タミフル
 

タミフル

タミフル
タミフルに関する賛否両論
反対派の主張するタミフルの薬害
環境問題


タミフル
 タミフルは、インフルエンザ治療薬として、スイスのロシュ社で製造され、日本では中外製薬が販売しています。わたしたちは、2008年11月30日に島根大学医学部薬理学教授の奥西秀樹氏を講師に、第23回「農・食・医」を考える連続講演会「身近な薬害を考える!〜タミフルと有機リン系農薬〜」を開催しました。講演会開催を通じて、タミフルに関して学んだことを掲載します。

  目次
    「たべもの」の会ニュース368号掲載から
    第23回「農・食・医」を考える連続講演会チラシ
    「たべもの」の会ニュース368号掲載から
    タミフル服用後の異常行動・突然死



「たべもの」の会ニュース368号掲載から

 出雲すこやか会から、出雲市の農薬空散後の健康被害の発生を受けて「『薬害から身を守るにはどうすればいいかを学びたい』の要望がでている」の提案がで、その案なら、どの団体の会員の了承も得られると、今年度はこのテーマで、出雲市を会場に開催することにしました。
 皆様もご存知のように、講師の奥西秀樹先生は出雲市の農薬空中散布後の健康被害の調査会で植村振作氏と共に健康被害の原因は空中散布された有機リン系農薬スミチオンであると主張され、多数意見が「農薬の空中散布が原因である可能性を否定できない」という本邦初の画期的な報告書提出をもたらした委員です。また、タミフルの薬害については、2007年6月16日開催の安全対策調査会で、医薬ビジランスセンターや薬害タミフル脳症被害者の会、薬害オンブズパースン会議と共に、タミフルの危険性について意見を述べておられます。ご講演内容については、同封のチラシもご参照下さい。

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第23回「農・食・医」を考える連続講演会チラシ

第23回 「農・食・医」を考える連続講演会
身近な薬害を考える!〜タミフルと有機リン系農薬〜
 身近な薬害に関して、家族の健康を守るためにも知っておかなければならないことがたくさんあります。

 新型インフルエンザ流行対策としても備蓄されているインフルエンザ治療薬タミフルを日本は世界で1番多く使用していますが、服用後の異常行動と突然死や、小児の神経系発達障害のこと、またタミフル耐性インフルエンザについてご存知ですか? 
 出雲市の農薬空中散布後の1000人を越す健康被害の訴えで安全性に関して注目されているスミチオンは有機リン系農薬ですが、有機リン系農薬の微量慢性被曝による神経系の障害に警鐘が鳴らされているのをご存知ですか?また、医薬品の審査・承認の過程と農薬のそれとの間に大きな差異があることにも注意を向けておく必要があります。

 タミフル調査会で危険性に関する意見を述べられ、出雲市の農薬空中散布後の健康被害の調査会で、健康被害の原因は空中散布された有機リン系農薬スミチオンであると主張された奥西先生のお話を伺い、身近な薬害に関して、考えてみませんか?

講  師   奥西 秀樹 氏 (島根大学医学部薬理学教授)
          2008年出雲市健康被害調査委員会副委員長。
          現在の主な研究テーマは、
          「『想定外』の副作用が起こるメカニズムの解明 」。

日  時   11月30日(日) 午後1時半〜4時(開場 午後1時〜)
会  場   出雲市サイクリングターミナル銀輪荘(出雲市民会館北側)
参加費    資料代(500円)
問い合わせ先 グリーンコープ生活協同組合(担当:鎌田)0853-73-8010
           または、倉塚香織 090-5262-8058まで

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「たべもの」の会ニュース368号掲載から

タミフルについて
 「たべもの」の会の会員さんのほとんどがそうであるように、わたしもインフルエンザは風邪の1種と捕え、家族の高熱や下痢の治療に薬剤は使わず、「十分な水分を取り、暖かくして、休む」で対応しています。タミフルはインフルエンザ治療薬として知られていますが、ウィルスを根絶するわけではなく、他の細胞への感染・増殖を抑制することで症状の続く期間を、例えば発熱なら1日、短くするだけです。
 2005年11月12日の毎日新聞によると、奥西秀樹氏は「タミフルが、脳内にある興奮を抑える仕組みを抑制することで、異常な興奮などを起こすのではないか」と推定しておられるとのことです。
 タミフルの副作用としては、自宅マンションの9階から転落死した14歳の男子や、素足で家を飛び出してトラックにひかれた17歳の男子などの異常行動が有名ですが、突然死の多さは余り知られていません。FDAの報告書によると、2000年から2005年までに日本ではタミフル服用後に子ども12人が死亡。内訳は、4人が突然死、4人が心肺停止、意識障害、急性膵炎、肺炎などが1例ずつです。
 昨年6月の厚生労働省の薬事・食品衛生審議会安全対策調査会での公表によると、5月31日現在で、タミフルの販売が始まった2001年以降の副作用が疑われる事例は1377人。死者は71人で、異常行動による死者は8人、突然死は12人でした。異常行動のうち、「転落・飛び降り」は、20歳代の男性が2004年、自宅のあるマンション6階から飛び降りた事例が新たに判明し、27人(うち死亡6人)となりました。

