新聞全教を笑う
新聞全教とは,全日本教職員組合出版している機関誌です.青字が引用です.


新聞全教(2000年9月5日より)
7/20 2万7千人の「人間の鎖」
沖縄の“基地を拒否する”怒りが
国内外の共同広げ
名護に新基地はつくらせない
 サミット前日の7月20日.午後2時2万1800人,2時半には2万3500人,そして3度目3時には2万7000人の「人間の鎖」によって米軍嘉手納基地が完全に包囲されました.組織の違いをこえ広範な労働組合や平和,民主,市民団体の参加に加えて家族そろっての参加やマイクからの呼びかけに応えて通行中の市民も加わりました.
 沖縄県民の基地を拒否するマグマのような怒りが示されたのでした.
 沖縄の地元2紙は「一からやり直せ」と社説をかかげ,海外マスコミも戦後50年,ソ連が崩壊した後も続く沖縄の異常な現状に注目し外信しました.
 全国教職員学習交流会で長堂登志子沖縄組那覇支部委員長は「7月21日付沖縄タイムスに『私たちアメリカ国民は,沖縄のみなさんと連帯し,米国基地,軍事施設を沖縄から引き上げることを要求する』との意見広告を1600人を越える市民の賛同を得て掲載したジョセフ・ガーソンさんから『アメリカでも大きく報道された』と成功を祝うメールが送られてきた」と報告しました.
 日本政府は,沖縄・名護でのサミット開催で「平和は軍事力で維持されている」との立場で,根強い沖縄県民の「反基地」の意識と運動を封じ込め,「基地との共存を」を認めさせようとしましたがその意図は完全に打ち破られたのでした.
 これからも政府は,執拗に辺野古への新基地建設を強行してくるでしょうが,沖縄県民は国内外の共同を広げ,その目的をうち砕くことでしょう.

九九九より びっくりしたのが,全教新聞に写っているの写真.「長野高教組」の幟が見える.その奥には「全労連」また,別の写真の横断幕の下には「東京・・・」と書いてある.この「人間の鎖」運動.沖縄県民が自ら起こした運動ではない事がはっきりと読みとれるのです.
 このような動員は,どのような手順で行なわれるのか,復習(前に,別のページで書いたような気がするので)しておきましょう.まず,全教(中央組織)から,県教組に動員が割り振られます.県教組は各県の支部に,支部は学校分会に割り振られていきます.当然,沖縄教組が一番多いでしょうが,全国の「左翼思想の持ち主」が集結するのです.
 ある時は沖縄,ある時は広島,またある時は国会議事堂前と,左翼が集まることの出来るのは,中央から「旅費と日当」が出ているからなのです.つまり,沖縄観光旅行の旅費を「全教」が出してくれるのです.こんな「おいしい話」はありません.集結した「同士」は県教組の幟を立て,「長野県から来てるんだぞ.ちゃんと,旅費もらったお礼に幟立ててPRしたからな!」となるわけです.「沖縄県民が基地を拒否しているから,俺たちは手伝いに来たんだぞ」という,本来の目的を脱線し,「全教等の左翼勢力が基地を拒否しているんだから,沖縄県民も手伝え」という,本末転倒の運動に成り下がってしまっているのです.
 親切にも「組織の違いをこえ広範な労働組合や平和,民主,市民団体」が集結したと書いてあります.当然ながら,全教と同じように,動員されてきた「同士」なのでしょう.中には,カンパを募って旅費を捻出してきた団体もあるでしょうが決して「個人個人」が「自分の意志」で参加したわけではないのです.


前のページへ