(トップページ)Aim at the World /旅と写真
(前頁)北京周遊ツアー  vol.4 北京
(次頁)さよなら北京  vol.6 北京


vol.5 北京〜市内観光編〜




2002/8/1


北京市内観光

昨日分の最後で書いたように、今日は、Kとは別々に北京市内の観光で、 そのメインディッシュは故宮博物館になります。

故宮博物館は、かつて清の宮殿であった紫禁城を、そのままの姿で博物館にしているもので、 そのスケールの大きさは半端ではありません。

「じっくり見ると、観光に1日以上かかってしまう」という話を聞いていたので、 とりあえずその他の観光地はあきらめる予定でした。 結果から言うと、半日(4時間くらいでしょうか?)くらいで見終わりました。

停留所探し

安ホテルを出て、例の雑貨屋でペットボトルの水(600ml)を購入し、 前門へと向かう路線バスの停留所まで歩くことにしました。

15分ほど歩くと、地図上でバスの停留所がある付近に到着したのですが、 バスの停留所らしきものはどこにも見当たりません。

「これは、やばい」と思い、あちこち必死に探したのですが、僕が乗りたい 17番路線バスの停留所は見つかりません。(他の路線バスのものはありました。)

どうしようもないので、話を聞いてくれ状況を理解してくれそうな若い女性2人組に 事情を説明すると(わずかな中国語・英語・ジェスチャーで通じました)、 しきりに「☆◎>+*%!」というので、メモ帳に書いてもらうことにしました。

書かれた文字は「対面」の2文字。つまり、道路の反対側です。 地図が悪くて停留所の位置が微妙に違う上に、道路の反対側に全く気づかなかったため、 とんだ時間の無駄をしてしまうことになりました。

前門へ

ようやくバスに乗り、ほどなく前門に到着しました(1元)。 前門は、紫禁城の最南部より南に位置する「門」です。 「門」といっても、両側に城壁がある訳ではありません。

ここで、偶然にも自転車に乗ったKに会いました。Kも僕も、当初、自転車による市内観光を考えていたのですが、 ホテルで貸自転車をあつかっていなかったことから、前日の夜に断念していました。 しかし、Kによると、「例の雑貨屋で説明したところ、無償で貸してもらえた」とのことでした。 お互いに写真を撮りあい、再び別れました。
前門(ぼやけているのは、空気が汚いせいです)


毛主席記念堂・人民英雄記念碑へ

前門から大通りを越え、前門とは別の門をさらに北上すると、毛主席記念堂という大きな建物が見えてきます。 この建物内では、毛沢東の遺体が安置されており、一般の観光客でも拝観することができるようになっています。 建物内への見学は、北側から南側への一方通行になっています。つまり、南側から北上してきた僕は、 見学を終えた人たちを初めに見る格好になりました。

建物の北側に回りこむと、人民英雄記念碑が立っており、その下では旗などを持った子供たちが立っていました。 子供たちは、終始微動だにせず、正直なところ、僕にとっては異様な光景に見えました。 子供たちにそこまでさせる必要があるのかと疑問に感じました。

このすぐ横では、一目毛沢東の姿を見ようと、非常に多くの人が列をつくって並んでおり、 その列の長さは凄まじいものでした。当初は、僕も並ぼうかと考えたのですが、 早く故宮博物館を見たいと思い、諦めることにしました。



門(名称はわかりません)




毛主席記念堂(南側)
毛主席記念堂(北側)



人民英雄記念碑






天安門広場・天安門

毛主席記念堂・人民英雄記念碑などがあるあたりの北側が、天安門広場になります。 「天安門事件」で有名なあの広場です。

この広場は、日本では考えられないぐらい広く、非常に多くの人々がたまっていました。 この付近は、非常に厳重な警備がされており、制服を着た人たちもたくさんいました。

この天安門広場と大通りを挟んで北側にあるのが、天安門です。毛沢東の巨大な顔写真が印象的です。 この付近は、大きな広場があったり、建物が少なかったりと、非常に開けた空間が続いているのですが、 それだけに空気の汚さがよく目立っていました。天安門広場から見ると、天安門はかすんでしまっており、 空気が綺麗なら景色ももっと綺麗なのにと残念に感じました。



天安門広場(1)
天安門広場(2)



天安門






いよいよ故宮博物館へ

天安門をぬけると、故宮博物館の入口は目の前です。入場料は60元と、他の観光地に比べれば割高ですが、 それだけの価値は十分あると思います。入口では、日本語での解説テープなども借りることができます。 僕は借りませんでしたが、年配の日本人観光客が借りているのを見ました。 日本からの観光ツアーも多いようなので、それについて行くのも手だと思います。

故宮博物館内についての説明は、ガイドブックなどでも扱われていることが多いので、 写真の紹介だけとします。

(1)
故宮博物館(1)



(2)
故宮博物館(2)



(3)
故宮博物館(3)



(4)
故宮博物館(4)




(5)
故宮博物館(5)



