし、
Bそもそも銀行業という業態には、ハイリスクの貸し起こしをする機能までは期待できないのに、無理しているのかもしれません。じゃあ、何でそんなことに?となると、銀行の資金調達がコントロールできないから、というのは大きいと思いますね。生田総裁の話にもあるように、家計部門は相変わらず資産の大半を預金している→銀行は何らかの形で運用しないといけない。いわば投資のリスクを銀行部門に集中させているわけです。
 経済活動のリスク全体を転嫁されている以上、銀行がまともに収益をあげるのはウルトラCといっても良いと思います。バブル崩壊前は、地価や株価の継続的な上昇がその「ウルトラC」だったわけですが。
 こう書くと「銀行の肩もつのか?」とか言われそうですが、そんなことはない。経済全体でリスクを負担する体制をつくる=銀行への資産の集中をやめる(オーバーバンキングの是正)、ということですから、その過程では余分な銀行には何行か消滅してもらって、余分な銀行員には辞めてもらう必要があることは明らかです。
 結局、「いつになったら黒字化」するのかを考えると、「独り銀行部門だけでなく、資金の流れについての国民の意識改革」という壮大なハードルがクリアされなければならないような気がしてならない今日この頃です。

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Q77

233: 3周年名無しさん  2003/06/16(Mon) 16:33
マネーとは
M1:現金通貨+要求支払い預金(普通・当座など)
M2:M1+定期預金
M3:M2+信託勘定・郵便貯金
CD:譲渡性預金
マネーサプライ:M2+CD
とのことですが・・・

『ハイパワード・マネー=M1』と考えていいのでしょうか?
A77
238: ドラエモン  2003/06/16(Mon) 16:56
まずは「マネー」と「ハイパワードマネー」の「マネー」は意味が違うのを理解してね。本来の「マネー」は預金受け入れ金融機関(ただし郵貯は除く)の預金債務と、同じく預金受け入れ金融機関(ただし郵貯は除く)以外の保有する現金の合計のことだが、「ハイパワードマネー」の「マネー」は、この本来のマネーの定義とは違って、「中央銀行の債務のうち、政府預金を除くものの合計」なんです。
つまり、現金のうち中央銀行の窓口を通って「外」へ出た分(現金通貨発行残高)と貨幣(政府が発行する硬貨)、および市中金融機関から日銀が預かっている(主に準備預金からなる)日銀当座預金の合計が「ハイパワードマネー」と呼ばれるわけ。本当は「マネー」というのは問題で「マネタリーベース」というのが混乱を避ける意味で好ましいと思うが、慣例では「ハイパワードマネー」、「ベースマネー」といった(僕が思うには)ミスリードな名前
が使われているのだよ。
HPM(ハイパワードマネー)=
M1のうちの現金+銀行の手許現金+日銀当座預金(本当は預金準備制度加入金融機関の準備預金の方が正しいと思うが)

M1=現金+当座預金および普通預金

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Q78

244: 3周年名無しさん  2003/06/19(Thu) 08:18
本当にスレタイどおりにくだらない厨房な質問で申し訳ないのですが、不況とはどういうものなのでしょうか?不況だと感じはしますが、具体的に何が不況とは何かと言われると言葉に詰まります。
ちなみに過去ログを見ると「資源配分の歪み」というようなものが出てきましたけれど、資源配分の歪みは常にあるような気がしていまいちわかりませんでした。

A78

245: MM  2003/06/19(Thu) 12:29
資源配分の歪み→(1)総需要不足による失業などの発生、(2)政府の余計な規制など「構造的な要因」によるもの

1と2はそれぞれ「資源配分の歪み」だがそれぞれ違う政策を要する。また1と2の観点を架橋する試みも最近は多い。竹森さんがすすめているcaballero and hammerやaghion ,Howittたちの業績など。
 
246: 失業者  2003/06/19(Thu) 12:41
具体的に何が不況だって?
決まってるじゃないか。俺みたいな失業者が増え、しかも求人企業の賃金も年々下がる
一方。昔なら応募もしなかったようなDQN企業に応募者殺到、書類選考までやるほどの事態。君は学生か?社会人か?どっちにしろ不況の実感が薄いようだな。一度ハローワークに足を運びなさい。または2ちゃんねるの転職板でも行けばそのすごさがわかる。
248: 3周年名無しさん  2003/06/19(Thu) 15:50
不況って言うのは、「マクロ政策政策の3つの目標」を裏読みすると、
1.完全失業率の悪化
2.低い経済成長
ってことになるんじゃないの?
もっと言えば、潜在的国内総生産からの下方への乖離ってことになるんじゃない?

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Q79

293: 予備校生  2003/06/26(Thu) 22:18
★保険について質問です。
「保険に入る前に遺伝子情報の検査を必要にすると,遺伝子に異常のない人が
自分の健康に自身をもって保険に入らなくなるので保険が破綻する危険がある」
っておかしくありません??????
295: 予備校生  2003/06/26(Thu) 23:12
リスクの少ない人は保険料が安くなるので,
遺伝にもとづかない疾患にそなえて保険に
入るでしょう?結局はリスクの大きい人の保険料が
高くなって,その人たちが民間保険に入れなくなる
のが問題なのでは???
298: 予備校生  2003/06/27(Fri) 08:42
(遺伝子検査の結果は)保険会社には当然開示されます。
開示しないと保険に入れないという前提です。
それを考慮して保険料率が決まるという前提です。

争点は,遺伝子検査の民間保険利用を認める
べきかということです。
解答では,認めるべきでない理由として,
「保険に入る前に遺伝子情報の検査を必要にすると,遺伝子に異常のない人が
自分の健康に自身をもって保険に入らなくなるので保険が破綻する危険がある」
と書いてあるんです。

A79

299: すりらんか  2003/06/27(Fri) 09:12
>保険会社には当然開示
だったらなおさら意味不明ですね.
>解答では
というと模試か何か?予備校の先生はあまり分かってない人が多いから単純に
間違いなんだと思うよ.
 
300: 3周年名無しさん  2003/06/27(Fri) 12:25
間違いでしょうね。保険が破綻するためには、リスクの高い人とリスクの低い人
との比率が、保険会社の予定よりも高くならなければいけない。加入者がそもそ
も私的情報を持っている(自分は病気がちだ、など)ならば逆選択が起こって、
保険が成立しない、というのは教科書的な例。

しかしこの場合、加入者は遺伝子検査以前には、自分の遺伝子についての情報
なんて知らないでしょう。従って、加入する前には加入者は指摘情報を持って
いないのであるから、逆選択は生じない。

普通に考えても、「」内のステートメントは、『実際に遺伝子に異常のある人が
遺伝子に異常の無い人よりも、”先天的に”自分の遺伝子に自信を持っている』
という状況でなければ成り立たないでしょう。そういう遺伝子異常ならw成り立
つけど。

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Q80

332: 3周年名無しさん  2003/07/01(Tue) 23:57

今4年生で大学院に行くか働くか迷ってるけど、どっちが楽?
働いた方が大変なように思えてならないんだが、大学院って大変?

A80

333: 3周年名無しさん  2003/07/02(Wed) 00:32

就職=金を貰う
進学=金を払う

そもそも評価の次元が違う。

337: 3周年名無しさん  2003/07/02(Wed) 11:46
楽だよ。楽になりたければこんなに楽なところもないよ。
家が資産家ならば大学院は超お勧めだね。
 
338: すりらんか  2003/07/02(Wed) 12:06
マジレスします.
大学院は将来のことを考えなければ本当に楽です.あと>>337は一見煽り
に見えるかもしれませんがかなり核心ではないかと思う.

ただし,就職した後思い直して大学院に行くことはできますが,院進後に
思い直して一般企業はいまだ厳しいと思います.まず,就職してから考え
ましょう.
 
342: MM  2003/07/02(Wed) 22:12
大学院などいろいろあるでしょう。どこの大学もいまは人集め補助金あつめで
院をつくりまくっています。不毛だと思う。
 
344: MM  2003/07/02(Wed) 22:58
うっかりすりらんか氏の>>338をよまないでいたが、まさにその通り。
ある種の人には院ほどいいものはない。僕も院に戻りたい(給料もらえるなら 笑い

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Q81

350: 3周年名無しさん  2003/07/03(Thu) 16:43
招き猫さん、

日銀の4兆円外債購入の話をされていたと思うのですが、
昨日発表された日銀の需給実績を見ると
http://www.boj.or.jp/stat/boj/juqf0306_f.htm (6月分)
http://www.boj.or.jp/stat/boj/juqf0305_f.htm (5月分)
外為の部分が外債購入の部分だとわかりました。
ただこれが不胎化か非不胎化かをどうやって見分ければいいんでしょうか。

また、国債の引受のところも国債買入が対応すると思うのですが、
これも非不胎化かどうかを見分けるのはどうすればいいのでしょうか。

6月の開催購入は5,286億円でしたが、やはり外人の株式購入が
6月上旬にピークを打って減少しているので、今回の大相場は
寿命が短そうですね。
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0487&asi=2

A81

351: ドラエモン  2003/07/03(Thu) 16:57
>>350

横レス失礼。金には色がない以上、見分けることは不可能。非不胎化介入というのは、
あくまでも為替介入と同時にベースマネーが変化しているか否か(円売り介入なら増加、
円買い介入なら減少)で定義するしかない。
379: 招き猫  2003/07/05(Sat) 08:21

俺自身は、日銀当座預金残高を追った。
http://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2003052006108
日銀総裁「追加緩和、市場安定へ姿勢明確化」
同日の決定会合では、金融機関の手元資金量を示す日銀当座預金残高の誘導目標を22兆―27兆円程度から27兆―30兆円程度に増やす方針を決定。主に金融調節について議論した。審議員2人が残高目標の引き上げに反対した。上限30兆円としたことで福井総裁は「今後の想定しうるリスクは吸収できる」との認識を示した。 国内金融市場について福井総裁は「いまのところ落ち着いた地合いを維持している」と述べ、りそなグループへの公的資金注入に関する政府や日銀の一連の対応が一定の効果を上げているとの見方を示した
http://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2003060301806
5月のマネタリーベース、前年比16.7%増
日銀当座預金残高は27兆0292億円と前年比72.6%(日本郵政公社を除くと46%)増加した。4月末以来、日銀が相次いで量的緩和を拡大していることも影響している。日本銀行券(お札)の発行残高は前年比4.7%増加の70兆0112億円だった。

結構効いているんじゃないのかな?

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Q82

352: 3周年名無しさん  2003/07/03(Thu) 17:54
「正しいマクロ経済政策」って、票になりますのん?
ゼネコン救済は票になりそうだけど・・・

日本でもアメリカでもヨーロッパでもいいけど
「不況克服に成功して高い支持率を得た政治家」
っているんでしょうか???

A82

353: 3周年名無しさん  2003/07/03(Thu) 19:19
>>352

クリントン前米国大統領はグリーンスパンと共に
金融政策中心のマクロ経済政策に大成功をおさめ
米国経済を復活させて支持率を上げた。

経済的な成功抜きにクリントンがスキャンダルを
切り抜けられたとは思えん。

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Q83

357: 梅雨空の名無しさん  2003/07/04(Fri) 12:26
三国さんのおしゃべり(日経5面)
「大恐慌のさなか、米国は1931年に公定歩合を引き上げた。副作用は大きかったものの、経済がそこを打ったことで、その後は長期間の経済成長が続いた。」って本当ですか?
この辺りどなたか説明キボンヌ。


A83

358: ドラエモン  2003/07/04(Fri) 15:06
あの人は、円高にして経常収支黒字が減少すれば対外資本流出が減少し、国内での資金
供給が増加して、それによってデフレが止まるという新理論の提案者だからねぇ。利上げ
と円高が景気回復の特効薬なんだよ。
362: ドラエモン  2003/07/04(Fri) 17:11
>>361

1931年10月9日、16日にそれぞれ1%の引き上げを行い、公定歩合は3.5%になった。
利上げ自体は事実。しかし、恐慌は激化し、その後再び金利が引き下げられ、ついに
33年のリフレ政策採用へと向かい、これで景気は底をうつことになる。利上げが景気の
底入れの条件だったというのは、明らかな間違い。
 
363: ドラエモン  2003/07/04(Fri) 17:17
ついでに書いておくと、36年には利上げと量的引き締め(預金準備率引き上げ)さらに
財政支出の削減が行われ、37年には再び激しい景気後退が起こっている。「31年の利上げ
で底入れし、後は長期の景気回復」という表現は滅茶苦茶w

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Q84

360: 素人(馬鹿の方)  2003/07/04(Fri) 16:34
量的緩和以後のマネタリーベースの伸び率と、
実物経済の伸び率ってなんか関係ありそうですか?
6月にマネタリーベースを日銀が一気に積み上げてから株価が上がり始めたような気がするので。

A84

364: 梅雨空の名無しさん  2003/07/04(Fri) 18:43
>6月にマネタリーベースを日銀が一気に積み上げて

漏れの記憶によると、そんな事件はない。
株価が上がり始めたのは、米ダウが上昇基調に移ったんでそれに合わせて買いが入ったのと、買い基調になってんなら国債売っとこうとして資金シフトが働いたのが、一番大きい。
日銀の政策云々なら、ETF買いオペ+上昇基調だと安易に買い入れても成功できるんで、おそらくはただ単にETF買いオペの成果だろうね。
問題は、この後国債暴落に対応して買い切り額増やすのか、それとも株に資金シフトさせるために今しばらくは放置しておくのか、そのへんの判断をどうするかだ。
あと、単なるバブル株高ではこの先へ向かうには細すぎるんで、円安誘導(これは絶対必要、ついでに産業空洞化を終わらすためにウォンとyuanの切り上げ圧力をアメリカと協調してかけることが大事、yuanは人民銀行が海外への資金持ち出しを自由化する必要がある)と将来の経済ファンデーションへの積極的関与(インフレターゲットとか)を金融プロパーが行っていくことがとても重要だ。

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Q85

372: 梅雨空の名無しさん  2003/07/04(Fri) 20:59
塩爺、「金利が上がると物価に影響が出て、デフレ対策になる」
ttp://www.sankei.co.jp/news/030704/0704kei056.htm

マジですか(゚Д゚ )ハァ?

A85

374: ドラエモン  2003/07/04(Fri) 21:09
もう、文盲クラスのボケ老人が、世界第二の経済大国の未曾有の危機に対してるのかと小一時間、
いや一月でも二月でも(以下略
412: 走る名無しさん  2003/07/06(Sun) 03:29
塩爺、「金利が上がると物価に影響が出て、デフレ対策になる」
ドラ氏擁護じゃないけれど、塩爺は税と予算編成はできても
為替や景気のことは正直できない 何十年も議員やったんだから
それくらい勉強しておけと言いたいけれどね
414: 梅雨空の名無しさん  2003/07/06(Sun) 14:10

塩爺は、超長期国債の増発も検討するといったらしいな。
そんなこと、いわなくてもいいだろう。
金利もわからないんだろうな。
 
415: 梅雨空の名無しさん  2003/07/06(Sun) 19:02

あれはただのアルツだろう

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Q86

381: 招き猫  2003/07/05(Sat) 08:45

須田の話につながるが、最近思うのは、何故こうも「?」という人事が横行するのか?
人材の選別システムが問題なのか?
学問的素養が国民から失われ始めているという教育の失敗なのか?

