皆さんはシャトルシェフという調理器具をご存知でしょうか?シャトルシェフは保温ナベで、サーモスという会社の商標です。他社からも同じような商品は出ているのですが、私が最初に目にした保温ナベで現在も使用中、という理由からここに登場させました。
「ふーん。で、保温ナベって何?」
そうおっしゃる方の為に簡単に説明します。保温ナベとは、巨大な魔法ビンの事です。魔法ビンですから、保温するのに電気を使いません。シャトルシェフもそうなのですが、保温ナベは普通、内ナベと外ナベの2ナベで構成されています。内ナベはどこにでもある普通のナベですが、外ナベは内ナベが丸ごと入る、保温機能付きのナベなのです。使い方はいたってシンプルです。図を使うまでもないので、文章にしてみました。ちなみに私は1→2→3の数分後に、もう一度この行程を繰り返します。その理由は、1回目は冷えている外ナベを温める回、と考えている為です。少し手間ですが、この方法でより長い時間、高い温度を保つことができます。
さて、私がこの品をお勧めする理由なのですが、大きく3つあります。そのひとつめは シャトルシェフが『時間をくれること』です。これは、私が自由に使える時間を増やしてくれる、という意味です。自宅で一番登場回数の多いカレー(インスタントですが…)を例にしてみましょう。
カレーが出来るまでの煮込みは普通、2段階に分かれていますね。まず、ルウを入れない状態で具を煮ます。そして、具が軟らかくなったらルウを入れてとろみがつくまで煮込む、と、これが通常の作り方です。箱の裏に載っている作り方も、大体各社共通です。ところが、シャトルシェフを使うと、これを2段階に分ける必要が無くなります。ナベが沸騰したら、ルウを割り入れて、外ナベに入れて終わり、です。後はシャトルシェフが勝手にやってくれますから、その後の時間は自由に使えます。つまり、朝仕込んで外出、夕方帰宅してすぐに食事、なんてことが可能なわけです。画期的ですよね。ですから私は、仕事を持ち、かつ家事もやっているような忙しい人に、ぜひシャトルシェフを使って頂きたい、と願うのです。別にサーモスの社員ではありませんが。
次の理由は『安心できること』です。料理をする人なら一度はナベを焦がした経験があると思います(当然私も)。時間がかかる煮込み料理をしていると、ついその間に何かやりたくなってしまいます。で、ついそっちに気をとられてしまい気が付くと…、というパターンですね。あれは後処理が大変だし、第一凹みます。でもシャトルシェフを使い出してから、それが無くなりました。待つ時間が『ナベが沸騰するまで』になったからです。いくらせっかちな私でもその位は我慢できます。又、外出直後、火の始末が気になったことはありませんか?私はそれでも一度、土鍋をダメにしました。まぁ、出かける直前に火を使わないに越したことはありませんが、料理を長時間置きっぱなしにする前に、一度火を通しておきたい、と考えるのが人情です。しかし、それが最初に述べた不安につながってしまいます。そこでシャトルシェフです。(別に社員ではありませんので…)シャトルシェフを本来の使い方で使えば、その心配はほぼ解消します。事実、私の場合は外出時の火の不安が無くなりました。おそらく、内ナベを外ナベに入れるという行動が、ナベを火から降ろしたという記憶を残り易くしてくれるのだろうと思います。
さて、最後の理由は『節約になる』ことです。このページの初めに述べたように、シャトルシェフは電気やガスを必要としません。ですから単純に家計の節約に役立ちます。しまり屋の私には嬉しい限りです。さらに大きく考えると、燃料資源の節約につながり、ひいては地球温暖化の防止にも一役買う、ということにもなります。自分も嬉しいし、他の人や、野生のパンダも喜ぶ。まさにいいことづくめです。
そんな訳で、私は事あるごとにシャトルシェフを勧めています。お祝い事に贈ったのも1度ではありません。こうなってくるともう布教活動ですね。それほどシャトルシェフを支持している私なのですが、不満が無い訳でもありません。現在私が使用しているのは初期型だと思いますが、最近売っている型は、外ナベのフタがバネ撥ね式じゃ無くなっています。そこが唯一の疑問で、同時に不満です。バネ撥ね式のフタは両手が塞がっているとき便利なのに…。開発の人は料理をしない人なのでしょうか?いつかサーモスさんに問い合わせてみたいと思っていますが、まぁ、今回はこのあたりで。
2005/05/13