(6)
故宮博物館(6)



(7)
故宮博物館(7)



(8)
故宮博物館(8)






珍宝館をすすめられる

だいたいの部分を見学し、故宮博物館の北出入口(神武門)付近で休憩することにしました。 ガイドブックを見ると、文物を集めた博物館(珍宝館)が併設されているようなので、 行ってみようかと考えていたところ、突然男性に話しかけられました。

日本語が流暢なおじさんだったので、「また怪しいのがきやがった」と思ったのですが、 実はすごくいい人でした。彼は、この北入口付近の売店で働くただのおじさんで、 職業柄日本語も話せるとのことでした。

彼は、「故宮博物館だけしか見て行かない人は多いが、どうせなら珍宝館も見て行ったほうがいい」 と非常に珍宝館をすすめるので、見に行く決心がつきました。 珍宝館への途中、僕の非常に好みな風景も撮ることができたので、本当に良かったです。
故宮博物館内の長い通路






珍宝館見学

珍宝館は、料金が別に必要でした。入場料10元と、上履き代2元を払いました。 この上履きは、館内を保存する目的とするものだと思いますが、靴の上から履く奇妙なものでした。

館内では、その名の通り、珍しい物品の展示をしている他、故宮博物館の建築物に比べて規模の小さな 建物が多かったように思います。僕は、故宮博物館が「王宮」であるのに対し、珍宝館は「人が住んでいたところ」 というような印象を受けたのですが、定かではありません。



珍宝館(1)
珍宝館(2)



珍宝館(3)






三輪車のおじさんに追われる

珍宝館見学後、先ほどおじさんが珍宝館をすすめてきた場所で再び休憩しました。 僕を中国人と勘違いしたおばさんに話しかけられて、筆談しようも失敗したりというやりとりの後、 故宮博物館を後にしました。

故宮博物館を出ると、最寄の観光地まで三輪の車で観光客を運ぶ商売をしている人たちがたくさんいました。 他に観光客もあまりおらず、嫌な予感がしていたのですが、その予感どおりになってしまいました。

おじさんの一人が、三輪車でしつこく後をつけてきたのです。確かに、おじさんの言うように、 次の目的地である「王府井」までは遠かったのですが、途中の景色もゆっくり見たかったし、 何より値段が高そうだったので、はじめこそ「不要!不要!」と断っていましたが、 完全に無視すると、600mほどでおじさんは諦めたようでした。故宮博物館の北出入口をご利用の際は、 気をつけてください。
故宮博物館 北出入口(神武門)






王府井へ

途中、右の写真のような場所を通り抜け、東へずんずん歩きました。 次の目的地は「王府井(ワンフーチン)」です。

王府井は、北京の最も大きな繁華街で、上海の南京東路そっくりの場所です。 お腹の調子が悪く、朝から食事をとっていなかったので、マクドナルドで昼食を食べました。 「お腹の調子が悪いのに、なぜマクドナルド?」と思われるかもしれませんが、 衛生的に信頼できること、そして何より味をしっていることがマクドナルドを選んだ理由です。 お腹の調子が悪い間は、このように非常につらかったです。

なお、この王府井については、写真はありません。 とても疲れていたので、忘れたようです。
のどかな街風景


バス停探し

この時点で、5時ごろだったのですが、北京原人で有名な「周口店」に行くか、 それとも疲れたのでホテルに帰るか迷っていました。

とりあえず、最寄のバス停まで歩き、自分が乗るべき路線バスの停留所を探すのですが、 見つかりません。疲れがかなりきていたようなので、どうするか迷っていたところ、 2人の女性に話しかけられました。どうやら、右往左往する中国人と思って話しかけてきたようです。

こういうパターンは多いので、もう慣れっこです。ちょうどよかったので、 周口店に行くバス停留所を尋ねると、親切にも彼女たちは他のおじさんに聞いて、 周口店が4時半までしか開いていないことを教えてくれました。本当にありがたいです。

そこで、帰るために乗るべきバス停留所の場所も教えてもらいました。 このあたりは、本当に疲れていたので、かなり助かりました。

かなりおつかれ

ホテルに戻り、少し休むとかなり楽になったので、ホテル周辺を散策することにしました。 30分ほど歩いて、ホテル1階の食堂で晩ご飯を食べようとしていたところ、 Kが帰ってきました。そこで、一緒に晩ご飯を食べました。 メニューは、肉包、チンジャオロース、ごはん(計16元)でした。

Kは、北京駅まで予約していた西安行きの切符を取りに行ってくれた他、 北京大学まで行ったとのことでした。

この日は、体調もかなり悪く、大事をとってすぐに寝ました。

(後のことですが、北京大学にしても、王府井にしても、 先日のSARS騒動の際には、ほとんど閉鎖状態だったようで、 非常にびっくりしました。)





(トップページ)Aim at the World /旅と写真
(前頁)北京周遊ツアー  vol.4 北京
(次頁)さよなら北京  vol.6 北京