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旅を終えて



「はじめに」でも書きましたが、この旅は僕にとって初めての海外旅行でした。

それだけに、今思うと、「あれは行っとけばよかった」とか「見とけばよかった」とか、 色々後悔する部分もあります。

でも、全体的には非常に満足しています。 一度は行きたいと思っていた武侯祠にも行けたし、万里の長城や兵馬俑も見れました。

何よりも良かったのは、日本以外の国の姿を自分の目で見れた、 それも日本の隣国・中国の実際の姿を見れたことだと思っています。

日本と中国の関係については、戦後以来、世界的に見れば比較的友好的な関係にあるにも関わらず、 「南京事件」・「賠償問題」・「反日運動」などという言葉、負のイメージばかりが根強く残っており、 いまだにぎくしゃくしている気がします。

僕も中国に行く前は、「日本人ということだけで襲われたりしないだろうか?」と内心かなり思っていました。

でも、実際には、本当に多くの人が優しく親しく接してくれました。

「こんな日本語を知っているよ」「これは日本語で何て言うの?」「将来、日本に行きたい」 「今、親戚が日本で勉強している」「また、来いよ!」

中国では、そういう言葉を何度も耳にしました。 逆に、「日本人だから・・・」というような悪口は一度も聞きませんでした。

もちろん、僕が見てきた中国の姿が全てだとは言いません。 実際、中国で厳しい言葉を聞かされる日本人もいます。 でも、少なくとも、日本に親しみを感じている中国の人たちが多くいるということも事実です。

アメリカに一極化している現在の世界情勢の中、ヨーロッパは自分たちの利益を守るため、 大小の垣根を乗り越えてEUという組織をつくりました。最近、新たに「東欧」の国々が加入し、 ますますヨーロッパの力が大きくなりつつあります。

そういう時に、日本と中国が協力していかないのはとても損だと思います。

そういう意味で、S先生(S先生とは、成都から上海への列車で同乗しました)の言葉が 非常に印象に残っています。

「小さな対立を捨てて、中国・日本・韓国など東アジアの人々が協力し、 『オリエント人』としてまとまらないと、東アジアは世界から取り残される。」

僕もこの意見には大賛成ですが、今回の旅を通して、S先生の夢の実現も そう遠い話しではないと僕は信じています。






それと、最後に。海外を経験するきっかけをつくり、 あれこれ手配してくれた友人Kには感謝しています。 ありがとうK!!







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