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vol.10 西安〜南門と列車の旅〜




2002/8/6


西安観光最後の日

西安に到着して、今日で4日目。このように、各都市で比較的長く滞在するのが、この旅の特徴です。 そのため、街の表面的な雰囲気だけを見るのではなく、良くも悪くも、街の様々な表情を見ることができました。 海外初心者の僕にとっては非常にやりやすかったと言えます。(Kのおかげかな?) そのため、最終日ともなれば、実際に街に住んでいるかのような愛着をもてるようになっていました。

この日は、「いつも通り」の遅めの朝食を取り、目的もなくふらっと外へ出てみることにしました。

列車に乗る時間もあったので、適当に近辺を散歩しただけでしたが、 それだけでも日本とは違う光景を見ることができました。公園、交差点、商店、.....。 それらは、必ずしも写真に撮るほどのものではありませんでしたが、 「異国に来たんだな〜」と実感するには十分なものでした。

ツアーに代表されるように、「海外旅行」というと、 どうしても短い時間でたくさんの観光地を回ろうと、がつがつ必死になってしまいがちです。 それが当たり前と言えば当たり前、人間心理と言えば人間心理なのかもしれませんが、 時には異国の地で立ち止まってみて、ゆっくり「自分が立っている国の日常」を見てみるのもいいかもしれません。

もし、その延長上に「海外での長期滞在や留学」があるのなら、それもいいかもしれないですね。 以前は、長期滞在や留学に対して、全く興味はなかったのですが、 そう考えると、一度はやってみたいと思う今日この頃です。
ユースホステル入口
西安 ユースホステル


南門にのぼる

この日は、Kと一緒にユースを出るという予定になっていたのですが、 案の定Kは女性店員さんとの別れが寂しいようで、 僕の話は全然聞いてなかったようでした。

まあ、悪いことでもないし、Kが好きなようにすればいいと思ったので、 Kに西安駅で待ち合わせることだけを告げて先に出ることにしました。

とりあえず近所をぶらぶらした後、南門にのぼってみました。 もちろん、南門も立派な観光地。有料(10元)です。 この4日間、下から毎朝見てきた南門ですが、のぼるのは最後にとっていたのです。

のぼってみると、さすがに凄い。西安の城壁だけあって、幅も非常に広いです。 幅5、6mはあろうかというその城壁上では、貸し自転車、周遊観光の小型車も営業しています。 僕は借りませんでしたが、非常に多くの人が利用していました。

ここからの景色が最高で、西安市内の景色が一望とまではいきませんが、かなり遠くまで見渡せました。 景色も良く、風が非常に心地よかったので、城壁上の櫓で少し寝てみました (貴重なものは身につけていませんでした)。

さすがに、はじめは他の観光客から変な目で見られましたが、 おじさんが一人寝転がったあたりから、他の人も寝転び始めました。 日本で言うところのジベタリアンですね(笑)


(1)
南門城壁
城壁上の南門
(2)
城壁
どこまでも城壁

(3)
鐘楼を望む
城壁から鐘楼を望む




西安駅へ

時間も押していたので、603路バスで西安駅へ。売店で念願の中国初アイスを買い、待合室へ。 待合室はすでに人でごったがえしていましたが、なんとか席を確保。 アイスは日本のものと何の変わりもありませんでした。そして、まもなくKが到着。

昼食がまだだったので、待合室横で肉まんを購入(0.8元)。中身は肉がなく、野菜炒めだけでしたが、 とても美味しかったです。上海、北京、上海と、どうやら中国では、肉まんにハズレはないようです。

その肉まんにかぶりつつ、列車の到着を待ちましたが、改札が開いたのは2時間も遅れた後でした。 待合室で知り合った渋い西洋人2人組もかなり呆れていました。

この列車の遅刻は、西安〜成都間では日常茶飯事のことらしいです。 途中の山間部の険しさが原因とか...。これは楽しそうです。


西安駅前で
コニカの宣伝




列車の旅(西安〜成都)

西安〜成都間というと、まず五丈原が思い出されます。蜀の孔明が亡くなった場所として有名です。 今回は、残念ながら訪れることはできませんでしたが。 その他には、蜀の桟道とか、漢中とか......

全部、三国志がらみのことばかりですが、総括すると、成都への道は非常に険しいということです。 列車でじっとしているのもつまらないので、もってきた音楽を聴きつつ、写真をかなり撮りました。 その写真を見てもらえば、険しさがよく伝わると思います。かつては、この道のりを徒歩で行っていたんですね〜。

夕方頃になるとお腹もすいてきたので、西安を離れることを非常に悔やみ、 かなり落ち込んでいたKとともに、車内食を食べてみました。

色が鮮やかで、見た目がかなりおいしそうだったのですが、食べると予想外の味が飛び込んできました。 「いか」だと思った白いものはところてんで、酢・ねぎ・豆板醤が混ざり合った奇妙な食べ物でした。 「四川の料理は味がきつい」とは聞いていましたが、四川入りする前にノックアウトされた格好になってしまいました。 これから先が心配です。

この日は、車内食を買ってしまったことを後悔しつつ、列車に揺られて眠りました。


成都行きチケット

ちょっと暗いですが...
列車内の様子

険しい道のり[西安〜成都]
(1)
周囲の山々から溶け出したもので川は濁っています


険しい道のり[西安〜成都]
(2)
こんな山中を人が歩いていました


険しい道のり[西安〜成都]
(3)
トラックを船に載せようとしていました


険しい道のり[西安〜成都]
(4)
建物はほとんど見当たりません







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