日野駅トイレ汚職疑惑・デマねつぞう事件
平成11年(1999年)11月
日野市の玄関口である日野駅は1日約5万人の乗降客がある。しかし、長い間、駅前には公設トイレがなく、多くの市民は、駅中のトイレや駅前のパスの乗務員用トイレ、近くの商店街のトイレを借りるなど苦労していた。
前市長の時代から数千名規模の署名活動が行われ、設置の要望が多った。
そこでようやく平成11年4月に現市長になって、身障者対応のトイレが駅前に出来上がった。
それに対して共産党日野市議団は、同年11月発行の議員団ニュースに「日野駅前のトイレは高すぎる。調べてみるとある特定の人物の会社が関わっている」と、個人が特定できる記述で、あたかも疑惑があるような文章を掲載。全市で配付した。
このトイレは、阪神淡路大震災の教訓を得て、被災時に使えるものとして「バクテリア処理方式」のものが採用された。「バクテリア処理方式」にも種類があるが、その中でも安くて効果の高いタイプだった。
夏井は、同年3月の議会で「共産党のチラシは本当か?」と追究。市のまちづくり推進部長は「バクテリア処理方式の中で費用対効果が高いものを探した。値段が3倍ぐらいのもある。特定の人物が介在したことは一切ない」と答えた。
夏井は、「このことは重要な問題」と10分以上も何度も念入りに質問を繰り返したが、結局、全く反論はなく、これも何の根拠もない中傷・デマチラシだった。
<夏井の目>
チラシで名指しに近い記述をされた人物が訴えませんでしたが、訴えればこれは明らかに名誉毀損になるデマチラシ事件でした。日本共産党は、法律違反かどうかで判断し、捕まらなければ、ウソでも中傷でもギリギリのところまでやります。目的のためには手段を選ばないという体質があるのです。しかし、本当はウソやデマ、中傷は、違法か違法でないかの問題ではありません。人として、人間の道徳心としてどうか、法律の精神に対してどうかの問題なのです。が、彼らは、捕まらなければ違法ではないと考え、脱法行為を平然と行ないます。なぜそうなるのかは、13〜17Pのコラムで紹介したいと思います。