CD型アコードクーペ(CD7/CD8)は、クーペの需要が大きいアメリカ市場向けにホンダのアメリカ拠点・米国HAM(ホンダ・オブ・アメリカ・マニファクチャリング)で生産され、日本での販売は94年3月より開始された。
当時、基本性能を高めながら安全・環境・燃費などを一層向上させ高い評価を得ていた新型アコードのセダン(CD3〜CD6)とともに、ワゴン(CE1/CF2)と併せアコードシリーズとして同時に日米で企画開発された車である。
効果・効率を追求した開発体制とともに、洗練されたエクステリアデザインをはじめ、優れた安全性や先進の環境対応、爽快な走り、快適な居住空間などを実現し、高いバリューフォーマネーを達成していた。
アコードのクーペモデルとしてはCA型クーペ・CB型クーペに続く3代目となり、ホンダのお家芸である2.2LのVTECエンジンを搭載、熟成の進んだ高性能シャーシとダイナミックなボディスタイル、シックで落ち着いたインテリアとがあいまって、スポーティにもラグジュアリーにも対応する懐の広いクーペとして仕上がっている。
販売開始から10年を経過した今でもその魅力は色褪せず、我々CDクーペ乗りを魅了してやまない素敵な車なのである。
96年1月のマイナーチェンジを経て、97年8月に生産終了となって以降「アコードクーペ」の名を冠した車は日本では発売されていない。
以下、販売開始時のプレスリリースより抜粋。
<主な特長>
● 知性的で力強く、スポーティなスタイリング
優れた空力特性と快適な居住空間を両立させながら、2ドアクーペの精悍に流れるのびやかなフォルムを実現し、さらに、全面グリーンガラスやデュアルエキゾーストなどにより、スポーティで洗練されたエクステリアとした。
● 快適でゆとりある居住空間
上下を2分割し色調を変えたツートーン・ラップラウンド・インテリアを採用し、包まれ感と解放感を両立した広々とした室内を実現。
とくにクーペは、スタイリッシュなフォルムながら、ゆとりある後席の居住空間を確保している。
● 全方位安全設計ボディをはじめとした高い安全性能
基本骨格の剛性を高め、クラッシャブル構造や高剛性キャビンを採用。
さらに、ドア内部に衝撃吸収パッド&プロテクターや高強度ドアビームを採用した、全方位安全設計ボディを実現。
クーペSiRには、運転席SRSエアバッグシステム、ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)、軽い衝突の際、衝撃を効果的に吸収する5マイルバンパーを装着。
● 爽快な走りを実現するメカニズム
一層の高出力と低燃費を両立した2.2L新VTECエンジンをクーペ2.2Viに搭載。
また、クーペの日本専用タイプSiRには、最高出力190馬力の全域高性能
2.2L DOHC VTECを採用。
より人間の感性に近いシフト感覚をもたらす独自のAT変速制御システム、プロスマテック
(タイプII)を全タイプに採用。
4輪ダブルウイッシュボーン・サスペンションを採用。
しなやかな乗り心地と優れた操縦安定性を高次元で両立。
● 充実した装備類
全タイプに、オゾン層を破壊しない新冷媒HFC134aを採用したエアコンディショナーを標準装備。
(クーペの右ハンドル仕様車はフルオートタイプ)
クーペSiRには、アルミホイールやサンルーフを標準装備。
全タイプに、AM/FM電子チューナー+カセットデッキを標準装備。
とくに、クーペSiRにはオーディオメーカーのBOSE社によって専用チューニングされたホンダBOSEスペシャルサウンドシステムを採用。
私ことGataがアコードクーペの存在を知ったのは98年の春、当時スポーティワゴンブームの中で某レガCと並び爆発的人気を誇っていたアコードワゴンの陰でアコードクーペはひっそりと生産を終了しており、既に隠れた名車となってしまっていた。
新車で手に入れる事は叶わなかったが、中古車雑誌を読み漁り、中古車検索サイトをチェックしまくった結果、現在我が家には前期型CD7と後期型CD8が仲良く並んでいる。
「なんせアコードクーペだし。カッコイイに決まっとるがぁよ」
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