内容空虚、意味不明の
お笑い三教組新聞
Sさんより提供いただきました
三重県教組新聞(2000.5.5より)
今こそ現場からの教育改革運動を
支部執行部全員討論会
4月22日、津市内の3会場において支部執行部全員討論会が開かれ、支部・本部・専門部から約300人が参加しました。
この集会は、2000年度の運動方針についてについて参加者全員で討論し、「三教組定期大会議案」をつくりあげていくというものです。
三重の教育や三教組運動が問われるなか、午後から昨年までの分科会形式ではなく、運動全般について広く議論を行うため、5つの分散会を設定しました。全体会・分散会ともに新たな時代を切り開くことをめざし、熱心な討議がくりひろげられました。
全体会では前嶌書記長より本年度の運動方針について、次のような基調提案がなされました。
教育をめぐる状況をどう見るか
ここ1・2年、三重県はもちろん、国も教育をめぐって大きな動きがあります。この動きをどうとらえ、現場からの教育改革運動をどう進めていくかが最大の課題となります。
昨年、地方分権一括法が可決され、教育の地方分権、学校の自主性・自立性の拡大が法的にはすすみました。学習指導要領でも、各学校の裁量が大きく拡大されました。
私たちが求めてきた、「現場教職員の時代」になってきたわけです。
しかし財政的措置がともなっていないということで、真の地方分権になっていないことや、教育の規制緩和が大きくすすめられようとしている等の問題点もあります。
このことは教育現場への市場原理の拡大という危険を含んでいます。競争によって教育の質を高めていこうという動きに対して、「個」を大切にする教育や、子供たち自らが学びあう教育に転換していくことが必要となってきます。
「一連の動き」の本質は何か
国家主義的グループはさまざまな手段で、自国主義にもとづく自分たちの歴史観を展開し、その主張を認めない教職員組合に圧力をかけています。
これはまさに、教育内容と教育現場を自分たちの手に握ろうとすることであり、わたしたちはこれを絶対に許すことはできません。
一方この間、なぜ保護者のみなさまから、私たちへの支援の声がなかったのか、今後の課題としていかなければなりません。
また、わたしたちに対する批判の奥にあるものが、教育における「タテ社会」の構築の図であることを読みとらなければなりません。
このことは、地方分権の流れに逆行することであり、私たちはこども・保護者・地域の人々とともに、現場からの教育改革をおしすすめ、この動きに立ち向かっていかなければなりません。
今、意識改革の時
鈴木委員長あいさつ(抜粋)
今日の集会では、三教組の置かれている状況や、学校教育・子供・教職員の状況・日本の社会の動きなどをふまえて、そして、なにより21世紀社会を展望して、今年度の運動方針をみんなでつくりあげていただくことをお願いします。
昨秋以来、勤務時間中の組合活動など、今までの三教組運動の見直しをせまられてきました。
県は、地方公務員法に違反していたとして、給与の返還をさせようとしています。どんな形になるかはわかりませんが、組織として対応し、組合員のみなさまが納得のいく形にしていくつもりです。一連の三教組バッシングは、三教組に対してというよりも、三重の学校教育の在り方へのバッシングととらえるべきだと思います。
その意味で、「県教委と三教組の関係を今いちど整理する」と教育長も明言しているように「緊張あるパートナーという関係でオンザテーブルで協議」し、ともに力を合わせて三重の子供たちのために、教育改革を進めていきたいと思います。
教育をめぐる情勢は、森首相が誕生し、道徳・倫理観重視の復古調の教育観が強調され、教育の右傾化が心配ですし、教育の目的は、国家に役立つ人間をつくることだという教育論が懸念されます。
わたしは、教育とは一人ひとりのこどもにとって、それぞれの人生を歩んでいくために必要な力をつけることだと思います。
そして人間は、本来自ら成長する力を持っており、それを支援することが私たちの教育活動だと思います。これは保護者や、地域の人々や、社会全体とともに支援していくものだと思います。
「今の学校教育について」(1994年4月読売新聞)によると、学校教育に不満をもつ人は74パーセントで、満足していると答えた人は20パーセントでした。このことを率直に受け止める必要があると思います。
私たちはこどものために必死になって教育活動をしています。にもかかわらず不信や不満が大きくなっているのはなぜでしょうか。
学校運営が教職員の論理で行われてきたからではないでしょうか。
「こどもの視点」で教育を見つめ、それを運動の柱にしていくことが求められています。
同じように、職場のあり方も見直していかなくてはなりません。「人間関係が希薄になっている」「こどもの悩みや問題を教職員全体で共有できない」そんな声も聞きます。
「開かれた職場」をめざし。働く仲間としての信頼を気づいていく、そういう集団となっていくことが必要です。
三重の教育現場の特徴として「責任ある教育」活動の自由ということがあげられます。
他県では、週案をあらかじめ主任に提出したり、管理職の独断で学校改革が決められる上意下達が日常的にみられるところもあります。
この「教育に自由」を守ってきたのは三教組運動があったからだとわたしは誇りに思っています。これを維持していくことは、今後の三教組運動で特に重要となりますが「責任ある」教育活動の自由を改めて確認したいと思います。
今年は三重の教育にとって、本当に大切な時期であるということや、時代の大転換のなかで21世紀をどうつくっていくかの正念場であることを共通認識し、教育に、夢や理念をももういちど取り戻さねばなりません。
教育という仕事に従事する私たちには、21世紀に生きるこどもたちが、いきいきと幸せに生きる社会にしていく礎をつくるにんむがあります。そのために、自分の生き方や教育の在り方を見つめ直し、意識改革できる集団になりたいと思います。
力を合わせ、三重の教育、こどもたちのために運動をすすめていきましょう。
九九九より コメントは後日(すいません.最近忙しいもので・・・)