小泉を持ち上げ続けるマスコミの軽薄さから考えても、単に「経済」と「経済学」の問題では
ないように思う。

A86

383: ドラエモン  2003/07/05(Sat) 13:22

あんまり、そういう事は言わない方がいいとも思う。日銀政策審議委員の件に関して言えば、
日銀OBの中に、「審議員は素人」という意見が強いらしい。これをうがって読めば、だから
昔みたいに本当の決定は丸卓で決めて、政策決定会合を形骸化したいというのが本音だろうと
いうことになる。せめて審議員制度があったから中原さんみたいな意見があることが世の中に
知られたわけで、ないよりはずいぶんまし。

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Q87

387: 梅雨空の名無しさん  2003/07/05(Sat) 14:57
しかし、最近の業績発表の記事とか見ると、過去最高益とか
業績回復とかいうのが以前よりも多くなってきているきが
するんです。きっちり数期間、比較しているわけではありませんが。

A87

388: ドラエモン  2003/07/05(Sat) 15:13
非金融企業の経常利益の合計は、

バブルピークの89年度 約40兆円
崩壊後の底93年    約20兆円
橋本緊縮直前の96年度 約30兆円
金融恐慌の最中98年度 約25兆円
ITブーム2000年度 約40兆円
2001年度      約30兆円
2002年度      約34兆円

だから、かなり良いところまで全体としての利益水準は回復していることは事実。

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Q88

378: 梅雨空の名無しさん  2003/07/05(Sat) 05:25
これから大相場がくるのかな?
でも、5-6月の安い段階で買いましておいて
ラッキーという感じです。


A88

389: ドラエモン  2003/07/05(Sat) 15:29
この数日考えているんだが、どうも政策当局の大勢はりそなを突破口にして、「健全行への予防
的資本注入」に傾いてるんだろうね。それを好感して相場も上がり始めたんだろう。

不良債権処理と資本注入で金融安定化が実現すれば、自ずと景気は回復に向かうという多数派の
意見が実現しつつあるんでしょう。

これで本当に景気が回復する(竹中氏はじめ多くの構造派の定義に従えば平均成長率2%位で、
失業率4%位の持続的成長)なら、構造派の勝利だし、やっぱり駄目なら、ゴキブリは死なず
ということだろう。まあ、結果がでるのは遅ければ来年度かもしれんから、マクロ論争は当面
お蔵入りかもね。
402: 梅雨空の名無しさん  2003/07/05(Sat) 21:18
まあ、ドラエモンの言う「市場は、とにかく銀行債務に対する無制限の保護を好感している」に加え、欧米の金融緩和を好感した世界株高&最近の大規模為替介入による円高期待の後退が最近の株高の主因ではないかな。
 
403: 梅雨空の名無しさん  2003/07/05(Sat) 21:28
速水さんの量的緩和は2001.3からだろ。
もしその効果がラグで出てくるなら、せめてその当時の株価以上になるだろうよ。
あの当時は12000くらいだった。だから15000くらいまでいけば、量的緩和の効果もあるかもね。
りそなへの手厚い保護が明らかになるまでは、竹中が2002.10に金融大臣になったときは、銀行は構造改革されるんじゃないかと思っていたね。そのときの株価は9000。
となると、銀行への手厚い保護(竹中は構造改革を曲げた>これはこれでいいかも)が原因なら、株価は9000-10000くらいまで戻っておしまいだろうね。
もちろん世界の状況もあるからそう簡単ではないけど、10000を突破して15000くらいまで行けば、量的緩和といってもいいかもね。そこまで行かないなら、銅鑼のいうとおりかもね。

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Q89

455: マウントパンチ  2003/07/08(Tue) 08:53
株価が1万円突破したら構造改革派が勝利宣言しそうですけど、苺のみなさんとしてはどう対応されますか?いや、煽りとかそんなんじゃなく、彼らは構造改革の成果で景気回復したって決め付けて鬼の首取ったように騒ぐんじゃないでしょうか。
 

A89

456: 梅雨空の名無しさん  2003/07/08(Tue) 09:47
1万円ならさっき付けたけどね(w
今は9904円
 
457: MM  2003/07/08(Tue) 10:10
そうかな? まさに戦前の「中間景気」そのもの。公共事業のいきがきれかかる秋先以降の展開を要注意。
 
459: マウントパンチ  2003/07/08(Tue) 13:56
株が上がれば実体経済も良くなるのはバブルでも経験済みですから、案外このまま雇用も回復する可能性もあるのでは?ただし構造改革の成果でそうなったとは思いません。原理的にありえないでしょ。他の要因と思います。
でも構造改革派がすりかえてプロパガンダに利用することは十分考えられますね。すでに塩爺が発言してるようですが・・・・。
459: KJ  2003/08/31(Sun) 1:45

    昔は1万円って生保や銀行が慌てふためく水準だったのに、その水準に戻した程度(しかも、1万円割ったのは任期中)で大喜びする人たちって何考えてるんでしょうね・・・・・。

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Q90

514: 梅雨空の名無しさん  2003/07/12(Sat) 02:55
中国経済のジレンマと人民元
http://tameike.net/pdfs3/tame197.PDF

元が切り上がると中国経済はどうなるんですか?

A90


515: 梅雨空の名無しさん  2003/07/12(Sat) 05:00
レポートが正しいと言う前提ならば、早晩、余剰のマネーでインフレが起きる。
その結果、内陸部の貧しい地域がますます疲弊する。→通貨の切り上げをせざるを得ない。
輸出のペースが低下することで、沿岸部の成長がスローダウンする。
 
516: 梅雨空の名無しさん  2003/07/12(Sat) 12:28

ベッグより、変動にした方が中国のためになるとは思う。

サピオとかとは、逆だが。
 
517: 梅雨空の名無しさん  2003/07/12(Sat) 16:17
>>元が切り上がると中国経済はどうなるんですか?

てか、切り上げを期待してどんどん外資が流入してるんだよね。

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Q91

547: 梅雨空の名無しさん  2003/07/16(Wed) 18:07
相次ぐ外資系企業の申告漏れ、この1年で2千億円に

http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__yomiuri_20030716ic09.htm

これ、よくわかんないんだけど、「租税回避行為」が脱税じゃないんなら、
なんで申告漏れと指摘されるの?

A91

548: 走る名無しさん  2003/07/16(Wed) 21:59
 いずれのケースも、帳簿や書類を改ざんするような仮装、隠ぺい行為はなく、重加算税対象となるような悪質な所得隠しとは認定されていない。
 しかし、不正行為はないものの、日本と外国との租税条約の抜け道を狙う租税回避の手法などで、日本での課税を逃れていた。ローンスターのケースでは、赤字の日本企業を買収して融資の形で金を流し、融資の返済として収益を回収しながら、日本企業は赤字申告するなど、様々な方法を駆使していた。
 こうした租税回避の手口は、1980年代に米国の弁護士などが開発して世界に広がったと言われており、各国の税務当局が対応に頭を悩ませてきた。外資系金融機関の関係者は、「巨額の資金を動かしており、国際的な節税策を講じるのは常識」と言い、別の関係者も「日本の税制が、近年の国際的な投資形態に対応できていない」などと話す。
 これに対して、国税関係者は「日本で巨額の収益を上げながら、一切、納税しないというのは、常識的に見て問題があると言わざるをえない」と指摘。国税当局では、税法の改正などとともに、特別プロジェクトチームを作るなど、実態を解明することで課税に結びつける方針だ。

 国税は申告漏れにしたい という話だろう
記事を書いた本人もよく分かっていないんだろう、
国税 がマスコミ用に文章を配ってやるべきだな
 

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Q92

560: 梅雨空の名無しさん  2003/07/18(Fri) 17:37
意味不明な質問ですが、日本の三大経済学者といえば、根岸、小宮、宇沢さんの三人ですか?

A92

561: 歌舞@まっちぽんぽ  2003/07/18(Fri) 22:25
 森嶋、宇沢だろ。
近代以降だと独断でいえば
石橋湛山、高田保馬、宇野弘蔵だろ。最後は実はいいかげんw
 
563: 梅雨空の名無しさん  2003/07/18(Fri) 23:02
海外での現在の(正確には数年前の)知名度でいうと
大御所級では根岸・森嶋・浜田という印象がある。
 
564: 梅雨空の名無しさん  2003/07/18(Fri) 23:14
森嶋は弟子が多彩だからね。根岸先生がトップというのは意外な気がするけど??

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Q93

625: 梅雨空の名無しさん  2003/07/21(Mon) 10:25
ものすごく素朴なしつもんですが、デフレで何が問題なのですか?ものが売れなければ売り上げが減った分賃金を下げれば雇用者数も減りません。賃金下げても物価が下がってるから生活は変らないはずです。みんなが賃金引下げを受け入れれば問題はないのではないですか?

A93

626: 梅雨空の名無しさん  2003/07/21(Mon) 11:57

問題になる。名目固定の支払い契約を結んでいる会社を考えよう。例えば
長期債務を借り入れていたり、長期の仕入れ契約など。
デフレによって名目売上額が10%減ったとする。しかし、この会社の支
出の中には名目固定で減らせない部分があるのだから、全体で帳尻を合わ
せるためには、それ以外の支出を10%より大きく削減しなければならな
い。雇用者数を維持するのであれば、賃金は10%より大きく下がる。こ
こで実質賃金が以前と変わらないためには、少なくとも実質の売上額が増
加していなくてはならない。
628: すりらんか  2003/07/21(Mon) 13:37
626氏のもやはり一種の硬直性による説明ですね.で,これに対し
>長期的には、いずれ債務は完済されますよね
というのは上手い反論ではない.というのも,短期と長期は分断された
問題ではないですから.@返済できなくなって倒産したならば企業内に
蓄積された人的資本が消滅する,A一時的にせよ所得が減少するならば
資本蓄積の現象経由で将来の成長も低下する,など.

むしろ価格硬直性を中心に据えることの問題点は「じゃぁもっと大幅な
デフレなら問題はないのか」と問うことで明確になります.私は企業の
BSに注目した説明なども重要だと思いますよ.
634: 梅雨空の名無しさん  2003/07/21(Mon) 16:43

なんというか、デフレという現象を根本から勘違いしておるな。
デフレというのは、継続的な物価下落、だ。

一回デノミして物価表示の桁が二つ変わったとしても、たしかに問題は生じ
ない。ただ、物価が長期的に下がり続けりゃ問題が起こる。一つには、意思
決定主体が物価下落を織り込んで意思決定するようになるからだ。

政府をおいときゃ意思決定主体は企業と家計。企業は資金不足主体で
(日本では最近そうでもないらしいが、企業ってのは本来資金不足主体。
だって資金を使わないでリターンもなくただ持ってるだけだったら、
とっとと資本家にでも配当しちゃうべき、というか企業の存在意義が
なくなってしまうからね)、家計は資金過剰主体だ。で、長期的に
物価が下がるってことは、長期的に貨幣の価値が上がってくってことだ。
資本主義経済ってのは家計が企業に出資するなり貸し付けるなりして
企業がそれを使って生産活動をすることで成り立ってるわけだが、
貨幣を持ってるだけで価値が上がってくとなると家計から企業に
金が流れにくくなる。それどころが企業は定義上これまでの債務
(負の貨幣、ととりあえず思っとけ)を負ってるわけだから、
ほっとくと潰れて株主の有限責任に訴える他なくなっちゃう。
「脱企業主義!!」とか叫んでる奴はそれでいいと思ってるんだろうが、
これが長期的に続くと社会の生産能力がどんどん落ちで暮らし向きは
どんどん悪くなる。失業も増える。

デフレを所与の前提にしたかったら、とりあえず近代的な企業を
やめるこったね。で、近代的な企業なしでどーやって現代の
技術にとって適切な規模の生産主体を確保すんの?

もっともデフレの問題はこれだけじゃなくて、近代的企業の
なかった江戸時代でも不況に対処するために貨幣改鋳とかいって
金融政策してたようなわけだがw)

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Q94

679: 梅雨空の名無しさん  2003/07/29(Tue) 19:04
>需給のどちらに原因があろうが、総供給>総需要とは、失業率が自然率を上回ることを意味します。
ということは、構造改革(経済の効率性うp政策)によって潜在的国内総生産が上昇した場合、
失業率は増大すると考えていいのでしょうか?

A94

680: ドラエモン  2003/07/29(Tue) 19:42
そこが難しい(笑)生産性上昇によって、投資の期待収益率が上昇したり、長期の家計
所得の見通し(恒常所得ってやつね)が上昇すると、それが原因で投資拡大や消費拡大
が起こって、GDPが増加し始め、ギャップが縮小する可能性は否定できない。これ、
まさに竹中構造改革理論あるいは小泉流「改革なくして回復なし」理論のエッセンス。

問題は、構造改革で本当にそんなことが起こるのかどうかが、極めて怪しいことなのね。
竹中氏辺りがモデルケースだと思っているレーガン構造改革と、それに続くアメリカの
バラ色の90年代の高成長に、因果関係があるのかどうか。ここが重要な論点だと思う。

これに関して、例えばクルッグマンは、70〜80年代の潜在成長率の低下も、90年代
の上昇も、原因不明という主張を行なっている。同じように、90年代の成長加速に関す
る大規模な研究プロジェクトの結果を要約したブラインダー&イェレンの「良い政策悪い
政策」でも、単に運が良かっただけ(笑)という結論をだしているのだ。

さらに、他所のスレでも話題になった元橋・ジョルゲンソンの推計が正しいなら、90年
代後半期の日本は、アメリカと同等ないしそれ以上の生産性上昇とIT投資の効果が検出
されているのだよ。

かくして、よくわからない構造改革による景気回復なんて話は置いておいて、まずは金融
政策主力のマクロ経済政策を全開で発動し、デフレ脱却・景気回復を図るべきだというの
のがクルッグマン&追随者(ゴキブリ<=山崎元の命名)の主張。

これに対し、この掲示板に降臨した霞ヶ関エリートでPh.D.持ちの先生は、金融政策
というより貨幣の存在自体が動学的一般均衡理論で十分解明されていないのに金融政策を
主力にするのは脳足りんの直情径行だと批判する。これに対して通貨発行利益で所得の再
分配を大規模に行い(見かけ上は大金融緩和だから、外から見るとゴキブリとあまり違わ
ないと自ら述べているw)、不良債権問題を一挙に処理するのが彼の意見。

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Q95

700: 梅雨空の名無しさん  2003/07/30(Wed) 12:24
質問がごじゃりまする。
不況の定義についてですが、不況とは、経済学的にはどのような状態を具体的にさすのでしょうか?
私としては、低い経済成長率と高い完全失業率だと考えているのですが、どうでしょうか?
どなたかご教授下さいませ。


A95

705: ドラエモン  2003/07/30(Wed) 13:43
大阪では挨拶代わりに「景気どうでっか?」て訊くんでしょう?つまり、「あなたの」経済
状態は良いか悪いかって訊いてるんだよね。それが専業主婦同士なら「お宅の実質可処分
所得は満足すべき水準か?」という意味だろうし、経営者同士なら「経常利益は満足すべ
き水準か?」という意味だと思う。前者は実質賃金率で基本的に決まるが、後者はそれと
は逆相関することが多い。つまり「景気」って言っても、その意味は立場によって異なっ
てくるわけね。

