奥 の 院

4月の25日、再び朝熊山奥の院を訪ねました。
高いところにあるせいかひんやりとした日でしたが、それでもお参りをする人はありました。
やって来たのは藤真寿 (トーマス)の塔婆に御参りするためです。

前回紹介しませんでしたが入口にはこのような門と案内図があります。
昔に比べると規模は大きくなっています。
この門の外にも建てられるようになっています。
この地方の人口は増加というより減少していますが塔婆を建てる伝統だけは廃れられないようです。

藤真寿 (トーマス)の塔婆は一番小さな大きさでこのような中に建てられていました。
大きいものでもなかなか見つかりませんが、小さいものはそれ以上に見付けるのが大変です。
勝手につけた戒名ではなく一応中北藤真寿 (トーマス)としました。
家から妻が持っていった花をたむけました。

奥の院の前に古い茶店があります。
私の知る限りでは少しも変わっておりません。
登ってきた人の休憩所として立てられたようです。
窓からは伊勢湾が見えます。

茶屋の前には二つの石碑が立っています。
一つは「富士見台」もう一つは写真では読めませんが肉眼でかろうじて読める句が刻まれています。
富士見台とは? 富士山が見える?
その通りで見ることが出来るのです。但し書きがつきますが。
気象条件が揃えばということです。
同じように朝熊山展望台からも見ることが出来ます。
私は一度だけですが見たことがあります。
見えるとなると展望台では当時放送で知らせていました。

碑に刻まれている句です。
一休禅師といえばあの誰でも知っている「一休さん」。
南北朝時代のひとですからやはり歴史を感じさせられます。
私事で申し訳ありません。
今週、白内障の手術を受けました。
退院したところで保護のため金網を来週までつけていなければならず、
洗顔・洗髪も出来ない状態です。
そういえば、トーマスも晩年電柱にぶつかったり、足を踏み外したり、あげくは溝に落っこちたり。
やはり目が見えなくなってきていたのではと思います。
歳とともにいろいろなものと付き合っていかなければならないなあと思っています。