計算機、ソフトウェア、数理に共通して開講される数学の授業は、次の12講があります。
数学A・・常微分方程式の授業
数学B・・複素関数論の授業
数学C・・フーリエ解析の授業
数学D・・代数学の授業
統計数学A・・基礎からの統計の授業
統計数学B・・統計数学Aをさらに発展させた授業
計画数学A・・実験計画法、分散分析といった少し進んだ統計の授業
計画数学B・・様々な最適化について学ぶ授業
応用数理A・・確率論の授業
応用数理B・・ベクトル解析の授業
応用数理C・・フーリエ解析のもう少し進んだ授業
応用数理D・・微分方程式の差分化、流体の方程式について学ぶ授業
単位の取りやすさという観点から見ますと次のようになると個人的に思います。
1位 <応用数理B(6セメ)>
シラバスには試験50点出席50点と書いてありますが、二回しか出席せず試験が5割程度でも単位がもらえた人もいます。試験も4問中2問は過去問からでますので対策は非常にやりやすい。評価基準は極めて甘いといえると思います。
単位を取るのに必要な時間は
授業に出席する時間・・180分
試験勉強・・180分
合計6時間くらいで単位が取れます。ただし、Sが欲しいなら全出席する必要があります。
2位 <計画数学B(5セメ)>
ランダムで出席を取られますので、出席はしましょう。試験はそこそこ難しいですが、140点中60点取れば合格ですので何とかなります。毎年6問構成で、2問はほぼ毎年同じ問題が出ていますので、対策もしやすいでしょう。
3位 <数学B(3セメ)>
授業に出る必要は必ずしもありません。出席はとらないので。試験は教科書の例題レベルで難しくないです。ただ複素関数論自体はそこそこ難しいのでそれなりに勉強しないと単位は取れません。
4位 <数学A(3セメ)>
これも数学Bと同じで、授業に出る必要は必ずしもありませんが、授業に出ないならその分自分で勉強する必要があります。複素関数論とは微分方程式はまだ1年の解析の延長という感じがすので取り組みやすいかもしれませんが、試験はかなりのボリュームで難しいのでかなり勉強しないといけないでしょう。
5位 <数学C(4セメ)>
これも出席はないです。ただたまに試験に出るような問題をプリントで配ってくれるので、ある程度出た方がいいかも。
フーリエ解析もなじむのはそれなりに時間がかかりますし、数学A,Bを理解していないと解けない問題が試験にでます。
6位 <数学D(4セメ)>
かなり抽象的な授業で、独学はたぶん無理です。出席する必要があります。試験は過去問をやれば大丈夫ですが。
7位 <統計数学A(5セメ)>
授業自体はあまり難しくはありません。1年の時にある程度統計を勉強していれば楽です。ただ評価基準はかなり厳しいですし、試験には意表を突く問題も出ます。なので数学A,B、C、Dよりも低い順位にしました。
8位 <統計数学B(6セメ)>
これも統計数学A同様授業自体はあまり難しくはありませんが、評価基準は結構厳しい。
9位 <計画数学A(4セメ)>
これはまず全出席が単位取得のための必要条件です。授業中に演習が三回くらいあってこの時に出席していれば大丈夫ですが、演習がいつあるか分からないので全部の授業に出席する必要があるのです。1限ですし、1回でも休むと単位取得が危ぶまれるのでこの順位にしました。
10位 <応用数理A(5セメ)>
かなり難しいです。統計の知識があることは前提です。出席はあまりとりませんが、授業に出てちゃんとノートを取らないと試験勉強がやりにくいです。
また1限ということが単位取得をさらに厳しくしているような気がします。ただ試験は6割できなくても単位は出ます。
11位 <応用数理D(6セメ)>
教科書がありませんので、授業に出席してノートを取る必要があります。さらに、試験はそこそこ難しいですし、6割取らないとばっさりと落とされるので単位取得はかなり困難と言えます。
12位 <応用数理C(5セメ)>
授業の難しさは半端ないです。数学A,B,Cの内容がきっちり理解できていることは大前提です。試験も授業中に1時間くらいかけてやった証明がそのまま出てきたりとかなりの難度です。
注意:
試験勉強に必要な時間は個人によって大きく異なると思います。なので2位の計画数学Bの単位を取るしんどさを10とした時、他の授業のしんどさはどれくらいになるかを書いてみたいと思います。
1位 応用数理B(6セメ)・・3
2位 計画数学B(5セメ)・・10
3位 数学B(3セメ)・・12
4位 数学A(3セメ)・・12
5位 数学C(4セメ)・・13
6位 数学D(4セメ)・・13
7位 統計数学A(5セメ)・・15
8位 統計数学B(6セメ)・・16
9位 計画数学A(4セメ)・・18
10位 応用数理A(5セメ)・・20
11位 応用数理D(6セメ)・・25
12位 応用数理C(5セメ)・・30
なお、1位の応用数理Bでも内容自体は結構難しいです。決して楽勝ではないのでなめないように。