例えば、「企業は売り上げに比例して常勤労働者を雇わねばならない」とか決めれば当然
失業率は(目先は)低下するだろうが、企業の収益は激減するだろう。そのとき、景気は
良いか悪いか、尋ねられた人の立場によって全然違ってくるだろう。
714: ドラエモン  2003/07/30(Wed) 17:05

つまり「景気」っていう言葉を使っちゃうと、ミクロの話だと思う人が多いということ。
今だって「景気良いぜw」とうそぶいている(自称勝ち組wの)連中は某掲示板でマクロ
政策を馬鹿にして大威張りでしょう(笑)

普通は、企業の設備稼働状態状態が正常(万年残業フル稼動で保守点検がおろそかになり
時々工場が爆発したりといった事故は起こらない)で、労働生産性と実質賃金が歩調をあ
わせて上昇し、失業率が(今の日本でなら)3%前後なら、マクロの景気はよいというこ
とになろうかと思います。さらに、そういう状態に民需主導で自律的に接近してゆく状態
は「回復期」とか「拡大期」で、やはり「好景気」でしょう。不景気や減速期あるいは
後退期は、そうした状態の逆。

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Q96

759: 梅雨空の名無しさん  2003/08/01(Fri) 02:08
 非経済学者/学徒な漏れなんかは「構造改革」って一体どういう意味なのか未
だに曖昧模糊としている。
 企業が言うところの「構造改革」と小泉の言う「構造改革」て似て異なるもの
のようであるし、一般市民(あ、これ自体が曖昧だ…。スマソ。)が理解してい
る「構造改革」の中には「綱紀粛正」に似た意味合いの「構造改革」もあったり
で、「今言った”構造改革”ってどういう意味なんだ?」って疑問が付きまとう。
 ここのどこかのスレで”ある学者が調べたところ経済学者の間だけでも20く
らいの意味合いの「構造改革」がある”とか言うのを見たような記憶があるし、
結局「〜版構造改革」みたいにそれこそレッテルでも貼り付けて理解した気分に
なりたくもなる。
「くだ感」っぽいカキコでスマソ。

A96

760: 梅雨空の名無しさん  2003/08/01(Fri) 02:59
構造改革=『資源配分の効率性改善へのインセンティブを生み出すような各種の制度改革』
例)公的企業の民営化、政府規制の緩和、紡績制限の撤廃、独占企業の分割による競争促進政策

これらは、一国の希少な生産資源、すなわち資本や労働などの、より適正かつ効率的な利用を促
し、潜在GDPないしは潜在成長率の上昇に寄与する。
つまり、構造改革とは、経済の効率性向上を通じたサプライサイドの強化策である。

構造改革が必要になるのは、不適切な政府規制や政府関与によって資源配分にゆがみが生じてお
り、社会的に望ましい生産および消費水準が達成できない状況においてである。
そのときに、不要な政府関与を改め、市場機能が有効に働く領域を広げることこそが、構造改革
の本来の役割である。


野口旭『経済論戦〜いまここにある危機の虚像と実像〜 野口旭』p.61より引用
野口先生カコイイ!
763: 梅雨空の名無しさん  2003/08/01(Fri) 04:04
>これならば、ぜんぜんシバキアゲなんていってないじゃん。
それは当たり前。
>>760は経済学的に見て正しい構造改革の定義を意図してるんだろ。
実際に主張されている構造改革の話とは月とすっぽん。
小泉なんかが糞もミソも構造改革にしてしまうのがそもそもの間違い。
インタゲ派の学者が、実は構造改革も支持してますって必死で言ってるのは、
>>760的な正しい構造改革であれば・・・という但し書きつきでの話。
そもそも一般に語られる構造改革なんてシバキアゲそのものだろ。
まあインタゲ派の学者の本音は、
>構造改革が必要になるのは、不適切な政府規制や政府関与によって資源配分にゆがみが生じてお
>り、社会的に望ましい生産および消費水準が達成できない状況においてである。
に集約されるんだろうが。
つまり、デフレ・ギャップ下で構造改革よりも先にすることがあんだろゴラァ!ってことね。

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Q97

800: 梅雨空の名無しさん  2003/08/05(Tue) 12:40
しつもーん。
日本では「小さな政府」が望ましいという意見が大勢ですが、そもそも日本は先
進国の中では今までどのくらい「大きな政府」だったんですか?
小さな政府にしろと言うからには当然出てくる疑問ですけど。

A97

802: ドラエモン  2003/08/05(Tue) 12:55
>>800

政府の規模自体は、先進国では小さい方だ。だが、その裏には、公式・非公式の民間活動への
介入(独禁法骨抜きでカルテル放置、政府・日銀の天下りの構造化、財団法人の官庁下請け化、
許認可の恣意的な運用、事前規制、裁判所が行政に対して及び腰など)が広範に行われている
ので、民間経済における「政府」のプレゼンスは極めて高い(少なくとも普通の国民はそう感
じる)もちろん、一般国民の側にも「お上意識」が根強く、反発しつつ依存しているのが実態
ではないか。その意味での構造改革は重要。大体、学問業績ゼロなのに、政府の審議会の委員
をやっていることが学問的権威になるような体質が、知識人の間にも瀰漫しているのだから。
 
803: 梅雨空の名無しさん  2003/08/05(Tue) 12:55
金銭的なことなら、国民負担率を見ればいいのでは?

国民負担率の国際比較
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/238.htm
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/020_1.htm
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/sy014/sy014j.htm
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/memo/memo03.htm

口出し=規制の多寡ということなら話は別です。
 

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Q98

822: 梅雨空の名無しさん  2003/08/10(Sun) 17:59
この板はいつまで梅雨空なんですか?
823: 梅雨空の名無しさん  2003/08/10(Sun) 18:32
ふくやんが気付くまでじゃないか
 

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Q99

832: 梅雨空の名無しさん  2003/08/12(Tue) 11:49
しつもーん。

日銀は量的緩和を限界ぎりぎりまでやってきたが、それでもお金が市中に回らない。これは不良債権が原因である。不良債権によって通貨の回転速度Vが妨げられてしまう。だから金融政策が効かなくなる。したがって不良債権問題の解決が最も大事である。そのためには景気の悪化を多少は甘受せざるを得ない。

この議論はどこか問題があるんでしょうか?
解説キボンヌ。

A99

833: 梅雨空の名無しさん  2003/08/12(Tue) 12:23
お金が市中に回るパスを銀行貸出のみに限定しているのが問題。
実際には、家計や企業が退蔵しているお金が回りだせば、銀行が貸出を増やさなくてもお金は市中に回る。

CSFBの安達氏などの研究から、昭和恐慌時にはデフレから脱却して初めて銀行貸出が増えたことがわかっている。http://www.csfb.co.jp/client_entrance/research/economic/eco021018.pdfを参照(もっと良い論文があったと思うが失念。誰かフォローおながいします)。
これは考えてみれば当たり前の話だ。デフレが続けば企業収益は圧迫され続け、一方キャッシュの価値は上昇し続ける。そんな中、誰が好き好んでカネを貸すだろうか?

要するに、不良債権処理など百害あって一利なしなのだ。
まずはデフレを止めること。これに尽きる。
 
834: 梅雨空の名無しさん  2003/08/12(Tue) 13:11
不良債権処理をすれば貸し出しが増えるという主張に対する批判として
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0728&rr=25&fi=no
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0566&rr=690&fi=no
こんなのもある

結局は
>まずはデフレを止めること。これに尽きる。
でないの?

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Q100

904: 走る名無しさん  2003/08/17(Sun) 14:14
長期金利が何パーセント上昇すると、財政破綻するのだろうか?
そうなると岩菊じゃないが、財政法にある 市中消化の原則 を破って
太平洋戦争のときの日銀による国債の直接引き受けをやるのだろうか?
実際、日銀と政府間で国債のキャッチボールやって
政府が日銀に払った利子を政府がまたその他歳入と受け取っている
見はあるがね

A100

908: 招き猫  2003/08/17(Sun) 16:29
>太平洋戦争のときの日銀による国債の直接引き受けをやるのだろうか?
今の日銀ならあり得ないでしょ。また法改正無しにはあり得ない。
その前に市中の国債を全部買い切らないと。
ぜーんぶ買い切るくらいの気持ちでゃってもインフレが起こるか?って話しているんじ
ゃなかったけ?

>長期債の短期債への強制的変更
・・・しかし、そんなこと日本でありえるのかねぇ?
ここ半年だけでも外貨準備がどんどこ積み上がっている。
円安にするのにふーふー行ってる国が、長期資金にせよ資金調達に困るというのはどう
いう状態なんだろう?
911: bewaad  2003/08/17(Sun) 21:04
間違いがちなのですが、日銀による国債の直接引受けは現行法で可能です。
↓が日銀の国債引受けを禁止した財政法第5条ですが、

すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受けさせ、
又、借入金の借入については、日本銀行からこれを借り入れてはならない。
但し、特別の事由がある場合において、国会の議決を経た金額の範囲内では、
この限りでない。

ただし書にあるとおり、「国会の議決を経た金額の範囲内」であれば可能です。
現に、日銀保有国債の満期借換は直接日銀に対して発行されてますし、
それについての国会議決も毎年度の予算でなされてます。
是非はともかく、事実関係ということで。
 


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Q101

912: 2ちゃんの相場師  2003/08/17(Sun) 22:24
和田秀樹氏が,為替介入で2兆儲けてサカキバラはえらいって書いて
ましたが,為替の平衡操作って儲けるためにやってんの?


A101

915: 走る名無しさん  2003/08/18(Mon) 04:39

>為替の平衡操作って儲けるためにやってんの?
それはない 財務省に聞いて
>為替介入で2兆儲けてサカキバラはえらい
円高が1ドル80円くらいまで進んだ時だよな
ヘッジファンドがあわてて損切り覚悟の買戻ししたから
そうなったんだよな
あん時の株価ってどうなったんだっけか
ちゃんと見て、覚えておきます すいません
917: 残暑名無しさん  2003/08/18(Mon) 13:16

儲けるためにはやっていないが、儲かっていることは介入が成功している
(為替の傾向を反転させることができている)ことの裏返しではあるでしょ
う。安いときに買って高いときに売っているということですから。
 


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Q102

918: 残暑名無しさん  2003/08/18(Mon) 13:24
 亀井氏の経済政策の一つ:70歳以上の人に無条件で400万円配る。

 こういうのは限りなくヘリマネに近いと思うが、、、なんで70歳以上なんだ、、、?奴等使うのかホントに?


A102

919: 残暑名無しさん  2003/08/18(Mon) 13:38
ブッシュ政権の学童のいる家庭に400ドルのチェックを還付するという政策の
「ねじまげ曲解政策」だろう。なんも考えてないよ。
 
920: 残暑名無しさん  2003/08/18(Mon) 13:49
普通に考えたら高齢者は金融資産を多く保有しているんじゃないの?
どういう理由で400万円配るとかいう事になるんだろ


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Q103

923: 残暑名無しさん  2003/08/18(Mon) 14:56
DQN学生です。
詳しい方にお聞きしたいのですが、マクロのミクロ的基礎は何ゆえ必要なのでしょうか。自分はミクロ好きですがミクロは雑音を排除した実験室で突き詰める発想でマクロは雑音も何もかも入り混じった雑多な場所の話だからミクロ的基礎という異質な世界の話を導入しちゃってるような気がしますがいかがなものでしょう?
 

A103

924: ドラエモン  2003/08/18(Mon) 17:03

僕が書くとなんだか変なんだけど(笑)、ミクロというか最適化行動の縛りがないと
なんでもアリという話のなりがちなのは事実。データ「だけ」見てれば、景気回復の
直前から金利は上がるのだが、これをそのまま「経験法則」としてドマクロモデルを
作ると、投資は金利の増加関数だとか言い出しかねないw。実際、80年代初めまでの
大型計量モデルには、その手の関数が入っていたり、逆にラグの取り方で無理やりに
減少関数にしてあって推計期間を変えると符号が反転したりはざらにあった。問題は
既存のミクロ(というか均衡概念)の拡張の上にマクロを作る(新古典派マクロ)が
正しいのか、マクロ(特にケインズ的)で観察された(新古典派の意味では)不均衡
を前提にミクロを再構成すべきかという問題。で、後者は80年代に研究されたが不発
に終わり、前者が全盛(だった)のが80年代半ば以降の展開。

とはいえ、誘導型VARなんてのは、大型計量モデルの欺瞞的な理論なき計測ではなく
大手を振っての理論なんかないぞ計測だから、やっぱりマクロ経済学のイカガワしさは
あまりかわっていないとも言える。つーのが、僕の感想だが、別の意見の方が多いだろう(笑
 


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Q104

928: B3  2003/08/18(Mon) 18:37
マクロはケインズ体系を動学的に捉える(短期)で
長期的には新古典派になるって習ったんですけど(成長理論)。

マクロのミクロ的基礎づけって具体的にどういうことなんですか?
 

A104

929: ドラエモン  2003/08/18(Mon) 19:20

だから「最適化」のことと言っても過言ではない。旧ケインズ派の消費関数は今日の経常
可処分所得の関数だが、貯蓄は将来の消費のために行なわれるという想定の下では、資産
の蓄積と将来にわたる消費計画全体の最適化が問題になってくるので、今日の消費は今日
を含む将来にわたる消費と所得のパターンから決まることになるということ。ライフサイ
クルとか恒常所得とか教わったでしょう?


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Q105

971: 残暑名無しさん  2003/08/22(Fri) 11:30
学部1回生でミクロの勉強をしようとしてるんです。
そんで、そっこうわからんくなったんで質問します。
無差別曲線と意味がよくわからんのです。
なんか分かりやすく説明してもらえませんか?
おねがいします。

A105

972: 残暑名無しさん  2003/08/22(Fri) 11:50
無差別曲線の意味を理解するには「無差別」って言葉が何を意味するのかを考えないとね。
「無差別」というのは「特にどっちを選ばなきゃいけないということはない」ということです。

例えばU=X×Yみたいな効用関数を考えてみよう。
X=2,Y=2ならU=2×2=4となる。
一方でX=1,Y=4でもX=4,Y=1でもU=4となる。
この「Uが同じ値になる」というのはどういうことを意味するのかというと、
「Uが同じ値になるようなX,Yの組合せはどれでもいい」ってことであって、
このような状態を「無差別」と呼ぶ。
効用曲線(無差別曲線)というのは、今の例で言えば、U=4となるX,Yの組合せ
(上に挙げた3つ以外にも無数にある)を結んだもの。
グラフとして考える時にはY=〜の形にした方が分かりやすいかも。

感覚的にはXY平面上に右上に行くほど高度の高くなる山をイメージして、
それを等高線のように切ったら無差別曲線になるというのがイメージしやすいです。
 
975: ドラエモン  2003/08/22(Fri) 14:19
 言葉で説明するとね、だいたいこんなもん。

今、君がりんご10個みかん10個をお母さんから貰いました。弟がりんごをあげるから、
みかんを一つ頂戴と言うのでわけてあげようと思います。りんごいくつを貰えば君は
今と同じに幸せですか?というのが、限界代替率であり、これを繰り返してりんご=
みかん平面に描かれる「同じくらい幸せなりんごとみかんの組み合わせ」を無差別曲線
という。
 


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Q106

985: 残暑名無しさん  2003/08/24(Sun) 01:54
デフレは続きながらも景気は回復している。
続くかどうかはわからんが、
大恐慌期を持ち出してw
デフレからの脱却が先だといっていた人はどう説明するのだろうか?


