2002/8/12
上海駅へ到着!
成都-上海とかなり長距離であったにも関わらず、なぜか予定通り列車は上海に到着。
いや、むしろ予定より早いかも。外はまだまだ暗い時間帯です。
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いつもは人で混雑している上海駅名物?、大エスカレータもこの時間は
閑散としていました。
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外は雨が降っているし、地下鉄などの公共交通機関が動いている時間ではなかったので、
とりあえず座れる場所を見つけて時間待ちすることにしました。
駅のすぐ外の売店が比較的早い時間に空いていたので、上海市内の地図(5元)を買い、
とりあえず今日の作戦を練ります。それにしても「雨」は予想外。
装備がないから困るという訳ではありませんが、
ここまでずっと晴れが続いていただけに、最後の最後でかなり残念です。
雨の中、とりあえず宿へ向かうも・・・
6時ごろになって地下鉄が走り出すと、駅に出入りする人の数も少しずつ増えてきました。
運良く雨も小雨ぎみになってきたので、地下鉄を使って河南中路へ向かいました(2元)。
河南中路からは外灘を抜けて、本日の宿に向かいます。
この宿は外灘のすぐ北側にある老舗ホテルなのですが、
ドミトリーも用意されていて、バックパッカーの利用者も多いというのが選んだ理由です。
確か「地球の歩き方」に載っていたような気がします。
その途中、我慢できなくなったので、運良く見つけたトイレに駆け込みました。
荷物が多いためドアが閉まらず、仕方なくドアを開けたまま用をたしていると(もちろん小の方です!!)、
後ろからおばさんが凄い剣幕で怒鳴ってきます。
用をたしている最中にも関わらず、後ろから荷物を引っ張ってくるので、
こちらもビビりながらも日本語でなんとか牽制するのに成功しました。
済んでトイレの外に出ると、どうやら金を出せとのこと。
ここでホイホイ金を出すのも意味が分からないので、
トイレ前に張ってある紙をよく見てみると、どうやら有料トイレだったようです。
朝早くて管理人のおばさんは出勤してきたばかりなのでしょう。
しぶしぶ1元を払いました。
それにしても、用をたしている時ぐらいゆっくりさせて欲しいものです。
本当にパンツが濡れたら、どうしてくれるんでしょうねー?
浦江飯店
トイレでの一件を終え、無事外灘に到着。ついさっきまで雨が降っていたので、
まだ天気はぐづついたままだし、何より遠くがかすんで見えます。
東方明珠塔なんか上半分が見えませんでした。
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外灘からさらに北へ3分ほど歩いたことろに本日の宿、浦江飯店はあります。
この時は一部外壁の工事中のようでした。中に入ってみると、
「これって、ひょっとして凄く高いかも・・・」と思わせるような雰囲気が漂っていますが、
受付に尋ねるとドミトリーが1泊55元とのこと。
1元=15円だから、日本円に換算すると1泊800円ほどでかなり安いんだけど、
西安・成都と激安宿に泊まってきたのでかなり高く感じている自分が悲しいです。
それでも他にあてがないので、2泊分110元を素直に支払いました。
早速部屋に行くと、そこは6-8人部屋でした。かなりの老舗ホテルとのことで、館内はかなり薄暗く、
施設面では決していいとは言えませんが、値段を考えればこれでも十分でしょう。
1人部屋、2人部屋もあるとのことでしたが、そちらの方はどうかは分かりません。
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観光へ。そこで見たもの。
荷物の整理などが一通り終わり、雨も完全に上がったようなので、
観光に出ることにしました。
とりあえず外灘に向かうことにしました。外灘に着くと、なにかデカイものをもった人たちがいて、
黒山とまではいかないにしても、人だかりができていました。そのデカイものとはビデオカメラです。
何かの撮影のようだったので、「どこの人なのかなー?」とカメラに付いたマークを見ると、
N、H、Kの3文字。
よく見ていると、女優さんらしき人(アナウンサー?)が何度もジャンプしては外灘の説明をしているので、
何となく察しはつきました。おそらく、どこかでジャンプするシーンを撮っておいて、
ここ外灘で着地するシーンを撮っているのでしょう。テレビでよく使われるお馴染みのシーンで、
一瞬でテレポーテーションするような演出のやり方です。
でも、何をしたいのかは分かっても、ここだけ見ているとやっぱり変です。
それと、女優さん一人にさせるのはかなり恥ずかしいからか、
