2001年10月02日(火) 第一回(一番札所四万部寺〜十一番常楽寺)

 数年前に秩父巡礼は終わり、つい数ヵ月前に坂東巡礼が終わった。こんどは秩父巡礼を一番から順に廻りたいと思っていた。そんなことを考え秩父に行くことし朝九時に家を出る。

 今度の列車は十時一分発小手指行きがあるので乗り数分、十時十四分終点小手指駅へつく。ここで二十七分発の列車に乗り換えだが、なんと六分早い飯能行きの列車なら飯能乗り換えもすぐで十一時半に西武秩父へ着くがこの列車は飯能乗り換えは三十分ほど待ち西武秩父着は十二時七分である。しかも西武線ではなく東武線で行っていれば本日の下車駅の黒谷駅には十一時三十一分に着くことが判明し一瞬行くのを悩むが小手指止りの列車を数本見ているうちに決心を固め行くことにし十時二十七分、飯能行きに乗る。

 十時四十五分、飯能駅に着いたが前述した通り次の西武秩父行きは三十分後、十一時十七分発なのでホームに三十分間居ても暇なので駅員に暇なので外へ出てもいいか?っと聞くと良いとのことで駅舎を出てぶらぶらする。規則等によれば違反かと思うがだめと言うならもっと本数増やせと言いたく駅舎外へでれ嬉しく思う。けっこう待っている人もいるので西武鉄道では飯能駅での途中下車制度等作れないだろうかと思う。

 十一時十七分、西武秩父行きに乗る。彼岸花を撮るため高麗駅までは最近乗ったが高麗以北に乗るのは去年の紅葉の時期に乗って以来約一年ぶりである。楽しく窓の外を眺め正丸トンネルも短く感じ十二時七分、西武秩父駅へ着いた。 予定なら秩父鉄道に乗り換え黒谷駅より一番札所へ向かって歩きたいが前述した通り時間がかかりすぎているのでバスで行くことにしバス停に行って見ると運良く二十三分に皆野駅行きがあるので昼時でもあり発車時間までコンビニ等で昼ご飯を買いたいが駅周辺には見当たらなくしかたなく来たバスに乗る。

 十二時四十八分、バスは一番札所前に着いた。お参りしすぐにまだ一度しか行っていない二番札所へと歩き出す。二番へは約五年ぶりである。前回は雨が降っていたが今回は昨日雨が降っていたらしく地面が濡れている。本日は十月なのに気温が三十度近くあるらしく坂道を歩いていると汗が出てくるが周りの木々や近くの小川、そして昨日の雨のためか立ち止まると涼しい。途中、子猫らしいのを遠くに見つけながら歩くこと三十分、十三時二十二分、二番札所へ着いた。

 二番札所は無住で秩父札所で一、二を争う難所ではないだろうか?訪れる人も少ないらしく前回はお堂で車巡礼の人に出会ったが今回は道中でもお堂でもまったく人に会わない。お参りし前回同様本堂に腰掛けて休む。しばらく休むと本当に秋風が涼しく気持ち良い。汗も引き十三時三十分程にお寺を出る。今度は三番へ向けて坂道を下りていく。椎茸栽培か?ビニールハウスを見ながら有名な大きなキンモクセイの匂いを嗅ぎながら途中小川に下り涼みまだ昼食を食べていないので三番で食べようと思いコンビニに入りおにぎりを買い、歩き十四時七分三番に着いた。

 三番ではおばさんグループが楽しげに昼食を食べていた。自分は観音堂前でご飯を食べる。その内に笑い声が消え寂しくなる。ゆっくりご飯を食べながら観音堂を見、前回、前々回とここから聖地公園を抜け十八番方面へと抜けているが今回は四番方面へと歩き出す。途中、先ほどのおばさんグループを抜かし十四時二十八分、四番札所へ着く。

 四番は秩父札所中で一番有名な寺である。境内には石仏が多くあり自分も何回かは石仏の写真を撮るために来たことがある。今回は巡礼のために来たのであまり写真を撮らないと言いたいが写真を撮っている間に何時のまにか先ほど抜かしたおばさんグループは来てお参りを終え行ってしまっていた。十四時四十二分、自分も次の五番へ行くため歩き出す。またまた先ほどのおばさんグループを抜かし十四時五十六分、本堂下を工事している五番へついた。

 五番はこじんまりしたお寺で寺横のベンチではおばあさん達が雑談していた。前述した通り工事をやっているので本尊は納経所の長興寺に存るとのことで先ほどのおばさんグループを遠くに見ながら行き、六番方面へと歩く。秩父の象徴である武甲山の無残な姿を正面に見ながら、小学生の下校に紛れながら歩いていると何故か無性にりんごジュース(しかも昔あった黒い缶入りの)が飲みたくなったので飲んでいると十五時三十二分、先に七番札所へ着く。

 今回は順番通りとしているが目の前なのでお参りし十五時四十三分、六番へ着く。境内からは真新しいお地蔵さんの後ろに武甲山が見える。戻り、六番へと行きたいが途中で八番への案内が出るので迷うが元々七番は江戸時代まで八番の近くの根古谷地区にあったのと六番も七番も近くと言うことで省略し戻らず行くと十六時八分、八番へ着く。

 八番は所々に飲酒者入場禁止や境内納経者以外撮影禁止等々うるさく書かれており、そんなこともあるのかあまり好きな寺ではない。なして苦しみながら歩いて来る巡礼者を暖かく迎えてくれないのだろうか?そんなことを書かなければ駄目な世の中になってしまったのだろうか?あまり長居をせず九番方面へと歩き出す。途中、可愛い犬や雄大な武甲山、斜光を浴びながら走る西武線を見ながら歩くこと十六時四十二分、九番札所へ着いた。

 九番をお参りし途中で毎回この辺りへ来たら遊ぶ線路沿いの民家の犬と今回も遊び十六時五十三分、西武線横瀬駅へ着く。本日はそもそも出るのが遅かったのでもう陽が落ちそうである。ちょうど列車も五十七分にあるが予定なら十一、十二番まで行きたいので歩き出す。途中、道端で遊んでいる小学生に挨拶をされカルチャーショック的な物を感じながら秩父の良さを思い、十七時十六分、十番へ着く。

 時間は遅くなっていても納経所へ行かないので良いが夕闇が迫っているので急いでお参りし十一番へと歩き出し十七時二十八分、遠くの山に太陽が沈むころ十一番札所へ着いた。本日はここまでとし西武秩父駅方面へと歩きだし辺りが暗くなった十七時四十七分、西武秩父駅へ着いた。

 次の列車は十七時五十六分である。本日は平日の火曜日であるが親子連れが数組列車を待っている。微笑ましい光景を見ながら十七時五十三分、折り返し飯能行きに乗る。車内はセメント工場に勤めている方か数人サラリーマンが乗っている。本日は出るのが遅かったが予定の十一番まで廻れ良かったと思い家路に帰る。

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