A106

988: 残暑名無しさん  2003/08/24(Sun) 07:07
現状を景気回復という君は若いな(笑) ほんとの景気回復を知らない。体感したことがないらしい。
景気回復と言うが、何を持って景気回復というのか?株価の上昇か?だとしたら、このままだ
とすぐ下落するから心配するな。
日銀が長期金利の急上昇を避けるため国債買い切りオペを月額5兆円くらいに増額すれば別だが。

デフレ下でも、景気循環は存在する。ただし、その回復力は非常に弱くすぐ腰折れする。
990: 残暑名無しさん  2003/08/24(Sun) 08:57
「デフレ期待」がある以上本格的な景気回復はのぞめないよw
これから確実に収入が減少すると思ってる人と、収入が増加すると思ってる人とではお金の使い方も違うだろ。前者が増えたらどうなるか小学生でもわかる。デフレはお金の価値が高まる状況だから、お金のままで抱え持ってる方が得だしね。ただ、今の株価上昇は現預金から株へシフトしている証拠だから、株が低迷してるよりかはマシだが、この程度では足りない。ここで政策転換を成し遂げられれば劇的に改善するかと思えるが、小泉は意固地に拒否してる。政策の転換は支持率の低下につながると見てのことだろうが、これほど馬鹿げた話もないな。せっかくのチャンスを棒に振る可能性もあるわけだ。
 
991: 残暑名無しさん  2003/08/24(Sun) 10:02
企業決算の状況を見ている限りでは、今の上げは非常に危険だ。
やはり夏場の消費の腰折れは起きているようだし、ノンバンクの貸し倒れ率も
コンセンサスを上回る水準で推移している。で、長期金利は上がっているから、
ネガティブサプライズの要因が増えているようだ。

投資家はすでに物色対象に困っている。ファンダメンタルが悪い銘柄が買われ
ている。遠からず国債が買い上げられ、株価はまた軟調に転じるよ。8500円く
らいが下値のメドで、上値のメドは11000円(9月上旬)くらいかな。


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Q107

02: 残暑名無しさん  2003/08/24(Sun) 18:16
前スレの最後あたりからということで

デフレの本当の問題は何ですか?
(1)債務をかかえている経済主体の行動に影響?
(2)大部分の市場が寡占市場だから?
(3)金利の下限?

(1)が一番まともそうだけど、予期されたデフレでは問題ないと思われる。
(2)(3)はそれ自体が問題だと思う。
あるいはそれ以外の理由ですか?

A107

03: 残暑名無しさん  2003/08/24(Sun) 18:37
債務を抱えている行動主体に限らないでしょう?
家計が現金を抱えることが有利になってしまって投資に回りにくくなることも重要なのでは?
07: すりらんか  2003/08/24(Sun) 20:56
(1)
>>02さんの「予期されたデフレでは問題ない」というのは個々の金融契約に関する
再分配に注目した考え方.しかし,デフレ(むしろデフレ期待)の問題は資産価格
の方に重要な影響をおよぼす.遙か昔に予想されていたと言うのでない限り,この
ときはデフレは深刻.
(2)
意味が分からない
(3)
>>03さんの考え方とある意味同じのような気がする.

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Q108

17: 残暑名無しさん  2003/08/25(Mon) 16:37
ドラエモンさん質問です。小林加藤さんの本を読んでいます。
この本によるとデットオーバーハングって既存債務があるから新しい収益を生むプロジェクトに資金が流れない状況を言うけど、この既存債務って銀行に持ってる債務のことだけですか?企業間の貸し借りの例えば、買掛金とかは入らないのですか?つまりある企業が他の企業に買掛債務を持ってて、それが返済できずにいる状況があるとき、その企業が新しいプロジェクトをもっていても銀行から借入れできない状況はデットオーバーハングに入らないのですか?あるいは、そもそもこのような状況は現実的でしょうか、それとも非現実的でしょうか?日本では企業間信用がかなりの割合を占めると言われているので、銀行だけでなく他の企業にも債務を持っているような状況があるだろうと思ったので、質問しました。


A108

18: ドラエモン  2003/08/25(Mon) 16:48
別に銀行借り入れに限らなくて良いでしょう。要するに、過去のしがらみなしに、ある
投資プロジェクトだけを取り上げれば収益性は十分あるのに、それを目当てに金を貸して
も、収益が既存債権者に持っていかれてしまうので、誰も貸さない状態をデットオーバー
ハングというわけですから。

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Q109

25: 残暑名無しさん  2003/08/25(Mon) 22:29
上の方々了解しました。21で聞いたことは今金融の本を読んでいるときに疑問に思った点です。無理に次のように理解しました。経済学の立場から間違っていたら教えてください。
手形も買掛債務も金利は付かず、手形は最初の手形の受け取り手が満期前に誰かに売るときに割り引いて売る。そのときはじめて金利が付く。手形を発行するときは例えば3ヶ月後に全額100万円支払う約束をするから、発行段階では金利は付かない。以上のような気がします。
手形を商売相手ではなく、いきなりどこかの投資家に売るようなケースはあるのですか?そのような場合があればまだ分からない気が。

A109

29: 招き猫  2003/08/26(Tue) 03:36
>いきなりどこかの投資家に売るようなケースはあるのですか?

手形の発行主体や裏書き人の信用力が重要なんだよ。信用力が高い発行主体であれば、
その手形は誰でも受け取ってくれて、世間をぐるぐる回る。そうでなければ断られて
手形をもらった人間が満期までまたないといけなくなる。

資金繰りが苦しくなった手形受取人は、誰も受け取ってくれない手形を手形割引専門業
者(君の言う投資家だ)に持ち込んで割り引いてもらう。この時、相当な利息を支払
う。つまり手形にかかれている金額よりぐっと少ない金額しかもらえないということ。
売り掛け額よりさらに低い金額しか回収できないことになる。
信用力が高い手形は銀行でも割り引いてくれるよ。というのも日銀がそういう手形を買
い切るからね。
http://www.boj.or.jp/seisaku/ope/opetori1.htm

まぁ、今時、手形珍しいけどね。

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Q110

30: 残暑名無しさん  2003/08/26(Tue) 08:49
招き猫さまお教えありがとうございます。
すると手形の場合は25で書いたように、手形の発行段階では金利は付かないという事ですか?
100万円の販売代金に対して、手形を発行したとします。最初の手形の受け取り手(製品を販売した業者)が満期までもっている時は、満期になって100万円受け取る。この場合は金利は付かない。最初の手形の受け取り手がその手形を満期前に誰かに売る時には割り引いて売る。そのときはじめて金利が付くという事ですか?

A110

31: 招き猫  2003/08/26(Tue) 10:12
手形発行時点で金利がつく場合があるよ。いわゆる銀行の手貸、手形貸し付けだよ。
この場合、企業は銀行に対して手形を振り出し現金化してもらう。たいていは、当座残
高を増やしてもらうことになる。その時、降り出した手形の額から、支払利息が割り引
かれた金額が入金される。
このページはなかなかまとまっていて良い↓
http://www.hi-ho.ne.jp/smc_toyo/pdf/9910302.pdf

銀行だけでなく商工ローンなどに手形を振り出して現金化をはかる場合だってある。
銀行と商工ローンじゃ支払い金利が全然違うということは知っているよね。

もう一つ、手形や小切手が二度不渡りになれば自動的に銀行取引停止になることは知っているよね?

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Q111

34: 残暑名無しさん  2003/08/26(Tue) 20:50
マクロ的政策介入をしないでデフレを放置し自然回復に任せるという態度は一見古典的資本主義への逆行のように見えますが、むしろ現代の資本主義では社会保障などのセーフティネットが発達しているので、かえって「デフレ放置のインセンティブ」が高まる可能性もあるといった、うがった見方も出来るかもしれませんね。このへんどう思われますか?
 
35: 残暑名無しさん  2003/08/26(Tue) 22:12
>>34

ちゃんと対応すれば解決する問題を、どうして放置せねばならんインセンティブが存在するのか、まず伺いたい。

A111

36: 34  2003/08/27(Wed) 07:56
構造改革派としては「拙速に解決したくない」というインセンティブが存在すると思われますw 景気が回復すると改革が進まないと言ってましたからね。それならセーフティネットで痛みを緩和すれば文句は無いんじゃないか?という態度が出てくる。議論の前提からして違うわけです。

そういえば日本の左翼が自民党的経済政策を批判する際に持ち出す論理も「無駄な公共事業より福祉の充実」でした。マクロ的政策そのものが政治腐敗のイメージと分かちがたく結びついてきたこと(実際そういう面が強かった)が、構造改革しか方法が無いかのような視野狭窄に陥れた一因かと思われます。(なぜか金融政策も改革なくして効果がないといった論理にもつながってきます。すべてが構造問題のせいにされる傾向が強くなります。)
無党派層の構造改革に寄せる期待はそういう素朴な心理からきているのでしょうね。自民党支持率と小泉支持率の乖離がそれを典型的に現してるようです。

デフレはいつかは必ず均衡へ戻るのだから、その間の痛みはセーフティネットで緩和し、改革を優先することこそ王道だ、という感覚があり、しかも庶民もそれにある程度共感しているから、いつまでたっても踏み込んだ対応がなされないのではないでしょうか?もっとも、現実にセーフティネットが機能しているかどうかも疑問ですが。

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Q112

45: 残暑名無しさん  2003/08/27(Wed) 19:30
歴史的には、おもしろいことに、大正昭和のデフレ期には公務員の給与を削減できなかった。しようとした人もいるが(浜口)、ことごとく失敗している。たった10%のカットすらできなかった。そのことが、対外「進出」を強める結果になる。他方、江戸時代の藩財政逼迫期には、下級武士の禄を1/3とか1/4にした例も数多くある。切り米として長屋を現物支給して、それを経営して生活をするようにさせた幕府は有名。

1)公務員のすべての手当ての廃止
2)公務員の給与の半額化

でデフレを乗り切るしかないのではないだろうか?


A112

51: すりらんか  2003/08/27(Wed) 22:06
>1)公務員のすべての手当ての廃止
>2)公務員の給与の半額化
>でデフレを乗り切るしかないのではないだろうか?
とデフレがどう関係してるのか全く分からない??デフレに拍車がかかるだけ.
財政再建の話と勘違いしてないか?ちなみに,財政状態が悪い方がインフレ期
待は生まれやすい.もひとつちなみに財政再建話で有名な上杉鷹山の藩札政策
をご存じか?(まぁここいらは歌舞タソの方が詳しいだろうが……)
 
52: 残暑名無しさん  2003/08/27(Wed) 22:26
>>51
禿げ同。
よくヤフー板で出てくる単細胞な主張とあんまりかわらん。公務員叩きでは本末転倒だろ。必要なのは公務員の賃金水準を下げるのではなく、デフレで低下した民間企業の水準を元にもどすことじゃないのか。そのためにデフレの克服が必要なんだ。ルサンチマンが醸成されやすいのもデフレの弊害の一つ。

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Q113

77: 残暑名無しさん  2003/08/28(Thu) 16:46
きょうの日経、大機小機で、
日本経済は自律的な回復過程に入っている。構造改革の効果が現れはじめている。
ストック化がすすんだ日本経済で、ピグー効果が発揮されていること
も景気回復にプラスに働いている。
今後も構造改革をたゆまなくすすめるべし。
みたいなことが書いてありましたが、ホンマですか?
デフレによってストック経済化がすすんだ日本経済でピグー効果が発揮されている
とありますが、実質資産残高の増加が投資や消費に与える影響よりも、
企業にとっては収益の悪化、個人にとっては給与所得の減少の影響の方が大きいと
思いますが。

A113

78: 走る名無しさん  2003/08/28(Thu) 16:58
>デフレによってストック経済化がすすんだ日本経済でピグー効果が発揮されている
>とありますが、実質資産残高の増加が投資や消費に与える影響よりも、
>企業にとっては収益の悪化、個人にとっては給与所得の減少の影響の方が大きいと
>思いますが。
現金を溜め込むと言う性向から考えてそれが資産効果生んだという点は否定できない
>企業にとっては収益の悪化、
と言う点だけれども決算を見る限り減収増益、今期は増収増益か
>個人にとっては給与所得の減少の影響の方が大きいと思いますが。
そういうんだったら可処分所得とかのデータ出してくれないか
主張に客観性がほしい
 
79: ドラエモン  2003/08/28(Thu) 18:02
大機小機は悪質なデマの典型だな(藁

そもそも、ピグー効果による不況からの自動回復過程というなら、ベースマネーは一定に
保たれていても物価下落で景気が回復するはずであり、量的緩和もゼロ金利も余計なお世
話なはずだ。95年からのGDPデフレータの下落の合計は累計で約10%位。これに対し
て(厳密な意味では対外純資産もカウントしなきゃならないだろうが、ピグー効果をもた
らすネットの民間保有の国内金融資産残高をベースマネーで計るとすると)95年43兆円位
から今は100兆円を越してる。デフレによるピグー効果がもしも実在しても、金融緩和の
効果と比較すれば、1/10にも満たない大きさだということだ。実質貨幣残高効果が
有効だと仮定しても、デフレによって発現したものではないのは明らか。こういうのを
素人騙しの出鱈目というのだが、それを批判しても査読論文には書けないネタだ(藁
82: 走る名無しさん  2003/08/28(Thu) 22:38
>77: 残暑名無しさん  2003/08/28(Thu) 16:46
それくらい調べな 帰れ、クズって言われるよ
>79: ドラエモン  2003/08/28(Thu) 18:02
大機小機は悪質なデマの典型だな(藁 と言うのは多数派の見方

ピグー効果
現金を溜め込むと言う性向から考えてデフレなので
それが資産効果生んだという点は否定できないこと

ピグー効果とは物価Pが下落すると実質資産W/Pが上昇するために、
人々の消費が増加するものである。

標準的な経済学の教科書では、「ピグー効果とは、(物価が下がって)人々の保有する実質貨幣残高が大きくなればなるほど、それに伴って需要(消費、投資)も大きくなる効果のことで、別名『実質残高効果』とも呼ばれている」(中谷厳著「入門マクロ経済学」=日本評論社刊行=)と説明されている。
http://www.worldtimes.co.jp/col/siten2/kp030507.html

ピグー効果 ヴィクセル効果の逆。物価下落局面で、お金の実質残高が増えて消費支出が膨らむ状態。
ヴィクセル効果 ピグー効果の逆。物価下落局面で、先行きの物価下落を予測し、モノよりもお金の魅力が高くなり貯蓄が増える状態。現在の日本の状況がまさにこれ。

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Q114

106: 残暑名無しさん  2003/08/31(Sun) 21:38
ここ数年のマネーサプライは大きく増えていると思いますが
未だにデフレのままです。
なぜなんでしょうか、教えて下さい。

A114

108: すりらんか  2003/08/31(Sun) 21:47
第一の解答は「今日で世界が終わるわけではない」から.……というとまたもった
いつけていると言われちゃいますが,要するに問題は将来のマネーの経路なんです.
一時的にマネーが増えてもそれが将来に渡って継続すると期待されなければ価格上
昇圧力は生まれません.