スタッフの一人が一緒に飛んでいました。
こうやって撮影してるんですねー。
日本に帰ってこのシーンを見たかったので、
隙を見つけてスタッフの一人に尋ねたところ、この撮影は2002年11月にBSで放送される
「BSまるごと大全集(仮)」のためのものとのことでした。
<後日談>
確かに11月の文化の日前後に「BSまるごと・・・」やってました。
時間の長い番組、しかも2日間、さらにはどのシーンで使われるか分からないという悪条件の中、
ついに一つの結論に達しました。
あのシーンは使われなかった。ジャンプの着地シーンは外灘ではなく、
上海駅前が使われたんだと。
本当にかなり悔しい2日間でした。
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豫園へ
豫園(は上海で最も有名な観光地の一つで、
外灘から十数分の場所にある中国式庭園です。
16世紀に私庭として建てられたものが最初で、
狭い敷地に多くの美しい建物が点在しています。
中国随一の名石が集められているということで有名らしいですが、名石の方はあまり印象に残ってないです。
どうしても、中国的な建物ばっかりに目を奪われてしまいがちになります。
下の写真はいずれも豫園で撮影したものです。
いかにも中国的で、勢いのある建物には本当に圧倒されます。
(1)
豫園入口
(2)
豫園内の通路
(3)
池にせり出した建物
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(4)
勢いよく上に向かう屋根
(5)
かつては、ここで劇が催された(中央奥が舞台)
(6)
瓦上の龍
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また、豫園付近のおみやげ物屋の外観も豫園スタイルで統一されており、
非常に綺麗な「街」になっています。
池の上に立つお店(豫園外の飲食店)
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みやげ店が並ぶ通り(豫園周辺)
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街をぶらぶら
豫園見学後、外灘付近をぶらぶらしていると中国人のおじさんに声をかけられました。
中国語で突然話しかけてきて、「あー、中国人だと思って道を聞こうと思ったんだけど、日本人なのかー」
と妙に親しく話してくる手口から、直感で「こいつは怪しいな」と思いました。
とりあえず、何かを売ろうとも、裏通りに連れ出そうともしないので、こちらとしてもどうしようもありません。
人の多い方へ多い方へと向かいながらも、できるだけ相手を刺激しないようにしつつ、近場のおみやげ店に行きました。
このおみやげ店は、上海でも有数の有名店なのですが、
彼いわく「ここはツアー客が来るから値段が高く、中国人は誰も買わない。君もここでは買わない方がいい。」とのこと。
こういう風に、妙に正しいことをいう奴に限って信用ならないし、
そもそも道を聞いてきた奴がそんなことを知っていること自体おかしいので、
相手がどう切り出してくるのか注意しつつ、適当に上海の情報を聞き出しました。
彼が言うには、外灘から西に伸びる大通り、「南京東路」から南に10分ほど歩いたところに安いみやげ店が集中しており、
事情をよく知っている人はそこで買い物をしていくとのこと。
今から場所を教えて上げるというので、丁重にお断りしました。
どんなところかも分からないので、危険だと判断しました。
まあ、この場所については、翌日に一人で行って確認しましたが、
嘘ではなかったようです。旅行用の鞄やおみやげ物が破格の値段で売っていました。
丁重にお断りすると、作戦を変更したのか、彼はおもむろに楽器の話をし始めました。
彼は日本でいう琴のような楽器をつくる職人さんで、手作りで1日に一つしか作れないとのこと。
実際に演奏もしてくれ、かなり上手かったので、作っているというのは本当かもしれません。
だいたいそうなることは予想できましたが、彼は手作り楽器を売り込んできました。
初めは100元ぐらいの中ぐらいの大きさのものから。「大きすぎるから日本には持って帰れない」
「それは高いから払えない」を続けると、徐々に小さな楽器、安い楽器が鞄から出てきたので、彼はかなりこの手口で商売しているのでしょう。
小さな楽器など、「買ってあげてもいいかなー」と思うものもありましたが、
彼が今後日本人に対して調子にのってもいけないので、
買いませんでした。
ただ、上海の情報を色々聞かせてもらった恩もあるし、
チップだと思って、彼が持っていた一番安いアクセサリー数個(1つ2-5元)を買ってあげました。
