遅れて十一時をすぎ小山へつきバス乗り場へ行ってみるとなんとバスは十時三十五分発であり、もう行ってしまった後であった。その上次のバスは十三時発であった。それなら楽法寺へ行こうかと迷ったが栃木は蔵の町なので、のんびり観光することにして待つことにした。
駅前の道をまっすぐ行き銀行を右手に見て行くと川が見え右へ曲がり川沿いに歩くがまったく観光案内所やパンフレットを駅で貰うのを忘れてきてしまったので右も左もわからないが、他の観光客の後ろを追って行く。途中川を渡り反対側の川沿いの道を歩き途中右手に塚田歴史伝説館なるものがあったが、入らずに歩き対岸に蔵があったのでまた川を渡り対岸に行き見てみると横山郷土館であり中を見せてくれるようであったが丁度閉館日であった。ここで観光案内板なる物を見つけ近くに洋館風の建物である市役所があるので行ってみると綺麗である。しかも実際に使っているらしく数枚写真に写しとく。次に山本有三記念館へ行く。自分は旅先で美術館や博物館等は入ることにしているが、あまり自分のためになっているのか悩むほど頭に入らない。たんに自分に入れようとする気がないかもしれないがもっと真面目に見るべきであると思う。近くに蔵の町観光館なるものがありパンフレット等貰う。次に例幣使街道方向へと歩き岡田記念館を見るがやはりあまり頭に入らない。見る気があるのになぜ入らないのだろうか?バスの時間も近づいて来たのとご飯を買うため駅方向へと歩く。しかし回りにはコンビニ等なくデパート前から十三時数分に出流観音行きのバスに乗る。
車内は女子校生二人におばさん三人しか乗っておらず途中でおばさん一人と自分を除き下りてしまう。対向車と擦れ違いしにくい道をトラックがひっきりなしに擦れ違いながらだんだん山中へ入って行くと突然石灰産出地の中に迷い込み十三時四十五分に乗客二人のバスは出流観音バス停へつく。おばさんは地元の方のようでお寺とは反対方向へ行ってしまい、自分は運転手と待っていた乗客と少し話し歩き出す。まだ昼食を食べていないので途中そば屋へ入りそばを食べる。
出流観音へつき奥の院へと歩き出す。途中ピンク色のかわいらしい花が群生しているのを見ながら奥の院前に着く。滝があり水に触れれるので触ってみるととても冷たいここまで坂道だったので心地よい。奥の院へはここから階段を上り着く。また汗をかくが今度は奥の院の鍾乳洞に入り涼む。奥の院には鍾乳石を奉っている。階段を下り聖天堂へ行く道を歩くがお堂は見えているが一歩手前で道が崩れ行けなく奥の院下まで戻りまた滝の下の水で涼み下り本堂までつくがまだまだバスの時刻まで一時間あまり残っている。ここに居てもしょうがないのでバス停へ行くがまだまだ時間があるのでベンチで本を読み待つが突然強風が吹き始める。
十六時三十五分、誰も乗っていないバスが着て十六時四十分、乗るが乗客は自分一人である。運転手と話し乗っていると突然強い雨が降ってくる。途中のバス停でやっと雨の中待っている人がいて乗ってくる。栃木駅へつくと雨は小降りになっていた。列車は十分前に出たばかりであった。せっかくなら列車の時刻にあわせるべきではないのだろうか、しかし乗客はあまりいないのに巡礼者のために走らせて貰っているのそんなことは言えないか悩み、二十分あまり待ち小山へ出て東北線に乗り換え帰る。