第2の解答は全然増え方が足りないから.マッカラムルールに従うと現在のベース
マネーの伸びすら過小と考えることが出来る.マネーの伸びが小さいからデフレ.
 

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Q115

119: 残暑名無しさん  2003/09/01(Mon) 13:10
宝くじは期待値がものすごくマイナス(マイナス50%くらい?)なのに
どうして買う人があんなに多いんでしょうか?

A115

123: 残暑名無しさん  2003/09/01(Mon) 13:27
1:まずはスタンダードな説明。
期待値だけがリスク評価の基準ではないから。
簡単な数値例を使うと:
「確率50%で1万円、確率50%で何もなし」というのと、「確実に5000円もらえる」ののどっちがいいかと聞かれたとき、もし期待値だけが判断の拠り所ならば、どっちでもいい、ということになる。だがたいがいは後者の方がいいと答えるだろう。これを危険回避的という。
宝くじを買うのはその逆のケース。危険愛好的、という。
ちなみに、「危険愛好的あるいは危険回避度が低い=非合理的」ではない。これはあくまで好みの問題。むしろ、そういう人らがリスクマネーを引き受けるから経済はうまく回る、と言ってよい。

2:宝くじを買う行為自体が好きだから。説明になっちゃいないが、そうであるなら仕方ない。

3:客観的にその確率がわかっているにもかかわらず、その受容が歪んでいる。
要は「確率が低いのは知ってるが‘自分なら’当たるんじゃないか」と思っている、ということ。確率の帰属効果というが、これもまあそのまんまで説明になっちゃいないわな。

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Q116

162: 残暑名無しさん  2003/09/05(Fri) 20:18
どらさん。
最近の景気見通しいかが?

A116

163: ドラエモン  2003/09/05(Fri) 22:55
データは矛盾したシグナルを出し続けている。足下と数ヶ月先までは改善は確か。だが、半年先
に関しては悪化の気配。その背後のメカニズムは、回復が輸出=>製造業大企業で止まっていて
中小企業に波及していないこと。法人統計季報で見ると、資本金規模別で経営状態が全然違う。
当面、小泉再選までは今の調子で、その後はよくわからん。だが、この程度の景気回復で困るの
は、実はインタゲ派ではなく「100年デフレ」とか「構造不況」の連中のはずだが(笑)どう
も、「インタゲしなくても景気回復したぞ、馬鹿!」で威勢が良いのが嗤う。

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Q117

182: 残暑名無しさん  2003/09/07(Sun) 15:32
いちごのコテハン諸氏は次期自民党総裁には誰が適当だと考えてますか?リフレ派は一般に反小泉・竹中というイメージがあるんですけど・・。今回出馬した人の中に金融政策中心のリフレ政策を主張する人はいるんですかね。どうもそのへんがはっきりしないもんで。

A117

183: 残暑名無しさん  2003/09/07(Sun) 15:49
>>182
名無しだけれどメモという事で。

熊代がインタゲ2−3%とか言ってたような気がするがあれは出馬を断念した
のかな。
藤井はデフレは複合的要因で土地の流動性を高めるとともにアジア方面からの
安価なモノの流入による競争デフレに注視すべきとして、その対策として中小
企業支援が必要だと主張している。
亀井は積極財政路線(新発国債50兆円規模)で場合によっては国債の日銀引
受も考える、と。
高村は「経済構造改革とデフレ不況からの脱却を両立させて元気な日本をつく
る」だそうで、小泉と明確な路線の違いがあるのかどうかちょっと不明。
こんなところかな?
 
184: 残暑名無しさん  2003/09/07(Sun) 16:11
今日の高村はハーヴェイ・ロードのケインジアンでつたw

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Q118

222: 残暑名無しさん  2003/09/17(Wed) 23:09
消費を呼び込む政策ってなんかないですかね〜?

A118

223: 残暑名無しさん  2003/09/18(Thu) 03:10
1960年代のときのようにテレビとか自動車とかの多くの人が
借金して買えるものでほしくてほしくてたまらないものが
でてくればいいわけでしょう。例えば、政府が一家に一台
ヘリコプターを持たせたいとかいう政策を立案して、
産業界に500万円くらいで買えるヘリコプターの開発を
要請したら消費が増えるかもよ。まあ、ドラエモン先生あたりの
世代だと自転車の後ろに彼女を乗せてデートとかいうのが
定番だったと思うし、すりらんか先生あたりの世代だと
車の助手席に彼女を乗せてデートというのが定番だろうし、
第3世代として、ヘリコプターに彼女を乗せてデートというのが
定番になればいいんだけどね。フォルクスワーゲンみたいな
国民車ではなく国民機とか作ったらいいのかもしれないね。
けれど、事故増えそう。
225: 残暑名無しさん  2003/09/18(Thu) 03:32
>>223 吉川説だなw 阿片でも売るか???強盗してでも金作って買うぞwww


232: ドラエモン  2003/09/18(Thu) 19:24
>>223 >>225に同意。貯蓄を減らしたり、取り崩してまで買いたくなるような魅力ある
商品が登場したら景気は良くなるのは事実だろうが、政府にそんなものを見つける能力
はない。出来るのは、規制緩和をきちんと行なって、創意工夫のある企業が発展できる
環境を整えること。デフレ下でバランスシートが企業評価の基準になるようでは、赤字
決算を毎年続けるベンチャーなんか、なかなか出てこないし、黒字でもそれ以上に投資
を増やすような会社もでてこない。政府・日銀に出来ることは、まずデフレをとめよ(笑

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Q119

235: 残暑名無しさん  2003/09/19(Fri) 00:08
しかし、揺籃期の産業の何を育成するかという戦略は存在するよね。
国民商品なんてなかなかうまくグランドデザインを引くことはできないと思うけど、
どういう電子部品に特化するかとか、世界的なデファクト・スタンダードを築き上げる
ということに、他国において産業政策が大きな役割を果たしたということは皆無だったと
言えるだろうか。メモリーのような汎用部品ではなくCPUにインテルが特化したのも、
国家戦略が背景にあったことは明白だし、あえてメモリーで日本と競合する道を選んだ
韓国だって、国家の介在があったろう。日本だって戦後の揺籃期はさまざまな産業政策
がプラスに働いたに違いない。
それを国家の民間経済への介入として否定することも可能だが、有望な産業の成長の道筋
をつける作業は別に民間オンリーでいいが、阻害しないなら産業政策が何らかの形で働い
てもかまわないと思うが。

A119

236: ドラエモン  2003/09/19(Fri) 02:13
>揺籃期の産業の何を育成するかという戦略は存在するよね

存在しない。それが古典比較優位説を理論的に覆しながら、同時に戦略的貿易理論をクルッグマンが
批判してやまない理由だ。

>日本だって戦後の揺籃期はさまざまな産業政策がプラスに働いたに違いない。

自動車(特にトヨタとホンダ)、電卓(通産省に潰された4004の開発企業ビジコン)、
家電(松下もソニーも)、京セラなど産業政策がマイナスに働いた事例はいとまがないが、
成功事例は寡聞にしてしらない。

>CPUにインテルが特化したのも、国家戦略が背景にあったことは明白

アメリカの国家戦略はメモリー市場奪還。インテルはやむを得ずメモリー撤退。

>阻害しないなら産業政策が何らかの形で働いてもかまわないと思う

そんな能力のある役人は、もしも存在するなら、企業家になるべき。
240: ドラエモン  2003/09/19(Fri) 11:41

>CPUへの進出については、明らかに官民一体化の意志だけどね

ほう?千葉の電卓会社であるビジコンにワンチップ電卓演算素子である4004の開発を依頼さ
れたのがCPUメーカーへの変身のきっかけなわけだが、ビジコンはアメリカの国策会社だった
のだろうか???

IBMPC以前のCPUで主力だったのは、アップル2の6502(非インテル)とZ80(こ
れはインテルスピンアウト組)であり、IBMは既にできていた16bitの8086をわざわざ
使わずに、一段性能の落ちる8088を採用したわけだが、これも国策だったのだろうか???

で、そのIBMPCのOSは、すでにマーケットを支配していたCP/Mの16bit版を使わず
面倒なので出来損ないのQuick Durdty DOSを買い取ったM$のDOSだったのも国策だったの
だろうか???
243: ドラエモン  2003/09/19(Fri) 14:54
忘れてたが、ビジコンは4004開発してすぐに資金繰りに窮して、ワンチップマイクロ
コンピュータの権利の全てをはした金でインテルに譲渡し、インテルは「世界初のマイ
クロコンピュータ開発企業」という名前を勝ち取った。その一方、ビジコンはつぶれて
社長は零落し、再建した会社はペンダントにデジタル時計を埋め込んだアクセサリなん
かを作っていたな。

問題は、このビジコン倒産に関しての「都市伝説」にある(笑)そんな革命的な電卓を
名も無い中小企業に作られては大手電子メーカーが打撃を受けることを憂慮した某産業
政策官庁が、銀行に手を回して潰したといわれている。嘘か本当かはわしゃ知らんがw

産業政策が有効だと言われても、全然信用できない典型的なケースが、まさにCPUの
場合なんだがな(爆)

ちなみに、95年頃、ペンダント屋のオヤジ(ビジコン社長)が日経のインタビューを受け
てハイテクベンチャーに関して語っている。いわく「大手と、その意を受けたお上に逆ら
うのは馬鹿です。画期的なテクノロジーを開発したら、さっさと大手に売り渡してしまう
のが賢いのです」だと。産業政策万歳?!

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Q120

298: 優勝間近名無しさん  2003/09/23(Tue) 01:45
マクロの教科書ででてくる、
貨幣市場と債券市場の分析(貨幣市場と債券市場は裏と表の関係にある、等々)
ってあるじゃないですか。

あれでいっている債権というのは、社債や国債のことですか。それとも、
貨幣以外の金融商品一般(売掛・買掛金・手形やデリバティブ等を含む)
という意味なんでしょうか

A120

299: 優勝間近名無しさん  2003/09/23(Tue) 01:51
経済学でいうところの「債券」とは、理論的考察を進めるために儲けた仮想的な存在です。
大まかには、貨幣でない資産の総称、株や日常用語での債券、土地などをさすと考えればいいで
しょう。

ストック(資産)は、貨幣と債券の2つに大きく分類されます。
この場合の債券とは、貨幣以外の資産を簡単化のためにまとめて考えます。
 
300: 優勝間近名無しさん  2003/09/23(Tue) 01:57
追加
資産の特性という意味で考えると、貨幣とは収益性・リスクがないに等しく、分割可能性が極め
て高く、流動性そのものと言っていいような資産を指します。一方、債券は収益性・リスクがあ
り、分割可能性が制限されていて、流動性が低い資産の総称として考えておくと分かりやすいで
しょう。

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Q121

318: 優勝間近名無しさん  2003/09/24(Wed) 20:14
国際優良株が下がり、建設株ばかり何であんなに上がったんだろ。
産業再生関連?
でもさ、「建設業などの非効率産業」は「淘汰」するのが構造改革の目的じゃなかったの?何かすっきりしないな。

A121

319: 優勝間近名無しさん  2003/09/24(Wed) 20:25
円高にセンシティブな株を売って余った金が、円高にセンシティブじゃない
株に流れ込んだだけだと思われ

経済学的には変な感じがするけど、株式市場では割とある現象らしい。

# まあ、中・長期的には是正されるんだろうけど


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Q122

330: 優勝間近名無しさん  2003/09/27(Sat) 17:58
為替レートを長期的にきめるのは、
1.通貨間のマネーサプライの比率なのでしょうか、
2.それとも通貨間のベースマネーの比率なのでしょうか。

1.とした場合、ベースマネーの量は少なくても、その通貨
で多くの取引がなされていて、マネーサプライ自体は大きい
場合は、その通貨は安くなる方向にふれるんでしょうか。

 

A122

331: 優勝間近名無しさん  2003/09/27(Sat) 18:34
>>330
それと同様のテーマが最近のESRIのワーキングペーパーにのってましたよ。
 
332: すりらんか  2003/09/27(Sat) 20:53
>>330
2.だというのが割とよく知られた話です.マネタリーアプローチの下敷きは貨幣
数量説なわけですが,これ自体ベースマネーで考えた方が成り立ちやすかったり
する.マネーサプライでの成り立ちが悪いのは,数量説は各時点での貨幣量では
なく将来の貨幣数量計画が重要だからでしょう.ベースマネーの方がいいのは…
…なんでだろう
 
333: 優勝間近名無しさん  2003/09/27(Sat) 21:14
>>331
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis060/e_dis059.html
これですね。

>>332
今のように日銀当座が積み上がった状態では、ベースマネーよりも通貨発行量
(M0?)を使った方が為替レートに沿った動きになりました。
となると、介入をしてベースマネーを積み上げてもそれが貨幣にならない限り円安に
はならないような気がするのですが・・・・。
でも、上記のペーパーではベースマネーが増えると介入の効果があるという結論に
なってました・・・・。

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Q123

369: 優勝セール名無しさん  2003/10/06(Mon) 20:27
くだらない質問なんですけどw

名目金利の非負制約って、まあ常識で考えると当たり前に
思えるんですけど、ホントに当たり前なの?日銀がマイナス
金利つけたらどうなるんだろうか?

とりあえず金庫屋さんは儲かる?

A123

370: 走る名無しさん  2003/10/06(Mon) 21:26
日銀がマイナス金利つけたらどうなるんだろうか?

オペとかやりづらいだろな
日銀鞘抜くの大変じゃないか
実務だったら辞めるに100万アフガン
 
371: 招き猫  2003/10/06(Mon) 21:56
それを此処で言うと思いっきりバカにされるのだが、3年程前(苺掲示板にやってくる以前だ
が)俺は真面目にそのことをロビー活動した。
マイナス金利は困難だが銀行の現預金に課税することは出来ると考えられるからだ。
実際トービンのQで有名なトービンも亡くなる直前に「日本は預金に課税するべきだ」と提唱
していた。流動性の罠から脱出する策を考えた場合、経済厨房には解りやすい議論なんだ。
 
373: 失業名無しさん  2003/10/07(Tue) 07:24
末端零細預金者レベルでは、各種手数料により実質的にマイナス金利が実現されています。
私のような暇人は手数料のかからない時間に銀行を利用する手でなんとかなりますが、
釣り銭の両替に馬鹿高くなった手数料を払う小売り、給料を振り込みにされたあげく
時間外手数料で赤字になるカローシ寸前サラリーマンなど、金利より出費の方が多いのは
確実でしょう。

税金かけると言えば反発が強くてできないでしょうが、こういう姑息なやりかたなら名を捨てて
実を取れます。両替手数料などは一斉に上げられていますから銀行を変えて逃げるわけにも
いかない。
 
374: 優勝セール名無しさん  2003/10/07(Tue) 08:52
タンス預金が増えちゃうじゃん。
 
375: 走る名無しさん  2003/10/07(Tue) 12:05
>マイナス金利は困難だが銀行の現預金に課税することは出来ると考えられるからだ
新札に収入印紙張らせろといった人もいたなw

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Q124

391: 優勝セール名無しさん  2003/10/14(Tue) 00:07
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0702&rr=288&fi=no
> 288: ドラエモン  2003/10/13(Mon) 23:20
> もちろん、技術革新なんかで投資収益の上昇を期待できれば、その企業は設備投資を増加させる
> ことになる。ここでいう技術革新には「ビジネスモデルの革新」とかも含まれる。そういう場合
> には、総需要そのものが増加する。あと、極めて眉唾だが、画期的な新製品を開発して、消費者
> が貯金を下ろしてでも買いたくなるよなことが起これば、消費性向上昇によってやはり総需要が
> 増加する。この二つを除けば、企業努力で景気回復という話は、まああり得ないことになる。

政府の構造改革路線では「民間主導の景気回復」というのを標榜していますけれ
ど、これが「あり得ない」話という事ですね?となると、今言われている「芽」
とはどこから出てきたものなのでしょうか?
 

