素人建築顛末記(その1)(構想から屋根たるきまで)

 

< 目 次 >

(1)

倉庫兼店舗の構想

(2)

水盛り、やりかた

(3)

基礎

(4)

土台と大引き

(5)

床根太

(6)

荒床

(7)

壁の製作

(8)

壁の立て起こし

(9)

他の壁

(10)

壁の固定(頭つなぎ)と梁

(11)

屋根梁とたるき
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(1) 倉庫兼店舗の構想

構想というのも大げさですが、作業前に考えたことは次のとおりです。

狭山市青柳にある作業所の脇にあった駐車スペースを利用して建築する。
建築確認申請の不要な10u以下の建築面積にする。もっとも最初の条
件をクリアーしようとすると自然にこの条件もクリアーできてしまいます。
基本的に一人で建築作業が可能なものにする。
極力建築コストを抑える。
労力は自らが負担するので要は材料代の節約のことです。
倉庫のみならず店舗も兼用するので、ある程度の体裁は整えること。

平面寸法がわかる土台・根太配置図を下に紹介します(汚い図面で恐縮です!)
平面寸法は壁外側で2,275mm×3,640mm、したがって面積は約8.3u(2.52坪)、
10u以下になり、建築確認申請は不要となります。

 

(2) 水盛り、やりかた

★ 水糸を張って基礎ブロックの輪郭と高さを確定します
(@、A、B)。
★ 水平の出し方は、昔ながらの連通管方式(ゴムホースとペットボトルで自作)です。

@ 水糸の設置状況

Aブロックの位置決め

B 建築用地全景

 

   

   

(3) 基礎

★ 基礎はブロックを砕石基礎の上にコンクリートで固定する方式です。基礎ブロックをコンクリートで固定し、土台のL形アンカーボルトをブロックの穴に固定します。(@、A、B)
★ 土台に渡される大引き(先ほどの汚い図面中、黄色の部材)を中間で支える束の基礎は砕石の上に均しコンクリートで施工(C)

@ コンクリートで固定されたブロック

A アンカーボルト固定状況

B 固定されたアンカーボルト

C 真中に見えるお饅頭は束用の均しコン

 

 

(4)土台と大引き


★ 土台は基礎の外周とそれらを十文字に連結するよう配置しました(@、A)。

@ 土台と大引きの交差部

A 土台と大引きの完成

 


(5)床根太


★ 根太は2×4材で構成しますが、その後床板の継ぎ目が乗る部分は2×4材の横使い、その他は縦使いします。
★ それぞれ受け金具も使い分け(横使い用は@、縦使い用はA)
★ 根太に防腐剤を塗布すると根太の完成(B、C、D)。

@ 2×4材横使い用受け金具

A 2×4材縦使い用受け金具

B 根太の詳細

C 根太の完成

D 基礎&土台の全景

 
 
 

(6)荒床


★ 根太の上に12mm厚合板(910×1,820mm)を千鳥に配置し、75mmの釘で根太に打ち付けます(@、A)

@ 荒床の詳細

A 荒床の完成
以下の作業は全てこの床の上で行います
2×4建築の作業場がやっとできたという
ことですか!やれやれ、、、、、、、、、、、

 


(7)壁の製作


★ 荒床の上で、枠材(2×4材)に9mm厚構造用合板(910×1,820mm)を75mmの釘で打ち付け、組み立てます
(@、A)。

@ 合板取付け前
A 壁の製作完了
 


★ 壁が一枚組みあがるごとに立て起こしを行います。
、、、なにしろ立て起こしをしないと次の壁を製作するスペースがありません。
★立て起こし前に、つっかい棒(@)や滑り止め(A)を準備します。
★立て起こしは一人でも可能ですが、残念ですがつっかい棒の設置が無理です。この時ばかりは女房殿にお出ましいただきました(B、C)。


@ つっかい棒
立て起こした時にすばやく仮固定する
ためのつっかい棒を準備します。

A 滑り止め
立て起こしの際、壁下端が滑らない
ように、土台に木っ端を取り付け、滑り止めに

B 壁立ておこし後
@のつっかい棒の他にさらに外枠を設置

A 起こされた壁の側面
壁はまだまだある、、、、

 


(9)他の壁

★ 壁を立て起こすたびに、下げ振り(@)を用いて壁の鉛直度をチェックします。
★ 壁の荒床への固定は、重要部分(コーナー部など)は75mm木ねじで、その他は75mmの釘で固定します(A)。
★壁が順次完成すると、段々小屋らしくなっていきます
(B、C、D)。


@ これが下げ振り?!

A 荒床&壁同士の結合

B 南側の壁に続いて北側が

C 奥の妻壁完成
壁の小さい穴は、後に円形のはめ殺し窓
になる予定

D 入り口の脇壁完成
 

 


(10)壁の固定と梁

★ すべての壁が起きたら、2×4材横使いで上部を一回りさせ、壁同士を固定します(@、A、B、C)。
★ 小屋中央には屋根梁を受ける柱が必要ですので、中央に梁を固定します(D、E)。梁は2×4材をアンコを含めて3枚重ねとしています。

@ 頭つなぎ奥の妻壁と南側壁
A 正面入り口部の頭つなぎ

B 南側からの遠景

C 入り口上部の詳細

D 梁の詳細
後ろの屋根は作業所(コンテナハウス)の屋根です

E 壁つなぎ材の上に固定された梁

 

(11)屋根梁とたるき

★ 壁や梁の上に柱を立て、柱上部の切り込みに屋根梁を固定します(@、A)。
★ 赤松のたるき材(40×45mm)を取付ければ屋根の形が完成
(B、C)。

@ 妻壁の上の柱と屋根梁とたるき


A 梁の上の柱と屋根梁とたるき

B 軒先部の詳細
C 屋根たるきの取付け終了