2002.03.25日(月) 三十三番那古寺
本日は坂東結願の寺である那古寺へ行くことを考え、九時十八分大宮発湘南新宿ライン大船行きに乗る。車内はサラリーマンが多く満席であり、自分は先頭車両に乗り前面展望を楽しんで行くことにする。そもそも那古寺の下車駅である那古船形駅へは武蔵野、京葉、内房線へと乗り継いで行けば早いと思うが今回は一風変わった行き方で行くことにしこの列車に乗ったが東北、高崎線より埼玉の中心地である大宮を通り(浦和は残念ながらホームがなく止めれないが)東京の中心地である池袋、新宿、渋谷を通りこし神奈川県の中心である横浜を通り大船や逗子、果ては東海道線に入り小田原駅まで走ることは、乗り換えの不便さを解消する以上に時間も短縮され非常に評価ができる運転である。そもそもこのような列車が走る以前より新宿始発の特急列車等(踊子号など)は山手貨物線(埼京線や湘南新宿ラインが走っている線路)より品鶴貨物線(現横須賀線が走っている線路)を通り熱海駅まで走っていたのでむしろこの湘南新宿ラインが出来るのは遅すぎたのではないだろうか?本題より外れるのでこれまでとするが最後にバリアフリーの観念からもJR東日本にはもっと貨物線を活用して乗り換えの不便さを取り除く列車を走らせて欲しい限りである。
列車は池袋、新宿と止まって行くが一向に車内は空かず横須賀線に入り、やっと十時二十五分横浜で座席に座れる。車窓には桜が満開で途中幾度となく桜を見に下りたいと思ったが結局、十時四十三分終点の大船へ着く。ここで横須賀線に乗り換えだが接続は良く。十時四十七分発久里浜行き列車に乗り換える。車内は満席で今回も立つはめになるが二駅目の鎌倉駅へ停車すると車内のほとんど全ての人は下車し今までの喧噪が嘘のように車内は静かになる。発車してから考えるが鎌倉で下り三番札所である安養院へ行こうかと思ったが先を急ぐことにする。
十一時二十四分、終点の九里浜駅へ着く。次は九里浜港から船に乗るがバス停へ行ってみると港行きのバスが二十三分にあったようである。折角なら待って欲しいと思うが、しかたなく京急線の駅へ行ってみると今度のフェリー乗り場行きは二十分後の十一時五十一分である。周辺をうろうろしお昼御飯を買いバスに乗り十二時三分フェリー乗り場へ着く。次の出航は二十五分なので十分ほど時間があるが座席で出航を待つ。
船に乗るのは三年ぶりである前回は関西地方を旅行した折に明石港より淡路島へ行き関西国際空港へ行った時以来である。前回乗った時、淡路島より空港までで多少酔ったが今回は時間も四十分ほどなのであまり酔った気はしなく対岸の房総半島の金谷港へと入る。ちょうど遠くに館山方面行きの列車が見える。船の到着は十三時であり港近くの浜金谷駅の発車時刻も十三時である。少なからず館山方面へ行く乗客もいるのであり、また次の列車は一時間後の十四時四分発であり九里浜駅ではJRも京急も十数分間隔であるので接続は考えなくても良いがこちら側では一時間間隔で運転しているので船と列車の接続はできないのだろうか?しかたないので時刻表を見て考えた結果、上り列車は十三時四十三分にあるので一つ東京寄りの竹岡駅までで行くことにし、海を見て時間を潰し乗る。
十三時四十八分、隣駅の無人駅の竹岡駅へ一人下り着く。次の下り列車は十四時であり十分ばかし駅周辺を歩こうかと思う。駅は丘の上の方にあり道端にネコが多い急な坂を下りると国道に突き当たりその先に海が広がっている。時間もなくなったので駅へ少し急ぎながら坂道を上がり駅舎へ入ると列車が来て乗る。途中、右手に海が見れるが空いてた席は山側であった。しかし今時分走って暑いので日が当たらなく良いと思い十四時二十八分、目的地である那古船形駅へ着く。
この駅で下りるのは久しぶりである。駅前の道を歩き突き当たりを左折しJRの下を潜って行くと十四時四十分、那古寺へ着く。ちょうど御開帳であり始めて本尊を見、お参りする。結構参拝客は多く次に寺の裏手へ上り海を撮りに行く。ちょうど太陽が雲に切れ間から差しており綺麗であるが何か物足りない風景でもある。もう少ししたら太陽が海に反射して綺麗な写真が撮れるのでは、前回来た時に自画自賛であるがこの近くで素晴らしい写真が撮れたので後で行くことにしバス停へ行く。次のバスは十分後の十五時半発であるのでベンチで待つ。バスの本数は綺麗に四十分間隔で運転されており待たずにまた覚えやすく利用しやすい。今年の二月にバス事業の規制緩和が行われこの当たりでも数路線が廃止されているが館山日東バスは良くがんばっており応援したくなる。そもそも自分の考えであるがバスや鉄道は一種の公共施設でありまた福祉施設であるからして、国がもっと援助するべしであり規制緩和はどうであろうか?
バスは少し遅れ三十六分に来て乗る。次は崖の観音を目指し十五時四十五分、崖観音前バス停へ着く。遠くに崖にへばりつくように赤いお堂が見える。お墓の中を抜け階段を上って行き着く。ここも先ほどの那古寺裏の景色と同じく素晴らしい。ちょうど太陽も低くなって来ており観音堂を下り海辺へ行く。まだ少し高く夕景ではないが海に反射して綺麗であり何時の間にかフィルムを使いきっていた。
ちょうど列車も五十二分にあるのでゆっくり駅へ戻り途中、スーパーであんぱんを買い四十分前に着く。駅にはネコが二匹おり木造の駅舎と共に写したいがなかなか難しく列車の時間が来てしまい十六時五十二分千葉行きの列車に乗る。ちょうど夕日が海に落ちそうであったが何時の間か雲が出て来て隠れてしまい暗くなって行く。十八時二十七分蘇我駅へ着き京葉線に乗り換え帰る。
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