A124

394: ドラエモン  2003/10/14(Tue) 00:35
>>391

例えば、四半期GDP統計速報の参考系列を使って、1997年第1四半期の実質GDPを起点
に取って、毎年1%成長すると仮定して直近まで延ばすと562.2兆円になる。ところが、
急回復したといわれている実績値は551.7兆円に過ぎない。つまり、改革すべき構造である
1%成長しかしない90年代の平均的な水準までも、まだ到達していないのだよ。

2001年第1四半期には、この1%成長経路と実績のギャップは0.7%だったが、現在では
1.9%ある。つまり、大騒ぎして得られた物は何もないということになる。

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Q125

398: 鷹虎名無しさん  2003/10/17(Fri) 01:00
排出権取引とか空港の発着枠取引で、よく新規参入を阻害するという議論を聞きますが、
新規参入者に例えば事業規模に応じた権利を与えることによって、そのような問題は回避
されないのですか?

A125

399: 鷹虎名無しさん  2003/10/17(Fri) 15:13
取引所で権利価格が「適正に」決まるのなら
参入を自由化しても大丈夫です
なぜなら
効率性の低い会社が淘汰され
代わりに
効率性の高い会社が参入することなるからです

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From 2ch経済板

Q1 
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/11 15:55
先だってわが国はボツワナ並の格付けを頂いて何やら彼にやら騒いでいましたが、
やはり先進国としては恥ずべき評価なのでしょうか。

A1
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/11 18:43
格付け機関もいくつかあって、1つの機関が突出してあんまり変な
格付けをつけても市場参加者から無視されます。そういう結果に
なっているだけだと思いますよ。

それに、日本国は経常収支黒字国=資本輸出国です。外国資本
に国債を買ってもらう必要性は全くありません。国内だけで十分に
購入できていますし、そもそも国内の参加者だけで、市場最高の
価格をづっと更新しつづけています。だから、こと日本国国債に
限れば、格付けなんて関係ないです。

ボツワナには悪いけど、ボツワナ並の格付けにした格付け機関こそ
が恥じるべきだと思います。

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Q2
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/11 18:35
日本は、なぜ不良債権の無税償却を認めないの?
アメリカでも認めていると思うんだが・・・

A2
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/11 18:43
大蔵省(現財務省)の省益だから。

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Q3
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/10 18:20
よく、有効需要を刺激するために財政支出を行なうのが良いと聞きますが、
どこにどれだけ投資すればよいのですかね。

A3
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/10 18:45
建設業界の社員が会社の経費で銀座で飲んだり、ボーナスで自動車買ったりするでしょ。
そしたら例えば銀座のママはビトンのバッグを買うかも知れないし、自動車メーカーの社員は
テレビを買い変えたりする。こういう連鎖のことを乗数効果という。

最初に財政投資するのは誰でも何処の業界でも構わないと思うよ。別に地域振興券でも構わないと思う。
各県の県庁が環境対策車1万台づつ買っても良いし、極論するなら、公務員に接待費を渡して地元の繁華街
で飲んでもらっても構わない。

ただ、どうせ政府のお金を使うのなら、後の世代になった時に使うもの、あって良かったと思えるもの
を作ろうという事で、橋やら道路やら公民館やら空港やら新幹線を作ってきたわけさ。金額がでかいし
浮浪者を雇ってくれるし、色々な面で便利なわけさ。
そういういきさつがあるから、誰も建設事業よりもマシな公共事業を簡単には思いつかないってこった。

建設業界の癒着も問題は景気問題とは関係ないでしょ。警察がしっかりしていれば良い話。それを経済と結び
つけるからデフレになるんだよ。警察がきちんと取り締まれば、犯罪者として罰せられるのに、経済問題と
して扱うから、結局野放しになって、利権を持っていない連中が倒産して、利権者だけがウハウハする。

もうアホかと馬鹿かと。

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Q4
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/10 18:20
景気の下支えする財政政策ということをききますが、結局は建設業界にカネが回るだけで、潰れるべき会社の延命を助けているだけじゃないのかなぁと言う感じをうけますがいかがでしょうか?

A4
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/10 18:49
 潰れるべき会社の延命

最近流行りの言葉ですが、潰れるべき会社を判断するのは誰ですか?

役人ですか?それって利権の温床になりやすいのではないですか?

あなたですか?あなたはその企業の財務状態とか負債状況とかわかってていっていますか?マスコミの2次情報を信じているだけではないですか?

倒産というのは、銀行取引停止処分です。これは商法で定められたルールです。法を無視して、誰かの判断で勝手に倒産させるべきだなどという判断をするのは、資本主義とは言いません。
統制経済といいます。

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Q5
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/10 12:52
本当に下らない質問で恐縮なのですが、
「公開市場操作で日銀が市中銀行に手形や債券を売ると通貨量が縮小する」というのは、手形や債券に貨幣節約効果があるから、という事なのでしょうか。

A5
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/10 18:32
買いオペの場合対価として相手に現金を渡すでしょ。売りオペの場合対価として相手から現金をもらうでしょ。

日銀が持ってる現金は現金としてカウントされないというか、日銀は好きなだけ現金を刷れるし、逆に
廃棄する事もできるわけでさ、それを市中に流したり吸い上げたりするのに、公開市場操作があるって
事ね。

だから、本質的には売り買いするものがカボチャだろうと携帯電話だろうとなんだって良いのよ。

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Q6
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/10 12:48
企業が対価を払ってまで負債証券の格付けを格付け機関に依頼する動機について。
もしBBとか投資不適格の烙印を押されてしまえば、その企業に対する信用は失われますから、企業がお金を借りようとした時に高い利子率でしか貸してくれる所は無くなってしまいますよね。
低い格付けを与えられる危険を冒してまで格付けして貰う事の
メリットは何?
格付け機関が客観的に債務支払いの確実性を評価しているという前提の下では、本当に債務履行に自信がある企業は、それなりの格付けを貰えて低い利子率でお金を借りられるという事ですか?
ということは経営状態が良好でなく、借りたお金をきっちり返せる自信のない零細企業ほど格付けを求めない傾向があるという事ですか?
そしたら「格付け機関に負債格付けを依頼している企業は(依頼している時点で既に)経営状態がある程度健全である事が分かる」という事になりませんか。

A6
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/10 18:28
基本的にはその通りでしょ。
格付け機関による格付け=企業の株式公開と考えてみてください。やってる事は似たようなもの。
より簡単に資金を調達していくために、経営状態が良い企業は店頭→2部→1部とどんどん上の市場に上がって
いく。だから公開企業は信用がある事になっている。

ただ、上場廃止の基準が曖昧なので、最近一部上場でもボロボロ倒産しているんだけどね。それでも、非公開企業
よりは信用あると思うよ。

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Q7
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/06 05:43
よく言われている「小泉構造改革」というのは
具体的にはどんな内容なんでしょうか?
どなたか教えてください。

A7
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:03/01/06 08:40
BOOK/OFFでいいから、下記の書籍で知識を得たほうが得策です。
また、アマゾンでの「この本を買った人はこんな本も買っています」であげられている
お勧め本でも可です。まずはインチキエコノミストに騙されないように、
経済板住人が推薦する人物の書籍を読むようにしましょう。

「構造改革論の誤解」
野口 旭 (著), 田中 秀臣 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492393617/qid=1041809344/sr=1-5/ref=sr_1_2_5/249-8503706-5449953

経済入門に最適な本は?
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1004331629/

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Q8
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/06 04:04
どなたか、GDPデフレーターのデータをどこでゲットできるか教えてください。

A8
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:03/01/06 08:50
内閣府にいけ
ttp://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/h14-nenpou/3main/3main_j.html

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Q9
名前:?[] 投稿日:03/01/04 05:57
くだらなくてスマンもし全国民が車の交通速度を守ったとしたら、どれくらいの経済損失があるのかな?
まず経済効果はないと思うんだが・・
経済損失があるなら スピード違反は 必要悪になるのだが!
そういうデータがあれば 現在の道交法を変えるべき確かな証拠になるのだが!
最近 特に思う!
違反で捕まったけど!
今の速度規制には納得いかない! マジのようなバカなような質問ですがね!
お願いすます!

A9
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:03/01/04 06:25

くだらなくて申し訳ないが、今の飲酒運転には納得がいきません。地方の飲食店は駐車場が完備されており、どうしてお酒を飲んで運転してはいけないんですか?
私みたいなお客がいるお陰で、飲食店の従業員は生活できているんです。
もしこれを厳格に取締りをしたら、そこの店は倒産します。
規制を強化すれば、経済的損失は計り知れないです。

と同様の馬鹿な質問だと思われ。
飲酒運転による悲惨な事故と、スピードの出しすぎは同様の犯罪です。
事故を起こしてから後悔する前に、これからは速度違反はしないように心掛けるべきだと思いますよ。

名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/04 14:23
マジレスしちゃうぞ☆
経済学において、オカミの規制や介入が正当化される理由はいくつか考えられます。
その一つとして、「問題がおきた場合にその結果が不可逆的かつ甚大なものになる場合」が挙げられます。
例えば、医療行為は医師免許を持つ者しかそれを許されていません。
これは未熟な技術、間違った知職で医療行為を行った場合、患者に与える損害が取り返しのつかない、
非常に大きなものとなる可能性が大いにあるためです。
運転免許、交通規則が存在する理由もこれと同様です。
仮に免許、規則無しに誰でも車が運転できるとしましょう。
企業は経済効率を考え、トラックに積めるだけ荷物を積み込み、時速200Kくらいで走行させるでしょう。
ヘタに規制するよりも、経済効率はうんと高まります。
しかし、一旦事故が起きた場合、その損害はそれらの経済効率を大きく上回り、かつ取り戻す
ことのできないものとなります。
車を運転していると、「こんな時間だからもっとスピードを出しても」とか、「駐禁だけど、ここならOK」
とか考えがちですよね。
こーゆー時、厳格にルールを守ると経済効率を落としてしまうと思ってしまいます。
しかし、そのような経済効率の悪化と引き換えにしても、事故が起こった際のことを考えれば
結果として、社会全体の幸福度は高まるのです。

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Q10
名前:名無しさん@1周年[] 投稿日:03/01/02 15:06
中国経済は日本を越しますか?
日本企業は中国に進出し、知的財産権をタダで流している
状態ですが、こんな事で日本はどうなってしまうのでしょうか?
アメリカが中国を見切る事は無いと思います。
13億の市場は魅力なのですからね・・。

A10
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/02 15:21
中国は越す可能性あると思うよ。
越すことを目標においているし、国内要因で停滞したり、困難が起こった場
合、それらの圧力を逸らす為に反日、抗日を掲げるからね。

ただ、数字の真偽は怪しいよ。
アメリカも信用してない。世界もそう。中国は資本主義を取り入れ、発展して
いる。否だよ、表面上発展しているが、いまだに厳然たる共産主義国家だよ。
すべての面で2重構造にもなってきている。
発展する面もあるが、同時に不良債権化していく面もある。
これは政治的にも、経済的にもだよね。

ただ、発展する面は無視できない勢いがあるのは確か。
日本の企業の進出ぶりは目覚しいよね。
世界が停滞する中、そこにはリターンが期待できる、でもハイリスクでも
あるよ。それを勘案して進出しているんならいいんだけどね。

特に日本人は中国は資本主義、民主主義の国ではないということを忘れすぎ。
外国資本導入の為、外貨獲得が目的の、資本主義、経済導入だと根本は何も変
わっていないということを頭の隅に常に入れておくべき。

名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/02 16:01

中国はオリンピックが終わるまでだろうな。それまでは不良債権隠しまくるだろうね。
で、オリンピック終わって過剰投資が明らかになって倒産が出だして不良債権隠しが見つかって…。
ソウルオリンピック後の韓国見てればわかるだろ。
元投資している連中はそれまでに引き上げとか無いと全部接収されちゃうよ。

中国はそれなりにでかいし既に元安にしているから
そうそう復活させられないだろうな。

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Q11
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/09 01:33
世界中が同一の通貨を使用するのではダメなんですか?

そうすりゃ、ユーロが欧州圏をまとめた以上の効果が期待できますし、
元が安くてデフレの輸出がなされることもない。
その上、為替リスクもゼロになる。

A11
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:03/01/09 01:36

金融政策の独立
為替の安定
資本移動の自由
この三つは並び立たないから

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Q12
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/10 01:37
28歳の勤労学生で経済学部2年生です。
情けないことに、経済の「け」の説明も出来ない自分に
腹がたっています。自業自得なんですが。
日経読んでも理解できない、周りの人の話についていけない。
この現状をちょっとでも克服したいんですが。
参考になる本とかありますか?
ちなみに授業は全然駄目です。

A12
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/10 02:06
    ネットより基本書漁る事だと思う。

名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:03/01/10 02:09

    定評ある本を読む。
    一回読んでわからなければ、100回読む。

名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/10 02:14
経済学を知らないエコノミスト達(野口旭)、デフレの経済学(岩田規久男)あたりが
日本経済入門としては秀逸です。理論的にかつ初心者にも分かりやすく解説がなされて
います。また、経済学を深く知ろうと思えば、やはりマクロ経済学・ミクロ経済学の教
科書を習得する必要があると思われます。経済学の基本的な理論を学ぼうとするならば、
まずはスティグリッツの経済学入門を読まれることをお奨めします。
頑張って下さい。

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Q13
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/24 00:59
LM曲線がわからない!!
ISは利子率と投資との関係を表した曲線
じゃあLMって利子率と何を比べたもの??
貨幣需要じゃないんでしょ??
おしえてください。

A13
名前:sunny[sage] 投稿日:03/01/24 01:20
IS曲線もLM曲線も利子率と国民所得を比べたものでしょ。

様々な国民所得Yと利子率rの組み合わせの中で、IS曲線上のすべての
点は生産物市場での均衡をもたらす点。一方、LM曲線上の全ての点は
貨幣市場での均衡をもたらす点。生産物市場と貨幣市場の均衡を
同時に考えることで国民所得と利子率が同時決定されるというのが
IS−LM分析のエッセンス。

貨幣市場での均衡式は
Ms=Md(Y,r)
ここでMsは政府による貨幣供給で外生的に決まり、貨幣需要Mdは
国民所得Yと利子率rに依存して決まる。んで、国民所得Yを横軸に、
利子率rを縦軸にとると右肩上がりのLM曲線が導出される。

一方、生産物市場の均衡条件は
Y=C(Y)+I(r)+G
Cは消費で国民所得Yに依存して決まり、Iは利子率rの減少関数、G
は政府支出で政策的に決まるので一定とみなす。国民所得Yを横軸、
利子率rを縦軸にとると右肩さがりのIS曲線が導出される。

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Q14
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/24 01:58
経済学って役に立たなく無いですか?
楽しいんですけど
飲みに行って経済なんか語っても嫌われるだけですよ

A14
名前:sunny[sage] 投稿日:03/01/24 02:20
飲み屋なんかで経済学語りませんが、なにか?