 日本は世界一のタミフル使用国で、新型インフルエンザ対策にタミフルを備蓄していますが、もはや、タミフル耐性のウィルスが検出されています。2007年10月3日のAFPBBニュースによると、タミフルは下水処理される過程でも分解されずに残るため、自然界に存在する鳥インフルエンザウイルスが突然変異を起こし、耐性を獲得してしまう危険があるといいますが、その危険が高いのが日本です。スイスの製薬会社ロシュの統計によると、2004〜2005年のインフルエンザの最盛期に、日本では1600万人が感染し、うち600万人がタミフルを投与されました。その結果、日本の自然環境には大量のタミフルが放出されたことになります。
 今年の10月21日の読売新聞によると、治療薬「タミフル」が効かないインフルエンザウイルスが昨冬、隣県の鳥取県で30%以上という高頻度で見つかっていることが20日、国立感染症研究所の緊急調査で判明しました。今冬以降、全国的に広がっていく可能性もあり、同研究所では引き続き監視が必要とみているとのことです。

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タミフル服用後の異常行動・突然死

薬害タミフル脳症被害者の会掲載の報道や、
「やっぱり危ないタミフルー突然死の恐怖」浜六郎著(金曜日)を参考にしました。

01年 1月タミフルカプセル発売開始
02年 7月タミフル粉薬発売開始
02-03年大阪府内で1−8歳の子ども6人がインフルエンザ発症後すぐに、寝ている間に突然死。6人中4人はタミフル服用。3人は脳が腫れていた。
( 05年2月24日に厚生労働省研究班メンバーの塩見正司大阪市立総合医療センター小児救急科部が発表)
04年 1月ロシュ社実施の動物実験の結果を受け、中外製薬が「1歳未満の乳児への投与を推奨しない」とする文書を医療機関に配布。
04年 5月中外製薬が医師向けの添付文書の「重大な副作用」の項目に、幻覚などの症状の記述を追加。
05年 3月岐阜県下呂市で男子高校生(17)が裸足で家を出て、国道で大型トラックにはねられ、死亡。
05年 11月政府、新型インフルエンザ対策として、タミフル2500万人分を備蓄決定。
05年 11月米食品医薬品局(FDA)が、タミフルを服用した日本人の子ども12人の死亡例を公表。
06年 2月長野県松本市で男子中学生(14)が自宅2階の自室から転落していた可能性。両足骨折。
06年 7月沖縄県豊見城市で中学1年の男子生徒(12)が自宅マンションの9階から転落死。
06年 11月厚労省の研究班が「子どもの服用と異常行動の因果関係は認められない」とする研究結果を報告。
07年 2月愛知県蒲郡市で女子中学生(14)が自宅マンションから転落死。
07年 2月仙台市宮城野区の中学2年の男子生徒(14)が自宅11階から転落死。
07年 3月厚労省、中外製薬にタミフルの添付文書の警告欄に10代の患者への使用を控える記述を加えるよう、指示。
07年 6月厚生労働省の薬事・食品衛生審議会安全対策調査会で、01年以降の副作用が疑われる事例1377人の集計結果を報告。07年5月末現在で、タミフル服用後の異常行動211人、転落は27人、異常行動による死者は8人、服用後の突然死12人と発表。
07年 8月厚労省、服用との因果関係解明のため、異常行動を起こした患者の全事例を調べる方針を発表 。
08年 1月横浜市で、タミフル耐性インフルエンザの集団感染発生 。同じ区内に住む8〜13歳の男女5人。
08年  6月厚労省、タミフルの心臓や睡眠へ影響は認められないの見解を公表。
08年 7月厚労省、タミフル服用と異常行動に関連はみられなかったの見解を公表。
08年 8月厚労省、タミフル服用と異常行動タミフルと異常行動との因果関係の大規模調査で、データ処理のミスが見つかり、調査結果の見直し作業を行うと発表。
08年 12月厚労省、タミフルの10代の患者への使用中止継続の方針決定。

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