このアクセサリーについては、彼と別れた後、他の店で値段を比較した結果、
そこそこ普通の値段だったようです。
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外灘をぶらぶら(1)
外灘をぶらぶら(2)
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夕食を食べに
あれこれしているうちに日は沈みかけ、
外灘の建物はちらほらライトアップされて、
とても綺麗な景色が広がり始めていました。
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一日中歩き回ってお腹もすいてきたので、そのまま晩ごはんを食べることに。
晩ごはんはガイドブック「わがまま歩き」で確認していたラーメン店「滄浪亭」に行きました。
上海のラーメン文化火付け役「滄浪亭」
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この店は、外灘から地下鉄を乗り継いで数駅のところ(陜西南路駅)にあるのですが、
「わがまま歩き」によると、上海においてラーメン文化の火付け役とのこと。
元来、上海では麺食文化はあまり見られなかったが、ここ数年ラーメンの人気が急上昇しているらしく、
そのラーメン人気の火付け役がこの店らしいのです。
どこまで本当かは分かりませんが、上海でこの店を知らない人はいないとか・・・。
店に入り、早速、雪菜肉?面(12元)を頼みました。
雪菜肉?面
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これが、かなりウマイ!写真を見ると分かりますが、「具」と「麺」は別々に出てきます。
お好みで、具を麺にのせるもヨシ、別に食べるもヨシ。
個人的には、別々に食べるほうがそれぞれの味がよく分かって美味しかったです。
大満足の一品でした。
ちなみに、このラーメンですが、麺は日本のそばのような感じ、ダシは醤油のような味、
具は野沢菜と肉の炒め物、といった感じでした。すべて日本のもので言っていますが、
それ以外にどう表現するのか難しいところです。ただ、おいしいことだけは間違いないです。
綺麗ぞ!、外灘の夜景
ラーメンを食べて、ゆっくり外灘まで戻ってくると、既にそこは別世界でした。
外灘の夜景(1)
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外灘の夜景(2)
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まるでディズニーランドにでも迷い込んでしまったかのような(行ったことはないのですが・・・)、
その眩い(ばかりにライトアップされた街並みは本当に綺麗でした。
あの夜景を実際に見ると、東洋一、アジア一、いや世界一といっても、
間違いではないとまで思ってしまいます。
外灘の夜景(3)
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外灘の夜景(4)
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(3)、(4)は外灘の東側の夜景を撮ったものです。街の明かりが雲にまで映りこんでいるのが見えます。
「100万ドルの夜景」という言葉がありますが、まさにこれこそ100万ドルの夜景という言葉が相応しいと感じました。
外灘でゆっくりした後、宿に帰りました。同室には自分以外に、イギリス人2人、ドイツ人1人、日本人1人がいました。
このうち、イギリス人1人と日本人1人と話をしました。
このイギリス人は僕と同い年で、もちろんサッカーが大好き。
プレミアリーグ(イングランドサッカーのトップリーグ)のマンチェスター・ユナイテッドの大ファンとのことでした。
僕が中国に行く直前のプレミアリーグ最大の話題が、
リーズからリオ・ファーデイナンドという選手がマンチェスター・ユナイテッドに移籍したということだったので、
その話だけでかなり盛り上がりました。
一方、同室になった日本人には上海のオススメ買い物場所の情報を色々教えていただきました。
彼は東京の人で、東京から洛陽→西安→成都→上海、そして東京へと戻るという旅をしており、
僕よりも1日早く帰国するとのことでした。
「個人旅」というものがどういうものか、色々ためになる話を聞かせていただきました。
翌日は彼のオススメで外灘の東側、東方明珠塔のある側を散策することにしました。
まあ、それについては、8月13日分で。
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