そもそも経済理論を知っていれば、それだけでなんか役に立つのか、
いいことあるのかとか考える方がおこがましい。
要は、それをどう使うか、使い方を考える「頭」の方が圧倒的に大事だろう。
別に経済学に限った話じゃないでしょ。

名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/24 05:23

経済学徒のみなさん安心してください。
飲みに行って分子遺伝学を語ってもやはり嫌われますから(泣

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Q15
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/11 23:22
貨幣量がふえると利子が下がるってなぜですか??

A15
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:03/01/12 02:21
利子率は一定期間お金を借りることの費用、レンタル料金です。
世の中にお金が増えたら(貸す人=銀行のお金が増えたら)、借りたい人は
(たとえばパソコン工場を建てたい人、マンションを買う人、豪華旅行がしたい人)
どこ(の銀行)からでも借りることができるようになるので、借りるためのレンタル料
は安くなります。

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Q16
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/11 23:22

利子ってゆうのは恣意的にうごかせるのですか?
国債の金利はどういう基準できまるのですか?

A16
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:03/01/12 02:21

市場で決まるのでひとりの人が勝手に上下できません。
大きなプレイヤー(ヘッジファンド、大銀行、財務省)は動かせるかもしれません。

国債も同様に欲しい人と売りたい人(国)の需給で価格が決まります。
代替的な金融商品(定期など)に連動して流動性やリスクに応じて妥当な金利に
決まります。たとえば割引債では5年満期の額面100万円に対して95万円くらいに
なっています。価格が高いですね(金利が安い)。
でもお金持ちの運用法としては定期などにくらべてマシなのでしょうか。

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Q17
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/14 17:26

「公開市場操作において、日銀が手形や債券を売ると通貨量が縮小する。
何故なら、日銀が手形や債券の対価として通貨を受け取るという形で、市中から通貨を
吸収するからである。本質的には売る物はカボチャでも携帯電話でも良い。」
という事ですが、では何故公開市場操作において、南瓜や携帯を売り買いせずに
よりによって手形や債券を売り買いするのですか?


A17
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/14 17:31
実物は保存や輸送が面倒だから

名前:異聞=流種土[] 投稿日:03/01/14 18:15

さらに言うとその時日銀にある金融機関の口座から預金を減らして
債権の代金支払いがなされたので、この日銀当座預金の目減りから
法定準備率を通して波及する、金融機関の貸し出しなどの減少分が、
[マネーサプライの減少]なわけです。

で、日銀の公開市場操作とは、あくまで金融機関に対してなされるもの
だということを知っておいてください。
中央銀行はこの金融機関or政府の預金口座を通してしか、
後はアナウンスを通じてしか、世の中にアプローチできないのです。
これは各中央銀行の法律によって定められていることです。
「銀行の銀行」であるわけなんですね。
これはこれで必要なことです。
もし財市場での買い物をさせたいとお考えでしたら、中央銀行以外の
国有銀行を設立してやらせる他にありません。

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Q18
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/15 13:28

「もし財市場での買い物をさせたいとお考えでしたら、中央銀行以外の
国有銀行を設立してやらせる他にありません。」

これには株式、投資信託もふくまれるのでしょうか?
それと、これは財政政策になるのでしょうか?


A18

名前:異聞=流種土[] 投稿日:03/01/16 11:51

>株式、投資信託もふくまれるのでしょうか?

もちろん含められますが、株や投信なら中央銀行(日銀)の方で公開市場操作
することもできますので、銀行以外と取引する必要がある場合のみ、
わざわざ新銀行を作ってやらせる必要があります。

>それと、これは財政政策になるのでしょうか?

基本的には財政政策になります。税金から自己資本を採っているからです。
ところが、例えばこの国有銀行の当座預金残高を増やすという
金融政策を日銀が実行した場合、民間銀行なら不況に躊躇して
それから信用創造することをしない可能性がありますが、この銀行なら
常に準備率の制約ぎりぎりまで貸出をすることができるでしょう。
また、自己資本を引っ張ってくるのが(少々反則気味ですが)容易であり、
かつBIS規制の意味がない銀行でもあるので、これら規制が原因での
貸し渋りはこの銀行では起きません。
すると、この銀行の存在自体、金融政策を今までの限界を越えて
実施することを可能にしているものであり、その点では金融政策です。

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Q19
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/15 14:02
日本は、企業の借入金残高がGDP比にすると軽く100%超えてますよね。
これはいかに日本企業が銀行借入金に依存しているかってことを証明するもの
だと思うのですけど。

A19
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/16 10:03

日本企業の借入依存を証明はしていても、その是非の証明は
誰もしていないよね。ルールの変更に弱かった(BIS規制)という
のは今日本が証明しているけど、ルールの変更はちゃぶ台返し
と一緒だからどうしようもない。

借入=貸出という事で、借入と貸出が両建てで増えるからこそ
総額のマネーサプライが増える。マネーサプライが増えなくて
困っている現状では、ことマネーサプライのコントロールという
短期的観点からは、借入は肯定されてしかるべきなんだが。

逆に資本調達型だと返済リスクみたいなのが無いとか言ったって
所詮倒産すれば株式がパーになって損失を蒙る人がいる。
マクロ的には大差ない気がして仕方ない。


名前:異聞=流種土[] 投稿日:03/01/16 12:04

ただね、その統計で大事なのは、日本がアメリカに比べてどうかとか、
そういうクロスセクションでの比較じゃないんです。
肝心なのは、「日本は昔に比べてどう変わったか」という時系列での
捉え方なんですよ(この場合フローデータになる)。
時系列で見てみると、日本企業の借入金依存は、むしろどんどん消化
されてきています。で、その消化のスピードが速いか遅いか、
とか、金融業界はこれに合わせて構造転換・リストラをやってきたか
というようなことが、国際比較よりもはるかに重要なんですよ。
そして、もしアメリカ型へ早急に揃えるのが戦略だ、ということに
なったら、その時初めて、じゃあそれまでにどのぐらいのスピードで
転換をすれば申し分ないのか、さらにそれに合わせて金融界は
どれほどの構造改革をする必要があるのか、という点について検討
すればいいわけです。

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Q20
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/01/16 18:53
インフレについてですが、例えば学生の頃の100万円と、
社会人になり企業家として成功した時点での100万円では
明らかにその価値が違っていると思います。

これもミクロの視点でのインフレと表現しても問題ないんでしょうか?

A20
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:03/01/16 19:09
個人の努力、変化によって個人の(お金、時間)などの選択の選好が変化したのです。
インフレは個人の行動にかかわりなく外生的にお金の価値が下がることです。

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Q21
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/02/13 16:16
国債の長期金利と、銀行の貸し出し金利が連動する理由がわかりません。
国債の下落を買い支える資金を日銀は市中銀行から調達しようとするから、ですか?
下手に新紙幣刷って国債償還費の重りが財政から解かれると、財政拡大、景気回復により資金が国債から株に流れるのがとまらない。ということでいいんでしょうか?

A21
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/02/13 22:44

国債の金利がたとえば3%のとき、企業が銀行から金を借りるとする。銀行は国債を買えばほぼリスクゼロで3%の金利を得られるのだから、それより安い金利で金を貸す理由はない。だから企業が借りる金利はこれよりもリスクを勘案したぶんだけ高く(例えば3.5%)なります。

ここで国債の金利が2%に下がったとする。銀行がそれまでと同様3.5%で金を貸していたら、他の銀行が2.5%で貸すといいだして、客を取られてしまうかもしれない。だから国債の金利が下がれば貸し出し金利も下げざるをえない。逆に、国債金利が上がれば、貸し出し金利も上げることができます。連動するのはこういうわけです。

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Q22
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/02/16 02:34
社会主義市場経済というのは簡単にいうとどういうものなんでしょうか?
どなたか教えて下さい、お願いします。

A22
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/02/16 02:47
中国のような経済。1993年3月の中国の全国人民代表大会で新たに経済発展の基本方針として憲法に取り入れられた概念。
憲法は「社会主義の公有制を主体としながら、資源配分などの面で市場が基礎的な役割を果たす経済」と定義している。
具体的には政府がマクロ調整を通じて経済をコントロールし、企業活動を自由化して官民が協調して成長を目指す。
国有企業の所有と経営の分離や、債権、株など有価証券市場育成なども市場経済化の一つと位置づけられている。
(中国は)基本的に資本主義と変わらんでしょ。
 あえて違う点をいえば、日本とかの先進国に比べて政府の権限が強いのと、共産党が一党独裁である政治形態あたりじゃないかなあ。

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Q23 
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/02/16 02:34
社会主義的資本主義というのは簡単にいうとどういうものなんでしょうか?どなたか教えて下さい、お願いします。

A23
名前:国境無き解答ボランティア ◆3Deg3LI.ms [] 投稿日:03/02/16 21:42
日本の銀行業界のような、「自由競争とは言いつつも基本的には横並び」とか中途半端な資本主義です。
日本も、社会主義的資本主義だと思うけど。

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Q24
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/02/19 20:58
アメリカは日本に借金しているらしいのですが
その額はいくらなんでしょうか。

たしか50兆円くらいで米国債を買っていたと思っていたんですが他の人から300〜400兆円くらいだと言われました。
どっちが正しいのでしょうか?

また、日本がそれだけ米国債を買っているなら、「米国債売ってみようかなあ」と言う権利があるのでしょうか?

A24
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/02/19 21:01
よくは知らないけど、アメリカの総発行国債の1/3は日本が保有しているらしいぞ。政府が50兆ってのはあってる。
日本人保有>日本政府保有(公式発表)だから、そのほかに、「銀行」などの民間もいれるとそんな額(300〜400兆円くらい)だな。

(大量の米国債を売ると)
超円高になるから売れないです。
償還分のドルがきてもその分また米国債を買わないといけないから意味ない感じです。

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Q25
名前:きんゆう[] 投稿日:03/02/20 13:21
 日本の企業の特徴として、終身雇用、退職金、年功序列、があるとラジヲで言っていました。
しかし、外国の企業でも年々給料は上がるとか、普通は勤めたら、定年まで勤めるのが普通で転職を繰り返すのは、金融業など一部だと言われている、そうな。また、リストラなどでも首を切っていくのは新しく入った人からだといわれています。
 一概に言うことは出来ないと思いますが、社員に都合の悪いことは言わず、企業に都合の良いことだけを言っているような気がするが、どうなんでしょうか?

A25
名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/02/21 00:32
そのとうり。
米企業でも終身雇用制を日本に見習って導入しているところもあるしリストラだって、本当に再編成のためのもの。またやむをえず首を切ることになっても再就職可能な若手からが企業としての基本。まあふつうは、首切りまでいかず一時休暇で、また企業の仕事が増えてから復帰するというパターンがほとんど。
 日本のように残業もないし、資格や能力向上のための学習施設だってもってる。日本の企業は利己的でどうしようもないよ。

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Q26

878 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/02/25 03:32
ノーパンしゃぶしゃぶって最近書き込みに良く出てくるんですけれど、
どういうもので、そもそも経済とどういう関係があるんですか?

A26

879 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/02/25 03:48

最近でこそ銀行やゼネコンが悪者扱いされているがな、
バブル〜バブル崩壊期を通じて悪者になっていたのは、
政治家と役人だったんだよ。

最初、政治家の汚職が取り上げられた。
次に、役人の官官接待とか銀行のMOF担による大蔵省接待が取り上げられた。
次に、政府系金融機関と住専。
そしてゼネコン。
最後が銀行。

役人の官官接待の時に衝撃的に取り上げられたのが、MOF担によるノーパン
しゃぶしゃぶ接待だったんだ。銀行が大蔵省・日銀の要人を、ノーパンしゃぶしゃぶ
と呼ばれる店で接待して、自行に有利なように、あるいは問題隠蔽に努めていた
んだな。

で、当時たくさんの役人が引責辞任をした。
次期日銀総裁に内定した福井氏も、引責辞任した一人。
管理責任を問われての事で、接待を受けたという直接の証拠はないが、
一部ウェブサイトでノーパンしゃぶしゃぶの顧客名簿と称して流れている
リストがあり、その筆頭に福井氏の名前があるんだ。

本当かどうかは知らないよ。ただ、福井氏はデフレ退治に積極的ではなく
福井氏が総裁になったのでは日本は終わりだと思っている人たちが、
大変な危機感を感じて、本来の金融政策論議を捨てて、当時の接待疑惑
をスキャンダル化しようと画策しているんだ。

正直、あまり良いこととは思えないが、ま、野次の一種という事だな。

福井氏がデフレ対策をきちっとやれば、大騒ぎする事もなくなるだろう。
誰かの口癖ではないが、ねずみを捕るネコは良いネコだからな。

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Q27

885 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/01 06:02
大した能力も魅力も学歴もないのに高給を取れるメカニズム
って何だろう?
最近こういう疑問抱いている。
誰か答えれる人居る?

A27
886 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:03/03/01 10:43

まず、死亡リスクなどのリスクが高い職は総じて給料が高い。
実証分析でもそれは確認されている。
サラ金、○○急便、トラック運転手など。

一般の企業で「なんでこいつなにも出来ないのに出世するんだ」という奴の理由
として、インフルエンス活動の存在の可能性がある。
能力無いやつにとって、自分の「努力」を仕事にのみ向けてもかなわない。
それなら、上司など成績評価する人に取り入ることにのみ努力を注ぐほうがいい。

また、相対評価で個人評価が決まる場合なら
同僚を妨害して自分の評価を相対的にあげるという行為がありうる。

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Q28

893 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/12 20:32
元日銀マンなのに、木村剛はどうしてあんなにアホなの?

A28

894 名前:キムタケ[sage] 投稿日:03/03/12 20:35
十分金儲けてますが何か?

897 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/12 21:52

奴は影でものすごく稼いでいると思うよ。

日本人なんて馬鹿ばかりだから、上手く嘘をでっち上げて
煽れば、騙されて金融商品に手を出してくれる。それも、
こっそりやると詐欺だが、テレビに出て政府の仕事という
立場で自己の主張として堂々やれば詐欺じゃなくなると思って
いるんだと思われ。

多分、日銀の時にテレビの似非エコノミストとか、官僚崩れの
デムパ人を見て、俺ならもっと上手くやると心に誓って、日銀を
退職したんだろうな。

898 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/12 21:53
そうだね、木村は明らかに確信犯。

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Q29

907 名前:ひろ[] 投稿日:03/03/14 00:48
先日ニュースステーションで、「年金資金の買い」があったため、
一時株価が上がったそうですが、年金資金の買いとはどういう意味なのでしょうか?
政府の特殊法人の年金基金(?)が、国民の年金を使って株を買うという
意味なのでしょうか?

