〜あとがき〜

 私は1982年の当選以来、24年間、市会議員をしながら、日本共産党・日野市議団がばらまいたチラシが事実かどうかを確認し、反論を求めながら厳しく嘘の部分を議会で追究し、真実を浮き彫りにしてきました。

 その私の原点には、高校時代からの40年来の友人を理解したいとの思いがありました。彼はもう亡くなってしまいましたが、熱心な活動家でご両親も共産党員でした。彼は人柄がよく、彼を含む5人の高校時代の友人で、毎年、家族総出で1〜2泊の旅行をし、年末には浅草の老舗「神谷バー」で飲むのが恒例となっていました。その席で有難いことに彼は「夏井の応援演説にいってやるよ」とさえ言ってくれました。さらに大学時代にも学術連盟政治学会を中心にさまざまなタイプの共産党員と交流してきました。

 しかし、友人の振る舞いと私が社会で目にする日本共産党の姿にはあまりにも違いがありました。私は考え方が違ってもお互いを尊重し認めあうべきと思っていましたが、大学時代の友達の行動や考え方はどうしても理解できませんでした。

 さらには39歳で市議会議員になってからは、自分自身が度々そのウソやデマ、中傷のターゲットにされたことで、よりその実態を肌身で見ることになり、私の共産党とは何か、共産主義とは何かの疑問の追究は続きました。

 本書はその追究の結果を、私の24年間の日野市議会会議録をベースにわかりやすくまとめたものです。ウソやデマのチラシ、中傷・名誉毀損のピラ、脱法的な選挙活動。その奥底にある問題点を本書で少しでも理解して頂ければ幸いです。

 なお、本書を借りまして、6期24年間、多くの皆さまに支えられながら任期をまっとうできたことに深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 2007年2月吉日

夏井 明男