A29

909 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/14 01:11
ほれ
http://www.npfa.or.jp/e/e_p17_1.html

911 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/14 09:13
>>907
概ねそういうことです。
株が上がれば年金は出ますが、株が下がれば年金は出ないことも、ありうることです。
将来の支給額に影響することは確かでしょう。

1000 名前:KJ [] 投稿日:03/05/24 20:40

「年金資金の買いにより株価が上がった」と言うのは良く言われますけど、結局株価が上がった後であと付けで説明してるだけだったりする。誰が買ったかなんて証券会社が言うはずは無いので(言ったら守秘義務違反ですね)あくまで憶測。現状で年金以外の買い手がなかなかいないのも事実でしょうが・・・。

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Q30

912 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:03/03/14 13:14
なんで巨額のデフレギャップがあるのに
サービス残業、過労死はなくならないんでしょうか。

ミクロとマクロを混同してるだけ?

A30

916 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/16 03:09

近藤さんですな。

企業は利益を出すために、設備廃棄もしますが、個人の頑張りで
なんとかなりそうな人件費を減らします。社員の数も減りますし、
給料も下がります。サービス残業ばかりで、社員の自由になる時間
も減ります。場合によっては過労死してしまう事もあるでしょう。

その結果、その失業者と給料が減った人の分需要が減少します。

で需要が減ると、企業はますます設備廃棄と人件費の削減に走ります。

ほっとくと、こうやって、人が耐えられるギリギリの水準を目指して、
労働環境が劣悪化していきます。

こういうのを合成の誤謬といいます。

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Q31

917 名前: [] 投稿日:03/03/16 04:53
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

本当に戦争は日本の景気にマイナスなのか?
世間では戦争=悪  不景気=悪  ゆえに  戦争=不景気
と考えているフシがあるが。


A31

918 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/16 05:19

新聞やテレビだけ見てるうちは錯覚するかも。
実際に仕事してると、景気にプラスとわかってくる。
自国が戦火にさらされなければね。

926 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/17 19:49

短期間に大量に資金を投入するのだから、そりゃ目に見えて効果があります。

そのお金を少しづつ長期間に投入したほうが、全体的に効率が良いかもしれませんよ。

927 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/17 23:12

今回の戦争がアメリカ経済に与える影響についていえば、マイナスだという
意見が多いようです(アメリカの経済学者の意見)。

財政赤字→資本不足→金利上昇→景気悪化 というストーリーですね。

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Q32

921 名前:915[] 投稿日:03/03/16 07:42

ゼロ金利とか量的緩和って、日銀が銀行から国債を買い取ることを
言うのでしょうか?それとも国債を担保にお金を「貸す」ということなんでしょうか?

↓ここの方のHPに【国債を担保に】お金を借りると書いてあるのです(青文字の真中辺り)。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/5291/ansinron.html
銀行は国債を担保に、日銀からお金を借りて、そのお金で国債を買って、
またその国債を担保にお金を借りて・・結局銀行は国債の利子で儲け放題というものです。

A32

922 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:03/03/16 12:23

ゼロ金利政策
日銀が銀行から国債を買い取って、コールレートをゼロに誘導する

量的緩和
日銀が銀行から国債を買い取って、日銀当座預金の残高を増やす

924 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/16 14:41

量的緩和=ズバリ、マネーを増やすことです。
あとで返さなくちゃいけないマネーでは増えたことにならないし景気にも
影響を与えない。

世間にはトンデモなサイトがたくさんあるから、いちいちとりあわないように。

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Q33

930 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/20 01:12
100万円が数ヶ月で5倍に膨れるようにするには
何買えばいいですか?

A33

931 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/20 01:47
先物とか宝くじとか競馬とか。
いろいろあるだろ?

933 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/20 01:51
水吸わせろ

934 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/20 03:08
信用取引はやったこと無いのでわからないが、
数ヶ月で5倍はきついかなあ。

普通にギャンブルでもすれば?

935 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/20 04:08
今一都位置で人に貸してやれ!

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Q34

943 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/21 16:26
現代の社会で無貨幣経済って可能ですか?

947 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/22 15:24
>>943以後金本位制に復帰する可能性はありますか。
銀本位制もありましたか。
金が貨幣(一般的等価物)として通用する根拠って何ですか。
誰もが価値を認める、分割しやすい、輸送しやすいって事ですか。他に何かありますか。

A34

944 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/22 05:01

不可能。

文明が破壊されてMAD MAXみたいな世界になったとしても、物々交換は不便すぎる。
ゴールドなどが貨幣として通用するようになるのはまちがいない。

948 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/22 16:02

最終戦争でもおこって文明が徹底的に破壊でもされないかぎり、
金本位制なんて最低の制度にもどることはありえません。
大恐慌はなぜおこったのかを勉強してください。
おすすめの文献は
書名   :大恐慌の教訓
著者名  :ピーター・テミン
出版者  :東洋経済新報社
出版年  :1994.9
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492370749

書名   :大不況下の世界
著者名  :C・P・キンドルバーガー
出版者  :東京大学出版会
出版年  :1982

実際、世界の金の総量からいって不可能ですけどね。
全世界の金を日本で独占したとしても(今の市場価値で)日本一国のベースマネー
には足りません。

954 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/22 20:57

哲学板で議論になってるよ。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1046432778/l50

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Q35

959 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/22 21:30
最近の株価の値下がりで経営がやばいと聞きますが良くわからないことがあります。
去年、10000円の株を買ったとします。
これが今、値下がりして9000円だとします。
これは1000円の資産が減ったことになるのでしょうか?
それとも売らない限りは10000円の価値として帳簿に載るのでしょうか?
同様に去年100万円の車を買ったとします。
これが一年経った時はいくらの価値として資産に載るのでしょうか?

A35

960 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:03/03/22 21:40

そだよ。資産が\1000目減りしたことになる。てか資産ってそういうもんだろ?
で銀行がそういったものを担保にしてそれが額面割れしたのを不良債権という。
どんなに高く金かけて作ったビルだって田舎じゃ安く叩かれる。
銀行から金借りる時の担保にしてもたいした額にはならんだろう。
固定資産税も安くなるだろうけど。

車はよく知らん。まぁ事故ってスクラップになったらやっぱり安く叩かれるだろうな。

961 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/22 21:52

会計上のお話でいいのかな?
買った株が売買目的の場合は1000円資産が減ったことになります。
企業支配を目的とした場合は変わってきますがね。
あと車の場合は減価償却をするので価値は減ります。
例えば残存価値を10%にして6年間にわたって定率で償却すると、
(100−10)/6=15(万円)となり、
一年たつとその車の価値は85万円となります。

962 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/22 22:11

株の値下がりは短期的には資産価値にダメージ。
でも、長期で見れば、化ける可能性はゼロではない。
株を時価で判断してこまめに売り買いをするか。
それとも、簿価にこだわり長期保持するか。
どっちがいいのか漏れには分からない。まぁ、株板に行ってきいてくれ。

で、車の資産価値か?
これは、修理しながら乗り続けるのが正解。
ちまた一般では修理するより買い替えるのがお得と言われてるが、
減価償却を考慮すれば、そんなのは大間違い。
新たに車を購入するよりも、今の車を修理した方が経済的損失は少ない。

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Q36

968 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/25 16:59
ゼロ金利政策とっても貸し出しも増えなきゃ、株式等の投資も増えないのはなぜですか。
サラ金貸し付けの増加を見ると需要はあるのに。

A36

969 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/25 19:04
サラ金の需要と普通の貸し出しの需要は性格が違います。
サラ金の需要は当座で金に困っていて一時的に危機を
しのぐために使われます。
失業や減給、企業の業績悪化によって需要が増えるので、
不況のときに需要が増えると考えられます。

一方銀行による企業や家計への貸し出しは先行きが明るいときに
増えます。
将来が安泰と考えれば企業は積極的に投資を行い、
家計も家などの購入が活発になるでしょう。
また不況のときは逆が起こります。

そこで、不況のときはサラ金の需要が増えているが
普通の貸し出しは増えないという状況がありえます。

ゼロ以上の金利からゼロ金利にした場合は金利の低下により
資金の需要が増えると考えられますが。
日本のように継続的にゼロ金利だと、資金需要は増えません。

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Q37

971 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/25 21:06
日本経済は駄目といわれて久しいですが、まだ世界第2位なんですよね?それなのに
なぜアメリカ以外の国が偉そうに日本を叩くんですか?

A37

972 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/25 22:02

GDP世界第2位だからといって、日本が世界で2番目に
えらいわけではないですよね。
それに日本は何らかの問題があるので不況になってるわけで、
いろいろ指摘される点があるんじゃないですかね。

973 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/25 22:16

日銀も政府もあんまりにもあんまりな馬鹿なことばかりやっているのに、
国民がそれに反対しないどころか、支持している気配があって、先行きの
見通しがたたない。で、周辺国は巻き添えを食いたくないと必死なのです。

974 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/25 23:27

他所の国は叩くというより心配してる(政府と日銀がトンデモなことしてるから)。

叩いてるのは日本のマスコミ。で、日本のマスコミは自国を叩くのに外国人の
声を編集改竄して利用する。「ほーら世界の偉い人はこう言ってるぞ」とやる
わけ。そういうのばかり見せられて「日本は世界から叱られてばかりのダメな
国」という意識が定着してしまったのだろう。

「改竄」というのは誇張でない。テレ朝なんか、クルーグマンのインタビュー
を改竄して「クルーグマン先生も構造改革がだいじだとおっしゃいました」と
かやってた。

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Q38

978 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/26 17:09
日本の何百兆の借金というのは、誰からの借金?外国?
なんで何百兆も借金してるのに、まだ金があるの?
どんどん印刷してるから?

A38

979 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/26 21:37

政府の借金(国債)は銀行・国民からじゃない?
今は金利がほとんどゼロだから運用先に困った銀行が国債という安全資産を買う。
郵貯からも国債を買ってるんじゃない?
だから、金が「国民→銀行・郵便局→政府」ってなってる。
政府は国民から金を借りても毎年国の収支が赤字だから
赤字の穴埋めのためにまた国債を発行して国民から金を借りる。
これを永遠に繰り返しているから「金があるのに政府が借金地獄に陥ってる」
ってことになってると思う。

980 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/26 22:59

国の借金は、国民の資産なんだな。

どこかのデムパテレビ局が必死で「国の借金は国民の借金」
と嘘八百並べて問題視しているがな。

981 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/26 23:29
>>980
>「国の借金は国民の借金」
これも決して間違いではない。
国債はあるいみ将来の国民からの徴税権を担保にして、
発行しているんだよね。
700兆の借金は将来国民から税金を取ることで
返済する。
つまり、国の借金は国の徴税権を通して国民の借金とも言えるんだよね。

982 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/26 23:39
>>981
でも、それは資産と相殺してチャラパーというレベルの話だろ。
「国民の借金」という話だけ、わざとらしく引っ張りだしてくる連中の
フィルターに騙される馬鹿が多くて困るよ。

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Q39

10 名前:お尋ねします[] 投稿日:03/03/29 14:43
日本銀行はオペ手段をひろげる要望があると、よく日銀資産の劣化について口にします。
先日クルーグマソが、中央銀行の資産など問題ではないと一喝しているのをみました。
クルーグマソが問題にならないとする根拠は何でしょうか?
識者の方マジレスを希望いたしております。
おながいします。

A39

12 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/29 16:45

たとえ話で恐縮だが、休日出勤を命じられた人が、「土曜日はガンダムの再放送があるので嫌です」と返事したのと同じくらいに、資産劣化の話はアホらしい話だよ。

そんなの知った事かという感じ。

15 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/29 17:18

日銀は、貨幣をいくらでも発行できます。

どうやったら倒産する事ができるのでしょうか?

また、日銀資産の劣化が通貨の信任を失わせると主張する人もいますが、今はデフレで円高です。もしその主張が正しいのであれば、逆に日銀の資産が優良すぎて、円の信任が高すぎるのが不景気の原因となっているという事になります。ですから、多少は資産が劣化してもらわないとよくない状態が続くことになります。

16 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/29 17:23
そもそも論として、金属貨幣制度が滅んだのも、本位貨幣制度が滅んだのも貨幣の供給量が実物資産の裏づけを必要とする以上、金鉱脈発見の有無などによって経済が大きな打撃を受けることがあって、制度が長続きしないのが原因。経済の発展に伴って、適切な量の通貨を発行できない事を意味するからな。

そういう反省もあって、一切の裏づけを排除して、発行高を自主的にコントロールしようとして誕生したのが管理通貨制度。

資産劣化などと言い立てて、実物資産の束縛を気にするのは、管理通貨制度を否定して、過去において不景気を生んだ本位通貨制度に戻ろうと主張しているのと同じ。

もし、資産の劣化を気にするのなら、日銀の資本金を政府の通貨発行権を元に発行した政府通貨を使ってじゃんじゃん増資してやればいい。
そんなのまやかしだと思う人もいるだろう。そうだよ。そんな面倒な事をやらなくても、日銀の資産なんて劣化しようが何しようがほっとけば良いんだ。わざわざまやかしなんてする必要もない。


17 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/29 18:05
> 日銀のBSを気にする人

中央銀行(というか、マネーが作られる過程)についての正しい知識は意外に知られてない。大学を出ていても間違った認識を持っている人はたくさんいる。
それどころか、会計の知識がある人の中にすらトンデモなことを言う人も多い。

よくある間違い:

o 日銀券には金の裏付けがあると思っている
→ない。日銀券は非兌換券

o 日銀は税金を集めてそれを市中銀行に貸している。だから日銀のBSが悪化すると国民の税金を無駄遣いすることになる
→いいえ。日銀の出すお金はただの紙切れであり、好きなだけ発行できます

o 日銀券は国債などの資産で裏付けられているので、債務超過になると円の価値が下がる

→一見正しそうに見えるがこれもおかしい。国債(その他資産)の価値は、結局最終的に円の価値に還元される。つまり「円の裏付けは円である」といっているに過ぎない。

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Q40

28 名前:ブルーリボン装備 ◆4yn2d9xO2k [拉致被害者返せゴルァ!!] 投稿日:03/03/30 16:52
バーナンキの背理法ってなんですか?

マネタリストはこれを根拠にして「財政出動はイラン!!」と豪語するのですが・・・

A40

29 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:03/03/30 17:58

バーナンキの背理法: お金を刷れば流動性の罠だろうが何だろうが
インフレになることの証明。

いくらお金を刷ってもインフレにならないと仮定(※)する。すると政府は新た
に刷ったお金をその価値を減ずることなしに使うことができる。ならば、政府
支出をまかなうのに税金を取る必要がなく、必要なだけ金を刷ればいいことに
なり、無税国家が誕生する。もちろんそんなわけはないので、仮定(※)が間違っ
ていることになる。故に金を刷れば必ずインフレになる。

同様のロジックで、「円安にならない」という主張も間違いだと証明できる。

この証明には「刷った金を政府が使う」という部分があるのに注意。つまり中
央銀行がマネーを刷りまくっている一方で政府が増税・歳出カットした場合は、
インフレにならないかもしれないわけだ。財政は少くとも中立を保つ必要があ
るだろう。

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